JPS5821684A - 新規フェニルジシラン系化合物とそれを製造する方法 - Google Patents

新規フェニルジシラン系化合物とそれを製造する方法

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JPS5821684A
JPS5821684A JP11905381A JP11905381A JPS5821684A JP S5821684 A JPS5821684 A JP S5821684A JP 11905381 A JP11905381 A JP 11905381A JP 11905381 A JP11905381 A JP 11905381A JP S5821684 A JPS5821684 A JP S5821684A
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JP
Japan
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alkyl group
novel
phenyldisilane
tetramethyl
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Hideki Sakurai
英樹 櫻井
Mitsuo Kira
吉良 満夫
Kenkichi Sakamoto
坂本 健吉
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、新規フェニルジシラン系化合物とそれを製造
する方法に関する。
2価のケイ素中間体であるシリレンは、反応性に富むこ
とから特に新しい合成反応への利用が期待され、広く研
究されている。このうち置換基が有機基である有機シリ
レン(:SiRオ)を得るには各種の方法が知られてお
り、その1つにポリシラン類を光分解する方法がある。
この方法は一作が非常に簡単であることから、応廟範囲
が広い。
上記の方法の1つに鎖状のフェニルジシラン類を光分解
する方法が知られているが、この方法での反応は1−−
ケイ素転位したシラエテン中間体を経由する反応が主で
あ〕、有機シリレンを得る経路は低収率である。
本発明の目的は、光分解で有機シリンレンを高収率で得
る新規なフェニルジシラン系化合物およびそれを製造す
る方法を提供するにある。
上記目的は、各種のフェニルジシラン系化合物を合成し
、有機シリレンの発生収率を調べた結果。
次式で示される新規なフェニルジシラン系化合物が有用
であることを見い出し次。
本発明の新規フェニルジシラン系化合物は一般式、 (式やR4はアルキル基を%R1は水素原子ま九はアル
キル基を表わす)で示される。
本発明の新規フェニルジシラン系化合物としては、例え
ば次の4のがあげられる。
(1)  ? 、 9 、10 、10−テトラメチル
−910−ジシラー9,10−ジヒドロ7エナントレン
(り  9 、 ? 、 10 、10−テトラエチル
−9,10−ジシラー9.10−ジヒド關7エナントレ
ン。
(3)  2,7−シメチルー?、9,10,10−テ
トラメチル−9,10−ジシラー9,10−ジヒドo7
エナントレン。
本発明による新規フェニルジシラン系化合物は、例えば
次の方法によって合成できる。2,2.7−ジブロモビ
フェニルをアルゴン置換し九容器中でエーテルにS鱗し
、氷冷した状態で激しく攪拌しつつ、これにブチルリチ
ウムの2〜2.5モルをゆっ(〕と滴下する0滴下終了
螢寵温でさらに攪拌を続けることによって、2.2’−
ジブロモビフェニルが得られる。これをアルゴン置換し
た容器中で1.2−シタ掌ロー1,1.22−テトラメ
チルジシラン、あるいは1,2−ジブ四モー1.1,2
.2−テトラメチルジシランの1毫ルをエーテルに溶解
したものに攪拌しながら加え、さらにR11を行う、こ
の操作によって目的の生成物である9、9,10,1.
0−テトラメチル−9,10−ジシラー9,10−ジヒ
ドo7エナントレンと副生成物である9、9−ジメチル
−!−シラスルオレンが得られる。これらの分離は蒸留
、液体クロマトダラフィー、ガスクロマトグラフィなど
の方法で行うことができる。
また?、9,10.10−テトラエチル−9,10−ク
シツー9.10−ジヒドロフエナントレンは上記の1.
2−ジクロo−j、1,2.2−テトラメチルジシツン
のかわ)に1,2−ジクロロテトラエチルジシランを!
用い、その他は上記と同じ方法で得ることができる。
また2、7−ジメテルー?、、9,10.10−テトラ
メチル−9,10−ジシラー9,10−ジヒドロ7エt
ントレンは上記の2.2′−ジブロモビフェニルのかわ
pに2.2′−ジブ−モー4,4′−ジメチルビフエエ
ルを用い、その他は上記と同じ方法で得ることができる
次に本発明の実施例を示す。
実施例1 100mAの5つロフラスコをアルゴン置換したのち、
その中に2,2′−ジブロモビフェニルO4g (0,
0129J&ル)とエチルx−fルo 40 mjlを
加え、これを氷冷し、スターラーで歇しく攪拌しつつ、
これにブチルリチウムの0.925規定ヘキt7嬉波の
50.27膳1(ブチルリチウムとして0J)28モル
)を20分間で滴下し、さらにこれを空冷下。
5時間攪拌しえし反応液A)11次に別に用意した20
0aAの5つロフラスコをアルゴン置換し、そO中に1
,2−ジクロロ−1,1,2,2−テトラメチルジシラ
ンの2.4g(0,0129モル)とエチルエーテルの
25+ajを加え、これに上記の反応液ムを攪拌しつつ
添加し、さらに2時間還流させた。これを蒸留し良とこ
ろ、無色透明で語調な液体が分取された。このものの収
率は25gGであっ危。
