JPS5821339Y2 - ブレ−キ付きモ−タ - Google Patents

ブレ−キ付きモ−タ

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Publication number
JPS5821339Y2
JPS5821339Y2 JP1978088127U JP8812778U JPS5821339Y2 JP S5821339 Y2 JPS5821339 Y2 JP S5821339Y2 JP 1978088127 U JP1978088127 U JP 1978088127U JP 8812778 U JP8812778 U JP 8812778U JP S5821339 Y2 JPS5821339 Y2 JP S5821339Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
brake
operating shaft
mounting plate
brake shoes
Prior art date
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Expired
Application number
JP1978088127U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS557525U (ja
Inventor
麻生六三郎
Original Assignee
富士変速機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 富士変速機株式会社 filed Critical 富士変速機株式会社
Priority to JP1978088127U priority Critical patent/JPS5821339Y2/ja
Publication of JPS557525U publication Critical patent/JPS557525U/ja
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  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はブレーキ付きモータに関するものである。
本考案の目的はブレーキシュー拡開用の作動軸を安定に
支持してブレーキ操作を確実に行うことができるように
したブレーキ付きモータを提供することKある。
以下本考案を具体化した一実施例を図面について説明す
ると、図面中21はブレーキ付きモータの本体であって
、これは普通のモータである。
22はモータ本体の円筒形のケースであって、一端面2
3には第2,3図に示すようにケースより小径の取付板
24をビス25着している。
26は同取付板24とケース端面23との互いに対向す
る面の上部を切欠いf形成した一対の切欠部であって、
両者間に間隙2Tを形成している。
28は第3図に示すように取付板24の中心部に突出さ
せたモータの回転軸、29は同回転軸28Q上方におい
て取付板2jlC透設した軸支孔である。
30は開孔29と対応して取付板24外側に固着した円
筒状の軸受筒であって、その両端は第4,5図に示すよ
うに開放されている。
31は軸 筒30の左右両側に透設した一対の挿入孔で
ある。
32は前記軸受筒30内に回動可能に収納した作動軸で
あって、軸受筒30の挿入孔31と対応する板状部33
とその内外両端に形成した一対の円板状をなすフランジ
部34とからなっている。
内部のフランジ部34は前記取付板240軸支孔29に
内装し、外部のフランジ部34は軸受筒30の外端部に
内接している。
従って、この作動軸32は軸受筒30から外側方への抜
出し可能となっている。
35は作動軸32上において内部のフランジ部34側へ
突設した係合突起であって、前記モータ端面23と取付
板24との間の間隙27内に突出している。
36は基端部に前記作動軸32の係合突起35を係入し
た回動アームであって、右側方へ長く延びている。
作動軸32は回動アーム36の基端部から抜出し可能と
なっている。
37は取付板24の外側面上において前記回転軸28下
方に突設した支軸であって、第6,7図に示すように半
円弧状をなす左右一対のブレーキシュー38の基端を若
干の回動可能に取付支持している。
両ブレーキシュー38の先端は前記取付板24上部の軸
受筒30の両押入孔31内へ挿入されて作動軸32の板
状部33に当接している。
従って、この状態では作動軸32は軸受筒30から外側
方へ自然に抜は出るようなことはない。
39は両ブレーキシュー38間の下部に掛けたコイルス
プリングであって、ブレーキシューを常に互いに接近す
る方向へ引張るためのものである。
40は各ブレーキシュー38の外周面に張付けたブレー
キライニングである。
41は第2図に示すようにモータの回転軸28上に固定
したブレーキドラムであって、前記の両ブレーキシュー
38を覆っている。
42は同ブレーキドラム41の外側面にこれと一体形成
した冷却ファンである。
43はブレーキドラム41及び冷却ファン42を覆うカ
バーである。
44は特に第1,3図に示すようにモータケース22の
外周面上の一部に立設した支持板、45は同支持板44
の左側面下部に突設したブラケットであって、前記回動
アーム36の下方に位置している。
46は同ブラケット45に下方から螺入した調節ボルト
であって、その上端には下端にバネ座47を有するガイ
ド部材48を取付けている。
49は同ガイド部材48に上方から嵌込んだ押上げスプ
リングであって、その上端は回動アーム36の下面に接
している。
50は押上げスプリング49の上部は係入し得るように
回動アーム36に突設した係止ビンである。
51は押上げスプリング49と対応して支持板44の右
側面に取付けたソレノイドでろって、上下の取付位置を
調節可能としている。
52はソレノイド51の上方へ突出するプランジャ、5
3は同プランジャと回動アーム36の先端との間に介装
したリンク片であって、プランジャ52及び回動アーム
36に対して回動可能に軸着されている。
ソレノイド51の電源はモータ本体21の電源と同一で
、ソレノイド51はモータの回転時に励磁されるように
なっており、プランジャ52はソレノイド51の励磁時
に下方へ引込まれる。
前記回動アーム36の先端部、押上げスプリング49及
びソレノイド51等はモータの外部に露出している。
さて、上記のように構成したブレーキ付きモータではモ
ータの回転時においては第6図に示すようにソレノイド
51が励磁されているので、そのプランジャ52が下方
へ引込み回動アーム36の先端部は押上げスプリング4
90弾性に抗して下方へ引張られている。
このため、回動アーム360基端部外側に取付けた作動
