JPS58217820A - フエノ−ル樹脂軸受 - Google Patents
フエノ−ル樹脂軸受Info
- Publication number
- JPS58217820A JPS58217820A JP10102682A JP10102682A JPS58217820A JP S58217820 A JPS58217820 A JP S58217820A JP 10102682 A JP10102682 A JP 10102682A JP 10102682 A JP10102682 A JP 10102682A JP S58217820 A JPS58217820 A JP S58217820A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bearing
- phenolic resin
- phenol resin
- lubricating oil
- solid lubricant
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C33/00—Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
- F16C33/02—Parts of sliding-contact bearings
- F16C33/04—Brasses; Bushes; Linings
- F16C33/20—Sliding surface consisting mainly of plastics
- F16C33/201—Composition of the plastic
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Lubricants (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Sliding-Contact Bearings (AREA)
- Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は含油フェノール樹脂軸受に関するものであって
、その目的とするところは、低負荷から高負荷にわたっ
て、安定した摺動特性を保有し、相手軸を損傷させるこ
となく、更に剛性、耐熱性、耐衝撃性に優れ、かつ射出
成形による量産可能な含油フェノール樹脂軸受を提供す
ることにある。
、その目的とするところは、低負荷から高負荷にわたっ
て、安定した摺動特性を保有し、相手軸を損傷させるこ
となく、更に剛性、耐熱性、耐衝撃性に優れ、かつ射出
成形による量産可能な含油フェノール樹脂軸受を提供す
ることにある。
従来、無潤滑軸受としては、例えばポリ４フツ化エチレ
ン（Ｐ Ｔ Ｆ Ｅ ） 、ポリアミド、ポリアセター
ル、ポリブチレンテレフタレート。ポリカーボネート等
の熱可塑性樹脂が広く使用されている。
ン（Ｐ Ｔ Ｆ Ｅ ） 、ポリアミド、ポリアセター
ル、ポリブチレンテレフタレート。ポリカーボネート等
の熱可塑性樹脂が広く使用されている。
しかし乍ら、之等の軸受製品は自己潤滑性及び耐摩耗性
に優れた性質を有するが、この性質を十分に機能させる
使用範囲は、低速、低荷重の領域に限定され、高速、高
荷重等の高負荷条件に於ける使用には耐えることが出来
ない。
に優れた性質を有するが、この性質を十分に機能させる
使用範囲は、低速、低荷重の領域に限定され、高速、高
荷重等の高負荷条件に於ける使用には耐えることが出来
ない。
この為に、上記樹脂に潤滑油を配合して、負荷限界の向
上を図る試みがなされているが、かかる含油樹脂の摩擦
特性は、非含油樹脂に比較し改善されるが、ベースとな
る合成樹脂が熱可塑性である為、耐熱性が低いこと、剛
性が小さいこと等により、負荷が大となると変形を生じ
、或は摩擦熱による溶融だきつき現象等を生じ、使用範
囲を大幅に拡大すること（」不１■能であった。
上を図る試みがなされているが、かかる含油樹脂の摩擦
