JPS58207325A - 線材の球状化処理方法 - Google Patents
線材の球状化処理方法Info
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- JPS58207325A JPS58207325A JP9185282A JP9185282A JPS58207325A JP S58207325 A JPS58207325 A JP S58207325A JP 9185282 A JP9185282 A JP 9185282A JP 9185282 A JP9185282 A JP 9185282A JP S58207325 A JPS58207325 A JP S58207325A
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C21—METALLURGY OF IRON
- C21D—MODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
- C21D8/00—Modifying the physical properties by deformation combined with, or followed by, heat treatment
- C21D8/06—Modifying the physical properties by deformation combined with, or followed by, heat treatment during manufacturing of rods or wires
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、熱延線材の延性、靭性、令聞加工性等を向上
させるだめの、鋼中炭化物の球状化6理方法に関する。
させるだめの、鋼中炭化物の球状化6理方法に関する。
一般に、鋼中の炭化物を球状化する方法として。
鋼材をAc、点以上に加熱した後、徐冷する方、法やA
c、点上下に加熱冷却を繰り返す方法がよく知られてい
る。ところか、このような焼鈍による球状化処理は、十
数時間の長い処理時間を必要とし。
c、点上下に加熱冷却を繰り返す方法がよく知られてい
る。ところか、このような焼鈍による球状化処理は、十
数時間の長い処理時間を必要とし。
熱処理コストの増大や脱炭、酸化の問題を生じるばかり
でなく、長い熱処理時間のために、鋼中のフェライト粒
および炭化物が非常に粗大化し、かえって延性、靭性、
加工性を低下させる問題がある。
でなく、長い熱処理時間のために、鋼中のフェライト粒
および炭化物が非常に粗大化し、かえって延性、靭性、
加工性を低下させる問題がある。
本出願人が先に出願した特願昭55−117275「鋼
中炭化物球状化処理方法」は、2チ以丁のC4を含有す
る鋼をその球状化熱処理前に一定の条件で温間加工する
もので、この温間加工により後の熱処理において鋼中炭
化物の球状化が著しく促進され、高度の延性、靭性、加
工性を確保すると同時に、熱処理時間を大巾に短縮する
大きな効果を有する。本発明はこの方法を線材に適用し
1合せてその効果を一層高めた線材の球状化6理方法の
提供を目的とする。
中炭化物球状化処理方法」は、2チ以丁のC4を含有す
る鋼をその球状化熱処理前に一定の条件で温間加工する
もので、この温間加工により後の熱処理において鋼中炭
化物の球状化が著しく促進され、高度の延性、靭性、加
工性を確保すると同時に、熱処理時間を大巾に短縮する
大きな効果を有する。本発明はこの方法を線材に適用し
1合せてその効果を一層高めた線材の球状化6理方法の
提供を目的とする。
ところで、球状化熱処理前の温同加工が、熱れ理の際の
鋼中炭化物の球状化促進に有効な理由は、鋼中炭化物が
温間加工によって変形破壊を起し、変形破壊された鋼中
炭化物が熱処理の際に微細分断し凝集されやすくなるた
めとされている。しかしながら、単に鋼中炭化物を変形
破壊するだけでは、十分に分断凝集が行われない。鋼中
炭化物を効率よく分断凝集させるには、温間加工の段階
