JPS58204710A - 高圧容器内への電気的フイ−ド・スル−構造 - Google Patents
高圧容器内への電気的フイ−ド・スル−構造Info
- Publication number
- JPS58204710A JPS58204710A JP57086113A JP8611382A JPS58204710A JP S58204710 A JPS58204710 A JP S58204710A JP 57086113 A JP57086113 A JP 57086113A JP 8611382 A JP8611382 A JP 8611382A JP S58204710 A JPS58204710 A JP S58204710A
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- JP
- Japan
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- hole
- conductor
- high pressure
- wall
- pressure container
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Installation Of Indoor Wiring (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、高圧容器(一般には内が高圧であるが、逆に
外の方が高圧の場合も含む)に一般には複数本の絶縁導
線を導入して、容器内外で電気信号情報をやり取りする
場合等に好適な、気密壁を介しての電気的フィード・ス
ルー構造の改良に関する。
外の方が高圧の場合も含む)に一般には複数本の絶縁導
線を導入して、容器内外で電気信号情報をやり取りする
場合等に好適な、気密壁を介しての電気的フィード・ス
ルー構造の改良に関する。
内外圧力差が例えば−万気圧を越すような圧力容器に絶
縁導線を導入する際、従来の常套手段としては第1図又
は第2図に示すフィード・スルー構造が′採用されてい
た。第1図示のものは、気密壁lに円錐状の開口を持つ
透孔λをあけ、その開口に対して電気的絶縁被覆3の施
され九円錐状の栓≠を収め、この橙を電極として両側に
導線j、jをとシ出すものである。第2図示の構造は気
密壁/に円錐状開口を持つ透孔λを開け、これに合う円
錐状の橙≠をはめることでは同じであるが、開口と栓の
隙間に一般に複数本の絶縁導線!を配している。
縁導線を導入する際、従来の常套手段としては第1図又
は第2図に示すフィード・スルー構造が′採用されてい
た。第1図示のものは、気密壁lに円錐状の開口を持つ
透孔λをあけ、その開口に対して電気的絶縁被覆3の施
され九円錐状の栓≠を収め、この橙を電極として両側に
導線j、jをとシ出すものである。第2図示の構造は気
密壁/に円錐状開口を持つ透孔λを開け、これに合う円
錐状の橙≠をはめることでは同じであるが、開口と栓の
隙間に一般に複数本の絶縁導線!を配している。
これらの従来の方法は1)透孔コと栓≠との各嵌まシ合
う円錐部分の製作に高い工作精度が要求される、11)
円錐の角度自体の選択が重要で、高圧に耐える為には大
きな角度を、シール性を良くするためには小さシ角度を
要するという相反条件の下で設計せねばならない、1i
i)多くの導線を密度高く配置することが出来ない、I
t)導線配置時にr色縁不艮を起し易い、等の欠点を有
して2り、特に、多数本の導線を貫通させたいという昨
今の要求には応え難いものとなってい友。
う円錐部分の製作に高い工作精度が要求される、11)
円錐の角度自体の選択が重要で、高圧に耐える為には大
きな角度を、シール性を良くするためには小さシ角度を
要するという相反条件の下で設計せねばならない、1i
i)多くの導線を密度高く配置することが出来ない、I
t)導線配置時にr色縁不艮を起し易い、等の欠点を有
して2り、特に、多数本の導線を貫通させたいという昨
今の要求には応え難いものとなってい友。
本発明は、こル等の点に鑑てなさnたもので、互いに嵌
まり合うために共に高精度加工が要求さ几る部分をなく
し、簡単な構成及び組立作業性金して多数本の導線をも
貫通させることができ、かつ導線損傷の虞几も少い電気
的フィード・スルー構造を提供せんとするものである。
まり合うために共に高精度加工が要求さ几る部分をなく
し、簡単な構成及び組立作業性金して多数本の導線をも
貫通させることができ、かつ導線損傷の虞几も少い電気
的フィード・スルー構造を提供せんとするものである。
本発明は、第++2図示のような従来のフィード・スル
ー構造を省察する所から始まっている。板来の構造を見
ると、共通点として顕らかなように、低圧側に向けて先
細りとなった円錐状の橙りを用いている。しかし、この
ような橙を用いるということは、直観的に、耐圧性、シ
ール性が良いのではと思えても、そ几だけのことであっ
て、従来構造の設計者も、そうでなけ几ばならないとい
う論理的根拠に基づいていた訳ではないつ言わば@表土
の常識として、感覚的に円錐形状の嵌め合い構造を提案
していたに過ぎない。
