JPS58205541A - 蒸着装置 - Google Patents

蒸着装置

Info

Publication number
JPS58205541A
JPS58205541A JP8928882A JP8928882A JPS58205541A JP S58205541 A JPS58205541 A JP S58205541A JP 8928882 A JP8928882 A JP 8928882A JP 8928882 A JP8928882 A JP 8928882A JP S58205541 A JPS58205541 A JP S58205541A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
electron beam
vapor deposition
vapor
tank
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8928882A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH021908B2 (ja
Inventor
Masanari Shindo
新藤 昌成
Shigeru Sato
滋 佐藤
Shigeru Mano
茂 間野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP8928882A priority Critical patent/JPS58205541A/ja
Priority to EP83303014A priority patent/EP0095384A3/en
Publication of JPS58205541A publication Critical patent/JPS58205541A/ja
Publication of JPH021908B2 publication Critical patent/JPH021908B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
    • C23C14/00Coating by vacuum evaporation, by sputtering or by ion implantation of the coating forming material
    • C23C14/0021Reactive sputtering or evaporation
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
    • C23C14/00Coating by vacuum evaporation, by sputtering or by ion implantation of the coating forming material
    • C23C14/22Coating by vacuum evaporation, by sputtering or by ion implantation of the coating forming material characterised by the process of coating
    • C23C14/24Vacuum evaporation
    • C23C14/32Vacuum evaporation by explosion; by evaporation and subsequent ionisation of the vapours, e.g. ion-plating

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Physical Or Chemical Processes And Apparatus (AREA)
  • Physical Vapour Deposition (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は蒸着装置に関するものである。
近年、アモルファスシリコン(以1、a−8lト称する
。)は太陽電池や電子写真感光体等の構成材料として非
常に有用視、ltできている。まl(、a−8i中に水
素原子を導入してそのダングリングボンドを埋めること
により−(、暗抵抗及び光導電性を向卜させた水素含廟
a−8i(以下、a−8i:Hと称−rる。)が知ら7
’l −Cいる。
このようなa−8i:Hr、1これ1で、次の[>’J
 〜[3)の蒸虐法で基板トに堆ヰ^さ、σ−Cいる。
LIJRfイオンノド−ティング法 (2) L)Cイオノプレー7−インク広開 イオン化
又はt凸性化水素導入法(例えば特開昭56−7841
3号) (a)水素放電管ケ使用 (11>l)Cイオ−・鍵を1史III(c)Rfイオ
ノ銃を使用 ′ こitら(1’) 〔l〕〜OJ IL二塙(蒸i1i
 装置t It イー4’ tL (+、蒸着槽又は真
空槽(ペルジャー)内で活性又はイオン化水素の存在下
V(シリ−1)を加熱蒸発させるようにしているが、次
の如き考え方を基本としている。即ち、活性化又はイオ
ン化した水素をペルジャー内に導入していること、或い
は水素と/リコン蒸気との少なくとも一方はRf電場又
はDC電場によって放電せしめて活性化していることで
ある。
しかしながら、本発明者が検討を加えたところ、上記の
蒸着装置はいずれも問題点があり、改善すべき欠点を有
していることが分った。まず、上記〔0の装置において
