JPS58204951A - 気化器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は気化器に関する。

気化器は通常エンジンのアイドリンクを含む低速運転時
に燃料を供給するスロージェットと、エンジンの中高速
運転時に燃料を供給するメインジェットとを有している
。

また、所謂ブリード方式を採用した気化器では前記スロ
ージェットとメインジェットとに夫１　− 夫スローエア通路とメインエア通路を接続し、各ジェン
）１通る燃料に空気を混入させて混合気の燃料と空気の
割合を補正し、空燃比の適正化を図っている。

上記両エア通路から取り入れる空気の量は、夫々各通路
の上流側に設けられる絞シ、即ちスローエアジェツト及
びメインエアジェツトによって計量されるようになって
いる。

一方、気化器において燃料の気化する度合は外気温によ
って変化し、又空気密度も外気温によって変化する。

このため、外気温の大きく異なる冬季と夏季とでは空燃
比が違ってくる。

即ち、外気温の低い冬季では燃料の気化する度合が小さ
く空気密度が大きいので、混合気が薄くなる傾向を示し
、外気温の高い夏季では燃料の気化する度合が大きく空
気密度が小さいので、混合気が濃くなる傾向を示す。

しかして、上記ブリード方式全採用した気化器において
、冬季に最適な空燃比が得られるようスローエアジェツ
トの口径を小さく設定し、燃料に混入させる空気の量を
少なくすると、夏季に混合気が漉くな多すぎてエンジン
の低速運転時に点火プラグがかぶシ失火するなどして燃
焼不良を起し、エンジンの運転が不安定となったシ燃費
が悪くなったシする。

また、逆に夏季に最適な空燃比を得られるようスローエ
アジェツトロ径を大きく設定し、燃料に混入させる空気
の量を多くすると、冬季に混合気が薄くなシすぎてエン
ジンの始動性が悪くなったシアイドリングが不安定にな
ったシする。

従って、従来は冬季と夏季との中間の外気温で適正な空
燃比を得られるようスローエアジェツトの口径を設定し
ているが、冬季及び夏季の両方でエンジンの要求’ｔ　
１００パーセント満足することは困難であり、また製作
誤差によって気・：１ 化器のセツティングが片寄シ、冬季又は夏季のいずれか
で前記のような不具合を生ずることがある。

本発明の目的とする処は外気温が変化しても常に最適な
空燃比ヲ得られるようにすることを目的とするもので、
外気温の変化に応じてスロージェットヲ通る燃料に混入
させる空気のｉｉミラ正する手段を設けた点に％黴があ
る。

本発明実施の一例全図面によシ説明すると、図中（ａ）
は気化器本体であり、その中間部に形成された吸気通路
（１）の一端が不図示のエアクリーナに接続され、他端
が同じく不図示のエンジンに接続されるようになってい
る。

（２）は気化器本体（ａ）の下部に設けられたフロート
室であシ、燃料を貯溜しその燃料油面が不図示のフロー
トによって一定に維持されている。

前記フロート室（２）にはエンジンのアイドリンクを含
む低速運転時に燃料音計量して供給するスロージェット
（３）と、エンジンの中高速運転時に燃料を計量して供
給するメインジェット（４）とが設けられている。

これら両ジエツ）　（３）　（４）による燃料通路は夫
々前記吸気進路（１）に連絡し関口している。

（６）はニードル弁であり、メインジェット（４）から
の吸気通路（１）への開口部であるメインノズル（４ａ
）に嵌め合い、スロットル弁（５）を介して上下動され
メインノズル（４ａ）の開口量を変化させて同ノズル（
４ａ）からの燃料の噴出量を調節する。

セシて）前記スロージェット（３）には２系統のスロー
エア通路（７ａＸ７ｂ）が接続され、メインジェット（
４）には同じくメインエア通路（８）が接続される。

これらエア通路（７ａＸ７ｂ）（８）は各ジェット（３
）　（４）　ｋ通る燃料に空気全気泡として混入させ混
合気の空燃比を適正に設定するためのもので、気化器本
体（、）の壁面に形成され吸気通路（１）の上流側端部
に開口している。

α◆ｌｌＬ！１はスローエア通路（７ａ）（７ｂ）から
取９入れる空気の量を計量するスローエアジェツト、（
ロ）はメインエア通路（８）から取り入れる空気の量を
計量するメインエアジェツトである。

前記スローエア通路（７ａ）（７ｂ）は途中で集合され
、その集合部よシ上流側における一方のスローエア通路
（７ａ）（７に＋）例えば（７ａ）には、その途中に外
気温を感知して作動し同エア通路（７ａ）ｔ−開閉する
感温バルブ（９）が設けられる。

この感温バルブ（９）の構造を第２図に示す。

感温バルブ（９）は球面状に反ったバイメタルからなり
、スローエア通路（７ａ）途中の弁室（ト）に収容され
外気温が所定以下の場合図面では下向きに反り、０リン
グからなる弁座（ロ）に密接して閉弁し、外気温が所定
以上となった場合に押えバネ（６）に抗して上向きに反
り返シ、弁座α力から離れ開弁するようになっている。

（至）は前記感温バルブ（９）が開弁した際その上流側
と下流側とを連絡させるための連絡路である。

しかして、斯る気化器は外気温の低い冬季において感温
バルブ（９）が閉弁して一方のスローエア通路（７ａ）
　ｆｆｉ閉じるので、スロージエツ）　（３）　’に油
る燃料には残る１系統のスローエア通路（７ｂ）からの
み空気が混入される。

従って、前記燃料に混入する空気の量が少なくなること
で、冬季において最適な空燃比を得られる。

また、外気温の高い夏季においては感温バルブ（９）が
開弁じて、２系統のスローエア通路（７ａ）（７ｂ）か
らスロージエッ）　（３）　’ｆｆｉ通る燃料に空気が
混入される。

従って、燃料に混入する空気の量が多くなることで、夏
季においても最適な空燃比を得られる０ 本発明は斜上の如く構成したので、外気温が低い冬季に
おいて、２系統あるスローエア通路の一方か感温バルブ
によって閉じられてスロージェットヲ辿る燃料に混入さ
れる空気の量が少なく設定され、また外気温が高い夏季
においては、ＮＩＡ＆バルブが開いて２系統のスローエ
ア通路から多量の空気が前記燃料に混入される。

従って、外気温が変化しても、その変化に対応Ｉ−′″
′混８気０９気０１合”゛〒１１：憑８０′“０１な空
燃比を得ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明気化器を示す一部切欠正面図、第２図は
感温バルブを拡大して示す断面図、第３図は同パルプの
開弁状態を示す断面図である。 尚、図中 （３）・・・スロージェット　　　　（４）・・・メイ
ンジェット（７ａＸ７ｂ）・・・スローエア通路（８）
・−・メインエア通路（９）・・・感温バルブ　　　　
　　　α◆に）・・・スローエアジェツトに）・・・メ
インエアジェツト

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. エンジンのアイドリンクを含む低速運転時の燃料供給系
   であるスロージェットに２系統のスローエア通路を接続
   し、その一方のスローエア通路の途中に、外気温を感知
   して作動し、外気温が所定以下である場合同スローエア
   通路を閉じ、外気温が所定以上である場合同スローエア
   通路を開く感温バルブを設けた気化器。