ー構造を省察する所から始まっている。板来の構造を見
ると、共通点として顕らかなように、低圧側に向けて先
細りとなった円錐状の橙りを用いている。しかし、この
ような橙を用いるということは、直観的に、耐圧性、シ
ール性が良いのではと思えても、そ几だけのことであっ
て、従来構造の設計者も、そうでなけ几ばならないとい
う論理的根拠に基づいていた訳ではないつ言わば@表土
の常識として、感覚的に円錐形状の嵌め合い構造を提案
していたに過ぎない。
本発明者は、あえて、この常識に疑問を持ったもので、
円錐状の栓を用いずとも、不必要に大きな貫通孔を開け
ず、かつ気密壁を貫通する導線の当該貫通部位における
実効的な固定距離をvJ臭すれば、十分なシール性が簡
単な作業、構造で得られるのではないか、との発想に基
づき、実験、実証を経て既成概念の打破に成功し、本発
明に至ったものである。
円錐状の栓を用いずとも、不必要に大きな貫通孔を開け
ず、かつ気密壁を貫通する導線の当該貫通部位における
実効的な固定距離をvJ臭すれば、十分なシール性が簡
単な作業、構造で得られるのではないか、との発想に基
づき、実験、実証を経て既成概念の打破に成功し、本発
明に至ったものである。
以下、第5図以降に即し、本発明の各実施例に就き説明
するっ 第5図は本発明第一の実施例で、高圧側と低圧側とを仕
切る気密壁/には導線を通したい部位に真直ぐな孔で良
い貫通孔tを穿つ−この貫通孔6内に、外径が該貫通孔
内に丁度嵌まる程度の薄肉の管7を挿入し、該孔内壁に
対して面Sで模式的に示すように溶接等によって固定す
る。
するっ 第5図は本発明第一の実施例で、高圧側と低圧側とを仕
切る気密壁/には導線を通したい部位に真直ぐな孔で良
い貫通孔tを穿つ−この貫通孔6内に、外径が該貫通孔
内に丁度嵌まる程度の薄肉の管7を挿入し、該孔内壁に
対して面Sで模式的に示すように溶接等によって固定す
る。
管7の内径貫通孔♂は絶縁導線jの群の貫通する貫通孔
であシ、その内径は貫通させるべき絶縁導線群をまとめ
た時の総体的な径と略々同じ、大きくても若干程度とす
ることが望ましい。
であシ、その内径は貫通させるべき絶縁導線群をまとめ
た時の総体的な径と略々同じ、大きくても若干程度とす
ることが望ましい。
また、その長さは、絶縁導線群の実効的な固定距離を定
めるものとなる。また、この場合は、気密壁/の高圧側
壁面lhとは管端が略々面一で、低圧側壁面/1からは
大きく伸び出すように配されている。
めるものとなる。また、この場合は、気密壁/の高圧側
壁面lhとは管端が略々面一で、低圧側壁面/1からは
大きく伸び出すように配されている。
管7の両端内面は、絶縁導線の絶縁被覆を損傷すること
のないように、図示のようにテーパ状乃至漏斗状に面取
シ/lを施して置くのが望ましい。
のないように、図示のようにテーパ状乃至漏斗状に面取
シ/lを施して置くのが望ましい。
管内に所要本数の絶縁導線を固定するには、当該導線群
の挿入作業に伴って適当な接着剤りを該管内に充填、固
化させることによシなす。
の挿入作業に伴って適当な接着剤りを該管内に充填、固
化させることによシなす。
実例を挙げると、黄銅製の厚さ5闇の気密壁lの透孔t
に対して、外径o、s mφ、内径0.6燗φ、長さs
omのキュプロニッケル製の管7を銀ろう溶接で固定し
、フオルマル被覆の0.1■φのマンガニン線15本を
該管7の貫通孔♂に通し、エボキン樹脂を接着剤りとし
て管内に充填した。但し、本発明と直接には関係のない
ため図示を省略したが、気密壁lの外倶」にはこの壁自
身の補強部材があシ、これには管7の通る1mφの孔が
開いている。
に対して、外径o、s mφ、内径0.6燗φ、長さs
omのキュプロニッケル製の管7を銀ろう溶接で固定し
、フオルマル被覆の0.1■φのマンガニン線15本を
該管7の貫通孔♂に通し、エボキン樹脂を接着剤りとし
て管内に充填した。但し、本発明と直接には関係のない
ため図示を省略したが、気密壁lの外倶」にはこの壁自
身の補強部材があシ、これには管7の通る1mφの孔が
開いている。
上記した実施例によると、内外気圧差ニガ気圧に十分に
耐え、動作温度% 350″Kから液体ヘリウム温度以
下の範囲に亘って安定でめった。
耐え、動作温度% 350″Kから液体ヘリウム温度以
下の範囲に亘って安定でめった。
尚、接着剤の付着力を増すため、当初の溶接工程におい
ての管7の内壁の発錆を防ぐ必要がある場合は、当該管
7内に不活性ガス乃至還元ガスを流し乍らの溶接作業と
すると良い。
ての管7の内壁の発錆を防ぐ必要がある場合は、当該管
7内に不活性ガス乃至還元ガスを流し乍らの溶接作業と
すると良い。
また、絶縁導線群の長さ方向実効固定距離を伸ばして耐
圧を高めるための管状部材10は、上述した第一の実施
例のように個別の管7によらなくとも、例えは第4図示
のように、気密壁/の両側面/h、/lから一体的に起
立した両管状部分7a、7αによっても良いっ勿論、片
側面lん又は/1のみから十分な長さに亘って起ち上が
っていても良い− 更に言えば、一般には容器自身の体積、重量を減らすよ
う、気密壁の厚さを限界まで薄くするために導線部分の
シール長の工夫が必要になったのであるが、気密壁/が