で鋼中炭化物を十分に変形破壊すると同時に、熱処理の
段階でそのCの拡散を促すことが必要なのである。本発
明者は特にこのCの拡散に注目し、その促進手段につい
て種々実験研究を重ねた結果、温間加工前に冷間で5〜
90チの塑性加工を行うのが甑めで有効であることを知
見した。
鋼中炭化物の球状化促進に有効な理由は、鋼中炭化物が
温間加工によって変形破壊を起し、変形破壊された鋼中
炭化物が熱処理の際に微細分断し凝集されやすくなるた
めとされている。しかしながら、単に鋼中炭化物を変形
破壊するだけでは、十分に分断凝集が行われない。鋼中
炭化物を効率よく分断凝集させるには、温間加工の段階
で鋼中炭化物を十分に変形破壊すると同時に、熱処理の
段階でそのCの拡散を促すことが必要なのである。本発
明者は特にこのCの拡散に注目し、その促進手段につい
て種々実験研究を重ねた結果、温間加工前に冷間で5〜
90チの塑性加工を行うのが甑めで有効であることを知
見した。
すなわち、温間加工前に冷間加工を行うと、■ 冷間加
工によって導入された転位が、熱処理の段階で鋼中Cの
拡散経路になってCの拡散を促進すると同時に、 ■ 冷間加工されたフェライト粒が、熱処理の段階で再
結晶して粒界面積を増加させ、Cの粒界拡散が促進され
るばかりでなく、 ■ 冷間加工によってセメンタイト板が破砕されている
ため、熱処理の際の凝集も容易となり、このようにCの
拡散と合せて変形破壊の面からも球状化が促進される結
果、熱処理時間の大巾短縮と鋼中炭化物の完全球状化が
可能になるのである。
工によって導入された転位が、熱処理の段階で鋼中Cの
拡散経路になってCの拡散を促進すると同時に、 ■ 冷間加工されたフェライト粒が、熱処理の段階で再
結晶して粒界面積を増加させ、Cの粒界拡散が促進され
るばかりでなく、 ■ 冷間加工によってセメンタイト板が破砕されている
ため、熱処理の際の凝集も容易となり、このようにCの
拡散と合せて変形破壊の面からも球状化が促進される結
果、熱処理時間の大巾短縮と鋼中炭化物の完全球状化が
可能になるのである。
本発明はこの知見に基づきなされたもので、2チ以下の
Cを含有する鋼の熱延線材に冷間で5〜90%の塑性加
工を加えた後%Ar3点以下300’C以−Hの温度域
で5〜90%の塑性加工を加え、次いでこの線材を熱処
理する点6て特徴かある。
Cを含有する鋼の熱延線材に冷間で5〜90%の塑性加
工を加えた後%Ar3点以下300’C以−Hの温度域
で5〜90%の塑性加工を加え、次いでこの線材を熱処
理する点6て特徴かある。
本発明において、冷間の塑性加工はロールベンダ、ロー
ラダイス、穴ダイス等、通常の線材の塑性加工法を用い
て行うが、ロールベンダによ、る塑性加工は、繰り返し
曲げ加工を基本にしつつ、線材に伸び加工を付与する複
合加工であるため、他の学純な減面加工と異なり、同一
の伸び率を与えても非常に多くの累2積匣が加えられ・
顕著な加工効果を発現させるばかりでなく、加工と同時
に脱スケールも行え、スケールの非常に少ない線材を製
造できる特色がある。
ラダイス、穴ダイス等、通常の線材の塑性加工法を用い
て行うが、ロールベンダによ、る塑性加工は、繰り返し
曲げ加工を基本にしつつ、線材に伸び加工を付与する複
合加工であるため、他の学純な減面加工と異なり、同一
の伸び率を与えても非常に多くの累2積匣が加えられ・
顕著な加工効果を発現させるばかりでなく、加工と同時
に脱スケールも行え、スケールの非常に少ない線材を製
造できる特色がある。
ArJ点以ト300°C以上の温間塑性加工も、ロール
ベンダ、ローラダイス等の通常の線材の塑性加工法を用
いて行い、なかでもロールベンダによる塑性加工は前述
の如き特色を有する。
ベンダ、ローラダイス等の通常の線材の塑性加工法を用
いて行い、なかでもロールベンダによる塑性加工は前述
の如き特色を有する。
温間塑性加工後の熱処理は、■: Ar、点以下500
°C以七の温度域に7分以上加熱保持する、■:焼鈍す
る、(■:■の後で■を行う、のいずれの形で行っても
よい。
°C以七の温度域に7分以上加熱保持する、■:焼鈍す
