JPS58214249A - クライストロン用空胴共振器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、直進形多空胴クライストロンの空胴の構造に
関する。

直進形多空胴クライストロンは、電子ビームを発生させ
る電子銃部、電子ビームとの間で高周波動作上行なう複
数個の空胴部、高周波電力を空胴に結合させる入力及び
出力結合部、電子ビーム？捕捉するコレクタ部、電子ビ
ームを集束させる磁界発生装置等が主な構成要素である
。以下１本発明に係る空胴部についてのみ述べる。

最近、同一出願人により第１図（ａ）　、　（ｂ）に示
すような周波数可変空胴が提案されている。同図にて。

１が電子ビーム、２がドリフト管の一部？なし高周波作
用間隙？構成する窺めの凸部、３が空胴壁。

５がベローズ、６がシャフト、７が５と６會連結する部
材、９が作用間隙を囲む円環状の容量子？示す。そして
、ｅ、ｆｔ；ｊ、シャフト６の右端の変位方向？示す。

シャフト中央部に示すＰ点セシャフト右端がｅ、ｆ方向
に移動する場合のシャフトの回転中心軸位置？示す。こ
のような構成において。

シャフト６がｆ方向に動いた場合、容量子９は図中点線
で示した様に変位するがら空胴の同調周波数は上る。逆
に、シャフト６がｅ方向に動けば同調周波数は下る。

ところで、このような構造の空胴においてけ次のような
問題が考えられる。すなわち、シャフト６？貫通させる
ために空胴壁の一部に穴１０？あける必要があり、しか
もこの穴の中でシャフトはビームと同一方向に動けなけ
ればならないから。

穴とシャフトとの間には少なからぬ空間が生ずることに
なる。この空間？通して空胴で生ずる電力の一部がベロ
ーズ５側に漏洩し、ベローズの焼損による管球のリーク
が考えられる。

このような問題点に顧み１本発明においては改良された
空胴構造全提供するものである。

本発明による空胴構造全第２図（ａ）　、　（ｂ）に示
す。

同図において記号の意味°はすべて第１図と同じである
。第２図においては、空胴断面は４角形でありシャツ）
６にと９つける空胴壁側と作用間隙との距離がその池三
方の空胴壁と作用間隙との距離に較べて著しく大きくと
られている。この比率は実用的にみて３〜６倍が望まし
い。

次に１本発明の効果について説明する。作用間隙からみ
て三方の空胴壁をはゾ同−距離にと９゜残りの一方？著
しく太きくとれば、空胴が基本モードＴＭｏｌで動作し
ている限り、電磁界は作用間隙及び前記三方の空胴壁で
規定される領域内に主に集中するからシャフト６を貫通
する穴位置附近における電磁界は著しく弱くなる。従っ
て穴？通して漏洩する電力も弱ま！１１．前述したよう
な不都合をかなり防止することができるわけである。本
発明の第２の効果は、シャフト６の長さが必然的に長く
な９１前記Ｐ点が作用間隙から遠くなるから１円環容量
子９の移動方向？ビーム軸とはゾ平行的にすることがで
きる点にある。これは容量子の動き方としてははゾ理想
に近いものである。本発明？採用すれば容量子の動き？
ビームに沿ってはず平行的にする友めにベローズ５？い
たずらに長くする必要もない。

【図面の簡単な説明】

第１図（ａ）　、　（ｂ）は従来Ｏ空胴構造會示す。第
２図（ａ）　、　（ｂ）は本発明による空胴構造を示す
。 １・・・・・・電子ビーム、２・・・・・・ドリフト管
凸部、３・・・・・・空胴壁、５・・・・・・ベローズ
、６・・・・・・シャフト。 ７・・・・・・連結部材、９・・・・・・容量子、１０
・・・・・・穴、Ｐ・・・・・・シャフト回転中心位置
。 ＃ｌ目

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 空胴共振器の作用間隙？囲む円環状の容量子がシャフト
   ？介してベローズにニジ空胴壁の一部に固定され、＠記
   容量子セ前記シャフト上のある一点？回転中心としてビ
   ーム軸にはゾ沿って移動できるように構成され、前記シ
   ャフトが貫通する空胴壁と作用間隙との距離が他の三方
   の空胴壁と作用間隙との距離の３〜６倍に設定されたこ
   と？特徴とするクライストロン用空胴共振器。