JPS5821206B2 - 水深測定装置 - Google Patents
水深測定装置Info
- Publication number
- JPS5821206B2 JPS5821206B2 JP4963976A JP4963976A JPS5821206B2 JP S5821206 B2 JPS5821206 B2 JP S5821206B2 JP 4963976 A JP4963976 A JP 4963976A JP 4963976 A JP4963976 A JP 4963976A JP S5821206 B2 JPS5821206 B2 JP S5821206B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- winch
- rope
- detector
- detects
- water
- Prior art date
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- Expired
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は水中に砂杭、石灰杭等の地盤改良工法等を実施
するさいに水深を正確に測定する装置に関するものであ
る。
するさいに水深を正確に測定する装置に関するものであ
る。
このような水深測定装置としては従来、台船上に設けた
滑車にロープを巻付けると共にこのロープの一端に重い
重錘を摩付けてこれを水底に垂下し、他端には軽い重錘
を取付けてツルベ式とし、且つ水中へのロープの繰出し
量を検出器にて測定して水深を測定するものがある。
滑車にロープを巻付けると共にこのロープの一端に重い
重錘を摩付けてこれを水底に垂下し、他端には軽い重錘
を取付けてツルベ式とし、且つ水中へのロープの繰出し
量を検出器にて測定して水深を測定するものがある。
このような測定器は潮位の変化に対応して水中へのロー
プの繰出し量が変化して常に正確な水深を知ることがで
きるが、台船を移動するさいはウィンチにてロープを巻
上げて重い方の重錘を水底より引き上げなければならず
、又、このさい、軽い方の重錘が下るのでこれを処理す
る必要が生じるので甚だ不便である。
プの繰出し量が変化して常に正確な水深を知ることがで
きるが、台船を移動するさいはウィンチにてロープを巻
上げて重い方の重錘を水底より引き上げなければならず
、又、このさい、軽い方の重錘が下るのでこれを処理す
る必要が生じるので甚だ不便である。
本発明はこのような従来装置の問題に鑑みて、ツルベ式
の一種ではあるが軽い方の重錘をウィンチと鎌用とし、
水深の変化と共にウィンチが昇降し、且つウィンチの昇
降に対応してウィンチのドラムを正転又は逆転させるこ
とによりロープを処理し、且つ移動時の水底にある重錘
の巻上げも同じウィンチで行えるようにしたものである
が、その詳細を説明すれば次の通りである。
の一種ではあるが軽い方の重錘をウィンチと鎌用とし、
水深の変化と共にウィンチが昇降し、且つウィンチの昇
降に対応してウィンチのドラムを正転又は逆転させるこ
とによりロープを処理し、且つ移動時の水底にある重錘
の巻上げも同じウィンチで行えるようにしたものである
が、その詳細を説明すれば次の通りである。
図において、1は台船、2は該台船上に設けた支持枠で
、この枠2にウィンチAが昇降自在に装着しである。
、この枠2にウィンチAが昇降自在に装着しである。
3は該ウィンチAのドラムで、モータにより正逆自在に
駆動される。
駆動される。
4は該ドラム3により巻込まれるロープで、ウィンチA
に軸着した複数の動滑車5と棒2に軸着した複数の滑車
6間に往復させて掛合させたのちポテンショメータの如
きローブ検出器Bのドラム7に巻付け、更に枠2から突
出せしめた腕8の外端の滑車9にかけて水中に垂下させ
、その下端に重錘10を取付ける。
に軸着した複数の動滑車5と棒2に軸着した複数の滑車
6間に往復させて掛合させたのちポテンショメータの如
きローブ検出器Bのドラム7に巻付け、更に枠2から突
出せしめた腕8の外端の滑車9にかけて水中に垂下させ
、その下端に重錘10を取付ける。
11は該ウィンチBの一定以上の上昇を阻止するために
枠2内に設けたズトツパ、12は中間の停止位置にある
ウィンチAを検出してウィンチAに停止信号を発する検
出器、13は上昇したウィンチAがストッパ11に当る
前にウィンチAを検出し、そのドラム3を逆転させる信
号を発してロープ4を繰出す上限検出器、14は下降し
たウィンチAが一定位置に達したことを検出し、そのド
ラム3を正転させる信号を発してロープ4を巻取る下限