る、(■:■の後で■を行う、のいずれの形で行っても
よい。
ここで焼鈍とは、従来の球状化焼鈍と軟化焼鈍の両方を
いう。
いう。
また、この熱処理は、温間塑性加工後一旦常温まで冷却
した後に行ってもよいし、温間塑性加工後冷却を待たず
に連続して行ってもよい。ただし、後咎の熱処理の方法
が球状化促進に有効でかつ経済的でもある。
した後に行ってもよいし、温間塑性加工後冷却を待たず
に連続して行ってもよい。ただし、後咎の熱処理の方法
が球状化促進に有効でかつ経済的でもある。
本発明の方法はバッチ式、連続式のいずれで行ってもよ
い・従来の熱処理による球状化処理では娯理時間か長い
ため、望むと望まざるとにかかわらずバッチ式を採用せ
ざるをflないが、熱処理時間を大巾に短縮できる本発
明の方法ではインラインのl工程処理が可能となり、こ
れによって処理能率か上りかつ熱処理の均一化か図れる
点も本発明の大きな効果である。
い・従来の熱処理による球状化処理では娯理時間か長い
ため、望むと望まざるとにかかわらずバッチ式を採用せ
ざるをflないが、熱処理時間を大巾に短縮できる本発
明の方法ではインラインのl工程処理が可能となり、こ
れによって処理能率か上りかつ熱処理の均一化か図れる
点も本発明の大きな効果である。
なお、連続処理を採用する場合にあっても、変形抵抗の
低下が強く求められる材料に対しては、簡拳なオフライ
ン焼鈍の追加がイ゛f効である〇本発明の方法に供する
線材は、一般の熱延した後自然放冷した組織を有するも
のであってもよいが、熱延後調整冷却したものの方が望
ましい。その理由は、熱延後調整冷却することにより、
低温で変態生成する組織(微細パーライト、ベイナイト
、マルテンサイトあるいはこれらの混合組織)を生じ、
本発明の球状化促進効果が一層高められるからである。
低下が強く求められる材料に対しては、簡拳なオフライ
ン焼鈍の追加がイ゛f効である〇本発明の方法に供する
線材は、一般の熱延した後自然放冷した組織を有するも
のであってもよいが、熱延後調整冷却したものの方が望
ましい。その理由は、熱延後調整冷却することにより、
低温で変態生成する組織(微細パーライト、ベイナイト
、マルテンサイトあるいはこれらの混合組織)を生じ、
本発明の球状化促進効果が一層高められるからである。
線材の鋼種については、鋼中炭化物を球状化する必要の
あるものであれば、種類を問わない。
あるものであれば、種類を問わない。
次に1本発明における限定理由について述べる。
(a) 熱延線材を冷間で塑性加工するのは、熱処理
においてCの拡散を促すとともに、凝集を促進して鋼中
炭化物の球状化促進を図るためであり、その詳細は既に
述べたとおりである。
においてCの拡散を促すとともに、凝集を促進して鋼中
炭化物の球状化促進を図るためであり、その詳細は既に
述べたとおりである。
翰 −II記冷間甲性加工の加工度を5〜90チの範囲
に限定したのは次の理由による・ 5チ未満の加工度では熱処理の段階でCの拡散と鋼中炭
化物の凝集が不足し、特願昭55−117275「鋼中
炭化物球状化処理方法」と同程度の球状化促進効果しか
引き出せない。逆に、加工度が90チを超えると球状化
促進効果の上昇は期待できず、単に加工工程が複雑化す
るにとどまる。したがって、上記加工度は5〜90チの
範囲とした。
に限定したのは次の理由による・ 5チ未満の加工度では熱処理の段階でCの拡散と鋼中炭
化物の凝集が不足し、特願昭55−117275「鋼中
炭化物球状化処理方法」と同程度の球状化促進効果しか
引き出せない。逆に、加工度が90チを超えると球状化
促進効果の上昇は期待できず、単に加工工程が複雑化す
るにとどまる。したがって、上記加工度は5〜90チの
範囲とした。
(c) 冷開塑性加工後に行う温間塑性加工の加工温
度をAr3点以魚具00°C以上に限定したのは次の理
由による。
度をAr3点以魚具00°C以上に限定したのは次の理
由による。
Ar、魚具−1−に加熱するとこの段階で鋼中炭化物が
分解固汀fを起し、本発明の技術手段を適用しても鋼中