は、実質的にペルジャー内の全域でグロー放電が生ぜし
められるために、既に不純物ガス(例えばPHa)から
単離してペルジャー内面等に付着している元素(例えば
P)がグロー放電時に再蒸発し、基板上に堆積するa−
8i:)l中に混入して膜汚染の原因となってしまう。
上記■の装置では、/リコン蒸発源上でシリコン蒸気に
対してw11極から熱電子を放出せしめてシリコンをイ
オン化するが、電子吸引用の対向電極との間でアーク放
電が生じ易く、放電が不安定となると共に、放電時に上
記したと同様に不純物による膜汚染が生じてしまう。ま
た、上記(2)の装置にょれば、放電管内で生デしめた
水素イオンを基板の方向へ向けて放射17でおり、a 
−Si膜中に水素原子を多tVこ導入することr[でき
るが、その導入被は基板面上でばらつき、例えば基板中
央部では水素イオン分布量が多く、周辺部では少ないと
いう不均一性の問題が生じる。この問題を解消するため
に、ペルジャー内に供給された水素イオンを電場による
偏向手段で振らせ、基板面上を一様に走査することが考
えられるが、水素イオンをそのように振らせることはあ
まり容易で鉱なく、しかも高電圧を要することからアー
ク放電が生じ易い。
本発明者は、上記シ1.た状況を考慮して種々検討を加
えた結果、上記の水素イオン等の修飾ガス成分を均一に
蒸着膜中に導べし、かつこの導入を安定にして容易に行
なλ、膜汚染も軽減させ得る蒸着装置を見出し、本発明
に到達したものである。
即ち、本発明による蒸着装置は、シリコン等の蒸着物質
を収容する蒸発源と、この蒸発源に対向【7た被蒸着基
体とが蒸着槽内に配さ扛、この蒸着槽に設けられた修飾
ガス導入[]から前記蒸着槽内t(供給された水素等の
修飾ガスの存在トで、前記蒸発源を加熱して前記蒸着物
′誓を111記基体上に蒸着−[る装置であ−)て、前
記基体に向けて電子線ケ発引して前記基体近傍の修飾ガ
スを7古性化又はイオン化するための電子線供給装置が
前記蒸着槽に配役さnていることを特徴とするものであ
る。
従、って、本発明の装置によれは、水素等の修飾ガスは
そのま1(即ち活性化又はイオン化することなく)蒸着
槽内へ広範囲に供給し、これを基体ノJ向−\発射さn
る電子線により基体近傍で効果的に活性化又はイオン化
し、蒸着膜中に均一に導入fにとができろ。つまり、基
体近傍にて修飾ガスを均一に分布させ、これな偏同谷易
な電子線りこより励起させて蒸虐膜中にガス成分を一様
にドー    ゾできる。また、その励起が栖体近傍で
生じろことから、修飾σスの励起寿命がたとえ短かくて
も活性化又はイオン化修飾ガスを効率良く基体に到達さ
せ、かつ既述した全域放電等に比べ蒸着膜の汚染を大幅
に減少させることができる。更に、修飾ガスはその′1
ま蒸着槽内に供給できるので、その活性化又QLイオノ
化のための放電管を使用することを要しないから、放電
管使用時に生じるスパッタ(例えば放電電極材料の放出
)を防止でき、かつ広範囲のガスを供給してもその分解
による放!骨の汚染や損傷(例えばフッ素等の−・ロゲ
ンガスの分解による汚染、損傷)を阻止できることにな
る。
こうした顕著な作用効果な奏する上で、本発明による装
置においては、桔体に負電圧(特に−10KV以内の直
流電圧)を印ノ1111 、、基体近傍で生じミに入 るイオ/を基体側へ吸引(ることが←−≠テナ効率を良
くする点で埴生しい。′1k、基体方向へ発射する電子
線は、蒸着槽の内部又は外部に配されたWt惨等の熱電
子発生器から生Cしめるのがよく、或いは場合によって
は同様の位置に配されたガス放を管から選択的に放出さ
せてもよい。更に、電子線供給装置から放射される電子
線を加速−(4)ための加速装置や、基体り向へ指向さ
せるための磁場偏向装置又は電場偏向装置を設けるのが
望゛埜しい。また、基体面に対[7一様に電子線を照射
するには、基体方間への電子線の進行経路を変化(又は
振動)させて基体面を均一に走査するための磁場偏向装
置又はt場偏向装置を設けるのがよい1゜ 以下、本発明を図面に示す実施例について詳細に説明す
る。
第1図は、本実施例による真空蒸着装置の構成を概略的
に示すものである。
この装置は、被蒸着基板1と例えばシリコ/蒸発源2な
収容した真空槽(即ちペルジャー)3を具備している。
基板1はヒーター4で350〜450”CIt<−加熱
される一方、直流電源5によりθ〜−1゜KVの負の直
流バイアス電圧が印加される。図中、6は水素等の修飾
ガスを導入するための導入管、7Fi蒸発源2を加熱す
る電子ビーム加熱装置(電子ビームの経路は破線で示1
、た。)、8は排気管であ−って真空ポンプ(図示せず
)に接続されている。そして注目すべきことは、基板1
の方向へ電子線9を発射する熱電子発生器10 (例え
ばWノイラメント電極13を有するもの)がペルジャー
3内に配されていることである1、 この装置を用いることe(よ)て、例えば10−”’r
orrオーダーのに空丁で蒸発源2から蒸発されたシリ
コン11を基板IFにa−8iとE7て堆積させると同
時に、熱電子発生器10から例えば500eVのエネル
ギーで放射される熱電子9をペルジャー3内に一様に導
入された修飾ガスに対し〜基板l近傍で作用させる1、
この結果、生成(また活性化又Cよイオン化ガス(例え
ば水素イオン)が買電イH”1の基板1Fに吸引されて
堆積する例オばa−8i膜中−1効率良く導入され、既
11\【だタンクリングボンドが埋められたa−8i:
H等の、蒸着膜る・得ることができる。このように1.