特性は、非含油樹脂に比較し改善されるが、ベースとな
る合成樹脂が熱可塑性である為、耐熱性が低いこと、剛
性が小さいこと等により、負荷が大となると変形を生じ
、或は摩擦熱による溶融だきつき現象等を生じ、使用範
囲を大幅に拡大すること（」不１■能であった。
一方、フェノ −ル樹脂を軸受材料とする場合には、耐
熱性、剛性が浸れ、かつ高温下□に於ても溶融軟化しな
いという利点を有するが、フェノール樹脂自体、本質的
に摩１察係数が極めて高く、通常のフェノール樹脂材ｌ
Ｓ１を無潤滑軸受に使用することは出来ない。
熱性、剛性が浸れ、かつ高温下□に於ても溶融軟化しな
いという利点を有するが、フェノール樹脂自体、本質的
に摩１察係数が極めて高く、通常のフェノール樹脂材ｌ
Ｓ１を無潤滑軸受に使用することは出来ない。
其の為、フェノ−・ル樹脂にグラファイト、二硫化モリ
ブデン、１″ｉ’ Ｆ Ｉｃ等の固体潤滑剤を配合した
軸受材料が開発されているが、固体潤滑剤の添加のみで
は摩擦１ｊｊ性の改善に限界があり、負荷限界に関して
も、前述の熱可塑性樹脂と大差の無い特性を得られるに
過きなかった。
ブデン、１″ｉ’ Ｆ Ｉｃ等の固体潤滑剤を配合した
軸受材料が開発されているが、固体潤滑剤の添加のみで
は摩擦１ｊｊ性の改善に限界があり、負荷限界に関して
も、前述の熱可塑性樹脂と大差の無い特性を得られるに
過きなかった。
又フェノール樹脂４＝ｌ Ｆｌの低摩擦化を図る為に、
フェノール樹脂１１１１層ｊ便化物に、成形後含油させ
た軸受材も研究されているが、油の保持力が低く定期的
に給油が心間となり、完全な無潤滑軸受とは言い難い３
．シかもＷ１層材である為ｉこ、固体潤滑剤の量的制約
が有り無潤ｄ′（軸受としての効果は期待し難い。
フェノール樹脂１１１１層ｊ便化物に、成形後含油させ
た軸受材も研究されているが、油の保持力が低く定期的
に給油が心間となり、完全な無潤滑軸受とは言い難い３
．シかもＷ１層材である為ｉこ、固体潤滑剤の量的制約
が有り無潤ｄ′（軸受としての効果は期待し難い。
更に、フェノール樹脂の脆さを改善する為に、補強材と
してガラス繊維、或はカーボン繊維を」−記固体潤滑剤
と複合させることも行われているが、之等の繊維は機械
的強度は改善するが、軸受としては相手軸を摩耗させる
という欠点を有している。
してガラス繊維、或はカーボン繊維を」−記固体潤滑剤
と複合させることも行われているが、之等の繊維は機械
的強度は改善するが、軸受としては相手軸を摩耗させる
という欠点を有している。
本発明者等は、−Ｌ述した様な従来技術の欠点を解決し
、フェノール樹脂を主体とする無潤滑軸受材を完成する
為鋭意研究の結果、フェノール樹脂に補強材として芳香
族ポリアミド繊維、固体潤滑剤としてグラファイト、二
硫化モリブデン、ＰＴＦＥ粉末、メラミンシアヌール酸
誘導体、芳香族ポリエステル等のうち一種又は二種以上
、更に流体潤滑剤として潤滑油を適当な配合割合で組合
せた結果、低負荷から高負荷まで広範囲にわたり安定し
た摺動特性を示し、相手軸を損傷させることがなく、剛
性、耐衝撃性、耐熱性にも優れ、かつ射出成形による均
質製品の量産可能な含油フェノール軸受を開発すること
に成功したものである。
、フェノール樹脂を主体とする無潤滑軸受材を完成する
為鋭意研究の結果、フェノール樹脂に補強材として芳香
族ポリアミド繊維、固体潤滑剤としてグラファイト、二
硫化モリブデン、ＰＴＦＥ粉末、メラミンシアヌール酸
誘導体、芳香族ポリエステル等のうち一種又は二種以上
、更に流体潤滑剤として潤滑油を適当な配合割合で組合
せた結果、低負荷から高負荷まで広範囲にわたり安定し
た摺動特性を示し、相手軸を損傷させることがなく、剛
性、耐衝撃性、耐熱性にも優れ、かつ射出成形による均
質製品の量産可能な含油フェノール軸受を開発すること
に成功したものである。
以下に、本発明に係るフェノール樹脂軸受の特徴を更に
具体的に説明する。
具体的に説明する。
本発明に係る含１１１１フェノール樹脂軸受は前記のよ