炭化物の球状化、組織の微細化に効果をもたらさない、
また、300°C′宣下の温度で加工したものは、熱処
理の段階でCの拡散が充分におこらず、鋼中炭化物の変
形破壊に伴う凝集が不十分で、球状化か不足する。した
がって温間塑性加工の加工温度をAr、魚具下300°
C以上に限定した。
分解固汀fを起し、本発明の技術手段を適用しても鋼中
炭化物の球状化、組織の微細化に効果をもたらさない、
また、300°C′宣下の温度で加工したものは、熱処
理の段階でCの拡散が充分におこらず、鋼中炭化物の変
形破壊に伴う凝集が不十分で、球状化か不足する。した
がって温間塑性加工の加工温度をAr、魚具下300°
C以上に限定した。
け)上記温間塑性加工の加工度を5〜90%の範囲に限
定したのは次の理由による。
定したのは次の理由による。
加工度か5%未満では鋼中炭化物の変形破壊が不充分な
ため、熱処理の段階でその微細分断および凝集が行われ
ない。この加工度が大きくなるほど、鋼中炭化物の微細
化が促進さハて、以後の球状化熱処理時間が短縮され、
場合によっては球状のだめの焼鈍を施さなくてもI−分
な球状化組織が得られる。しかしながら、加工1ψが9
0%を超えてもI―記した効果は増大することかなく、
加工工程のみが複雑化する。したがって、この温間加工
の加工度を5〜90チとし、好ましくは10〜8゜係と
する。
ため、熱処理の段階でその微細分断および凝集が行われ
ない。この加工度が大きくなるほど、鋼中炭化物の微細
化が促進さハて、以後の球状化熱処理時間が短縮され、
場合によっては球状のだめの焼鈍を施さなくてもI−分
な球状化組織が得られる。しかしながら、加工1ψが9
0%を超えてもI―記した効果は増大することかなく、
加工工程のみが複雑化する。したがって、この温間加工
の加工度を5〜90チとし、好ましくは10〜8゜係と
する。
(e) 温間塑性加工後の熱処理は、■:Ar3点以
下500°C以トの温度域に7分以上保持する、■:焼
鈍する、■:■の後+を匂を行う、のいずれの形で行っ
てもよいか、その理由は次のとおりである。
下500°C以トの温度域に7分以上保持する、■:焼
鈍する、■:■の後+を匂を行う、のいずれの形で行っ
てもよいか、その理由は次のとおりである。
(,0の保熱を行うのは、温同塑性加工後の線材をAr
、魚具下500°C以上の温度域に7分以上保つことに
より、温間塑性加工Oてよって変形破壊した鋼中炭化物
をCの拡散6でよって分断凝集させるためであり、Ar
8点をこえると鋼中炭化物は殆ど分解固溶してしまって
塑性加工を付加した効果がなくなり、500°C未満の
温度ではCの拡散が不十分なために鋼中炭化物の分断凝
集が進まなくなる。
、魚具下500°C以上の温度域に7分以上保つことに
より、温間塑性加工Oてよって変形破壊した鋼中炭化物
をCの拡散6でよって分断凝集させるためであり、Ar
8点をこえると鋼中炭化物は殆ど分解固溶してしまって
塑性加工を付加した効果がなくなり、500°C未満の
温度ではCの拡散が不十分なために鋼中炭化物の分断凝
集が進まなくなる。
この保熱6埋は、恒温保持でも徐冷保持でもよいが、j
q温保持の方が球状化が促進されやすく、徐冷保持の場
合も500’Cに至るまでの時間が7分以上あればfi
工湯温保持場へと殆んど差がなくなってし1う。
q温保持の方が球状化が促進されやすく、徐冷保持の場
合も500’Cに至るまでの時間が7分以上あればfi
工湯温保持場へと殆んど差がなくなってし1う。
・、Φの焼鈍が炭中炭化物の球状化に有効なことは既に
知られているとおりである。
知られているとおりである。
■の保熱・焼鈍を行うのは、■の温間保持だけでも球状
化は進んでいるが、その後で更に焼鈍を行えば、一層昧
状化が促進されるためである。
化は進んでいるが、その後で更に焼鈍を行えば、一層昧
状化が促進されるためである。
この場合、従来の焼鈍による球状化処理に較べてはるか
に短時聞の処理で微細な球状化組織が?IIられ、コス
ト的シても品質的にも極めて有利であることは言うまで
もない。
に短時聞の処理で微細な球状化組織が?IIられ、コス