−(得られた例えば水素含有a −S iは、暗抵抗及
び光感度ともに充分なものとなり、膜質が均一でばらつ
きの少ないものとな−)ている。
第2図には、基板1近傍で修飾ガスと[7ての水素ガス
12が熱電子9によってイオン化(又は活性化)される
状況が19理的に示されている。即ち、t7i己の熱電
子発生器10からの熱電子9が水素分子12に衝突し、
そのエネルギーで水素分子を水素イオン12′とj−て
解離(イオン化)せしめ、生じた水素イオン12′が負
電位の基板1側へ吸引されて、同時に基板1上に堆積す
るa−8t膜中へ効率良く混入される。一方、水素分子
に衝突しない熱電子9(及び衝突後の電子9′)は、基
板lの電位を適切に設定することによって図示した如く
反発されるから、a −Si膜中に入射することはない
。従って、基板1上に堆積するa−8i:H膜は電子の
衝突による照射夕“メージを受けることをゴなく、膜質
を良好にすることができる。
熱電子発生器10け実際には、第3図に例示1〜た如く
に構成するのが望ましい。即ち、Wフィラメント13に
は交流電圧14(又は直流電圧でもよい)が印加され、
例えば500eVのエネルギ〜の熱電子9が発生せしめ
られると同時に、一方の端子側に直流の可変電源15を
介して接続された例えばリング状の加速電極16がWフ
ィラメント13上に配される。この加速電極16は正電
位が与えられている次めに、フィラメント13からの熱
電子9を引寄せて充分な速度に加速する。史に、この加
速された電子&rJ例えば電嚇による偏向装置17で前
後左右(X及びY方向)へ振動させらj、その進行経路
が基板10面に対[7て−・様となるよう(・(二変化
せ[7められるのが望ま1.い。これによ−〕て、電子
線9を基板面に対して均一に走査(、基板面近傍におい
て修飾ガスを場所的にみてより一様に活性化又はイオン
化できるので、得られたa−8i:H膜中での水素原子
等の分布が均一どなり、膜特性が非常に向りする。なお
、偏向装置17はX方向及びYJj向に夫々配置さ)1
.た各 削の偏向を極18a、18b及び19a%19
bの組からな)ており、各一対の電極間には所定の交流
電源(図7ドせず)が接続され、交流電圧の印加によっ
て′電子線9を所定方向−・振らせるように構成さtl
でいる、この場合、電子線9tま軽い粒子からな・τい
るので容易に偏向させることができる。これにル(7、
既述した如く水素イオンを偏向さする場合には大きな電
圧を必安ど1、アーク放電が生にる/(めに・、実用的
にみてあまりよくない。
第3図に示した熱電子発生器10は、ポイント型と称妊
れるタイプのものであるか、これ以外に第4図に示1−
線型、第5図に示−1面型の電子線発生器を用いること
ができる。第4図の例では、Wフィラメント13を第3
図のものよシ長くすることによって、その長さ方向に沿
って電子線9が放射され、これが更に加速電極16のス
リット20を通して一定幅の線状平行ビームに絞られる
1、この場合には、ス’)yト2D通過彼の線状平行ビ
ーム9は第3図のX方向か或いはY方向において基板面
に線状に発射されるように操作できるから、偏向電極の
うち18a及び18b1又は19a及び19bを省略し
ても基板面に対し電子流を一様に走査することが可能と
なる。また、基板1としそ第1図〜第3図の平板状のも
のを用いる代りに、回転ドラム状又は移動フィルム状の
ものを用いれば、そのドラノ・又tまフィルムの幅方向
に上記の線状平行ビームを定位置で発射して、ドラム周
面全体に均一に水素原子等を蒸着膜に導入することがで
きる。第5図の熱電子発生器10は多数本のWフィラメ
ント13を平行に配列し、この配列面積分に対応−「る
面積で加速電極16を通して基板に対し電子線を発射で
きる。もので弗る。加速電極16は図示したもの以外に
も、格子状、メツシュ状等種々のものであってよい。従
ってこの場合には、平板状の基板であってもその全面積
に亘って′電子線を発射可能であり、上記した如き偏向
装置は不要となる。第5図のフィラメント13はスパイ
ラル状に巻き、第5図と同様の固型にすることができる
。、塘た、第5図に一点鎖線で示す外形のW板13を熱
電子発生用の面ヒーターとして用いてもよい。
上記に説明したように、本実施例による蒸着装置は、偏
