JPS5821036A - スライデイングシ−ト - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、車輛用板ばねを支持するスライディングシー
トに係シ、特に繊維強化相製板ばねを摩耗させないで、
スライディングシートの方を摩耗させるようにしたスラ
イディングシートに関する。

従来、車輛用の板ばねに繊維強化樹脂製板ばねを用いる
ための提案が種々なされているが、繊維強化樹脂製板げ
ねＬ１鋼板製の板ばねに比べて軟質であるため耐摩耗性
が劣ると共に、非常に高価であるという欠点があった。

従って締維強化樹脂製の板ばねを鋳鋼製のスライディン
グシートで支持した場合には、安価なスライディングシ
ートが摩耗しないで、高価な板ばねが摩耗してしまい、
甚だ不経済であった。

本発明は、上記し喪従来技術の欠点を除くためＫなさｆ
′ｔｆＣものであって、その目的とするところは、繊維
強化樹脂製板ばねの一端を支持するようにしたスライデ
ィングシートにおいて、高価な繊維強化樹脂製板げねが
摩耗し表いで、安価なスライディングシートの方が摩耗
するようにすることであり、またこれによって、線維強
化樹脂製板ばねを長持ちさせ、車輛の維持費を節減する
ことである。

要するに本発明は、線維強化樹脂製板ばねの一端を支持
するようにしたスライディングシートにおいて、表面を
テフロン、デルリン、高密度分子等の摩擦係数が小で耐
摩耗性が大きくかつ繊維強化樹脂製板ばねより硬さの小
さい材料で被覆したことを特徴とするものである。

以下本発明を図面に示す実施例に基いて説明する。繊維
強化樹脂（以下ＦＲＰという）製板ばね１の一端１ａを
支持するようＫしたスライディングシート２＃ｉ、その
表面２ａがテフロン、デルリン、高密度分子等の摩擦係
数が小で耐摩耗性が大きくかつＦＲＰ製板ばねよシも硬
さの小さい材料で被覆さｎている。従ってもしＦＲＰ製
板ばね１の表面ｌｂにガラス繊維強化樹脂（以下ＧＰＲ
Ｐという）を用いた場合には、当然スライディングシー
ト２の表面２ａの方が軟かいことになる。

本考案は、上記のように構成さｎておシ、以下その作用
について説明する。　ＦＲＰ製の板ばね１が車輛（図示
せず）の走行に伴ない撓んで、その表面１ｂがスライデ
ィングシート２の表面２ａに対して押圧されながら摺動
しても、鋼製のスライディングシート２に直接接触する
ことなく、硬かい材料３に対して摺動中ることになるの
で、ＦＲＰ製板ばねｌの表面１ｂは摩耗せず、スライデ
ィングシート２の表面２ａの方が摩耗して行く、そして
スライディングシート２の表面２ａの摩耗が一定値に達
したらスライディングシート２を新しいものと交換すれ
ばよく、ＦＲＰ製板ばねは交換する必要がない。

本考案は、上記のように構成さｎ１作用するものである
から、ＦＲＰ製板ばねの一端を支持するようにしたスラ
イディングシートにおいて、高価なＦＲＰ製板ばねが摩
耗しないで安価なスライディングシートの方が摩耗する
ようＫなるのでＦＲＰ製板ばねを長持ちさせることがで
き、車輛の維持費を節減することができる効果が得らｎ
る。また鋼製のスライディングシートに比べて摺動音低
減効果も期待できる。

【図面の簡単な説明】

第１図はＦＲＰ製板ばねの一端を支持した本発明スライ
ディングシートの従断面図である。 ｌはＦＲＰ製板ばね、１ａは一端、２はスライディング
シート、２ａは表面、３　＃１ＦＲＰ製板ばねよシも硬
さの小さい材料である。 特許出願人　日野自動車工業株式会社

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 繊維強化樹脂製板ばねの一端を支持するようにしたスラ
   イディングシートにおいて、表面をテフロン、デルリン
   、高密度分子等の摩擦係数が小で耐摩耗性が大きくかつ
   繊維強化樹脂製板ばねよシ硬さの小さい材料で被覆した
   ことを特徴とするスライディングシート。