鵞た、この液体が本発明の9.9.10.10−テトラ
メチル−9,10−ジシラー9.10−ジヒドロ7エナ
ントレンであることは、被磁気共鳴(旧IMR)。
赤外吸収スペクトル(IRスペクトル)、高分解能マス
スペクトルにおける次の結果から確認された。
(l)1旧1R(fII媒can4) J=OJ3pp閣(1211,シングレット)a = 
7.1〜7.5ppm(8M、−aルチプレット)(り
IRスペタトルでの轡性的歇am長1415om−’ 
 (ビフェニルのc=c伸纏伸動振動 250 csa
−’  (8l−CHI変角振動)1110om”’ 
 (81−Cリングの骨格振動)(3)  高分解能マ
ススペクトル C□H,,81,の計算値=248.1103夷欄値 
= 248.1104 *施例2 200aA03つロフラスコをアルゴン置換し、その中
に1,2−ジタロロー1.1,2,2−テトラエテルジ
シランのL14g ((LO129モル)トエチルエー
テルの25−を加え、これに実施例1と同機にして作成
した反応液Aを攪拌しつつ添加し、畜らに2時間R流さ
せた。これを蒸留し九ところ、無色透明で粘調な液体が
分取された。この%Oo収率は2[であった。
この液体が本発明の9.9,10.10−? )ラエチ
ルー?、10−ジシラー9,10−ジヒ′ドa7エナン
トレンであることは被磁気共鳴(’HNMII)、赤外
吸収スペクトル(!翼スペクトル> 、X分解aマスス
ペタトルにおける次の結果から確認された。
(1)  ’HNMR(@@CCIt4)δ=0.6〜
t2ppo+(2011,wルチプレット)J=7.1
〜7.5PFl(8H,マルチプレット)(りIRスペ
クトルでの特性的徴収波長1410om−’  (ビフ
ェニルのC=C=C伸動振動s8Gos−’ (8l−
CIH@変角振動)1440om−’  (8l−CI
H@変角振動)1115em−’  (81−Cリンダ
O骨格振動)(1)  高分解能マススペクトル C2゜H,,81,の計算値=324.1730実測値
 = 524.1731 実施p4s 100aAの5つロフラスコをアルゴン置換したのち、
その中に2,2′−ジブロモ−4,4′−ジメチルビフ
ェニルO4g (0,011aモル)トエチルエーテル
の40a+1を加え、これを氷冷し、スターラーで激し
く攪拌しつつ、これにブチルリチウムの0.925規定
ヘキtン溶液の25.34mA(ブチルリチウムとして
0.022モル)を20分間で滴下し、さらにこれを空
冷下、5時間攪拌した〔反応液830次に別に用意した
200Jの1つロフラスコをアルゴン置換し、その中に
1,2−ジブロモ−1,1,2,2−テトラメチルジシ
ランの5.26g (0,0118モル)とエチルエー
テルの250Inを加え、これに上記の反応液Bを攪拌
しつつ添加し、さらに2時間R流させ7’E、 c+れ
を蒸留したところ、無色透明で粘調な液体が分取された
。このものの収率は24−でありた。
また、この液体が本発明O2,7−シメチルー9゜?、
10.10−テトラメチルー9,10−ジシラー9,1
0−ジヒドI7エナントレンであることは被磁気共Ql
(’HNMR)、高分解能マススペタトルにおける次の
結果、および赤外吸収スペクトルにおいて実施例1の化
合物と同様の特性的吸収が得られたことから確認され友
(l)′旧IR a=0.25pptB  (12H,シングレット)J
=!lppm   (6Hsシングレツト)a = 7
.1〜7.5 ppm  (6H、マルチプレット)(
!)  高分等鉋マススペクトル CIIHH8iffiの計算値= 296.14171
I欄値 = 296.1415 *11sfg 4 am例1の方法で合成し7j ?、9.10.10−f
 ) ?メチルー9,10−ジシッー9.10−ジヒド
ロ7エナントレンの2.68gをベンゼン10gに溶解
し、さらにシリレン捕捉剤としてジエチルメチルシラン
の1.02g0在存下、低圧水銀灯(IOW)を用い光
照射を行った。310分間の照射を行った後、この溶液
中の反応生成物をガスクロマトグラフィーで分■L、 
m1lk試料との対応、およびマススペクトルによって
反応生成物を同定した。その結果、反応生成物として9
,9−ジメチル−9−シラフルオレン(収率85慢)お
よびシリレンの捕捉によって生じた1、1−ジエチル−
1,2,2−1リメチルジシラン(収率aSS )が同
定され友。
tた、?、?、10.10−?トラメチル−?、IQ−
ジシツー9.10−ジヒドgt7エナントレンのかわ〕
に?、9,10.10−テトラエチル−9,10−ジシ
ラー9゜10−ジヒドロ7エナントレンを用−て上記と
同様の実験を行い反応生成物を調べ虎結果、9.9−ジ
エチル−9−シラフルオレン(収率83慢)およびシリ
レンの捕捉によって生じた1、1,2.2−テトラエチ
ル−1−メチルジシラン(収率82%)が同定された。
tた、?、9,10,10−テトラメチル−9,10−
ジシラー9.10−ジヒドロフェナントレンのかワ〕に
2.7−シメチルー9.9,10.10−テトラメチル
−?、10−ジシラー9.10−ジヒドロ7エナントレ
ンを用いて上記と同様の実験を行い反応生成物を調べた
結果、2,7−シメチルー9,9−ジメチル−9−シラ
フルオレン(収率84彊)およびシリレンの捕捉によっ
て生じた1、1−ジエチル−1,2゜2−トリメチルジ
シラン(収率82優)が同定された。これらO結果から
本発明による化合物がシリレン発生体として有用である
ことが確認された。
以上述べえ如く本発明の新規フェニルジシラン系化合物
はその合成が容易であり、かつ、光分解での有機シリレ
ンの発生収率が高く、新しいシリレン発生体として有用
である。
代理人弁理士薄 1)刹 串