うに低Ｃ１荷から高負荷に到る広い範囲にわたり優れた
慴動時１／１を発揮することを特徴とする。
うに低Ｃ１荷から高負荷に到る広い範囲にわたり優れた
慴動時１／１を発揮することを特徴とする。
即ち、潤滑ハ１１の被膜が形成され難い低速、高荷重、
間欠連動、揺動連動等の各条件下に於ては、グラファイ
ト、二硫化モリブデン等の固体潤滑剤の有する陵れたＩ
ｌｔ’ｌ ？け作用により、良好な耐摩擦、耐摩耗特性
が１ｉ（ｉ ｌ’−＋３され、又高速、高荷重の厳しい
条件下では１テ１動向の摩擦による発熱により内部より
潤滑油か摺動面Ｉ−に滲出して、油膜、を形成すること
により優れた摺動特性が発揮されて軸受の負荷能力は飛
躍的に増大する。
間欠連動、揺動連動等の各条件下に於ては、グラファイ
ト、二硫化モリブデン等の固体潤滑剤の有する陵れたＩ
ｌｔ’ｌ ？け作用により、良好な耐摩擦、耐摩耗特性
が１ｉ（ｉ ｌ’−＋３され、又高速、高荷重の厳しい
条件下では１テ１動向の摩擦による発熱により内部より
潤滑油か摺動面Ｉ−に滲出して、油膜、を形成すること
により優れた摺動特性が発揮されて軸受の負荷能力は飛
躍的に増大する。
又、本発明に於ては、補強材として芳香族ポリアミド繊
維を１史川しているが、該繊維は機械的強度の向−１−
に寄！ｊするばかりでなく、耐摩耗性の向Ｉ−にも大き
な効ｊ１！を示し、更に従来のガラス繊維やカーボン繊
維にみられる相手軸を摩耗させる作用も全くみられない
、。
維を１史川しているが、該繊維は機械的強度の向−１−
に寄！ｊするばかりでなく、耐摩耗性の向Ｉ−にも大き
な効ｊ１！を示し、更に従来のガラス繊維やカーボン繊
維にみられる相手軸を摩耗させる作用も全くみられない
、。
本発明に於て使用１するフェノール樹脂は、勿論一般的
なフェノール樹脂に限定されるものではなく、ホウ素変
性樹脂、ケイ素変性樹脂、リン変性樹脂、重金属変性樹
脂、エラストマー変性樹脂、その他の各種変性樹脂、及
び芳香族アルキルエーテルとフェノールとを結合させた
樹脂、４−ヒドロキシスチレンを重合させた樹脂等も含
まれる。
なフェノール樹脂に限定されるものではなく、ホウ素変
性樹脂、ケイ素変性樹脂、リン変性樹脂、重金属変性樹
脂、エラストマー変性樹脂、その他の各種変性樹脂、及
び芳香族アルキルエーテルとフェノールとを結合させた
樹脂、４−ヒドロキシスチレンを重合させた樹脂等も含
まれる。
本発明に於て使用するグラファイト、二硫化モｌＪ’７
”デン、ＰＴＦＥ粉末、メラミンシアヌーノ５酸誘導体
、芳香族エステルはいわゆる固体潤滑剤として市販され
ている粉末状のもので、例えば商品名として、グラファ
イトはＣＰＢ８０（申越黒鉛工業所）、ＰＴＦＥ粉末は
ポリミストＦ−５（アライドケミカル社）、メラミンシ
アヌール酸誘導体はＭ ＣＡ、 （油化メラミン社）、
芳香族ポリエステルはＥ−１０１（住友化学社）があり
、これ等を単独で或いは２種以上組合せて使用してもよ
い。
”デン、ＰＴＦＥ粉末、メラミンシアヌーノ５酸誘導体
、芳香族エステルはいわゆる固体潤滑剤として市販され
ている粉末状のもので、例えば商品名として、グラファ
イトはＣＰＢ８０（申越黒鉛工業所）、ＰＴＦＥ粉末は
ポリミストＦ−５（アライドケミカル社）、メラミンシ
アヌール酸誘導体はＭ ＣＡ、 （油化メラミン社）、
芳香族ポリエステルはＥ−１０１（住友化学社）があり
、これ等を単独で或いは２種以上組合せて使用してもよ
い。
固体潤滑剤の粒子径は１〜２００ミクロン、特に１０〜
１００ミクロンのものが望ましい。粒子径が大きすぎる
場合には、均一混合性や成形性等に難点が生じ、空隙の
ない緻密な成形品が得難くなる。
１００ミクロンのものが望ましい。粒子径が大きすぎる
場合には、均一混合性や成形性等に難点が生じ、空隙の
ない緻密な成形品が得難くなる。
固体潤滑剤の添力１０ｉ（は１０〜５０ ｗｔ％がよく
、使用する固体潤？１°）剤の種類によって異るが、例
えはグラフアイ１− ｒｌを独で使用する場合は２０〜
４０Ｗ１、％、二硫化モリブデン１１を独の場合は２５
