JPS58209674A - 調整式自転車用ハンドル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は自転車の左右のノーンドルを、そのノ・ンドル
ボスト側の基部を中心として回動自在Ｇこすると共に、
任意の位ｉｔに固定できる調整式自転重用ハンドルに関
するものである。

従来のこの櫨装置とし°Ｃは、例えば実公昭４７−１８
７２８号および特公昭４８−２５５４４号等があるが、
これらはいずれも構造が複雑である上に、操作が面倒で
あり、ハンドルの位置調整後にねじを確実に締めつけな
ければ自転車の操縦にとって重要なハンドル部にガ゛り
が生ずる等の欠点があって実用化されていない。

本発明はこのような問題点を解決するためなされたもの
で、一つのレバーを起伏させるだけの極めて１６５単な
操作で、左右のハンドルを均等に変更することができ、
しかもハンドルポストに対して確実に固定できる調瞥式
自転車用ハンドル全提供することを目的とするものであ
る。

以下図面について本発明の詳細な説明する。

図中ｌは自転車のハンドルポスト、２は左右のハンドル
、８はグリップである。

本実施例においては、ハンドルボス）１の上端部にハン
ドル支持部打傷を一体に固定し、このハンドル支持部打
傷の前面の左右に適当な間隔をおいて二本の互に平行な
ボルト６を第１α設し、このボルト５を中心として放射
方向に形成した山形歯をリング状に配置したスラストセ
レーション６をハンドル支持部材４の前面に設け、左右
のハンドル２の基部にそれぞれボルト５に嵌合するボス
部７を設け、これら各ボス部７の後端面に前記スラスト
セレーション６と噛合するスラストセレーション８（第
２図（ｂ）参照）を設けると共に、そのボス部７の対向
面に斜溝９ａおよび斜溝９ｂを形成して、各ボス部７を
孔７ａを介してそれぞれボルト５に嵌合した時、前記斜
ｉ９ａおよび斜溝９ｂが互に噛合するようにする。

また左右にそれぞれボルト挿通孔ｔＯａを有すると共に
、中央上部に切欠ｔｏｂを有し、さらに内側面に前記切
欠１０ｂを跨いでカム嵌合溝ｌＯＣを設けた抑え板ｌＯ
を形成し、半円筒形状のカムｌｌをレバー１呵の基部に
設けたカム挿通穴１２ａに挿通し、前記ボス部７より突
出する左右のボルト５に平座金１３を嵌合すると共に、
前記レバー１２と一体のカム１１をカム嵌合１４ｉｏｃ
にあてがった抑え板１０をボルト５に嵌合し、さらにぞ
のボルト５の端部にナツト１４を螺合する。

第１図および第８図は、レバー１２を倒して左右のハン
ドル２を固定した状態を示すもので、この場合カム１１
が平座金１３を介してボス部７をハンドル支持部側４に
押しつけているため、スラストセレーション６．８が完
全に噛合しているので、左右のハンドル２はボルト５に
対して回転せず、また前後方向にも動かず、確実に固定
される。

なおこの緊締度はナラ）１４の締めっけ度合によって自
由に調整することができる。

つぎに左右のハンドル２の姿勢を変える場合は、第１図
に示すレバー１２を矢印Ａのように起す。

このようにすると、レバー１２と共にカム１１が回転し
て第８図の状態から第４図のようになる。

すなｔ）ちカム１１がひっこむ。したがってこの状観て
ハンド／Ｉ／２をボルト５を中心に上下いずれかに回動
させれば、スラストセレーション６．８の山形歯がすべ
ってハンドル２のボス部７がボルト５の外側へ摺動する
と共に、スラストセレーション６．８の噛合が外れる。

また各ボス部７と一体の斜溝９ａおよび斜溝９ｂが互に
噛合しているため、一方のハンドル２を動かせば他方の
ハンドル２も対称的に動く。したがって操作は片方のハ
ンドル２を動かせばよい。そしてハンドル２の姿勢が所
望の状態になった時に、レバー１２を元の位置に倒せば
、レバー１２と共にカム１１が回動することにより第８
図に示す状態となって、ハンドル２を前述したように確
実に固定することができる。

本発明装置は上述したように比較的簡単な構造であるた
め製造が容易である上に、ハンドルの姿勢変更操作は、
一つのレバーの起伏操作と、片側のハンドルの移動操作
のみによって極めて簡単、かつ迅速に行われ、しかもハ
ンドルはレバーを倒すことによって、ボルトに対する回
転および摺動ともに、確実に固定できるから、自転車走
行の安全性を向上できるというすぐれた効果が得られる
。

また本発明においては特に、左右のハンドル２の基部で
あるボス部７の対向面の一方に凸状のヘリカルギヤ式の
斜（４ｊ９ａを設けると共に、叱方にこれと噛合する凹
状のヘリカルギヤ式の斜＠９ｂを設けたから、次のよう
な効果が得られる。

（１）　　左右ハンドル基部に設けたヘリカルギヤ式の
斜溝と斜溝が互いに噛合するので、平歯車と比較して左
右ハンドルの滑らかな連動が得られる。

（２）ハンドル基部を鋳込み方法で製造する場合、斜溝
および斜溝は同時鋳込み成形が容易であるという利点が
ある。

（８）　　ヘリカルギヤ式の斜溝および斜溝は外観上あ
まり目立たないため、ハンドル部の意匠的効果が向上す
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の調整式自転車用ハンドルを示す斜視図
、 第２図（ａ）はその分解斜視図、同図中）はその部分斜
視図、 第３図および第１図は作動説明用の部分断面図である。 ｌ・・・ハンドルボスト　　２・・・左右のハンドル８
・・・グリップ　　　　　傷・・・ハンドル支持部側５
・・・ボルト　　　　　　　　６・・・スラストセレー
ション？・・・ハンドルのボス部　８・・・スラストセ
レーション９ａ・・・斜歯　　　　　　９　ｂ　、、、
斜溝ＩＯ・・・抑え板　　　　　１１・・・カムＩ２・
・・レバー　　　　　１３・・・平座金１４・・・ナツ
ト 特許出願人　　　　ブリデストンサイクル株式会第２図 （ａ） 第ｆ′号図 第　　４　［ンｊ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. Ｌ　ハンドルポストの上端部に突設した二本のボルトに
   よりそれぞれ左右のノ＼ンドルの基部を回動自在に枢支
   し、各ノ・ンドルの基部に互に・・１合する斜崗および
   斜溝を設けると共に、各基部とハンドルポスト側の衝合
   端面にそれぞれハンドルの固定位置規制用の係止手段を
   設け、各ボス部分レバー付きカムの回動績作によってボ
   ルトに対して摺動させることにより、前記係止手段を保
   合したり、釈放したリーするようにした調整式自転車用
   ノ・ンドル。