JPS5820829Y2 - 暖房機構付加熱厨房器具 - Google Patents
暖房機構付加熱厨房器具Info
- Publication number
- JPS5820829Y2 JPS5820829Y2 JP1981012072U JP1207281U JPS5820829Y2 JP S5820829 Y2 JPS5820829 Y2 JP S5820829Y2 JP 1981012072 U JP1981012072 U JP 1981012072U JP 1207281 U JP1207281 U JP 1207281U JP S5820829 Y2 JPS5820829 Y2 JP S5820829Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat
- heating
- vibro
- kitchen appliance
- hot air
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Central Heating Systems (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、温風の送出しにより厨房室内を暖房する暖房
機構を具えたガスレンジ等の加熱厨房器具に関する。
機構を具えたガスレンジ等の加熱厨房器具に関する。
一般家庭やレストランの厨房室において、冬期、調理作
業を行う場合、特に早期は寒さが厳しく、調理者にとっ
て著しく苦痛となっている。
業を行う場合、特に早期は寒さが厳しく、調理者にとっ
て著しく苦痛となっている。
そこで近年、流し台の内部に温風吹出機構を収納配備し
て、調理者の足元へ温風を送り出す暖房機構付の厨房器
具が提案された。
て、調理者の足元へ温風を送り出す暖房機構付の厨房器
具が提案された。
ところがこの種厨房器具では、調理者の足元のみが暖房
されるに過ぎず、調理者の苦痛を完全に除去できない。
されるに過ぎず、調理者の苦痛を完全に除去できない。
また流し台は、元来熱源を持たないものであり、この種
厨房器具に発熱体を組み込むことは甚だ危険である。
厨房器具に発熱体を組み込むことは甚だ危険である。
従ってその製品化には、耐火構造等を特別に考慮する必
要があり、これがため流し台の構造が複雑となり、また
製品価格が著しく高価となる等の問題があった。
要があり、これがため流し台の構造が複雑となり、また
製品価格が著しく高価となる等の問題があった。
本考案は、ヒートパイプを熱輸送手段として用いガスレ
ンジの如き加熱厨房器具の熱源より得た熱を厨房室の適
所へ導びき、温風化することによって、従来の問題を解
消した厨房室の暖房に好適な暖房機構付加熱厨房器具を
提供することを目的とする。
ンジの如き加熱厨房器具の熱源より得た熱を厨房室の適
所へ導びき、温風化することによって、従来の問題を解
消した厨房室の暖房に好適な暖房機構付加熱厨房器具を
提供することを目的とする。
以下図面に示す実施例に基づき本考案を具体的に説明す
る。
る。
第1図は、厨房室の床面1上へ本考案にかかるガスレン
ジ2および流し台10を隣接配備し、その上方位置に換
気ボックス11および吊り戸棚12を配設したものであ
る。
ジ2および流し台10を隣接配備し、その上方位置に換
気ボックス11および吊り戸棚12を配設したものであ
る。
ガスレンジ2は、2個のガスバーナ3,3の外、グリル
4およびオーブン5を具えており、レンジ2の前面適所
には各ガスバーナ3,3の点火摘み31゜31、グリル
用ガスバーナ40の点火摘み41および、オーブン用ガ
スバーナの点火摘み51が夫々配設されている。
4およびオーブン5を具えており、レンジ2の前面適所
には各ガスバーナ3,3の点火摘み31゜31、グリル
用ガスバーナ40の点火摘み41および、オーブン用ガ
スバーナの点火摘み51が夫々配設されている。
前記グリル4は、内部の密閉室42にヒートバイブロの
加熱部61が配置されている。
加熱部61が配置されている。
ヒートバイブロは公知の如く、金属パイプ中にアンモニ
ア、アセトン等の作動流体を封入した構造であり、パイ
プ一端の加熱部に熱を加えて作動流体を蒸発させ、他端
の冷却部との間に生ずる圧力差によって蒸気を冷却部へ
高速で移動させ、冷却部にて蒸気を凝縮させて潜熱を放
出させるものである。
ア、アセトン等の作動流体を封入した構造であり、パイ
プ一端の加熱部に熱を加えて作動流体を蒸発させ、他端
の冷却部との間に生ずる圧力差によって蒸気を冷却部へ
高速で移動させ、冷却部にて蒸気を凝縮させて潜熱を放
出させるものである。
本考案は、上記のグリル4の如く、内部に熱源を有する
密閉室42内にヒートバイブロの加熱部61を配置し、
ヒートバイブロの冷却部62は密閉室42外へ導出させ
て、熱を外部へ取り出す点に特徴があるが、ヒートバイ
ブロの加熱部61は上記グリル4に限らず、別途に形成
した熱源を含む密閉室内に配置しても勿論可い。
密閉室42内にヒートバイブロの加熱部61を配置し、
ヒートバイブロの冷却部62は密閉室42外へ導出させ
て、熱を外部へ取り出す点に特徴があるが、ヒートバイ
ブロの加熱部61は上記グリル4に限らず、別途に形成
した熱源を含む密閉室内に配置しても勿論可い。
図示例では、ガスバーナ40両側のガス吹出方向にヒー
トバイブロの一端に分枝形成された加熱部61.61を
配置させている。
トバイブロの一端に分枝形成された加熱部61.61を
配置させている。
ヒートバイブロは密閉室42の外部へ延出され、ヒート
バイブロ他端の冷却部62を流し台10上方の吊り戸棚
12の内部へ導いて、温風吹出機構7を形成する。
バイブロ他端の冷却部62を流し台10上方の吊り戸棚
12の内部へ導いて、温風吹出機構7を形成する。
温風吹出機構7は、ケース70の内部中央にヒートバイ
ブロ他端の冷却部62を位置させ、冷却部62の背後に
シロッコファン等の送風機71を配備すると共に、冷却
部62前方のケース70前面および下面に温風吹出ロア
2.73を開設したものである。
ブロ他端の冷却部62を位置させ、冷却部62の背後に
シロッコファン等の送風機71を配備すると共に、冷却
部62前方のケース70前面および下面に温風吹出ロア