〜４５ｗｔ、％が望ましい３．尚、以−［に示す％は特
にことわらない限り市ｌ・１１白′分率を示すものとす
る。
、使用する固体潤？１°）剤の種類によって異るが、例
えはグラフアイ１− ｒｌを独で使用する場合は２０〜
４０Ｗ１、％、二硫化モリブデン１１を独の場合は２５
〜４５ｗｔ、％が望ましい３．尚、以−［に示す％は特
にことわらない限り市ｌ・１１白′分率を示すものとす
る。
添加敞が１０％未）ｊｌｉｌの場合は、固体潤滑剤の添
加効果が小さい為、特性のバラツキが大となり、かつ十
分な＋１１ｉ４摩擦、耐摩耗性が得難い。
加効果が小さい為、特性のバラツキが大となり、かつ十
分な＋１１ｉ４摩擦、耐摩耗性が得難い。
又５０％を超える場合は、材料の混合性、成形性が著し
く悪化すると共に材料強度が低下する。
く悪化すると共に材料強度が低下する。
本発明に於て使用する少５°占族ポリアミド繊維として
は米国デュポン１１：製のケブラー４９、ノーメックス
、帝人召製のコーネツクス等があり、之を添加すること
により、軸受材の機械的強度が向」ニするのみならず耐
摩耗性も向１−する。
は米国デュポン１１：製のケブラー４９、ノーメックス
、帝人召製のコーネツクス等があり、之を添加すること
により、軸受材の機械的強度が向」ニするのみならず耐
摩耗性も向１−する。
当該＃ａ維の添加ｊｒｔｆ；Ｉ： Ｆｌ ・−２５％特
ニＩＯ〜１５％が望ましい。即ち添力１団（が５％未満
の場合は、強化剤としての効果が１−分発即されず、又
２５％以にでは均−６４合性や成形性が著しく損われる
。
ニＩＯ〜１５％が望ましい。即ち添力１団（が５％未満
の場合は、強化剤としての効果が１−分発即されず、又
２５％以にでは均−６４合性や成形性が著しく損われる
。
次に本発明に於いて使用する潤滑油は、スピンドル油、
流動パラフィン、マシン油、タービン油、冷凍機油、シ
リンダー油、ギヤー油、等の軽質油から重質油までの総
ての鉱物油や合成炭化水素、エステル系、シリコーン系
等の各種合成潤滑油を利用することが出来る。更に之等
潤滑油に極圧添加剤、酸化防止剤等の各種添加剤が添加
されていでも何等支障を来たさない。
流動パラフィン、マシン油、タービン油、冷凍機油、シ
リンダー油、ギヤー油、等の軽質油から重質油までの総
ての鉱物油や合成炭化水素、エステル系、シリコーン系
等の各種合成潤滑油を利用することが出来る。更に之等
潤滑油に極圧添加剤、酸化防止剤等の各種添加剤が添加
されていでも何等支障を来たさない。
之等潤滑油の添加獣は１〜１０％が適当である。
即ち添加微か１％未満の場合は、十分な潤滑効果が得ら
れず、又１０％を超える場合には潤滑油の均一分散が困
難となり、成形性が甚だしく悪化すると共に機械的強度
も大幅に低下する。
れず、又１０％を超える場合には潤滑油の均一分散が困
難となり、成形性が甚だしく悪化すると共に機械的強度
も大幅に低下する。
尚潤滑油の配合は、各種金属塩、活性炭等の担体を使用
しても良く、若しくは配合材料中に直接添加することも
可能である。何れの場合も加熱ロール等の溶融混練機を
使用することにより、均一に分散させることが出来る。
しても良く、若しくは配合材料中に直接添加することも
可能である。何れの場合も加熱ロール等の溶融混練機を
使用することにより、均一に分散させることが出来る。
６以上申述べた様な実験
結果を総合して本発明が完成したのである。
結果を総合して本発明が完成したのである。
以下に本発明に係るフェノール樹脂軸受について、其の
製造方法、構成について実施例に基いて説明し、後述す
る比較例との比較に於いて、本発明の詳細な説明する。
製造方法、構成について実施例に基いて説明し、後述す
る比較例との比較に於いて、本発明の詳細な説明する。
尚下記の実施例及び各比較例はいづれもフェノール樹脂
としては、ノボラック型フェノール樹脂粉末、ミレツク
ス２．４１０ （三井東圧社製）を用い、芳香族ポリア
ミド繊維としては、コーネツクス（帝人社製）２デニー
ル、カット長Ｊｍｍを使用した。