軸32は軸受筒30内において板状部33が直立した状
態となっている。
この状態では一対のブレーキシュー38の画先端部が敏
筒30の両押入孔31を貫通して作動軸32の板状部3
3両側面に圧接され、両ブレーキシュー38.ま閉じら
れている。
従って、ブレーキシュー38はブレーキドラム41かも
離間し、ブレーキは効いていない。
モータの電源が切れると、ソレノイド51が消磁される
ので、今度は第7図に示すように回動アーム36の先端
部は押上げスプリング49によって上方へ押される。
このため回動アーム36基端の作動軸32は左方へ回動
され、その板状部33の上下両端部により両ブレーキシ
ュー38の先端部はスプリング390弾性に抗して両側
方へ押広げられる。
これにより両ブレーキシュー38のライニング40がブ
レーキドラム内周に圧接されて7゛レーキがかかる。
なお、前記のブレーキング時には両ブレーキシュー38
の各先端部にこれらゼ作動軸32の先端方向へ押す力が
作用することがある。
このときには、ブレーキシュー38の各先端部は作動軸
32の板状部33上下両端と対応するようになりそのフ
ランジ部34とは確実には対応しなくなっており作動軸
32上から外れようとする。
ところが、前記の実施例では各ブレーキシュー38の先
端部は軸受筒30の挿入孔31内に係止されているので
ブレーキシューは作動軸32かも外れようとしても軸受
筒30の挿入孔31によって確実にこの外れを阻止され
る。
従って、ブレーキシュー38の先端部は作動軸32から
外れることはない。
さて、前記のブレーキ付きモータの本体21は普通のモ
ータであるためブレーキ装置を取外せばこれを普通のモ
ータとして使用することもできるのはもちろんである。
又、上記のモータはこのように普通のモータからなる本
体21にブレーキシュー38及びブレーキドラム41等
からなるプレーユ装置を取付けただけのものであるため
その構造がきわめて簡単になっており、jかも正逆転の
切換えもスムーズに行うことができるようになっている
前記実施例のブレーキ付きモータでは押上げスプリング
49下端の調節ボルト46によってブレーキトルクを容
易に微調節することができる。
すなわち、調節ボルト46をブラケット45内へ多く螺
入すれば押上げスプリング490弾力が強くなり、回動
アーム36及び作動軸32を介して両ブレーキシュー3
8も強く拡開される。
従って、ブレーキも強く効くようになるのである。
逆に、調節ボルト46の螺入量を少なくすればブレーキ
の効きは弱くなる。
このブレーキのトルク調整は押上げスプリング49がモ
ータ外に露出しているためより一層行い易くなっている
ブレーキライニング40が摩耗してブレーキドラム41
との間隙が広がった場合には、調節ボルト46の螺入量
を増して押上げスプリング49を上方へ強く押すととも
に、ソレノイド51の取付は位置を上方へ上げ、回動ア
ーム36及び作動軸32を介して前記の間隙を調節する
なお、このような間隙調節時には押上げスプリング49
の取付位置をブラケット45とともに上下に加減し得る
ようにしておき、このスプリング49の位置をソレノイ
ド51とともに変えて前記の間隙を調節してもよい。
スプリング49はソレノイド51と一体的に上下動し得
るようにしてもよい。
前記実施例のモータにおいては作動軸32を取付板24
の軸支孔29と軸受筒30に収納してこれらで両持式に
支持したので、これを軸受筒30を使用せず取付板24
のみによって片持式に支持する場合と異なり取付板24
上における作動軸32支持部分の肉厚を薄くしてモータ
の軸心方向の長さを短くすることができ、しかも作動軸
32を安定して支承することができる。
安定支持することができれば作動軸32はブレーキ作動
時において回動されたとき、その先端部が回動中心から
ずれるようなことがなく、従って各ブレーキシュー38
の先端部が作動軸32上から外れるというようなことも
なくなる。
又、前記のモータでは回動アーム36作動用のソレノイ
ド51をモータ本体と同一電源にしたので、ソレノイド
51用の電源を別個に用意する必要はない。
前記実施例における押上げスプリング49はソレノイド
51のプランジャ52に巻回するようにして取付けても
よく、又ソレノイド51の電源はモータ本体21の電源
とは別にしてもよい。
押上げスプリング49をソレノイド51のプランジャ5
2に巻回すれば前記のフレーキ調整がより一層行い易く
なる。
回動アーム36作動用の手段としてはソレノイド51と
押上げスプリング490組合せに代えて普通のソレノイ
ドを2個用いたり、あるいはロータリーソレノイドを用
いたりすることも可能である。
又、前記実施例では回動アーム36の先端部挿入用の間
隙27を形成するために取付板24のみでなくモータ本
体21の端面23をも切欠いた力\この切欠部26は取
付板24側だけに形成してもよい。
以上詳述したように本考案はモータ本体の一端面に固着
した取付板と、同取付板の中心部から外側方へ突出させ
たモータの回転軸と、同じく取付板上の一部に取付けた
支軸と、同じく取付板上で前記モータの回転軸を中心と
して支軸とは反対の側に回動可能に設けた作動軸と、基
端を前記支軸に回動可能に取付は先端を前記作動軸に当
接させた一対のブレーキシューと、両ブレーキシューを
互いに接近する方向へ引張りその各先端を前記作動軸に
圧接させるためのスプリングと、モータの回転停止時に
前記作動軸を回動させ前記一対のブレーキシューを両ブ
レーキシュー間のスプリングの弾性に抗して拡開し、モ
ータの回転時に同じく作動軸を回動させ、拡開された一
対のブレーキシューを閉じるようにした作動軸回動装置
と、両ブレーキシューが拡開されたときにこれと接する
ようにモータの回転軸上に取付けたブレーキドラムとか
らなり、前記取付板に透設した軸支孔と対応して取付板
の外側に軸受筒を固着し、前記作動軸をとの軸支孔と軸
受筒に収納してこれらで両持式に支持したので、取付板
の肉厚を薄くしてモータの軸心方向長さを短くすること
ができ、しかも作動軸を安定に支持してブレーキ操作を
確実に行うことができる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を具体化したブレーキ付きモータの正面
図、第2図はそのブレーキ装置部分を示す一部拡大断面
図、第3図はモータのブレーキ作動機構を示す拡大側面
図、第4図は作動軸の取付状態を示す一部拡大断面図、
第5図は回動アーム、作動軸及び軸受筒Q分解斜視図、
第6図はブレーキの解除状態を示すモータの一部破断側
面図、第7図はブレーキの作動状態を示すモータの一部
破断側面図である。 モータ本体21、端面23、取付板24、回転軸28、
軸受筒30、作動軸32、支軸37、ブレーキシュー3
8、コイルスプリング39、ブレーキドラム41、押上
げスプリング49、ソレノイド51゜

