JPS5821614B2 - メタクロレイン ノ セイゾウホウ - Google Patents
メタクロレイン ノ セイゾウホウInfo
- Publication number
- JPS5821614B2 JPS5821614B2 JP48082274A JP8227473A JPS5821614B2 JP S5821614 B2 JPS5821614 B2 JP S5821614B2 JP 48082274 A JP48082274 A JP 48082274A JP 8227473 A JP8227473 A JP 8227473A JP S5821614 B2 JPS5821614 B2 JP S5821614B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- value
- takes
- catalyst
- methacrolein
- oxygen
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
Landscapes
- Catalysts (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はインブチレンを分子状酸素により酸化してメタ
クロレインを製造する際に CoaFebBicBdQePbfMogOhで表わさ
れる組成を有する触媒を使用することを特徴とするメタ
クロレインの製造法に関スる。
クロレインを製造する際に CoaFebBicBdQePbfMogOhで表わさ
れる組成を有する触媒を使用することを特徴とするメタ
クロレインの製造法に関スる。
ン(ここでalb、c、dle、flg及びhlはそれ
ぞれコバルト、鉄、ビスマス、硼素、Q、Pb、モリブ
テン及び酸素の原子数を表わしQはルビジウムおよびセ
シウムの中から選ばれた少なくとも1種の元素を表わし
、eはQが2種の元素を示す;場合にはそれ等の原子数
の和を表わす。
ぞれコバルト、鉄、ビスマス、硼素、Q、Pb、モリブ
テン及び酸素の原子数を表わしQはルビジウムおよびセ
シウムの中から選ばれた少なくとも1種の元素を表わし
、eはQが2種の元素を示す;場合にはそれ等の原子数
の和を表わす。
aは1がも15好ましくは3から12の値をとり、bは
0.5から8好ましくは1から6の値をとる。
0.5から8好ましくは1から6の値をとる。
Cは0.1から7好ましくは0.5〜4の値をとる。
dは0.1から3好ましくは0.1から2の値をとる。
elは1以下で0を含まない値好ましくは0.01から
0.5の値をとる。
0.5の値をとる。
fは0.1から3好ましくは0.5から3の値をとる。
gは12とする。hは触媒調製時に自然にきまる値であ
る。
る。
インブチレンの気相接触酸化用触媒として従来がら多(
の酸化物触媒が提唱されている。
の酸化物触媒が提唱されている。
例えば、特公昭44−8992号公報及び特公昭44−
25046号公報には酸化テルル−酸化モリブデン系触
媒が提案されているが、テルルを含む触媒は寿命が短か
く工業的に使用するには不[適当である。
25046号公報には酸化テルル−酸化モリブデン系触
媒が提案されているが、テルルを含む触媒は寿命が短か
く工業的に使用するには不[適当である。
また特公昭47−32043号公報にみもれるように、
構成元素としてタリウムを含む触媒も提案されているが
、タリウムは人体に対する毒性が強く、これも工業的に
使用することは好ましくない。
構成元素としてタリウムを含む触媒も提案されているが
、タリウムは人体に対する毒性が強く、これも工業的に
使用することは好ましくない。
更に特公昭45−22526号公報、特公昭43−23
24号公報等には、種々の触媒が提案されている。
24号公報等には、種々の触媒が提案されている。
しかしながらこれら触媒は、いずれもその触媒活性等の
面からみて未だ満足できるものはない。
面からみて未だ満足できるものはない。
本発明者らはこれら従来の欠点を解消すべく鋭意検討し
、本発明を完成した。
、本発明を完成した。
本発明において用いる触媒を使用すると、従来提唱され
ている触媒を使用した場合よりもメタクロレインの単流
収率は優れており空間速度も大きく、なおかつ触媒原料
にはタリウム、テルルの如き毒性の強い物質を用いてい
ないので十分工業的に使用する事が可能である。
ている触媒を使用した場合よりもメタクロレインの単流
収率は優れており空間速度も大きく、なおかつ触媒原料
にはタリウム、テルルの如き毒性の強い物質を用いてい
ないので十分工業的に使用する事が可能である。
通常オレフィンを酸化する場合未反応オレフィンが極力