検出器である。
枠2内に設けたズトツパ、12は中間の停止位置にある
ウィンチAを検出してウィンチAに停止信号を発する検
出器、13は上昇したウィンチAがストッパ11に当る
前にウィンチAを検出し、そのドラム3を逆転させる信
号を発してロープ4を繰出す上限検出器、14は下降し
たウィンチAが一定位置に達したことを検出し、そのド
ラム3を正転させる信号を発してロープ4を巻取る下限
検出器である。
又、談重機10の重量はウィンチAの重量より重くする
ものであり、且つウィンチAには重量調節用の重錘15
を着脱自在に装着するようにしである。
ものであり、且つウィンチAには重量調節用の重錘15
を着脱自在に装着するようにしである。
本発明は上記の通りで、図のようにウィンチAより重い
重錘10は水底に達しており、ウィンチAは支持枠2内
において、ロープ4で吊下げられた状態となっており、
このとき図のようにウィン−F−Aが検出器12に接し
ていればそのドラム3は停止している。
重錘10は水底に達しており、ウィンチAは支持枠2内
において、ロープ4で吊下げられた状態となっており、
このとき図のようにウィン−F−Aが検出器12に接し
ていればそのドラム3は停止している。
又、水深は重錘10が水面から水底に達するまでの間に
ロープ4により検出器Bのドラムを正転させ、この回転
数を長さに換算することにより正確に検出されている。
ロープ4により検出器Bのドラムを正転させ、この回転
数を長さに換算することにより正確に検出されている。
今、満潮となって水深が深まると、台船1が図の位置よ
り上昇する。
り上昇する。
このため、重錘10は台船1に対して下降することとな
り、従ってロープ4には張力が働き、ウィンチAを枠2
に対して引上げると共に検出器Bのドラム7を正転させ
、水深を加算する。
り、従ってロープ4には張力が働き、ウィンチAを枠2
に対して引上げると共に検出器Bのドラム7を正転させ
、水深を加算する。
上昇したウィンチAを検出器13が検出するとドラム3
が逆転してロープ4を繰出す。
が逆転してロープ4を繰出す。
このため枠2に対してウィンチAは下降し、下降したウ
ィンチAを検出器12が検出するとドラム3が止る。
ィンチAを検出器12が検出するとドラム3が止る。
又、図の位置より潮位が下ると台船1に対して重錘10
が上昇することになりロープ4が弛むのでウィンチAは
枠2に対して下降し、このとき検出器Bのドラム7を逆
転せしめて水深を減算する。
が上昇することになりロープ4が弛むのでウィンチAは
枠2に対して下降し、このとき検出器Bのドラム7を逆
転せしめて水深を減算する。
ウィンチAが一定位置に下降したことを検出器14が検
出すると、ドラム3が正転し、ロープ4を巻込みつつウ
ィンチAが上昇し、検出器12がウィンチAを検出する
とドラム3が止る。
出すると、ドラム3が正転し、ロープ4を巻込みつつウ
ィンチAが上昇し、検出器12がウィンチAを検出する
とドラム3が止る。
又、台船1を移動させる場合、検出器12゜13.14
の回路とは別の回路で、ドラム3を連続的に正転させて
ロープ4を巻込むと、重錘10が水底に接している間は
ウィンチAが枠2に対して上昇し、ウィンチAがストッ
パ11に当ったのちも更にドラム3が正転を続けるので
、重錘10はロープ4により吊上げられて水底より離れ
る。
の回路とは別の回路で、ドラム3を連続的に正転させて
ロープ4を巻込むと、重錘10が水底に接している間は
ウィンチAが枠2に対して上昇し、ウィンチAがストッ
パ11に当ったのちも更にドラム3が正転を続けるので
、重錘10はロープ4により吊上げられて水底より離れ
る。
このようにして重錘10を適当に吊上げると台船1は自
由に移動できる。
由に移動できる。
又、移動したのち、ドラム3を逆転させて重錘10を水
底に達せしめたのちは水深測定時と同じ作用となる。
底に達せしめたのちは水深測定時と同じ作用となる。
本発明は上記のようにウィンチを重錘と兼用にして水底
の重錘と釣合せ、ウィンチの上下位置を検出器にて検出
してウィンチのドラムを正逆転させることにより水深が
変化しても常にウィンチを一定範囲内に保持せしめるこ
とができ、且つ水深はロープの移動をロープ検出器にて
検出して加算、減算により測定するものであるから、極
めて正確な水深の測定が行える。
の重錘と釣合せ、ウィンチの上下位置を検出器にて検出
してウィンチのドラムを正逆転させることにより水深が
変化しても常にウィンチを一定範囲内に保持せしめるこ
とができ、且つ水深はロープの移動をロープ検出器にて
検出して加算、減算により測定するものであるから、極
