JPS58207543A - ワイヤクランプ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はワイヤクランプに関し、更に詳しくは、電話
用やテレビジョン・サービス用の引込線のような電気据
付はワイヤやケーブルを保持するためのワイヤクランプ
。

この発明のワイヤクランプは、保持したワイヤやケーブ
ル（ワイヤとだけ記載することもある。）を一方向に向
かってだけ移動させて例えばワイヤ上の張力を調整する
ことができる一方、他方向への軸方向移動を阻止して、
ワイヤに与えられた張力を維持することができる。

従来から引込線クランプとして使用するための数多くの
装置が提案されている。しかし従来のクランプの多くは
金属製で製造にも据付にも比較的コストがか＼る。この
ため、プラスチック製の比較的安価なりランプもある。

しかし従来のクランプは概ね二つまたはそれ以上の相互
取付はクランプ締め部材を設け、ワイヤを一軸方向だけ
に抑止する一方、引張るさいなどに反対方向へ移動させ
得るようにし・て米た。従って、与えられたワイヤ上に
そのような多部品クランプ締め装置を適正に据付けるさ
いには成る種の困難に出合うことがある。

その上、従来の装置の多くは、いったん据付と所求の引
張りを達成すると、比較的永久的にワイヤと係合してし
まう。従って、ワイヤにしてもまたはクランプ締め装置
にしても、もし使用中に何れかが破損するようなことが
あると、それらの除去または取替えが比較的困難である
。

本発明は上述の様な欠点がない改良されたワイヤクラン
プ締め装置を提供することを目的とする。

更によりくわしい目的は、適当なプラスチックから、比
較的単純かつ経済的な造型法または類似操作で一体的に
形成できる新規な改良されたり［込線クランプを提供す
ることである。

関連する目的は、保持ワイヤを単一の方向にだけ軸方向
に移動させることができてワイヤを引張り得る一方、い
ったん引張ったらその引張りを維持し得るワイヤクラン
プを提供することである。

更にもう一つの目的は、ワイヤクランプの中へ据込むべ
きワイヤを容易に受容し、しかもいつたん据込んだらそ
のワイヤを移動しないように確実に保持する一方、なお
かつ必要のさいには保持しているワイヤを比較的簡単に
外すこともできるワイヤクランプを提供することである
。

重要な一つの目的は、ケーブル内のインピーダンスに大
した影響を与えることなしに、複数の傾斜したウェブに
より、同軸ケーブルを軸方向に軸移動させないように保
持するワイヤクランプを提供することである。

一つの関連目的は、製造および据付が比較的簡単かつ経
済的で、しかも操作が高度に信頼できるワイヤクランプ
を提供することである。

単一の、一体重に形成されたワイヤクランプが、その中
にワイヤを受容するため概ねＵ形の断・面を有する細長
い開放端部付きのハウジングと、前記ハウジング内に一
体的に形成されていて、ワイヤが一つの軸方向に移動す
るのを抑止する一方、反対の軸方向には軸移動ができる
ようにしている抑止装置とを含んでいる。

以下、図示の実施例を参照して本発明を説明する。

第１図においてｉｏは本発明の引込線クランプである。

第１図は引込線クランプ１０が固定面／ｑに対しワイヤ
／２を固着するために使用される代表的な状態を示すも
ので、固定面／ｌＩはビルディングまたは同種物の概ね
垂直な壁面であってよい。従って、適当な７ツク／６ま
たは同種のファスナを壁／＋に固着し、これに引込線ク
ランプ１０をかけてよい。