としては、ノボラック型フェノール樹脂粉末、ミレツク
ス２．４１０ （三井東圧社製）を用い、芳香族ポリア
ミド繊維としては、コーネツクス（帝人社製）２デニー
ル、カット長Ｊｍｍを使用した。
実施例
ノボラック型フェノール樹脂粉末 ４５部庫量比）リン
片状天然グラファイト ３５＃二硫化モリブデン
５ｎ芳香族ポリアミド繊維
１０１！ター ビ゛ンン山
５１／を混合して溶融混練し、さらに冷却後粉砕す
ることにより成形材料を得た。
片状天然グラファイト ３５＃二硫化モリブデン
５ｎ芳香族ポリアミド繊維
１０１！ター ビ゛ンン山
５１／を混合して溶融混練し、さらに冷却後粉砕す
ることにより成形材料を得た。
この成形材料をインライン射出成形機を用いて、金型温
度１８０°Ｃ硬化時間４５秒の条件でφ２０×φ２３Ｘ
１５＋＋＋＋ａのブツシュ状軸受試験片を作成しした。
度１８０°Ｃ硬化時間４５秒の条件でφ２０×φ２３Ｘ
１５＋＋＋＋ａのブツシュ状軸受試験片を作成しした。
この試験片をラジアル ジャーナル式軸受試験機を用い
、荷重１．０ Ｋｇ／ ｃｙｒ ）ずベリ速度３０ｍ／
ｍｍ、試験時間７０ｈｒ（連続運転）、相手軸 構造
用炭素鋼（５４５Ｃ）、潤滑無潤滑、の条件によって摺
動特性を測定した。
、荷重１．０ Ｋｇ／ ｃｙｒ ）ずベリ速度３０ｍ／
ｍｍ、試験時間７０ｈｒ（連続運転）、相手軸 構造
用炭素鋼（５４５Ｃ）、潤滑無潤滑、の条件によって摺
動特性を測定した。
次に、それらの結果及び後述する累積荷重試験による負
荷限界（限界１’ｖ値）を後述する比較例Ｔ ＩＩ Ｉ
ｌｌの試験片により測定した結果とについて、軸受特性
を比較したところ表Ｉに示す通りであった。
荷限界（限界１’ｖ値）を後述する比較例Ｔ ＩＩ Ｉ
ｌｌの試験片により測定した結果とについて、軸受特性
を比較したところ表Ｉに示す通りであった。
次に上記実施例に対する比較例として、１１■、１１Ｌ
８種配合組成のブツシュ状軸受試験片を前記実施例と同
様の方法で作製し、実施例と同一条件下に軸受特性の測
定を行った。
８種配合組成のブツシュ状軸受試験片を前記実施例と同
様の方法で作製し、実施例と同一条件下に軸受特性の測
定を行った。
比較例■
ノボラック型フェノール樹脂粉末 ４５部リン片状天然
グラファイト ４ Ｑ ｎ二硫化モリブデン
５ ／Ｊ芳香族ポリアミド繊維
１０１／比較例１１ ノボラック型フェノール樹脂粉末 ４５部ｒ’ ”ｒ
ｒｒ ｉ＜樹脂粉末 ４５Ｉ／芳香族ポ
リアミド繊維 １０１／比較例１１１ ノボラック型フェノール樹脂粉末 ４５部本扮
３０１Ｉｔ”ｒ ｌ？ ｓ＜樹脂
粉末 ２５１／表１に示す様に摩擦係数
、摩擦量、限界荷重の何れも格段に優れている。
グラファイト ４ Ｑ ｎ二硫化モリブデン
５ ／Ｊ芳香族ポリアミド繊維
１０１／比較例１１ ノボラック型フェノール樹脂粉末 ４５部ｒ’ ”ｒ
ｒｒ ｉ＜樹脂粉末 ４５Ｉ／芳香族ポ
リアミド繊維 １０１／比較例１１１ ノボラック型フェノール樹脂粉末 ４５部本扮
３０１Ｉｔ”ｒ ｌ？ ｓ＜樹脂
粉末 ２５１／表１に示す様に摩擦係数
、摩擦量、限界荷重の何れも格段に優れている。
表１
次に−Ｌ記各試鹸片について、同じくラジアル、ジャー
ナル形試験機を用いて、無潤滑、相手軸を構造用炭素鋼
（Ｓ４５Ｃ）として、３０分毎に累積荷重を行なう試験
を速度３０ｍ／ｍｉｎと６０ｍ／ｍ１ｎの条件下に行っ
た゛荷重に対する摩擦係数の変化を第１図及び第２図に
示す如くである。
ナル形試験機を用いて、無潤滑、相手軸を構造用炭素鋼
（Ｓ４５Ｃ）として、３０分毎に累積荷重を行なう試験
を速度３０ｍ／ｍｉｎと６０ｍ／ｍ１ｎの条件下に行っ
た゛荷重に対する摩擦係数の変化を第１図及び第２図に
示す如くである。
即ち図に示す通り実施例（図中ａ）の試験片は荷重の累
積、運転時間の経過に拘らず摩擦係数は増大せず極めて
安定状態を示したが、比較例Ｉ（図中ｂ）、■（図中Ｃ
）、及び１１１（図中ｄ）の試験片は摩擦係数は急上昇
し、それぞれＸ点に於いて焼付現象を生じた。
積、運転時間の経過に拘らず摩擦係数は増大せず極めて