向を容易かつ安定に行なわせ得る電子線を修飾ガスの一
様な供給下で基板上に発射するように構成されているの
で、水素イオン等を効率良く均一に蒸着膜中に導入でき
、また基板以外の部分では電子線発射の影響がないため
に付着不純物の再蒸発等による膜汚染を大幅に減少させ
ることができる。1 特に、ペルジャー内のガス圧、電子線の加速電圧等を調
整することによって、基板近傍に修飾ガスのイオンを充
分に生成させることができ、励起#砧の短かい水素を効
率良く蒸着膜に混入する上で極めて有利である。また、
既述した如き放電管を用いていないので、イオン密度と
電流密度の高い放電部分を設けなくてよく、スパッタリ
ング等による装置の汚染も皆無となる。これに関連して
、修飾ガスの放電による分解で装置が汚染することもな
いので、修飾ガスを広範囲のものから選択でき、適用範
囲を拡大できる6 本実施例で供給可能な修飾ガスとしては、水素の他、或
いは水素と併用して、酸素、窒素、フッ素等のハロゲン
、アンモニア、モノシラ/、ホスフィノ、ジボラン、ア
ル・//、メタン等の炭化水素、フレオン等の如く種々
のものが使用できる。。
また、蒸着膜はa−8i:Hの他、a −Ge : H
la−8iGa : H−1a−8iC: H,a−8
iGeC: H。
a−Bt : F、 a−8iQe : F、 IL−
sic : F、  a=SiGeC: F、 5ia
N4、SiO2,5nu2、In2o3、MgF%At
203等からなるものを堆積させてよく、このためには
相当−[る蒸発源及び修飾ガスを選択すればよい。
本発明者の検#t Kよ71ば、本実施例の装置を用い
て得られた蒸着膜、例えばa−8i:H膜につ(・で、
その光学特性は基板電圧との関係で第6図に示す傾向を
示すことが分った。これによれば、基板電トドを負に大
きくしてゆくに従って−IKV伺近からΔδが低下して
光導電性(光感度)が悪くなるが、それより更に負電圧
を大きくすれば光導電性が向上している1、これは、基
板電圧が負であれば電子流を反発して蒸着膜への電子の
衝突を防げる′電圧範囲←特に−IKV付近、−4KV
以ト:)か存在するが、−2〜−4KVでは電子流によ
り生じた水素イAノが基板方向へ加速さ7′1−1未だ
イオン化していない水素分子に衝突し7てそのイオン化
と同時に二次電子を牛17’ Lめ、この二次電子がa
−8i:H膜中に流入し、膜特性(光導電性)が劣化す
るものと推察される。第7図は、第6図の傾向を基板に
流れ込む電子流(電流lit>とじて測定した結果を示
すが、第6図とほぼ対応し、た結果とな−っていること
が分る。
第6図及び第7図の結果から、基板へ電子流が流れ込ま
ない適切な条件(特に基板電圧)下で操作゛すれば、良
質の蒸着膜が得られることが理解されよう。なお、基板
電圧は一般に負に大きくすると結果は良好となるが、−
10KVを越えるとアーク放電が生じ易くなるので、基
板電圧を一10KV以内に抑えるのが望ましい。
なお、第8図に示すように、基板1の蒸発源側に絶縁層
器を予め形成し、この−トに上記蒸着装置でa−8i:
H膜冴を堆積させる場合がある。例えば、基板1として
ガラス基板21トにゲート電極22を形成したものを用
い、この上にゲート酸化膜としての5i02膜n1及び
両側にソース及びドレイン領域を有しかつゲート電極1
上をチャネル部とするa −S i半導体層24を積層
せしめ、MISFET(Metal  In5ulat
or Sem1conductor Field Ef
fectTransistor )を作成することがあ
る。この場合、a−8i : Hf[24の堆積時に絶
縁層器が存在するために水素イオンによる電荷が蓄積(
チャージアラ1目7、これによ、って面内放電が発生【
7でa−”Si:■1膜24が破壊さ〕することがある
。ところが、本実施例t(よれば、適当−の電子が基板
に到達できるように基板電圧を適当な負電圧に設定する
ことによって、基板上の水素イオンを到達した電子で適
当讐中和することができる。このために、基板上ではチ
ャージアップを抑制し、面内放電を効果的に防止するこ
とができる。なお、第8図に示した如き構造は、絶縁層
23を70ノヤング層とする電子写真用の感光体として
も適用可能である。
M9図は、熱電子発生装置10のフィラメント13を蒸