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 l モータ本体の一端面に固着した取付板と、同取付板
    の中心部から外側方へ突出させたモータの回転軸と、同
    じく取付板上の一部に取付けた支軸と、同じく取付板上
    で前記モータの回転軸を中心として支軸とは反対の側に
    回動可能に設けた作動軸と、基端を前記支軸に回動可能
    に取付は先端を前記作動軸に当接させた一対のブレーキ
    シュート、両ブレーキシューを互いに接近する方向へ引
    張りその各先端を前記作動軸に圧接させるためのスプリ
    ングと、モータの回転停止時に前記作動軸を回動させ前
    記一対のブレーキシューを両ブレーキシュー間のスプリ
    ングの弾性に抗して拡開し、モータの回転時に同じ〈作
    動軸を回動させ拡開された一対のブレーキシューを閉じ
    るようにした作動軸回動装置と、両ブレーキシューが拡
    開されたときにこれと接するようにモータの回転軸上に
    取付けたブレーキドラムとからなり、前記取付板に透設
    した軸支孔と対応して取付板の外側に軸受筒を固着し、
    前記作動軸をこの軸支孔と軸受筒に収納してこれらで両
    持式に支持したことを特徴とするブレーキ付きモータ。 2 実用新案登録請求の範囲第1項において作動軸が板
    状部とその両端部に形成した一対の円形の7ランジ部と
    からなっていることを特徴とするブレーキ付きモータ。 3 実用新案登録請求の範囲第1項において軸受筒がそ
    の両側に各ブレーキシュ−0先端部をモータの回転軸方
    向への移動不能に係入するための一対の挿入孔を有して
    いることを特徴とするブレーキ付きモータ。
JP1978088127U 1978-06-26 1978-06-26 ブレ−キ付きモ−タ Expired JPS5821339Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978088127U JPS5821339Y2 (ja) 1978-06-26 1978-06-26 ブレ−キ付きモ−タ

Applications Claiming Priority (1)

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JP1978088127U JPS5821339Y2 (ja) 1978-06-26 1978-06-26 ブレ−キ付きモ−タ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS557525U JPS557525U (ja) 1980-01-18
JPS5821339Y2 true JPS5821339Y2 (ja) 1983-05-06

Family

ID=29014310

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1978088127U Expired JPS5821339Y2 (ja) 1978-06-26 1978-06-26 ブレ−キ付きモ−タ

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102016112235A1 (de) * 2016-07-05 2018-01-11 Dr. Ing. H.C. F. Porsche Aktiengesellschaft Vorrichtung zur Regelung des Kühlmittelstroms bei Brennkraftmaschinen

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5649248Y2 (ja) * 1972-02-10 1981-11-17

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JPS557525U (ja) 1980-01-18

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