2.73を開設したものである。
冷却部62はヒートバイブロの端部を複数に分枝して形
成され、周面に多数のフィン63を突設したものであり
、冷却部62の近傍にサーモスタットを配備する等して
、一定の熱放出があったとき、送風機71を自動運転す
べくなしても可い。
成され、周面に多数のフィン63を突設したものであり
、冷却部62の近傍にサーモスタットを配備する等して
、一定の熱放出があったとき、送風機71を自動運転す
べくなしても可い。
然してグリル4のガスバーナ40を点火して、ヒートバ
イブロの加熱部61.61を加熱すると、ヒートバイブ
ロ内の作動流体は蒸気化する。
イブロの加熱部61.61を加熱すると、ヒートバイブ
ロ内の作動流体は蒸気化する。
この蒸気は高速でヒートバイブロ他端の冷却部62へ移
動し、冷却部62にて熱を放出して凝縮する。
動し、冷却部62にて熱を放出して凝縮する。
放出された熱は、送風機71により各吹出ロア2 、7
3へ送られ、吹出ロア2.73からは温風として吹き出
して、流し台10周面の空気を暖める。
3へ送られ、吹出ロア2.73からは温風として吹き出
して、流し台10周面の空気を暖める。
本考案は上記の如く、熱源を有する密閉室42内にヒー
トバイブロの加熱部61を配置し、ヒートバイブロの冷
却部62は密閉室42外へ導出し且つ近傍に送風機71
を配備して温風吹出機構7を形成したから、この温風吹
出機構7を厨房室の上方適所に設置することにより、厨
房室内の空気を暖めることができ、冬期における調理者
の苦痛を除去できる。
トバイブロの加熱部61を配置し、ヒートバイブロの冷
却部62は密閉室42外へ導出し且つ近傍に送風機71
を配備して温風吹出機構7を形成したから、この温風吹
出機構7を厨房室の上方適所に設置することにより、厨
房室内の空気を暖めることができ、冬期における調理者
の苦痛を除去できる。
また熱の輸送をヒートバイブロをもって行ない且つ温風
吹出機構7に特別な発熱体を用いないから、熱効率に優
れ安全性の高い暖房器具を提供できる。
吹出機構7に特別な発熱体を用いないから、熱効率に優
れ安全性の高い暖房器具を提供できる。
更にガスレンジ等の加熱厨房器具に暖房機構を組み込ん
だ構造であるから、流し台に温風吹出機構を組み込んだ
従来例の如く、耐火構造等に特別な考慮を払う必要がな
い等、考案目的を遠戚した優れた効果を奏する。
だ構造であるから、流し台に温風吹出機構を組み込んだ
従来例の如く、耐火構造等に特別な考慮を払う必要がな
い等、考案目的を遠戚した優れた効果を奏する。
第1図は厨房器具を配列した状況を示す正面図、第2図
は本考案にかかる加熱厨房器具を示す平面図である。 42・・・・・・密閉室、6・・・・・・ヒーl〜パイ
プ、61・・・・・・加熱部、62・・・・・・冷却部
、7・・・・・・温風吹出機構、71・・・・・・送風
機。
は本考案にかかる加熱厨房器具を示す平面図である。 42・・・・・・密閉室、6・・・・・・ヒーl〜パイ
プ、61・・・・・・加熱部、62・・・・・・冷却部
、7・・・・・・温風吹出機構、71・・・・・・送風
機。
Claims (1)
- 密閉室42内に熱源をもつ加熱厨房器具と、温風吹出機
構7と、一端に加熱部61.他端に冷却部62を有し加
熱厨房器具と温風吹出機構7との間を接続するヒートバ
イブロとから構成され、前記加熱厨房器具は密閉室42
の内部にヒートバイブロの加熱部61を位置させて形成
すると共に、温風吹出機構7はケース70内ヘヒートパ
イプ6の冷却部62を位置させ冷却部62の背部に送風
機71を配備し且つ前方に温風吹出ロア2.73を開設
して形成した暖房機構付加熱厨房器具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981012072U JPS5820829Y2 (ja) | 1981-01-29 | 1981-01-29 | 暖房機構付加熱厨房器具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981012072U JPS5820829Y2 (ja) | 1981-01-29 | 1981-01-29 | 暖房機構付加熱厨房器具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57125918U JPS57125918U (ja) | 1982-08-05 |
JPS5820829Y2 true JPS5820829Y2 (ja) | 1983-05-02 |
Family
ID=29810191
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1981012072U Expired JPS5820829Y2 (ja) | 1981-01-29 | 1981-01-29 | 暖房機構付加熱厨房器具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5820829Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51109142A (ja) * | 1975-03-20 | 1976-09-27 | Tokico Ltd | Danboki |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5759866Y2 (ja) * | 1976-10-27 | 1982-12-21 |
-
1981
- 1981-01-29 JP JP1981012072U patent/JPS5820829Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51109142A (ja) * | 1975-03-20 | 1976-09-27 | Tokico Ltd | Danboki |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57125918U (ja) | 1982-08-05 |
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