ト的シても品質的にも極めて有利であることは言うまで
もない。
(f) 本発明の方法に供する熱延線材の鋼のC量を
2チ以Fとした理由は、C量が2チを超えると状態図に
おけるγ相の領域が非常に狭くなるとともに、初析セメ
ンタイトのγ粒界」1析出量が多くなって、熱間加工性
を劣化させ、熱延段階で割れが発生しやすくなることに
よる。
2チ以Fとした理由は、C量が2チを超えると状態図に
おけるγ相の領域が非常に狭くなるとともに、初析セメ
ンタイトのγ粒界」1析出量が多くなって、熱間加工性
を劣化させ、熱延段階で割れが発生しやすくなることに
よる。
次に、本発明の実施例を本発明範囲外の廼理例と比較し
て本発明の実施効果を明らかにする。
て本発明の実施効果を明らかにする。
第1表に示す成分組成の鋼(すなわち鋼Aは520C,
#BldS45C,鋼C1dSCM435、鋼りは5U
J−3、鋼Eは5UP−10(7)各相当鋼)かうする
現場溶製材を10.0111φに熱間圧延した線材を供
試材とした。
#BldS45C,鋼C1dSCM435、鋼りは5U
J−3、鋼Eは5UP−10(7)各相当鋼)かうする
現場溶製材を10.0111φに熱間圧延した線材を供
試材とした。
第1図は試験に使用した球状化処理ラインで、(1)は
ペイオフリール、(2)はロールペンタ、(3)ldロ
ールベンダ(3)を構成するVロール、(4)は同Hロ
ール、(5)は駆動キャップスタン、(6)は加熱装置
、(7)は加熱装置を構成する高周波誘導コイル、(8
)//′i同均熱b’iり(9)はロールベンダ、o1
ハロールベンタ(9)を構成する■ロール、aυは同H
ロール、@は駆動保熱装置、0騰は巻取リリールを表わ
している。
ペイオフリール、(2)はロールペンタ、(3)ldロ
ールベンダ(3)を構成するVロール、(4)は同Hロ
ール、(5)は駆動キャップスタン、(6)は加熱装置
、(7)は加熱装置を構成する高周波誘導コイル、(8
)//′i同均熱b’iり(9)はロールベンダ、o1
ハロールベンタ(9)を構成する■ロール、aυは同H
ロール、@は駆動保熱装置、0騰は巻取リリールを表わ
している。
ロールベンダ(2)(’l)はいずれも直径90醒φ5
個づつのV −1−[構成としだ。、駆動保温装置02
は保熱炉内シて貯線ドラムを設け、貯11iIil量を
かえて保熱時[711を調節する構造である。
個づつのV −1−[構成としだ。、駆動保温装置02
は保熱炉内シて貯線ドラムを設け、貯11iIil量を
かえて保熱時[711を調節する構造である。
本発明の実施例として、−上記各供試材を第1図に示す
ラインでロールベンダ(2)と駆動キャップスタン(5
)により冷間塑性加工し、加熱装置(6)Kより740
−Cに加熱した後、720°Cでロールベンダ(9)に
より温間塑性加工し、引き続き、駆動保熱装置0カによ
り700°Cで10分間保熱した。鋼Bの線材6でつい
ては、冷間塑性加工の加工度を種々変更し、更に保熱後
オフライン焼鈍を加えた試験も行った。
ラインでロールベンダ(2)と駆動キャップスタン(5
)により冷間塑性加工し、加熱装置(6)Kより740
−Cに加熱した後、720°Cでロールベンダ(9)に
より温間塑性加工し、引き続き、駆動保熱装置0カによ
り700°Cで10分間保熱した。鋼Bの線材6でつい
ては、冷間塑性加工の加工度を種々変更し、更に保熱後
オフライン焼鈍を加えた試験も行った。
比較例としては、冷間塑性加工における加工度をOとし
、^せて保熱時間を30分とした試験を実施した。
、^せて保熱時間を30分とした試験を実施した。
詳細な処理条件ならびに処理結果を第1表に示す。処理
結果の尺度である球状化率は、次の方法で決宇した。
結果の尺度である球状化率は、次の方法で決宇した。
組織を走査電子顕微鏡で撮影し、白く写った鋼の値を求
めた。測定は100個以玉の炭化物についてランダムに
行って、長径/短径比のヒストグラムを求め、その値が
3.0以ドの炭化物数の全炭化物数に対する開会を係で
示し球状化率と定義したO 第1表に明らかなように、温間塑性加工の前に冷間塑性