発源2から遮蔽する遮蔽板部を設け、更に放射された熱
電子9をマグネット%及び交流駆動コイル34+Jきマ
グネット27等によって基板方向へ磁気的に偏向若しく
は指向せしめ、さらに走査機能を付与した例を示してい
る。
これによt’lば、遮蔽板6によ・)て、蒸着時に蒸発
源2からの例えばシリコン蒸気が例えば夕/ゲステンフ
ィラメント13Fに伺着するのを防止できる。これに反
し、遮蔽板ゐがない場合にはシリコンflがフィラメン
ト13上に付着してタンクスケン/リーリイドを形成し
、これが再蒸発して夕/グステ/が基板方向へ飛翔し、
蒸着膜中に混入してその膜實を劣化させる原因となる。
第10図及び第11図は別の実施例による蒸着装置を示
すものである。
この列では、上記した熱電子発生器10のツイツタ・・
ト(ヒーター)部分13をペルジャー3外に配置し、基
板1方向に低びる誘導管側によって電子線9を基板面に
発射するように構成している。この熱電子発生器10は
、ガラス壁側で囲まれた電子線発生室30内にフィラメ
ン1−13を配し、このフィツメントを直流電源31で
加熱(2ている。そして、誘導管28はペルジャー壁を
貫通して延び、ペルジャー外面近傍の内周面には直流可
変電源32に接続された加速電極33が設けられている
従って、この電子線発生器10のフィラメント13がペ
ルジャー3内から隔離された状態になっているから、蒸
発源からの蒸気が付着して上述した如き汚染を効果的に
なくすことができる。
なお、上記した熱電子発生器10に代えて、第10図に
一点鎖線で示す如く直流又れ交流式の放電管40をペル
ジャー3外に設け、この放電管40で生じた電子を導入
管34から基板1の方向に向けて供給しても、本発明に
よる目的は基本的には達成できる。こうした放電管とし
て、図示は省略したが、人目側の負電位の筒状電極と出
11側の正電位の筒状電極との間を水冷パイプで結合し
て供給ガスを放電せしめ、生じた電子を出[J側から導
入管34を経てペルジャー3内へ導入できるように構成
【7たものを用いてよい。
この蒸着装置においては、放電管40をペルジャー3外
に配しているので、ペルジャー3内に配する場合に比べ
て、汚染が非常に少々<なり、操作時のペルジャー内の
熱やガスで放電管の電極や構成材料が損傷を受けること
がない。従って、放電管の材質の選択の自由度が大きく
なり、またその構築や配置も任意に行なうことができる
。また、放電管内の冷却用水冷パイプ(図ボせず)の構
造も設計し易く、その冷却効率も良好となると共に、放
電管自体の交換作業もペルジャー外で容易に行なえる。
但、電子線を送り込むという点では、放電管ケベルジャ
ー内に設けてよいことは勿論である。
以下に説明した実施例は本発明の技術的思想に基いて種
々変形が可能である。
例えば、熱電子発生器に用いる電極(ヒーター)はタン
グステン以外にもランタンポライド等を用いることもで
きるし、その配置も様々であってよ(・。また、上述し
た偏向装置は電場によるもの又は磁場によるもののいず
れでもよく、或いは両者を併用したものであってもよい
。基板に印加する負電圧は種々選択でき、またそOt圧
も時間的に呵責してよい。蒸発源の加熱は電子ビーム方
式でなくても、抵抗加熱方式でもよい。なお、本発明は
一ヒ述した水素イオンの混入に限らず、上述した各種の
修飾ガスの使用によって蒸着膜中へ不純物を混入したり
、或いは各種の蒸着膜を形成する場合にも同様に適用で
きることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を河くすi、のであ)で、第1図
は真空蒸丸・装置道の概略断面図、第2図は基板近81
での修飾ガスの活性化又はfオン化の状況を示す概略ト
1、 第3図は熱電子発生器、その加速電極及び偏向装置を概
略的に7J<す斜視図、 第4図は別の熱電子発生器及びその加速電極を概略的に
示す斜視図、 ・窮5図は更に別の熱電f−発生器を概略的に汀くず斜
視図、 第6図は越惚軍圧による蒸着膜の光市気特ヂ1.の変化
ケ示すグラフ、 ・A各7図Qま基板箱FF−,に1[る流れ込み電子流
の変化を示すグラフ、 第8図は蒸着によ)′C得られる素子の装部拡大断面図
、 @9図は別の実施例による熱電子発生装置及びその偏向