安定状態を示したが、比較例Ｉ（図中ｂ）、■（図中Ｃ
）、及び１１１（図中ｄ）の試験片は摩擦係数は急上昇
し、それぞれＸ点に於いて焼付現象を生じた。
以」二詳述した様に、本発明に係るフェノール樹脂軸受
は従来品に比して、低負荷から高負荷にわたって、安定
して、優れた摺動特性を維持し、かつ相手軸を損傷させ
、或は焼き付きを生ずる等の欠点を有せず、而も剛性、
耐衝撃性、耐熱性も良好であって、而も射出成形による
量産も可能な軸受である。、
は従来品に比して、低負荷から高負荷にわたって、安定
して、優れた摺動特性を維持し、かつ相手軸を損傷させ
、或は焼き付きを生ずる等の欠点を有せず、而も剛性、
耐衝撃性、耐熱性も良好であって、而も射出成形による
量産も可能な軸受である。、
第１図はすべり速度３０ ｍ ／ ｍｉｎにおける各試
験片の累積荷重に対する摩擦係数の変化を図示する。 第２図は同じく、すべり速度６０ｍ／ｍｉｎにおける試
験結果を示す。 図中 （ａ、）・・・実施例 ０））・・・比較例１ （Ｃ）・・比１咬例１１ （ｄ）・比−咬例１１１ の各試験結果を示し くＸ）は軸受材料の焼付き点を示す。 ｆｆ１２図 手続補正書 昭和５７年６月１６日 昭和５７年６月１１日提出の特許願 昭和 年 願第 号 ３ 補正をする者 事件との間係 特許出願人 ４、代理人 ５、補正の対象 （１） 明細書の発明の詳細な説明の欄６、補正の自
答 （１） 明細書の７百１９行１１強化剤とあるを強化
材と１字訂正し、１０頁４行目／闘とあるを／ｍｉｎと
１字訂＋ｌＥ Ｌ、、１１頁９行目摩擦量とあるを摩耗
■と１字訂正し、最下行シ゛マーナル形試験機とあるｆ
：ｊＸ−ナル型試験機と１字訂正する。 （２） 図面 別紙の通り （第１図、第２図、応擦係数とあるを摩擦係数と訂正し
別紙の通りとする） な
験片の累積荷重に対する摩擦係数の変化を図示する。 第２図は同じく、すべり速度６０ｍ／ｍｉｎにおける試
験結果を示す。 図中 （ａ、）・・・実施例 ０））・・・比較例１ （Ｃ）・・比１咬例１１ （ｄ）・比−咬例１１１ の各試験結果を示し くＸ）は軸受材料の焼付き点を示す。 ｆｆ１２図 手続補正書 昭和５７年６月１６日 昭和５７年６月１１日提出の特許願 昭和 年 願第 号 ３ 補正をする者 事件との間係 特許出願人 ４、代理人 ５、補正の対象 （１） 明細書の発明の詳細な説明の欄６、補正の自
答 （１） 明細書の７百１９行１１強化剤とあるを強化
材と１字訂正し、１０頁４行目／闘とあるを／ｍｉｎと
１字訂＋ｌＥ Ｌ、、１１頁９行目摩擦量とあるを摩耗
■と１字訂正し、最下行シ゛マーナル形試験機とあるｆ
：ｊＸ−ナル型試験機と１字訂正する。 （２） 図面 別紙の通り （第１図、第２図、応擦係数とあるを摩擦係数と訂正し
別紙の通りとする） な
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 ＋１１ フェノール樹脂を主体とし、補強材として芳
香族ポリアミド繊維、固体潤滑剤及び潤滑油を配合し成
形することを特徴とするフェノール樹脂軸受。 （２）芳香族ポリアミド繊維を５〜２５ ｗｔ％、固体
潤滑剤を１０〜５ Ｑ ｗｔ％、潤滑油を１−１０ｗｔ
％含有する特許請求の範囲第１項記載のフェノール樹脂
軸受。 （３）固体潤滑剤としてグラファイト、二硫化モリブデ
ン、メラミンシアヌール酸誘導体、ＰＴＦＥ粉末、芳香
族ポリエステルを単独又は二種以上組合せて使用する特
許請求の範囲第１項記載のフェノール樹脂軸受。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10102682A JPS58217820A (ja) | 1982-06-11 | 1982-06-11 | フエノ−ル樹脂軸受 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10102682A JPS58217820A (ja) | 1982-06-11 | 1982-06-11 | フエノ−ル樹脂軸受 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58217820A true JPS58217820A (ja) | 1983-12-17 |