加工を行うことにより、保熱時間を腫に短縮してもなお
100%もしくはこれに近い球状化率が得られ、温+1
n塑性加工前の冷間塑性加工が熱処理時間の短縮と鋼中
炭化物の完全球状化に極めて有効に作用する。
めた。測定は100個以玉の炭化物についてランダムに
行って、長径/短径比のヒストグラムを求め、その値が
3.0以ドの炭化物数の全炭化物数に対する開会を係で
示し球状化率と定義したO 第1表に明らかなように、温間塑性加工の前に冷間塑性
加工を行うことにより、保熱時間を腫に短縮してもなお
100%もしくはこれに近い球状化率が得られ、温+1
n塑性加工前の冷間塑性加工が熱処理時間の短縮と鋼中
炭化物の完全球状化に極めて有効に作用する。
また、鋼Bの線材の場合、オフライン焼鈍を行わないと
きはTSが56 kyf /mAであったが、オフライ
ン焼鈍を加えることによりとのTSが50kyf/ia
まで低ドし、変形抵抗の低下が特に強く求められ′1:
1す る材料に対しては簡単なオフライン焼鈍の追加が有効で
あることも確認した。
きはTSが56 kyf /mAであったが、オフライ
ン焼鈍を加えることによりとのTSが50kyf/ia
まで低ドし、変形抵抗の低下が特に強く求められ′1:
1す る材料に対しては簡単なオフライン焼鈍の追加が有効で
あることも確認した。
鋼BCてついての別の比較試験結果を@2表に示すか、
鋼中炭化物の球状化を促進するには、冷間塑性加工ばか
りでなくその後の温間塑性加工ならびに加熱保持も重四
であることがわかる。
鋼中炭化物の球状化を促進するには、冷間塑性加工ばか
りでなくその後の温間塑性加工ならびに加熱保持も重四
であることがわかる。
なお、温間つllJ、性加工の加工度か72チおよび8
8係のものについては、祠料破断を防止する意味から、
この加工をローフレベンダとローラダイス(、駆動式)
との組み音せにより行った。
8係のものについては、祠料破断を防止する意味から、
この加工をローフレベンダとローラダイス(、駆動式)
との組み音せにより行った。
以にに説明したように、本発明の球状化姑理力法は姓理
時聞か短かく、得られる球状化組織も極めて微細で、材
料の延性、靭性、加工性を著しく高める等、その効果は
極めて顕著である。
時聞か短かく、得られる球状化組織も極めて微細で、材
料の延性、靭性、加工性を著しく高める等、その効果は
極めて顕著である。
第1図は本発明の実施効果の確認試験に使用しだ6理ラ
インの側inj図である。 tffi中、1 : ヘ(オフリール、2.9:ロール
ベンダ、5:駆動ギャップスタン、6:加熱装置。 12:駆動[【熱装置、13:巻取りリール自発手続補
正書 昭和58年2月7日 特許庁長官 若杉和夫 殿 1、事件の表示 昭和57年特許願第91852号 2 発明の名称 線材の球状化処理方法 3 補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 大阪市東区北浜5丁目15番地名 称(21
1)住友金属工業株式会社代表者 熊谷典文 4代理人 6、補正の対象 明細書の「特許請求の範囲」の欄及び「発明の詳細な説
明」の欄 7、補正の内容 (1)明細書の「特許請求の範囲」を別紙のとおり。 (2) 明細1書の第4頁第8行目 f−Ar3点」とあるを「AC1点」に補正します。 (3)同第5頁第1行目 「Ar3点」とあるを「AC7j点」に補正します。 (4)同第5頁第5行目 「Ar3点」とあるを「AC3点」に補正し1す。 (5)同第7頁第12行目 1’−Ar3点]とめるを「AC3点」に補正し筐す。 (6)同第7頁第14行目 「Ar3点」とめるを「AC3点」に袖正します。 (7)同第8頁第1行目 ・:1′ 「Ar3点」とある’i「AC3点」に補正します。 (8) 同第8頁第15行目 「Ar3点」とるるを「AC3点」に補正します。 (9)同第8頁末行 「Ar3点」とめるを「AC3点」に補正します。 四 同第9頁8行目 FArj点」とおるを「AC3点」に補正します〇以
上 (別紙) 特許請求の範囲 (1)2九以下のCを含有する鋼の熱延線材に冷間で5
〜903’6の塑性加工を加えた後、1IQy点以下3
