JPS5821843B2 - ダイオ−ドスイツチ - Google Patents
ダイオ−ドスイツチInfo
- Publication number
- JPS5821843B2 JPS5821843B2 JP50152084A JP15208475A JPS5821843B2 JP S5821843 B2 JPS5821843 B2 JP S5821843B2 JP 50152084 A JP50152084 A JP 50152084A JP 15208475 A JP15208475 A JP 15208475A JP S5821843 B2 JPS5821843 B2 JP S5821843B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- line
- diode
- wide
- ferrite
- ferrite substrate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01P—WAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
- H01P1/00—Auxiliary devices
- H01P1/32—Non-reciprocal transmission devices
- H01P1/36—Isolators
- H01P1/362—Edge-guided mode devices
Landscapes
- Waveguide Switches, Polarizers, And Phase Shifters (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
マイクロ波帯で使用されるスイッチとしては、フェライ
ト・スイッチ(サーキュレータ・スイッチなど)とダイ
オード・スイッチが代表的であるが、この発明は、ダイ
オード・スイッチに関するもので、従来のダイオード・
スイッチに比べて、小形で高アイソレーションを得よう
とするものである。
ト・スイッチ(サーキュレータ・スイッチなど)とダイ
オード・スイッチが代表的であるが、この発明は、ダイ
オード・スイッチに関するもので、従来のダイオード・
スイッチに比べて、小形で高アイソレーションを得よう
とするものである。
第1図は、従来のダイオード・スイッチの一例を示した
もので、マイクロストリップ線路形ローテッドライン・
ダイオード・スイッチである。
もので、マイクロストリップ線路形ローテッドライン・
ダイオード・スイッチである。
誘電体基板1の一方の面には、一面地導体2となる金属
がメタライズされており、金属基台3に導電塗料等で接
着されている。
がメタライズされており、金属基台3に導電塗料等で接
着されている。
基板1の他方の面には、DCカット4を含む主線路5に
、ダイオード6を付加した副線路1を4分の1波長周期
間隔で接続し、更に、ダイオード6にバイアスをかける
ためのバイアス回路8がフォト・エツチング等の手法を
使って構成されている。
、ダイオード6を付加した副線路1を4分の1波長周期
間隔で接続し、更に、ダイオード6にバイアスをかける
ためのバイアス回路8がフォト・エツチング等の手法を
使って構成されている。
なお、ダイオードには必ずバイアス回路が必要であるが
、以後は、バイアス回路は省略して画(ことにする。
、以後は、バイアス回路は省略して画(ことにする。
この構成を、判り易(画(と第2図のようになる。
即ち、ダイオード6付加副線路1をλg74周期間隔で
主線路5に接続した構成になっており、その副線路7は
、主線路5から見て、順バイアス時、逆バイアス時に、
短絡(又は開放)状態、開放(又は短絡)状態になるよ
うに線路の長さ、巾、パターンを選定している。
主線路5に接続した構成になっており、その副線路7は
、主線路5から見て、順バイアス時、逆バイアス時に、
短絡(又は開放)状態、開放(又は短絡)状態になるよ
うに線路の長さ、巾、パターンを選定している。
従って、主線路5を伝搬するマイクロ波は、副線路7が
短絡状態になるようにダイオード6がバイアスされてい
る時には、反射し、また、副線路Tが開放状態になるよ
うにダイオード6がバイアスされている時には、マイク
ロ波は副線路1に影響されずに透過する。
短絡状態になるようにダイオード6がバイアスされてい
る時には、反射し、また、副線路Tが開放状態になるよ
うにダイオード6がバイアスされている時には、マイク
ロ波は副線路1に影響されずに透過する。
従って、ダイオード6のバイアス状態を副線路1が、マ
イクロ波に対して短絡状態又は開放状態のいずれかにな
るように切変えると、マイクロ波は反射するか、透過す
るかであるからスイッチが構成出来ることになる。
イクロ波に対して短絡状態又は開放状態のいずれかにな
るように切変えると、マイクロ波は反射するか、透過す
るかであるからスイッチが構成出来ることになる。
この時、高アイソレーションを得るためには、副線路1
を何段か接続しなげればならず、その時の長さとしては
、例えば、N段接続した場合を考えると、 になり、高アイソレーションを得るために、段数を増せ
ば、それだけ大形になる。
を何段か接続しなげればならず、その時の長さとしては
、例えば、N段接続した場合を考えると、 になり、高アイソレーションを得るために、段数を増せ
ば、それだけ大形になる。
この発明は、従来のダイオード・スイッチでは、高アイ
ソレーションを得たい場合に、大形になるという欠点を
な(し、小形で高アイソレーションを得ようとするもの
である。
ソレーションを得たい場合に、大形になるという欠点を
な(し、小形で高アイソレーションを得ようとするもの
である。
第3図は、この発明の基礎となるエッヂモードについて
説明するための図である。
説明するための図である。
フェライト基板9の下面には、地導体2となる金属を一