少な(なる様に反応率を大きくすると炭素酸化物が急激
に増加し選択率が著るしく悪(なるが、本発明によれば
反応率を99.0%まで高めてもメタクロレインに対す
る選択率は79.2%を示しメタクロレインの単流収率
は78.5%にまで達する。
少な(なる様に反応率を大きくすると炭素酸化物が急激
に増加し選択率が著るしく悪(なるが、本発明によれば
反応率を99.0%まで高めてもメタクロレインに対す
る選択率は79.2%を示しメタクロレインの単流収率
は78.5%にまで達する。
同時に生成するメタクリル酸の収率2.2%との合計を
有用物質収率とすると有用物質収率は80.7%に達す
る。
有用物質収率とすると有用物質収率は80.7%に達す
る。
本発明の触媒は例えば次のようにして製造することがで
きる。
きる。
モリブデン酸塩例えばモリブデン酸アンモニウムの水溶
液に水溶性の鉄、ビスマスコバルト、硼素、ルビジウム
(及び/又はセシウム)の化合物および水溶性の鉛の化
合物を水溶液の形で加える。
液に水溶性の鉄、ビスマスコバルト、硼素、ルビジウム
(及び/又はセシウム)の化合物および水溶性の鉛の化
合物を水溶液の形で加える。
生じた泥状懸濁液に必要に応じ適当な担体物質を加えて
乾燥し、これを空気又は酸素の存在の下に高温で処理す
る。
乾燥し、これを空気又は酸素の存在の下に高温で処理す
る。
モリブデン酸塩としてはモリブデン酸アンモニウムの他
、モリブデン酸又は塩化モリブデン等を使用してもよい
。
、モリブデン酸又は塩化モリブデン等を使用してもよい
。
水溶性鉄、ビスマス、コバルト、ルビジウム、セシウム
化合物としてはそれぞれの硝酸塩等が、水溶性硼素化合
物としては硼酸等が適している。
化合物としてはそれぞれの硝酸塩等が、水溶性硼素化合
物としては硼酸等が適している。
水溶性鉛化合物としては硝酸塩等が使用される。
担体としてはシリカ、シリコンカーバイドアルいはアル
ミナのような物質が使用される。
ミナのような物質が使用される。
シリカゾル或いはシリカゲルは担体としては特に適して
いる。
いる。
反応は固定床で行われるのが普通であるが、移動床ある
いは流動床でも行う事が出来る。
いは流動床でも行う事が出来る。
本発明の接触酸化反応は好ましくは250〜500℃の
温度及び好ましくは0.5〜IO気圧の圧力のもとで行
われる。
温度及び好ましくは0.5〜IO気圧の圧力のもとで行
われる。
触媒上を通過させる混合ガスはイソブチレン1モル当り
好ましくは0.5〜5.0モルの酸素を空気の形で加え
、さらに好ましくは1〜20モルの水蒸気を加えるとよ
い。
好ましくは0.5〜5.0モルの酸素を空気の形で加え
、さらに好ましくは1〜20モルの水蒸気を加えるとよ
い。
特に適する供給ガス混合物に含まれるインブチレン、酸
素及び水蒸気の混合割合は イソブチレン 1モルに対して 酸素 1.6〜3モル水蒸気
2〜8モルである。
素及び水蒸気の混合割合は イソブチレン 1モルに対して 酸素 1.6〜3モル水蒸気
2〜8モルである。
また、これら混合ガスは他の不活性ガス例えば窒素、炭
酸ガス等を含んでいてもよい。
酸ガス等を含んでいてもよい。
混合ガスと触媒との接触時間は常圧の場合0.1〜8秒
が好ましい。
が好ましい。
以下実施例を挙げて本発明を更に詳細に説明する。
実施例中の反応率、選択率、単流収率は次の定義に従う
ものとする。
ものとする。
実施例 l
パラモリブデン酸アンモニウム42.49を蒸溜水に溶
解し、硝酸ルビジウム0.33fを加え、溶解する。
解し、硝酸ルビジウム0.33fを加え、溶解する。
この溶液を攪拌しながら硝酸コバルト40.8′?を含
む水溶液、硝酸鉄24.2Pを含む水溶液及び硝酸ビス
マス9.72を含む稀硝酸溶液、硼酸1.21’を含む
水溶液を加え更に硝酸鉛6.61を含む水溶液を加える
。
む水溶液、硝酸鉄24.2Pを含む水溶液及び硝酸ビス
マス9.72を含む稀硝酸溶液、硼酸1.21’を含む
水溶液を加え更に硝酸鉛6.61を含む水溶液を加える
。
生じた泥状懸濁液に担体として微粉状シリカゲル163
グを加え充分攪拌しながら加熱乾燥する。
グを加え充分攪拌しながら加熱乾燥する。
更に300℃に加熱し冷却後粉砕する。
かくして得られた粉末を成型したのち650℃で4時間
以上空気流通下で焼成する。
以上空気流通下で焼成する。
この触媒を原子比で表わすと
Co7 Fe3 Bil B、 Rb□、4Pb1Mo
1□055で示される。
1□055で示される。
この触媒40m1を内径21mmの石英反応管に充填し
350°Cの溶融硝酸塩浴中に浸漬させ、インブチレン
:空気:水蒸気のモル比がl:13:8の混合ガスを空