00℃以上の温度域で5〜90%の塑性加工を加え、次
いで当該材料を1yQi点以下500℃以上の温度域に
7分以上保持し、必要により焼鈍することを特徴とする
線材の球状化処理方法。 (2+296以下のCを含有する鋼の熱延線材に冷間で
5〜90%の塑性加工を加えた後、Nン点以下300℃
以上の温度域で5〜905Aの塑性加工を加え、次いで
当該材料を焼鈍することを特徴とする線材の球状化処理
方法。
インの側inj図である。 tffi中、1 : ヘ(オフリール、2.9:ロール
ベンダ、5:駆動ギャップスタン、6:加熱装置。 12:駆動[【熱装置、13:巻取りリール自発手続補
正書 昭和58年2月7日 特許庁長官 若杉和夫 殿 1、事件の表示 昭和57年特許願第91852号 2 発明の名称 線材の球状化処理方法 3 補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 大阪市東区北浜5丁目15番地名 称(21
1)住友金属工業株式会社代表者 熊谷典文 4代理人 6、補正の対象 明細書の「特許請求の範囲」の欄及び「発明の詳細な説
明」の欄 7、補正の内容 (1)明細書の「特許請求の範囲」を別紙のとおり。 (2) 明細1書の第4頁第8行目 f−Ar3点」とあるを「AC1点」に補正します。 (3)同第5頁第1行目 「Ar3点」とあるを「AC7j点」に補正します。 (4)同第5頁第5行目 「Ar3点」とあるを「AC3点」に補正し1す。 (5)同第7頁第12行目 1’−Ar3点]とめるを「AC3点」に補正し筐す。 (6)同第7頁第14行目 「Ar3点」とめるを「AC3点」に袖正します。 (7)同第8頁第1行目 ・:1′ 「Ar3点」とある’i「AC3点」に補正します。 (8) 同第8頁第15行目 「Ar3点」とるるを「AC3点」に補正します。 (9)同第8頁末行 「Ar3点」とめるを「AC3点」に補正します。 四 同第9頁8行目 FArj点」とおるを「AC3点」に補正します〇以
上 (別紙) 特許請求の範囲 (1)2九以下のCを含有する鋼の熱延線材に冷間で5
〜903’6の塑性加工を加えた後、1IQy点以下3
00℃以上の温度域で5〜90%の塑性加工を加え、次
いで当該材料を1yQi点以下500℃以上の温度域に
7分以上保持し、必要により焼鈍することを特徴とする
線材の球状化処理方法。 (2+296以下のCを含有する鋼の熱延線材に冷間で
5〜90%の塑性加工を加えた後、Nン点以下300℃
以上の温度域で5〜905Aの塑性加工を加え、次いで
当該材料を焼鈍することを特徴とする線材の球状化処理
方法。
Claims (2)
- (1)2%以下のCを含有する鋼の熱延線材に冷間で5
〜90チの塑性加工を加えた後s Ar3点以下300
’C以上の温度域で5〜90チの塑性加工を加え、次い
で当該材料をAr3点以下500”C以りの温度域に7
分以−ヒ保持し、必要により焼鈍することを特徴とする
線材の球状化娠理方法。 - (2)2%以下のCを含有する鋼の熱延線材に冷間で5
〜90チの塑性加工を加えた後、Ar3点以下300’
C以にの温度域で5〜90%の塑性加工を加え、次いで
当該材料を焼鈍することを特徴とする線材の球状化6理
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9185282A JPS58207325A (ja) | 1982-05-28 | 1982-05-28 | 線材の球状化処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9185282A JPS58207325A (ja) | 1982-05-28 | 1982-05-28 | 線材の球状化処理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58207325A true JPS58207325A (ja) | 1983-12-02 |
Family
ID=14038094
