JPS5820556Y2 - 充填機における無容器無充填装置 - Google Patents

充填機における無容器無充填装置

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JPS5820556Y2
JPS5820556Y2 JP8840778U JP8840778U JPS5820556Y2 JP S5820556 Y2 JPS5820556 Y2 JP S5820556Y2 JP 8840778 U JP8840778 U JP 8840778U JP 8840778 U JP8840778 U JP 8840778U JP S5820556 Y2 JPS5820556 Y2 JP S5820556Y2
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JP
Japan
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filling
container
operation rod
holder
raised
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Application number
JP8840778U
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JPS556297U (ja
Inventor
隆雄 三木
Original Assignee
四国化工機株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、充填機における無容器無充填装置、さらに
詳しくは罐、びん等の容器が充填ノズルの直下の所定位
置に存在しない場合に、それを検出して充填動作を行な
わせないようにするための装置に関する。
従来、この種装置としては、容器が充填ノズルの直下に
存在するか否かを、機械的または電気的等の手段によっ
て検出し、この検出信号を充填バルブまたは充填シリン
ダの操作部に導いて充填作動の制御を行なうのが一般的
である。
ところが、構造および作動調整が複雑で故障が多く、高
価であるなどの欠点がある。
この考案は、上記のような点に鑑み、構造の簡略化を図
り、確実な無容器検出および無充填を可能にしようとす
るものである。
以下、この考案の実施例について図面を参照して説明す
る。
1は機台、2はその上壁板を貫通して垂直に配置された
回転軸で、駆動装置(図示せず)により回転せられるよ
うになっている。
3は回転軸2の下部が貫挿されている固定支持筒、4は
中心の筒状部4Aが回転軸2の上部にはめ合わされかつ
楔着されてそれと一体回転するようになされた回転円板
、5は回転軸2の上端に楔着された充填物収容タンク取
付部材で、これの上には充填物収容タンク6がタンク支
持円板7を介して取付けられている。
8は多数の充填シリンダで、タンク6の下面周縁部にそ
れぞれタンク支持円板7を介して互いに等間隔で取付け
られている。
9は充填バルブ本体で、タンク6の下面周縁部にそれぞ
れタンク支持円板7を介して互いに等間隔でしかも充填
シリンダ8と同一放射線上にこれと接触して取付けられ
ている。
10は充填用ノズル、11.12はチェック・バルブで
、チェック・バルブ11は流体の流入方向の流通のみを
許容し、チェック・バルブ12は流体の流出方向の流通
のみを許容するものである。
13は流体連通路で、充填シリンダ8の頂部が充填バル
ブ9のチェック・バルブ11.12の間に連通されてい
る。
14は充填シリンダ8のピストン、15はそのピストン
・ロッドで、ピストン・ロッド15の下端にはばね受金
16がそれぞれ取付けられ、このばね受金16と充填シ
リンダ8の下端との間においてピストン・ロッド15の
周囲にはめられたコイルばね17によって常にピストン
14が下方に付勢せられている。
18は略台形状の容器受台、19はこれの下面に取付け
られた昇降軸である。
この軸19は、回転円板4の外周部に充填シリンダ8の
垂直軸線と一致する軸線をもってあけられた多数の貫通
孔20に挿通固定せられている保持案内筒21内に貫通
状にしかも回転しないように遊嵌されている。
昇降軸19の下端には取付部材22を介してカム・ロー
ラー23が水平軸24により取付けられ、この取付部材
22と回転円板4の下面との間には押下げコイルばね2
5が昇降軸19の周囲にはめられている。
26はカム・ローラー23がその上面において接する円
筒端面カムである。
なお、前記ばね受金16の下面と容器受台18との上・
下間隔は、容器受台18の昇降量S2と同一かまたはそ
れよりも大きくせられており、また容器受台18の昇降
量S2はピストン14すなわち充填操作ロッド15のス
トロークS1と同一かまたはそれよりも大きくせられて
いる。
27は充填作動レバーで、容器Bの胴径とほぼ等しい凹
状彎曲面27Aを有しかつ端部には上方に突出した作動
突起27Bが形成せられ、各容器受台18の上面に垂直
軸28によりそれぞれ揺動可能に取付けられている。
この垂直軸28は、それぞれ容器Bが容器受台18上に
正しく移乗せられた状態において、前記作動レバーの凹
状彎曲面27Aが容器B胴に沿って接触し、かつ作動突
起27Bの中心がピストン・ロッド15の軸心とほぼ一
致(第2図中の工・IVを除く状態)するような位置に
取付けられている。
そして容器受台18には、そこから容器Bが排出された
場合に、作動レバー27の作動突起27Bが、ピストン
・ロッド15下端のばね受金16の外周縁直下から完全
に外れた状態(第2図中のIの位置における状態)にお
いて当接するストッパー29が、前記垂直軸28と対称
の位置にしかも容器Bのガイドをも兼られるように取付
けられている。
30は作動レバー戻しガイドで、容器受台18上の容器
Bが排出された直後に、作動レバー27の作動突起27
Bがばね受金16の直下から完全に外れた状態(第2図
中の■の位置における状態)に戻すために設けられたも
ので、機台1上に立設せられている。
なお、作動レバー27の作動突起27Bの高さHは、ビ
ス1〜ン14すなわちピストン・ロッド15の昇降スト
ロークS1とほぼ等しくせられており、作動レバー27
の作動突起27Bがばね受金16の外周縁直下にない場
合に、容器受台18が上昇しても、これがばね受金16
に当接しないようになされている。
31は容器供給用のスター・ホイール、32は容器排出
用スター・ホイールで゛ある。
つぎに、この考案にかかる装置の作動について述べる。
まず、容器Bは単列移送経路(図示せず)からスター・
ホイール31に案内されて各容器受台18上に1個づつ
乗せ換えられ、回転円板4の回転に伴って弧状に送られ
る。
このさい、容器Bに対する充填シリンダ8のピストン1
4は、最初第1図の左側に示すように降下位置に置かれ
