JPS58212596A - 産業車両のインプツトバケツト装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、産業車両のインプットパケット装置の改良
に関する。

従来のインプットパケット装置としては１例えば第１図
に示すようなものがある。

荷役装置Ｎは、フォークリフ）Ｆの前端に立設されたマ
スト１に上下動可能なキャリッジ３を装備し、該キャリ
ッジ３の上部にピン５によりｉ設されたダンピングシリ
ンダ７のピストンロッド９にピン２でヒンジドフォーク
４が揺動可能に連結され、また、該ヒンジドフォーク４
はキャリッジ３の下部に固着されたブラケット６の先端
部のピン８に揺動可能に取り付けられて構成されている
。

次に、インプットパケット装置１０は、五角形状の同形
同大の両側板Ｉ＋、１１の間に、その外形にほぼ沿った
形状に折り曲げられ、底板１３゜下部背板１５．上部背
板１７を形成した一枚の鋼板１９が溶着されてインプッ
トパケット１２となり、また、前記底板１３の前端に剣
先板１４が後部にサポートブラケット１６がそれぞれ固
足されて構成されたものである。なお、上部背板１７の
上端は、第２図に示すように側板１１上辺より高い延長
部１８が設けられ、その両端は斜めに切除した切欠部２
０が形成され、また、背面には平鋼が補強材２１として
溶着してあり、側板１１の上辺に沿っても同様に補強材
２３が溶着されている。

そしてインプットパケット装置１０は、荷役装１ｉＮの
ヒジドフォーク４の爪２５をサポートブラケット１６に
挿入し、ロックピン２７により固定し玉荷役装置Ｎに結
合され、車体側の操作弁（図外）によりすくい込み及び
放出の作業に使用される。

しかしながら、このような従来のインプットパケット装
置１０にあっては、すくい込み作業に対するインプット
バケツ）＋２の姿勢は運転者の勘によって調節していた
ので、該パケット１２の底面を地面に対して水平に操作
することが難しく剣先板１４の先端で地面を突いたり、
また、逆に先端が浮き上シ過ぎて砂利等を効率よくすく
い込むことが困離であった。

また、前記延長部１８は前方の視界を妨げるため余シ高
くすることはできず、しかも直線的に突出しているので
、前記パケット１２を上限の位置まで持ち上げた場合、
前記延長部１８を越え易く、砂利等が上部背板１７の背
面にこぼれ落ち器材を損傷することがあるため積載量を
少くしなければならず作業効率は低下していた。

さらに、開口した上側は、すくい込んだときに砂利等に
よって衝撃を受けるので強曳を高めるため補強祠２１を
設けなければならないという問題点もあった。

この発明は、このような従来の問題点に着目してなされ
たもので、インプット六ケットの上部背板の延長部を独
特の形状に形成することにより上記問題点を解決するこ
とを目的としている。

以下、この発明の一実施例を第３図以下に基いて説明す
る。なお、従来例と同一の部材は同一の符号を用い、そ
の説明は省く。

まず、構成を述べると、インプットパケット１２の上部
背＆１７を両側板１１．１１の上端より　　　　゛も上
方へ延長させて延長部２６を形成するが、この延長部２
６の中間位置には車幅方向に折曲部２９が形成されてい
る。そして、この折曲部２９の折り曲げ角度αは、荷役
装置Ｎにインプットパケット装置ｌＯを装着した使用状
態においてインプットパケット１２の底板１３が、水平
即ち接地したときに運転席のアイポイント２２からの視
線２４と略一致するような角度とする。次に折曲部２９
の先端を今度は上方へ前記角度αとなるよう折り返し曲
げて延長部２６としての全体を形成する。

なお、該延長部２６の上端は水平直線に形成し、視界を
良くするため両端を切除して切欠部２８を設ける。（第
４図参照） 斜上の構成に基き使用するには、運転者は荷役作業に対
し、運転席から折曲部２９が一線に見える位置までイン
プットパケット装置ｌＯを傾けるように操作して、すく
い込み作業を行ない、該パケット装置ＭｌＯを上限の位
置まで持ち上げて運搬する。

以上説明してきたように構成したので、この発明は、運
転者がインプットパケット装置の折曲部を容易に視認し
てインプットパケットを地面に対して水平に設定できる
ので、すくい込みに際して剣先板を地面に突っ込むこと
もなく容積効率よく積載することができる。

また、背板の延長部は曲げ加工を二箇所施しであるので
、該延長部の剛性が高められていて補助材の溶着が不必
要となる。さらに折り曲は型の延長部であるため、イン
プットパケット装置を上限に持ち上けたとき、あるいは
積載状態で発進停止する場合や凹凸路面の走行中などに
延長部を砂利等が越して後方マスト側にとほれ落ちるこ
とがなく、シリンダ類やその高圧配管、’ｉ＊、各部材
の損傷頻度が極減されるばかりか積載効率も向上すると
いう効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は、従来のインプットパケット装置で砂利を上限
に持ち上げた状況を示す側面図、第２図は、同じくイン
プットパケットの後上部の斜視図、第３図は、この発明
のインプットパケット装置が接地した状況を示す側面図
、第４図は、同じくインプットパケットの後上部の斜視
図である。 へ・・・・・・・・・荷役装置 α・・・・・・・・・折シ曲げ角度 １・・・・・・・・・マスト ３・・・・・・・・・キャリッジ ４・・・・・・・・・ヒンジドフォーク１０・・・・・
・インプラトノくケラト装置１１・・・・・・側板 １２・・・・・・インプラトノくケラト１３・・・・・
・底板 １５・・・・・・下部背板 １７・・・・・・上部背板 ２２・・・・・・アイホイント ２４・・・・・・視線 ２６・・・・・・（１，技部 ２９・・・・・・Ｕｒ曲部 第１図 第２図 第　３　因 ニー２／ 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 産業車両のインプットパケット装置において、揺動ＥＪ
   能に配設されたインプットパケットの上部背板上端を両
   側板の上端よりも上方へ延長して延長部を形成するとと
   もに、該延長部の中間位置には車幅方向に上記インプッ
   トパケットの底板が水平となった際に運転者の視線と略
   一致するような所定の角度をもって、該インプットパケ
   ットの先端側に折曲された折曲部が形成されていること
   を特徴とする産業車両のインプットパケット装置。