装置の配置状態を概略的に示す断面図、第10図は更に
別の実施例に、よる真空蒸着製蓋の概略断面図、 第11図は第10図における熱*、子発生器の拡大断面
図 である。 なお、図面に示されている符号において、l・・・・・
・・・・・・・被蒸着基板2・・・・・・・・・・・・
蒸発源 5・・・・・・・・・・・・直流電源 6・・・・・・・・・−・・修飾ガス導入管9・・・・
・・・・・・・・熱電子(電子線)10・罫・・・・・
・・熱電子発生装置12・・・・・・・・・・・・水素
分子12−・・・・・・・・−・・水素イオン13・・
・・・・・・・・・・フィラメ/ト又はヒーター16.
33・・・・・・・・・加速電極17・・・・・・・・
・・・・偏向装置18a、 18b、 19a、 19
b・−・=−偏向電極加・・・・・・・・・・・・スリ
ット 23・・・・・・・・・・・・絶縁層 24・・・・・・・・・・・・蒸着膜 25・・・・・・・・・・・・遮蔽板 26.27・・・・・・・・−lグ不ノ128・・・・
・・・・・・・・誘導管 40・・・・・・・・・・・・カス放電管である。 代理人 弁理士  逢 坂  宏 ♀4回 第5凹 叉13 ¥6日 第7図 幕板電圧(@1(KV) 第8図 θ 第9図 鼻!ポンプ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、蒸着物質を収容する蒸発源と、この蒸発源に対向し
    た被蒸着基体とが蒸着槽内に配され、この蒸着槽に設け
    られた修飾ガス導入口から前記蒸着槽内に供給された修
    飾ガスの存在下で、前記蒸発源を加熱して前記蒸着物質
    を前記基体上に蒸着する装置であって、前iピ基体に向
    けて電子線を発射して前記基体近傍の修飾ガスを活性化
    又はイオン化するための電子線供給装置が前記蒸着槽に
    配設されていることを特徴とする蒸着装置。 2、基体に負電圧が印加されるように構成した、特許請
    求の範囲の第1項に記載した装置。 3、負電圧が一10KV以内の直流電圧である、特許請
    求の範囲の第2珀に記載した装置。 4、電子線供給装置が蒸着槽の内部又は外部に配された
    熱電子発生器からな−っている、特許請求の範囲の第1
    項 第3項のいずれか1項に記載した装置。 5、電子線供給装置が蒸着槽の内部又は外部に配された
    ガス放電管からなっている、特許請求の範囲の第1項〜
    第3項のいずれか1項に記載した装置。 6、電子線供給装置から放射される電子線を加速−「る
    ための加速装置を有1″な、特許請求の範囲の第1項〜
    第5項のいずれか1墳に記載した装置。 7、電子線供給装置から放射さrLる電子線を基体の力
    量へ指向せしめるための磁場又は電場偏向装置を有する
    、特許請求の範囲の第1項〜第6項のい(rLか1項に
    記載した装【d、。 8、基体の方向へ向かう電子線の進行経路を変化させる
    ことによって電子線を基体面に対して均一に走査するた
    めの磁場又は電場偏向装置を有する、Wi+蹟求の範囲
    の第1IJi〜第7項のい′イ”れか1項VC記載【ま
    た装置1、
JP8928882A 1982-05-26 1982-05-26 蒸着装置 Granted JPS58205541A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8928882A JPS58205541A (ja) 1982-05-26 1982-05-26 蒸着装置
EP83303014A EP0095384A3 (en) 1982-05-26 1983-05-25 Vacuum deposition apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8928882A JPS58205541A (ja) 1982-05-26 1982-05-26 蒸着装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58205541A true JPS58205541A (ja) 1983-11-30
JPH021908B2 JPH021908B2 (ja) 1990-01-16