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9185282A Pending JPS58207325A (ja) | 1982-05-28 | 1982-05-28 | 線材の球状化処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58207325A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4604145A (en) * | 1984-01-13 | 1986-08-05 | Sumitomo Metal Industries, Ltd. | Process for production of steel bar or steel wire having an improved spheroidal structure of cementite |
JPH02221323A (ja) * | 1989-02-22 | 1990-09-04 | Kawasaki Steel Corp | 共析または亜共析鋼における層状炭化物の球状化処理方法 |
JPH02259013A (ja) * | 1989-03-31 | 1990-10-19 | Kawasaki Steel Corp | 微細な球状化炭化物を有する炭素鋼または合金鋼板の製造方法 |
US5261974A (en) * | 1991-07-08 | 1993-11-16 | Tokusen Kogyo Company Limited | High-strength extra fine metal wire |
RU2496888C1 (ru) * | 2012-10-08 | 2013-10-27 | Открытое акционерное общество "Магнитогорский метизно-калибровочный завод "ММК-МЕТИЗ" | Способ получения арматурной проволоки из высокоуглеродистой стали |
-
1982
- 1982-05-28 JP JP9185282A patent/JPS58207325A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4604145A (en) * | 1984-01-13 | 1986-08-05 | Sumitomo Metal Industries, Ltd. | Process for production of steel bar or steel wire having an improved spheroidal structure of cementite |
JPH02221323A (ja) * | 1989-02-22 | 1990-09-04 | Kawasaki Steel Corp | 共析または亜共析鋼における層状炭化物の球状化処理方法 |
JPH02259013A (ja) * | 1989-03-31 | 1990-10-19 | Kawasaki Steel Corp | 微細な球状化炭化物を有する炭素鋼または合金鋼板の製造方法 |
US5261974A (en) * | 1991-07-08 | 1993-11-16 | Tokusen Kogyo Company Limited | High-strength extra fine metal wire |
RU2496888C1 (ru) * | 2012-10-08 | 2013-10-27 | Открытое акционерное общество "Магнитогорский метизно-калибровочный завод "ММК-МЕТИЗ" | Способ получения арматурной проволоки из высокоуглеродистой стали |
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