引込線クランプ／θはハウジング／ｇと、フックまたは
他の固着装置／６とピボット係合するため軸方向に外向
きに突出したループ部Ｉとを含む。

このループ〃はハウジング／ｇと一体的に成形するか、
または別に成形して取付けてもよい。

引込線クランプＩＯは好ましくはワイヤ／２を、矢印２
２で示す軸方向に移動させることができる一方、矢印２
１Ｉで示す反対の軸方向には移動を阻止することができ
る。その結果、この発明の引込線クランプ１０はワイヤ
／２の引張り、かつ特にワイヤの遠隔部分／ユαの引張
りを容易にする−方、いったん％　ｒｓされたそのよう
な張力を保持する。代表的な据付けにおいては、ワイヤ
ノコの内側または近接部分／コｂにとって、曲／ダの内
部の装備と過室に接続するために光分なたるみまたは軸
方向長さを備えることが一般的に望ましい。しかしなが
ら、ワイヤノコの部分７２αは、例えばビルディング凹
ｌダと遠隔の便益上または同類物との間で与えられた麓
の張力で全体的に保持されるべきである。

さて、ハウジングｉｔは帽ｌＯを含み、この底壁３０は
ほぼ平行で相対向した１対の側壁３コ、３りを支えてい
る。この帽１０と、＠壁３ユ、３ダは某にハウジングｉ
ｇの概ねＵ形の直面を形成している。従って、このＵ形
ハウジング７ｇはワイヤノコを受容するための開放部３
６を形成している。尚、図示のワイヤ１２は周知の同軸
ケーブルである、。

上述のように、ハウジングはワイヤｌユが矢印Ｊの軸方
向に移動するのを全体的に抑止する一方、反対の矢印−
の軸方向−にはワイヤが移動できるようにするため、鴻
当な一体的に形成された構造を備えている。この実施例
では、この構造は３ｇ　、弘Ｏにより全体的に指示され
ていて、それぞれの側壁、３２　、３１７から内向きに
突出した１対の相似のウェブ構造より成っている。その
上、第２図で最もよく判るように、これらのウェブ３１
ｒ　、　’１０はそれらのそれぞれの側壁３２　、３１
４に対して直角状で、各側壁から全体的に矢印−の軸方
向に曲って突出している。従って、これらのウェブ３ｇ
　、　ｌＩＯはワイヤ１２が矢印評の軸方向に移動する
のを阻止するよう作用する一方、矢印２２の軸方向には
ワイヤ／２が移動できるようにしている。

図示の実施例においては、これらの内向きに突出したウ
ニ１３ｇ　、　ｕは各々、ハウジ＞　り／ｒ　、！ニ一
体重に形成されている複数のほぼ平行で、離れたリブ部
材を含んでいる。これらのリブないしウェブ部材３ｇ、
、＋１０の先端はワイヤ／２の断面寸法にほぼ類似の寸
法だけ離れている。好ましくは、これらの平行かつ離れ
たリブＪｇ　、　ｕはすべてほぼ同厚で、かつそれらの
間にほぼ同等の間隔またはギャップを形成している。し
かしながら、この発明から逸脱することなしに、これら
のウェブ部分ないしリブ３ｇ　、　ＩＩθについて異っ
た数、関連サイズおよび間隔が利用できる。上述のよう
に、ウェブ３ｇ　、　’１０間の距離はワイヤ／２の断
面寸法にほぼ等しい。この間隔は前記の断面寸法よりも
ややせまくシ、ケーブルの芯線／２ｄとシールド構体／
２６との間の間隔維持材／２ｆによって設定された距離
にあまり影響することなしに、ウェブ３ｇ　、　’７０
の端部を同軸ケーブルのカバー／−〇と係合させること
が好ましい。

上述し、かつ図面に見られるように、内向きに突出した
ウェブ構造３ｇ　、　’１０の各々は各側壁３２゜評か
ら直角方向に内向きに突出した複数のウェブを含み、好
ましくは、ケーブル内のインピーダレ−スがほとんど影
響を受けないような状態にそれらのウェブにより保持さ
れている同軸ケーブル／２と係合する。各々同軸ケーブ
ル／２に軸方向でそれに沿ったわずかに離れた位置で係
合している内向きのウェブの複合性のために、クランプ
１０によ、り係合されているケーブルの全体的部分に亘
って保持力が拡がる。従って、ケーブルの芯線／２ｄと
シールド構体／２ｅとの間で絶縁間隔維持材／、ｉｆに
より設定される臨界間隔の崩壊は、ケーブルのセグメン
ト上に保持力が拡がっているので最小限となる。すなわ
ち、ケーブル内のインピーダンスはほとんど影響を受け
ない。従って、もし保持力が特定の点または非常に小さ
な区域に制限されるようなことがあれば、臨界間隔並び
にインピーダンスはひどい影響を受けることとなろう。