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 t 一般式 C式中R6はアルキル基をs R1は水嵩原子またはア
    ルキル基を表わす)で示される新規7エ二ルジシラン系
    化金物。 2一般式 (式中R1はアルキル基をs ”2は水嵩原子またはア
    ルキル基を表わす)で示される化合物−一9.9,10
    .10−テトラメチル−9,1o−ジシラー9.1(1
    −ジヒドロ7エナントレン、?、9.1G。 1°0−テトラエチル−9,10−ジシラー9.10−
    ジヒドロ7エナントレン、2,7−シメチルー9.9゜
    10.10−テトラメチル−9,10−ジシラー9゜1
    0−ジヒドロ7エナントレンであることを特徴とする特
    許請求の範S菖1項記載の新規フェニルジシラ系化合物
    。 五 一般式 (式中R2は水素層゛子またはアルキル基を表わす)で
    示される化合物と、一般式 C式中R3はり關ル原子あるいは臭素原子を表わす、R
    ,はアルキル基を表わす) で示される化合物を反応さ
    せて、一般式 (式中R1はアルキル基を、R1は水素原子またはアル
    キル基を表わす)で示される新規7工二ルジシツン系化
    合物を製造する方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7662478B2 (en) 2001-12-07 2010-02-16 Sumitomo Chemical Company, Limited Polymer and polymer light-emitting device using the same

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7662478B2 (en) 2001-12-07 2010-02-16 Sumitomo Chemical Company, Limited Polymer and polymer light-emitting device using the same

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JPH0323557B2 (ja) 1991-03-29

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