JPS58207377A - 防蝕剤 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規なる防蝕剤に関する。

無機酸、有機酸あるいはアルカリ等をけじめ、産業上有
用な化学剤にＦｉ鋏等の金属に対して腐蝕性を示すもの
が多い。従ってかかる化学剤を貯蔵、輸送する容器ある
いは使用時の機器類等に対して何らかの対策が不可欠で
ある。実用上鏝も簡単な方策は、＠触性をもつ該化学剤
に防蝕剤を添加することであり、様々な防蝕剤が知られ
ている。例えは効果的な防蝕剤の一例としてチオ尿素が
公知であるがその使用量によっては逆に腐蝕を促進する
恐れがあり、使用量の敬答なコントロールが必ｌ（ 要となるために必ずしも横用的であるとは言い錐い。

本発明者はかかるチオ尿素の防蝕性を更に向上させ、又
その使用量がかなり大巾に変切しても防蝕効果を保持さ
せることを目的として鋭意研究全行ったところ、次式の
如き構造をもつ４．５−ジヒドロキシイミダゾリジンチ
オン２又はそのメチロール化物が １ 上記の目的を充分に運狡しつるという新規な事実を見出
し、本発明を完成するに到った。

該化合物は、グリオキザールとチオ尿素を反応温変１］
〜１００℃好ましくけ２０〜６０’Ｃで約１時間浬度反
応させることによって白色針状結晶として得られ、その
収率は９５％前後と非常に高い。

該反応を式で示すと次のようである。

Ｉ 該化合物のメチロール化物とは４，５−ヒドロキシイミ
ダゾリジン千オン２を更にホルマリント反応させたもの
であり次の構造式をもつ。

かかる化合物がチオ尿素よりも一段と防蝕効果にすぐれ
、かつ最適添加量の範囲が広くなるというすぐれた効果
を発揮するのである。

本発明の防蝕剤を使用するにあたってその盪は討東とな
る腐蝕性化学剤の神類によって変すするので一概には規
定でさないが、化学剤に灯してｏ’、、ｏ　ｏ　Ｏ＋〜
１．０重惜％添加すればよいうチオ栄素の場合、添加量
範囲が００１〜ｉ１．０５ｉＵ％とせまい上にり、［ｌ
ろ暇横％以上添架するとかえって腐蝕作用を促進してし
まうことと地絞すると非常に優れた性質を有する。又、
必要に応じて他の公用の防蝕剤等を併用して用いても差
：５：えない。該防＠、剤の使用方法は、肘象化学畑と
核防蝕剤を混合して３くのが普通であるが、′８４・ポ
ンプ等の機器の内Ｍ−表面に該防蝕剤を塗布することも
できる。

以下、実施例を示して本発明を具体囚に説明する。

尚、例中≠≠→≠弁「％」とあるのは特にことわりのな
い限り重量基準である。

実施例 ５０００Ｃのビーカーに第１麦に示し次設を５００ｃＣ
程入ｎ、４．５−ジヒドロキシイミダゾリジンチオン２
を添加した後、予め重量を測定した金属片（材質を第１
表中に示す）を入れ、４日後に金属片をとり出し、充分
水洗乾燥後、再びその＠量を測定し、それをもとに腐蝕
の度合を調べた。

結果を第１表に示す。

対照例 前記実施例において防蝕剤を加えなかったもの、及び防
蝕剤としてチオ尿素を用いたこと以外は、同側と全く同
様にして腐蝕の度合を調べた。

結果を第１表に併せて示す、 第　　　　３　　　　表

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 次式で示される構造を持つ４．５−ジヒドロキシイミダ
   ゾリジンチオン２、又はそのメチロール化物を主剤とす
   る防蝕剤、 Ｏｆ（０）１ １ １