この発明のもう一つの特性によれば、ハウジング／ｇは
各端部に部分的な端壁ダコ、鉾を備えている。その上、
これらの端壁’Ａ２　、　件の各々が、側壁３２　、３
’ｌのそれぞれの一つから、ハウジングｉｇの断面幅を
部分的に横切って延びている。すなわち、端壁ｔ２は、
その先端部または先端面と反対側壁評との間にはギャッ
プｌＩ＆を保って側壁３２から突出している。同様に、
反対側の端壁件は、その先端部または末端面と反対側壁
３コとの間に同様のギヤツブ何を保って側壁評から突出
している。これらのギャップないし開口！Ａ　、　ｔＩ
ｇはハウジング／ｇの頂部３６からハウジング／ざの中
へワイヤ／２を挿入し易くしているので好都合である。

この発明の更にもう一つの特性により、部分的端壁ａｓ
　＋　ａｌｌの各々はほぼフック形の部材または部分り
Ｏ（第３図参照）、見（第５図参照）を形成し、ハウジ
ング／ｇの底壁３０の内面から離れている。これらのフ
ック形部分りθ、見は有利なことに、ワイヤノコが概ね
上方へ移動するのを阻止し、ハウジング１ｇ内に保持す
るのに役立つ。

ノーウジングの底壁３０は内面のは！中心に長手方向に
隆起リブ界を含み、その上面は、そこに保持すべきワイ
ヤ１２の断面寸法にほぼ類似の寸法だけ、それぞれのフ
ック形部材りＯ，ターの下面から離れている。このリブ
ｙ＋の幡ないし断面寸法はワイヤ／ユより小さくするこ
とが好ましい。

従って、フック形部分り０．髭の下面５４　、５ｇはリ
ブ外や底壁３０の内面から離れている。この間隔が充分
に広いので、そこを通してワイヤ／ユをノ１ウジング内
へ挿入し、第３図、第４図、第５図に示すように、ハウ
ジング内に概ね同軸の位置を得るよう、比較的簡単に操
作することができる。′ ワイヤ／２をハウジング１ｇ内へ更に挿入し易くするた
めに、ウェブ３ｇ　、　ｌＩＯを形成しているリブの各
対向した端部の上方は斜下向きに二番取りした斜面８α
、　ｌＩｏαを有する。従って、ワイヤ／２をハウジン
グ／ｇに挿入する際にワイヤ／２は両斜面３ｇα、　ａ
Ｏαで導かれ、非常に容易に行える様になっている。更
にこの点に関し、フック部分りＯ，タコの各々の面にも
斜面りｇ、６０を形成し、ハウジング１ｇ内にワイヤを
挿入する際に通り易くしである。

前述の説明から、ハウジング７ｇの各種要素の協力的構
造により・；→ジングの上面３６から比較的簡単かつ容
易にワイヤ７．２を挿入できることが判る。そして、一
旦ワイヤ／２を、図示のノ１ウジング内の概ね同軸位置
に差込むと、これらの構造が更に協力して、ワイヤ７．
２が７１ウジング１ｇ力）ら移動す盃のを阻止する。こ
の挿入手順の理解を助けるために、ワイヤ１２の挿入中
の状態を第２図、第３図、第４図、第５図に破線で示し
た。

この発明の好ましい形式によれば、ループＩは、造型法
または他の適当なプロセスによってハウジング／ｇと一
体的に形成するのがよし）。その上、このループＪは側
壁３ユから延びている延長部ないし脚部６２の端部に形
成し、第１図、第２図で判るように、ワイヤの部分／２
ｂと干渉しないようにすることが好ましい。