めて正確な水深の測定が行える。
又、台船の移動にさいしてはウィンチのドラムを検出器
に関係なく正転させることにより水底の重錘を巻上げる
ことができるので1台のウィンチで、水深の測定操作と
重錘の巻上げの両件用が行え、かつウィンチは支持枠に
設けた複数の滑車とウィンチ上の複数の動滑車に往復さ
せて掛合せしめたから、潮位の変化に対してウィンチの
昇降量が小さいので支持枠を小さくでき、測定時のウィ
ンチの昇降速度が遅いのでウィンチ位置の検出が確実に
行え、ウィンチの能力は小さいものでよく、シかも重錘
巻上げの速度が速いのでロスタイムが少ない等の効果が
ある。
に関係なく正転させることにより水底の重錘を巻上げる
ことができるので1台のウィンチで、水深の測定操作と
重錘の巻上げの両件用が行え、かつウィンチは支持枠に
設けた複数の滑車とウィンチ上の複数の動滑車に往復さ
せて掛合せしめたから、潮位の変化に対してウィンチの
昇降量が小さいので支持枠を小さくでき、測定時のウィ
ンチの昇降速度が遅いのでウィンチ位置の検出が確実に
行え、ウィンチの能力は小さいものでよく、シかも重錘
巻上げの速度が速いのでロスタイムが少ない等の効果が
ある。
図面は本発明装置の一部縦断側面図である。
1・・・台船、2・・・支持枠、3・・・ドラム、4・
・・ロープ、5・・・動滑車、6・・・滑車、7・・・
ドラム、10・・・重錘、11・・・ストッパ、12,
13,14・・・検出器、A・・・ウィンチ、B・・・
ロープ検出器。
・・ロープ、5・・・動滑車、6・・・滑車、7・・・
ドラム、10・・・重錘、11・・・ストッパ、12,
13,14・・・検出器、A・・・ウィンチ、B・・・
ロープ検出器。
Claims (1)
- 1 台船上に設けた支持枠に昇降自在に装着したウィン
チから引出したロープを該支持枠上に設けた複数の滑車
とウィンチ上の複数の動滑車に掛合せしめて該ウィンチ
を該ロープにて吊下げると共に該ロープの端部には該ウ
ィンチより重い重錘を取付けてこれを水中に垂下させ、
該支持枠には上昇したウィンチのストッパと、中間の停
止位置にあるウィンチを検出してウィンチを停止せしめ
る停止検出器と、上昇してストッパに当る前のウィンチ
を検出してロープ繰出し方向に逆転せしめる上限検出器
と、停止位置より一定位置まで下降したウィンチを検出
してロープ巻込方向に回転せしめる下限検出器と、ロー
プの繰出し巻込み量を検出するロープ検出器とを設けた
ことを特徴とする水深測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4963976A JPS5821206B2 (ja) | 1976-04-27 | 1976-04-27 | 水深測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4963976A JPS5821206B2 (ja) | 1976-04-27 | 1976-04-27 | 水深測定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS52131758A JPS52131758A (en) | 1977-11-04 |
JPS5821206B2 true JPS5821206B2 (ja) | 1983-04-27 |
Family
ID=12836769
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4963976A Expired JPS5821206B2 (ja) | 1976-04-27 | 1976-04-27 | 水深測定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5821206B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53144360U (ja) * | 1977-04-19 | 1978-11-14 | ||
JPH0623657B2 (ja) * | 1987-03-10 | 1994-03-30 | 鹿島建設株式会社 | 水深下の構造物等の高さ計測方法 |
-
1976
- 1976-04-27 JP JP4963976A patent/JPS5821206B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS52131758A (en) | 1977-11-04 |
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