| JPH0225055B2 JPH0225055B2 (ja) | 1990-05-31 |
Family
ID=14289676
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10102682A Granted JPS58217820A (ja) | 1982-06-11 | 1982-06-11 | フエノ−ル樹脂軸受 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58217820A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60141743A (ja) * | 1983-12-28 | 1985-07-26 | Uchiyama Mfg Corp | 軸受用密封材の材料組成物 |
| JPS60248766A (ja) * | 1984-05-24 | 1985-12-09 | Asahi Organic Chem Ind Co Ltd | フエノ−ル樹脂成形材料 |
| JPS60248767A (ja) * | 1984-05-24 | 1985-12-09 | Asahi Organic Chem Ind Co Ltd | 圧縮成形用フエノ−ル樹脂成形材料 |
| JPH02294393A (ja) * | 1989-05-09 | 1990-12-05 | Oiles Ind Co Ltd | 摺動部材用フェノール樹脂組成物 |
| DE19946193B4 (de) * | 1998-09-29 | 2012-03-08 | Daido Metal Co. Ltd. | Stufenloses Getriebe |
| WO2012156360A1 (de) * | 2011-05-19 | 2012-11-22 | Ebm-Papst Mulfingen Gmbh & Co. Kg | Elektromotor mit gleitlageranordnung aus kunststoff |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0465159U (ja) * | 1990-10-03 | 1992-06-05 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS537565A (en) * | 1976-07-09 | 1978-01-24 | Ishikawajima Harima Heavy Ind | Coiler winding shaft |
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-
1982
- 1982-06-11 JP JP10102682A patent/JPS58217820A/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS537565A (en) * | 1976-07-09 | 1978-01-24 | Ishikawajima Harima Heavy Ind | Coiler winding shaft |
| JPS5641244A (en) * | 1979-09-08 | 1981-04-17 | Matsushita Electric Works Ltd | Phenolic resin molding material |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
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