更にまた、適当な補強リブ評９品を７・ウジングｉｇや
ル、−ブＪの両者と一体重叫成形してもよい０ 以上、この発明を好ましい実施例につＩ／Ｘで説明した
が、本発明はこの実施例に限定されず、特許請求の範囲
に記載された技術思想の枠内で種々に構造を変えて実施
することができる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示すもので、第１図は使用状
態の仰」面図、第２図は平面図、第３図は第２図の３−
３線に沿う断面図、第４図は第２図の４−４線に沿う断
面図、第５図は第２図の５−５線に沿う断面図で、図中
、ｌコはワイヤやケープＡＩ、ｔＩｇ：はハウジング、
Ｊはループ部分、３０は底壁、３コ、３ダは側壁、３ｇ
　、ＩＩｏは抑止装置であるウェブを示す。 特許出願人　　　イリノイ　ツール　ワークスインコー
ホレイテッド 同　代理人　　弁理士　庖　１）信　行間　　代理人　
　　弁理士　倍　　１）　武　　通　　゛＝−ニ、′ 同　代理人　　弁理士　帰　１）簀　三　−゛、１−’
；− 手続補正書Ｃ方式） 昭和５８年７　月５　日 特許庁長官若杉和夫　　殿 １、　事件の表示 特願昭５８−４９０６８　号 ２、発明の名称　　　　ワイヤクランプ３、　補正する
者 事件との関係　　　出願人 イリノイ　ツール　ワークス　インコーホレイテッド電
話０３（５０１）　８７５１　（代表）４３２４弁理士
　福　　１）　信　　行５、　補正命令の日付 昭和５８年６　月２８　日（発送日） ６、補正の対象　図　　面 ７、補正の内容　浄書図面（内容に変更なし）を別紙の
通り提出する。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）　　内部にワイヤを受容するための概ねＵ形断面
   を有する開放端部付の細長いハウジングを含み、かつ前
   記ハウジング内には抑止装置が一体的に形成してあって
   ワイヤが一つの軸方向に移動するのを抑止する一方、反
   対の軸方向には移動できるようにしている単一の一体的
   に形成されたワイヤクランプ。 （２、特許請求の範囲（１）のワイヤクランプにおいて
   、細長いハウジングは底壁と１対のほぼ平行の側壁を含
   み、底壁と前記側壁が協力して前記Ｕ形断面を形成して
   おり、かつ前記抑止装置は、前記側壁の各々から内向き
   に突出したウェブ装置を含み、その間にワイヤを係合さ
   せるようになっているワイヤクランプ。 （３）特許請求の範囲（２）のワイヤクランプにおいて
   、ウェブ装置は各側壁に対して直角状で且つ前記反対の
   軸方向に向って斜めに突出し、一つの軸方向へワイヤが
   移動するのを阻止するワイヤクランプ。 （４）特許請求の範囲（３）のワイヤクランプにおいて
   、ウェブ装置は各側壁に対して直角状で、平行に離れて
   突出するＩＩｉ数のリプ部材を含んでいるワイヤクラン
   プ。 （５）符ｆｆ請求の範囲（１）又は（４）のワイヤクラ
   ンプにおいて、ハウジングは各部品に部分的ｍＷを含み
   、各部分的癩壁はワイヤ上に係合するための内向きに突
   出したフック形部分を有し、ワイヤがＵ＃ハウジングか
   ら概ね上に移動するのを阻止するようになっているワイ
   ヤクランプ０ （６）特ｆｆＩｔＦＮ求の＃、ｖ５（５）ノワイヤクラ
   ンフニオイて、前記フック形部分の各々は各側壁のそれ
   ぞれの一つから突出し、その先端は対向した反対側の側
   壁から離れ、これによりハウジング内に端鴛開口を形成
   してワイヤを開口を進して受容するようになっているワ
   イヤクランプ０ （７）特許請求の範囲（１）又は（４）のワイヤクラン
   プであって、ハウジングと一体的に形成してあって外部