面メタライズし、それを金属基台3に導電性塗料で、ま
たは、ハンダ付で接着している。
面メタライズし、それを金属基台3に導電性塗料で、ま
たは、ハンダ付で接着している。
フェライト基板9の上面には、インピーダンス整合用の
テーパ部10を持って巾広線路11が被着している。
テーパ部10を持って巾広線路11が被着している。
そし。て、このフェライト基板9の広い面に対して垂直
方向に、外部から所定の強さの磁界Hdcを印加すると
、一方の端子から入射したマイクロ波は、テーパ部10
でモード変換され、巾広線路11の一方の側端に沿って
伝搬し、また、他端子から人。
方向に、外部から所定の強さの磁界Hdcを印加すると
、一方の端子から入射したマイクロ波は、テーパ部10
でモード変換され、巾広線路11の一方の側端に沿って
伝搬し、また、他端子から人。
射したマイクロ波は、テーパ部10を通り、巾広線路1
1の他方の側端に沿って伝搬する。
1の他方の側端に沿って伝搬する。
このように、フェライト基板9上にテーパ部10を持つ
巾広線路11を構成し、所定の強さの磁界Hd cを印
加すると、マイクロ波は、巾広線路11のど。
巾広線路11を構成し、所定の強さの磁界Hd cを印
加すると、マイクロ波は、巾広線路11のど。
ちらか一方の側端に沿って伝搬するモードとなる。
これをエッチ・ガイド・モードと呼んでおり、直流磁界
(Hdc)方向とマイクロ波伝搬方向によって、巾広線
路のどちらの側端に集中するかが決まる。
(Hdc)方向とマイクロ波伝搬方向によって、巾広線
路のどちらの側端に集中するかが決まる。
このエッチ・ガイド・モードを使うと、第4図に示すよ
うに、巾広線路11の一方の端に抵抗体12を配置する
と、一方の端子から入射したマイクロ波は抵抗体12の
おかれていない側に集中して伝搬する場合には、はとん
ど無損失で通過する。
うに、巾広線路11の一方の端に抵抗体12を配置する
と、一方の端子から入射したマイクロ波は抵抗体12の
おかれていない側に集中して伝搬する場合には、はとん
ど無損失で通過する。
しかし、逆方向の端子から入射したマイクロ波は、抵抗
体12側に集中して伝搬するから、抵抗体12に吸収さ
れ大きな減衰をうけることになり、アイソレータが構成
出来る。
体12側に集中して伝搬するから、抵抗体12に吸収さ
れ大きな減衰をうけることになり、アイソレータが構成
出来る。
また、第5図に示すように巾広線路11の一方の側端を
短絡導体13で短絡することによって、抵抗体の必要の
ない共鳴吸収によるアイソレータが構成できる。
短絡導体13で短絡することによって、抵抗体の必要の
ない共鳴吸収によるアイソレータが構成できる。
これを更に発展させて、第6図に示すように、巾広線路
11の一方の側端全体を短絡せずに、何点か(図では3
点)を短絡しても、同様のアイソレータが構成出来る。
11の一方の側端全体を短絡せずに、何点か(図では3
点)を短絡しても、同様のアイソレータが構成出来る。
そして、この側端短絡形アイソレータは、小形で高アイ
ソレーションが得られることに特徴があり、例えば、X
バンドでの実験によれば、直流磁界2500ガウス程度
かげれば、3点短絡(短絡点間隔1〜2m7ILja度
)で40dB以上のアイソレーションが容易に得られる
。
ソレーションが得られることに特徴があり、例えば、X
バンドでの実験によれば、直流磁界2500ガウス程度
かげれば、3点短絡(短絡点間隔1〜2m7ILja度
)で40dB以上のアイソレーションが容易に得られる
。
この発明は、この短絡点を開放状態にすれば、吸収はな
く、また、短絡状態にすれば、大きな吸収が得られる原
理を使って、小形、高アイソレーション・スイッチを得
ようとするものである。
く、また、短絡状態にすれば、大きな吸収が得られる原
理を使って、小形、高アイソレーション・スイッチを得
ようとするものである。
以下に、この発明の詳細な説明する。
第1図に、この発明の一例を示している。
これは、第6図の短絡導体13に代えて、ダイオード6
をマウントした構造になっている。
をマウントした構造になっている。
この時、ダイオード6が順バイアス又は逆バイアスされ
た時、短絡(又は開放)状態と開放(又は短絡)状態に
なるような、ダイオードを選定しなげればならないこと
はもちろんである。
た時、短絡(又は開放)状態と開放(又は短絡)状態に
なるような、ダイオードを選定しなげればならないこと
はもちろんである。
また、そのような条件を満足するダイオードでない場合
は、第8図に示したような誘電体基板1上に形成した適
当なパターンの副線路1′を付加し、巾広線路11の側
端で短絡、開放状態が実現出来るようにしてやれば良い
。
は、第8図に示したような誘電体基板1上に形成した適
当なパターンの副線路1′を付加し、巾広線路11の側
端で短絡、開放状態が実現出来るようにしてやれば良い
。
以上に述べた方式によるダイオード・スイッチでは副線
路7間隔は十分小さくて良く、従来のダイオード・スイ
ッチのように2g74 周期間隔にする必要がないた
め、小形化が達成されることになる。
路7間隔は十分小さくて良く、従来のダイオード・スイ
ッチのように2g74 周期間隔にする必要がないた
め、小形化が達成されることになる。
なお、以上の説明から明らかなように、第1図、第8図
に示した例においては、ダイオードを付加していない側
を通るように入射するマイクロ波に対しては、スイッチ
ング作用はな(、一方向にのみスイッチング作用のある
単方向ダイオード・スイッチである。
に示した例においては、ダイオードを付加していない側
を通るように入射するマイクロ波に対しては、スイッチ
ング作用はな(、一方向にのみスイッチング作用のある
単方向ダイオード・スイッチである。
もちろん、通常のダイオード・スイッチのようにどちら
の端子から入射してもスイッチング作用をさせることも
出来、その構造としては、第9図に示すように、巾広線
路11の両側にダイオードを付加し、同時にバイアス状