十分に厚い場合は、第5図示のように、気密壁/に穿っ
た透孔乙を管状部材10の貫通孔rとして考えれば良い
。逆に言えば、透孔6の周壁を画している部分を管7′
部分乃至管状部材10と考えれば良く、面取り//等は
この孔の両端に対して施せば良い。
圧を高めるための管状部材10は、上述した第一の実施
例のように個別の管7によらなくとも、例えは第4図示
のように、気密壁/の両側面/h、/lから一体的に起
立した両管状部分7a、7αによっても良いっ勿論、片
側面lん又は/1のみから十分な長さに亘って起ち上が
っていても良い− 更に言えば、一般には容器自身の体積、重量を減らすよ
う、気密壁の厚さを限界まで薄くするために導線部分の
シール長の工夫が必要になったのであるが、気密壁/が
十分に厚い場合は、第5図示のように、気密壁/に穿っ
た透孔乙を管状部材10の貫通孔rとして考えれば良い
。逆に言えば、透孔6の周壁を画している部分を管7′
部分乃至管状部材10と考えれば良く、面取り//等は
この孔の両端に対して施せば良い。
以上詳記のように、本発明によれば、高い工作精度も要
求されず、導線貫通固定作業も至便で信頼性も高く、貫
通本数も多く採ることができる、極めて有用な高圧容器
内への電気的フィード・スルー構造が提供されるもので
あるっ
求されず、導線貫通固定作業も至便で信頼性も高く、貫
通本数も多く採ることができる、極めて有用な高圧容器
内への電気的フィード・スルー構造が提供されるもので
あるっ
第1図及び第2図は、それぞれ、従来の電気的フィード
・スルー構造の概略構成図、第6図、第4図、第5図は
、それぞれ、本発明の各実施例の概略構成図、である。 図中、/は気密壁、夕は絶縁導線、rは導線挿入貫通孔
、りは接着剤、10は管状部材、であ指定代理人 工業
技術院 電子技術総合研究所長、 、。 等 々 力 遷 −二番□
−ユニー シ・ −、−
・スルー構造の概略構成図、第6図、第4図、第5図は
、それぞれ、本発明の各実施例の概略構成図、である。 図中、/は気密壁、夕は絶縁導線、rは導線挿入貫通孔
、りは接着剤、10は管状部材、であ指定代理人 工業
技術院 電子技術総合研究所長、 、。 等 々 力 遷 −二番□
−ユニー シ・ −、−
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 両側に圧力差のある気密壁に対して貫通的に導線を通す
電気的フィード・スルー構造であって、 上記気密壁の上記導線を貫通させる部位に、内部貫通孔
内に上記導線を通すと共に該導線に沿う長さの十分な管
状部材を形成し、該貫通孔内には該導線と共に接着剤を
充填して成ることを特徴とする、高圧容器内への電気的
フィード・スルー構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57086113A JPS58204710A (ja) | 1982-05-21 | 1982-05-21 | 高圧容器内への電気的フイ−ド・スル−構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57086113A JPS58204710A (ja) | 1982-05-21 | 1982-05-21 | 高圧容器内への電気的フイ−ド・スル−構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58204710A true JPS58204710A (ja) | 1983-11-29 |
Family
ID=13877638
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57086113A Pending JPS58204710A (ja) | 1982-05-21 | 1982-05-21 | 高圧容器内への電気的フイ−ド・スル−構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58204710A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54118595A (en) * | 1978-03-08 | 1979-09-14 | Hitachi Ltd | Through portion for electric wire |
JPS5643581B2 (ja) * | 1975-05-02 | 1981-10-13 |
-
1982
- 1982-05-21 JP JP57086113A patent/JPS58204710A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5643581B2 (ja) * | 1975-05-02 | 1981-10-13 | ||
JPS54118595A (en) * | 1978-03-08 | 1979-09-14 | Hitachi Ltd | Through portion for electric wire |
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