ており、かつ作動レバー27は容器Bにより押動せられ
て作動突起27Bがばね受金16の直下に位置し、第2
図にIIで示す状態となる。
すなわち、作動レバー27が容器Bの存在を検出し同時
に作動突起27Bを作動位置に位置せしめる。
回転円板4の回転に伴なって、円筒端面カム26により
カム・ローラー23を介して昇降軸19が上昇して、容
器Bが上昇するとともに作動レバー27の作動突起27
B、ばね受金16、ピストン・ロッド15を介してピス
トン14が上昇せられて、第2図にIIIで示す位置に
おいて第1図の右側に示すような状態となる。
したがって、充填シリンダ8内に充満せられている充填
物は、連通路13から充填バルブ9内を経てチェック・
バルブ12を押し開いて充填用ノズル10から容器B内
へと注入せられる。
ところが、容器受台18上に容器Bが何らかの原因で存
在しないか正しい位置に置かれないときは、作動レバー
27が押動されず作動突起27Bがピストン・ロッド1
5の直下に位置していないので、カム26によって容器
受台18が上昇されても、その上昇限においてさえ作動
レバー27の作動突起27Bはもちろんのこと、容器受
台18の上面もばね受金16の下面すなわちピストン・
ロッド15の下端面に当接しない。
したがって、ピストン14は上昇されず充填シリンダ8
が作動しないので、容器Bへの充填は行なわれない。
回転円板4の回転により容器Bがさらに移行し、充填が
完了すると、容器受台18が下降し、ロッド15を介し
て充填シリンダ8内のピストン14がコイルばね17の
ばね力により押し下げられる。
このとき、充填シリンアダ8内にタンク6内の充填物が
チェック・バルブ11を押し開いて流れ込み、次の充填
準備を完了する。
一方充填の終った容器Bは容器受台18からスター・ホ
イール32によって取り除かれ、コンベア類によって次
の冠帽工程等に送られる。
他方、容器Bが取り除かれた容器受台18上の作動レバ
ー27は、第2図中に示されているIVの位置から■の
位置に移行する途中で作動レバー戻しガイド30に案内
されて、作動突起27Bがピストン・ロッド15直下か
ら外れた位置に移され、次の容器Bを検出するための準
備が完了する。
なお、上記実施例では、チェック・バルブ・ノズルを備
えた回転式充填機において、充填シリンダのピストン・
ロッドを充填操作ロッドとして利用したものについて説
明したが、開閉操作式充填バルブを備えた回転式充填機
において充填バルブの開閉操作ロッドを上記と同様に作
動レバーを介して、充填作動を行なわしめることができ
る。
さらに、作動レバー27は、作動突起27Bを特に設け
ることなく同一高さとしてもよい。
この考案は、上述のように、容器受台上に設けた充填作
動レバーを、これに移乗せられる容器によって作動位置
にもたらし、これを介してのみ充填が行ないうるように
機械的に構成されているから、作動が確実で、無容器の
状態における充填動作が全く行なわれず、充填ミスを効
果的かつ完全に防止することができる。
また、構造が簡単であるから、故障がなく、安価に得ら
れると共に保守・点検を全く必要としないなど、極めて
実用的である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例を示す一部縦断正面図で、左
半分は容器受台が下降限にあるときをまた同図右半分は
容器受台が上昇限にあるときをそれぞれ示しており、第
2図は第1図のA−A線からみた概略平面図である。 2・・・・・・垂直回転軸、8・・・・・・充填シリン
ダ、10・・・・・・充填用ノズル、15・・・・・・
充填操作ロッド、18・・・・・・容器受台、27・・
・・・・充填作動レバー、27B・・・・・・先端部(
作動突起)、28・・・・・・垂直軸、B・・・・・・
容器、H・・・・・・作動突起高さ、Sl・・・・・・
充填操作ロッドのストローク。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 垂直回転軸2のまわりを回転せられる充填シリンダ8に
    取付けられた充填用ノズル10により、これの下方にあ
    って一緒に回転されかつ昇降される容器受台18の上昇
    によって充填操作ロッド15が押上げられ、容器B内に
    充填物が注入されるようにした充填機において、容器受
    台18上に、容器Bの供給によって押動せられて充填操
    作ロッド15の直下に先端部が位置せしめられる充填作
    動レバー27が垂直軸28により取付けられ、充填作動
    レバー27の少くとも先端部27Bはその高さHが充填
    操作ロッド15のストロークSとほぼ等しくせられると
    ともに、容器受台18から容器Bが排出されると充填操
    作ロッド15の直下から外ずれるように構成せられてい
    る充填機における無容器無充填装置。
JP8840778U 1978-06-26 1978-06-26 充填機における無容器無充填装置 Expired JPS5820556Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8840778U JPS5820556Y2 (ja) 1978-06-26 1978-06-26 充填機における無容器無充填装置

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JP8840778U JPS5820556Y2 (ja) 1978-06-26 1978-06-26 充填機における無容器無充填装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS556297U JPS556297U (ja) 1980-01-16
JPS5820556Y2 true JPS5820556Y2 (ja) 1983-04-28

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ID=29014845

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8840778U Expired JPS5820556Y2 (ja) 1978-06-26 1978-06-26 充填機における無容器無充填装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60105446A (ja) * 1983-11-14 1985-06-10 株式会社海研 揚網装置

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JPS556297U (ja) 1980-01-16

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