間速度900hr−1で反応させたところ、インブチレ
ンの反応率は99.0%でありメタクロレインの選択率
は79.2%であってメタクロレインの単流収率は78
.5%であった。
350°Cの溶融硝酸塩浴中に浸漬させ、インブチレン
:空気:水蒸気のモル比がl:13:8の混合ガスを空
間速度900hr−1で反応させたところ、インブチレ
ンの反応率は99.0%でありメタクロレインの選択率
は79.2%であってメタクロレインの単流収率は78
.5%であった。
実施例1において硝酸ルビジウムの代りに硝酸セシウム
を用いてほぼ同様の成績が得られた。
を用いてほぼ同様の成績が得られた。
比較例 1
実施例1において、硝酸ルビジウムを加えず他の条件は
全く同様にして触媒を調製すると下記組成の触媒が得ら
れる。
全く同様にして触媒を調製すると下記組成の触媒が得ら
れる。
Co7 Fe5BiI B1PblMo12055こ
の触媒を用い、実施例1における反応条件と同様な条件
で反応を行ったところイソブチレンの反応率は96.9
%、メタクロレインの選択率は50.4%、メタクロレ
インの単流収率は48.8%であった。
の触媒を用い、実施例1における反応条件と同様な条件
で反応を行ったところイソブチレンの反応率は96.9
%、メタクロレインの選択率は50.4%、メタクロレ
インの単流収率は48.8%であった。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 イソブチレンを分子状酸素により酸化してメタクロ
レインを製造する際に、 CoaFebBioBdQePbfMogOhで表わさ
れる組成を有する触媒を使用することを特徴とするメタ
クロレインの製造法。 (ここでa、b、c、d、e、f4’ g及びhはそれ
ぞれコバルト、鉄、ビスマス、硼L Q、鉛、モリブテ
ン及び酸素の原子数を表わしQはルビジウムおよびセシ
ウムの中から選ばれた少なくとも1種の元素を表わし、
eはQが2種の元素を示す場合にはそれ等の原子数の和
を表わす。 aは1から15の値をとり、bは0.5から8の値をと
る。 Cは0.1から7の値をとる。dは0.1から3の値を
とる。 eは1以下の値でOを含まない。fは0.1から3の値
をとる。 gは12とする。hは触媒調製時に自然にきまる値であ
る。 )
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP48082274A JPS5821614B2 (ja) | 1973-07-19 | 1973-07-19 | メタクロレイン ノ セイゾウホウ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP48082274A JPS5821614B2 (ja) | 1973-07-19 | 1973-07-19 | メタクロレイン ノ セイゾウホウ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5030815A JPS5030815A (ja) | 1975-03-27 |
JPS5821614B2 true JPS5821614B2 (ja) | 1983-05-02 |
Family
ID=13769897
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP48082274A Expired JPS5821614B2 (ja) | 1973-07-19 | 1973-07-19 | メタクロレイン ノ セイゾウホウ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5821614B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5163112A (en) * | 1974-11-27 | 1976-06-01 | Nippon Kayaku Kk | Metakuroreinno seizoho |
JPWO2009147965A1 (ja) | 2008-06-02 | 2011-10-27 | 日本化薬株式会社 | 触媒並びに不飽和アルデヒド及び不飽和カルボン酸の製造方法 |
-
1973
- 1973-07-19 JP JP48082274A patent/JPS5821614B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5030815A (ja) | 1975-03-27 |
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