Family

ID=13966506

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8928882A Granted JPS58205541A (ja) 1982-05-26 1982-05-26 蒸着装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58205541A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60122796A (ja) * 1983-12-06 1985-07-01 Sumitomo Electric Ind Ltd ダイヤモンドの気相合成法
JPS60127298A (ja) * 1983-12-09 1985-07-06 Sumitomo Electric Ind Ltd ダイヤモンドの気相合成法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60122796A (ja) * 1983-12-06 1985-07-01 Sumitomo Electric Ind Ltd ダイヤモンドの気相合成法
JPS60127298A (ja) * 1983-12-09 1985-07-06 Sumitomo Electric Ind Ltd ダイヤモンドの気相合成法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH021908B2 (ja) 1990-01-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3054302B2 (ja) イオン注入中の半導体ウェハにおける帯電を低減するプラズマ放出システム
TWI273625B (en) Ion beam mass separation filter and its mass separation method, and ion source using the same
US5859428A (en) Beam generator
US5703375A (en) Method and apparatus for ion beam neutralization
US6819053B2 (en) Hall effect ion source at high current density
JP5872541B2 (ja) 改良型イオン源
US6629508B2 (en) Ionizer for gas cluster ion beam formation
KR890012360A (ko) 이온 주입 표면의 충전조절방법 및 장치
JPS5949139A (ja) 負イオン源
US7622721B2 (en) Focused anode layer ion source with converging and charge compensated beam (falcon)
US8760054B2 (en) Microwave plasma electron flood
US5352954A (en) Plasma generator and associated ionization method
JPH07501654A (ja) 帯電粒子の加速方法および粒子加速器
KR100479372B1 (ko) 플라즈마 발생용 토로이드형 필라멘트
EP0095384A2 (en) Vacuum deposition apparatus
JPS58205541A (ja) 蒸着装置
JP3334306B2 (ja) イオン注入装置
JP3186777B2 (ja) プラズマ源
JPS58208122A (ja) アモルフアスシリコン層の形成方法
JP2900768B2 (ja) イオン処理装置
JPH09256148A (ja) イオンプレーティング装置
EP1255277B1 (en) Ionizer for gas cluster ion beam formation
JP3417176B2 (ja) イオン照射装置
JP3387251B2 (ja) イオン処理装置
JP3417175B2 (ja) イオン照射装置