   支持装置とピボット係合できるようになっている軸方向
   に突出したループ装置を含んでいるワイヤクランプ。 （８）特許請求の範囲（６）のワイヤクランプにおいて
   、フック形部分の各々はワイヤの断面に対し少くとも等
   しい寸法だけ底壁の上面から離れ、その下方にワイヤを
   挿入し易くなっているワイヤクランプ。 （９）特許請求の範囲（８）のワイヤクランプにおいて
   、底壁はワイヤをフック形部分の下方に保持係合するた
   め、前記フック形部分とほぼ同軸に整合した一体的に形
   成された隆起リブを含み、前−記リブの上面はワイヤの
   断面寸法と少くとも同大量だけフック形部分の下端部か
   ら離れていて、その間にワイヤを受容し得るようになっ
   ているワイヤクランプ。 （１０１特許請求の範囲（４）のワイヤクランプにおい
   て、複数のリプは夫々対向した端部の上部に斜下向きの
   斜面を有し、ハウジング内へのワイヤの位置決めおよび
   挿入をし易くしているワイヤクランプ。 圓　特許請求の範囲（７）の装置において、ループ装置
   はハウジングから軸方向に突出していて、ループ装置の
   反対側のハウジングの端部から外側へ延びているワイヤ
   の部分上の張力を増大せしめ得る一方、前記ワイヤの前
   記部分上の前記張力が減小するのを阻止している装置。 Ｕ　底壁と、１対のほぼ平行の側壁とを含む開放端部付
   の細長いハウジングを含み、前記底壁と前記側壁が協力
   してほぼＵ形の断面を形成してその中にワイヤを受容す
   るようなっており、かつ前記ハウジング内に抑止ウェブ
   装置°を一体的に形成してワイヤが一つの軸方向に移動
   するのを抑止する一方、反対の軸方向には移動できるよ
   うになっており、かつ））；Ｉ記つェブ装置は各側壁に
   対し直角状で、各側壁からワイヤが移動できる軸方向に
   向って斜めに突出している、一体に形成されたワイヤク
   ランプ。 α３）　特許請求の範囲α２のワイヤクランプにおいて
   、ウェブ装置は側壁の各々に対し直角状で、側壁から内
   向きに突出した複数の離れたほぼ平行なリブ部材を含む
   ワイヤクランプ。 圓　特許請求の範囲（１３１のワイヤクランプにおいて
   、ハウジングは各端部に部分的端壁を含み、前記各部分
   的端壁はワイヤ上に係合するための内向き突出したフッ
   ク形部分を有し、ワイヤがＵ形ハウジングがら概ね上に
   移動するのを阻止するようになっているワイヤクランプ
   。 （１５）　　特許請求の範囲Ｉのワイヤクランプにおい
   て、フック形部分の各々は側壁のそれぞれの一つから突
   出し、その先端は反対側の側壁から離れ、これによりハ
   ウジング内に端壁開口を形成し、そこを通してワイヤを
   受容するようになっているワイヤクランプ。 （１６）　　特許請求の範囲（１５）のワイヤクランプ
   において、フック形部分の各々はワイヤの断面に対し少
   くとも同寸法だけ底壁の上面から離れていて、その下に
   ワイヤを挿入し易くなっているワイヤクランプ。 αり　特許請求の範囲叫のワイヤクランプにおいて、底
   壁はフック形部分とほぼ同軸に整合した一体の隆起リブ
   を含み、ワイヤをフック形部分の下に保持係合させるよ
   うになっており、前記リプの上面はワイヤの断面寸法と
   少くとも同大量だけフック形部分の下端部から離れてい
   て、それらの間にワイヤを受容し得るようになっている
   ワイヤクランプ。 （１ε　特許請求の範囲（１３１のワイヤクランプにお
   いて、前記複数のリプは夫々相対向した端部の上部に斜
   め下向きの斜面を有し、ハウジング内へのワイヤの位置
   決めおよび挿入をし易くしているワイヤクランプ。