態を切り変えるようにすれば良い。
の端子から入射してもスイッチング作用をさせることも
出来、その構造としては、第9図に示すように、巾広線
路11の両側にダイオードを付加し、同時にバイアス状
態を切り変えるようにすれば良い。
以上のように、この発明によるダイオード・スイッチに
よれば従来、高アイソレーションを得るためには、大形
になっていた欠点をなくし、小形高アイソレーシヨンダ
イオード・スイッチを実現することが出来る。
よれば従来、高アイソレーションを得るためには、大形
になっていた欠点をなくし、小形高アイソレーシヨンダ
イオード・スイッチを実現することが出来る。
第1図は、従来のダイオード・スイッチの一例を示す図
、第2図は、従来のダイオード・スイッチの欠点などを
説明するための図、第3図は、エッチ・ガイド・モード
を説明するための図、第4図、第5図、第6図はアツヂ
ガイドモードアイソレータの構成図、第1図、第8図、
第9図はこの発明によるダイオード・スイッチの構成図
である。 図において、1は誘電体基板、2は地導体、3は金属基
台、4はDCカット、5は主線路、6はダイオード、T
は副線路、8はバイアス回路、9はフェライト基板、1
0はテーパ部、11は巾広線路、12は抵抗体、13は
短絡導体である。 なお、図中、同一あるいは相当部分には、同一符号を付
して示しである。
、第2図は、従来のダイオード・スイッチの欠点などを
説明するための図、第3図は、エッチ・ガイド・モード
を説明するための図、第4図、第5図、第6図はアツヂ
ガイドモードアイソレータの構成図、第1図、第8図、
第9図はこの発明によるダイオード・スイッチの構成図
である。 図において、1は誘電体基板、2は地導体、3は金属基
台、4はDCカット、5は主線路、6はダイオード、T
は副線路、8はバイアス回路、9はフェライト基板、1
0はテーパ部、11は巾広線路、12は抵抗体、13は
短絡導体である。 なお、図中、同一あるいは相当部分には、同一符号を付
して示しである。
Claims (1)
- 1 フェライト基板の一方の面には地導体となる外部導
体を、他方の面にはテーパ部と少なくとも一方のフェラ
イト基板の側端に一致するように形成された巾広線路か
らなる内部導体な被着し、そのフェライト基板の広い面
に対して垂直方向磁界をかげてなるエッチガイドモード
線路において、フェライト基板の側端に一致する巾広線
路の側辺に沿って複数個のダイオードを上記巾広線路側
辺に直接又は誘電体基板上に形成された線路を介して接
続する構成とし、上記ダイオードのバイアス状態をかえ
ることによりエツジガイドモード線路を伝搬する電波を
通過状態あるいはフェライトに吸収させる遮断状態とす
ることを特徴とするダイオードスイッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50152084A JPS5821843B2 (ja) | 1975-12-19 | 1975-12-19 | ダイオ−ドスイツチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50152084A JPS5821843B2 (ja) | 1975-12-19 | 1975-12-19 | ダイオ−ドスイツチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5275248A JPS5275248A (en) | 1977-06-24 |
JPS5821843B2 true JPS5821843B2 (ja) | 1983-05-04 |
Family
ID=15532689
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP50152084A Expired JPS5821843B2 (ja) | 1975-12-19 | 1975-12-19 | ダイオ−ドスイツチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5821843B2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3617951A (en) * | 1968-11-21 | 1971-11-02 | Western Microwave Lab Inc | Broadband circulator or isolator of the strip line or microstrip type |
JPS4910646A (ja) * | 1972-05-23 | 1974-01-30 | ||
JPS50147648A (ja) * | 1974-05-15 | 1975-11-26 |
-
1975
- 1975-12-19 JP JP50152084A patent/JPS5821843B2/ja not_active Expired
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3617951A (en) * | 1968-11-21 | 1971-11-02 | Western Microwave Lab Inc | Broadband circulator or isolator of the strip line or microstrip type |
JPS4910646A (ja) * | 1972-05-23 | 1974-01-30 | ||
JPS50147648A (ja) * | 1974-05-15 | 1975-11-26 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5275248A (en) | 1977-06-24 |
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