JPS58204368A - 分析素子 - Google Patents

分析素子

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JPS58204368A
JPS58204368A JP8868882A JP8868882A JPS58204368A JP S58204368 A JPS58204368 A JP S58204368A JP 8868882 A JP8868882 A JP 8868882A JP 8868882 A JP8868882 A JP 8868882A JP S58204368 A JPS58204368 A JP S58204368A
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JP
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reagent
layer
water
fluid sample
hydrophilic
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JP8868882A
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English (en)
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Mikio Kamiyama
幹夫 神山
Kenichiro Okaniwa
憲一郎 岡庭
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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Publication of JPS58204368A publication Critical patent/JPS58204368A/ja
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N31/00Investigating or analysing non-biological materials by the use of the chemical methods specified in the subgroup; Apparatus specially adapted for such methods
    • G01N31/22Investigating or analysing non-biological materials by the use of the chemical methods specified in the subgroup; Apparatus specially adapted for such methods using chemical indicators

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  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
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  • Biophysics (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Non-Biological Materials By The Use Of Chemical Means (AREA)
  • Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、一般に分析化学、特に流体中の予め定められ
た特定成分を分析する分析素子に関し、更に詳1くは、
生物学的流体試料中の特定成分を分析するための定量分
析素子に関する。
従来、流体試料中の検体成分を分析する方法は多数開発
がなされてきたが、それらは大別して、溶液内での反応
系と固相の反応系の二種類に分けられる。
m液系における分析反応(以下ウェット・ケミスト+1
イーと略す)は、用手法と呼ばれる全(機械ケ用(・な
い分析方法から、近年病院の臨床検査室等において多用
されている自動定量分析装壕まで多く知られている。
このうち特に自動定量分析装置は、血液等の分析に有用
に用いられている。
例えば、米国特許第2.797.149号に記載された
、連続流れ分析に基づく分析装置#は、この代表的なも
のである。
これらは、流体試料、希釈剤および分析試薬を混合し、
分析装置内へ移送し7、分析反応および定量測定を行う
というものである。
しかしながら、このような連続分析装置は、複雑かつ高
価であり、熟練した操作技術を必要とし、また、分析操
作の後には、必らず繰返し洗浄操作が必要とさtl、こ
れを行tcうには多大な時間と労力を浪費し、かつ、こ
れらの発成は、必然的に環境汚染を起こすという欠点を
有する。
一方、固相の汁析反応(以下、ドライケミストリイーと
略す)を用いる分析法も広範L・(用いられてい石。
例えば、米国特許第3.(15n、 373号あるいは
、同第3.(161,523号等に記載の如く、1紙の
如き吸水性担体に試薬溶液を含浸させ、乾燥して作られ
るものである。
これらは、一般に分析試験紙、まTこは率に試験片上に
、流体試料を滴下するか、または流体試料中へ試験片を
浸漬させ、試験片の色変化または濃闇変化を、肉眼判定
かま1こは反射濃度計により測定し、流体試料中の特定
成分の濃度レベルを決定するものである。
これらの試験片は、その取扱いが簡便であり、かつI白
゛ちに、結果が得られるので有用であるが、その構成ト
から、半定を才たは定性分析の領域にとどまって(・る
ものである。
@11述の如欠従来の分析方法に対(−て、操作法の簡
便7iドライケミストリイを用い、かつ、冒い定量性を
有するものとして、特公昭53−21677  号に記
載の如き血液分析要素が提案されている。
これは、光透過性、液体不浸透性支持体上の−1111
1K位置し、流体試料中の成分と反応する少な(とも一
種の試薬を含みかつ、親水性コロイドからfc 6少な
くとも一層の試薬層と、該試薬層の該支持体とは反対側
に位置し、流体試料中の成分を該試薬層−・透過させる
少な(とも−r−の非繊維質多孔性媒体層とを有する、
血液分析要素である。
しかしながら、ゼラチンの如き親水性コロイドから成る
試薬111#と組合わされ1こ上記血液分lfr敬素I
′i、その親水性コロイドの形成するポリマーマトリッ
クスの中に流体試料中の成分に浸透可能なものと不用能
なものが生じるという欠点を有てる。
即ち、水溶性かつ低分子化合物であるグルコース、血中
尿素、尿酸、ビリルビン等は、容易に親水性ポリマーマ
トリックス内に拡散する事が可能であるが、疎水性σ〕
高い化合物(例夕げ、コレステロールエステル、トリグ
リセリド等の脂質類)は、該マトリックス内に拡散fる
1が不可能でbr)、従って、該試薬1−内に存在する
分析試薬と反1、ト、1七「、所望の定量性を全く示さ
ないとい′)事大I)欠点を有する。
史には巨大分子である蛋白質もしくは酊素(例にば、グ
ルタミン酸オキザロ酢酸トランスアミナーゼ、グルタミ
ン酸ピルビン酸トランスアミナーゼ等のく)の)も、同
様に試薬層内に拡散する事がイsuT能であり、従って
同様1(分析が不可能である。
史((け、%開昭55−909859号において、非膨
ボ 潤性、液体不浸透性の熱安定性有機プリマー粒子を該ポ
リマー粒子とは異種のポリマーを接着剤として用いて接
着した凝集三次元格子の多孔性粒状S遺物が開示されて
いる。
し2かし前記特許は、熱安定性の低い、すなわち、ガラ
ス転移温度(Tg )が低い接着剤ポリマーをTg以上
で熱軟化させ、熱安定性有機ポリマー間を接着1−7、
相反連絡空間を有する粒状構造物を形成するものである
。従って、前記特許記載の粒状構造物を形成するのに使
用する接着剤の量が多い場合には空隙率を減少させ、一
方、少なすぎる場合には光分な接着強度が得られないた
め、規定量の上記接着剤を用い、その全てを熱安定性ポ
リマー粒子間の所望の位置に配置させなければならず一
定の空隙率を制御することが困難である。また接着剤の
熱軟化による変形によって不活性ビーズを粘着結合させ
ているだけで接着強度が低いという欠点を有する。
また前記特許は、その機能面において、流体試料を滴下
したとき、この試料が横方向への展開し、次いで試薬層
では、展開層での横方向に展開した流体試料が、更に試
薬層において横方向へ展開、いわゆる二次展開を起こし
、検出感度の低下を起こすという不都合を生じ、また疎
水性の重合体から構成されているため、流体試料の保持
が着るしく困難であり、従って、該層内で十分な分析反
応を完結せしめることが不可能である。
これら諸欠点を克服する為に、疎水性の核と拳水性の外
殻を有する殻核多層構造の粒子単位を用い、その粒子単
位の接触表面で親水性外殻の粘着及いは化学反応により
、構成された試薬層を特願昭54i −155788及
び同57−5192号として提案した。
しかしながらこれら分析素子も粒子単位で#l4t1y
された試薬1−の空yim分に試薬を含有4iニジめる
必要がちり油浴性の試薬の場合、咳層内へ安定して保有
させる事が難かしく、又水浴性の試薬の場合、該層の上
層に例えば展開層を塗布した際、あるいは、流体試料を
滴丁した際試薬の不望の原動な起こしやすいという欠点
を有する。
本発明者らは、鋭意検討を重ねた結果、次の構成を有す
る分析素子を用いる事に□より、前記欠点を克服する事
ができた。
即ち、本発明の分析素子は、光透過性1、液体不浸透性
の支持体と、流体試料中の成分と反応する少なくとも一
種の試薬を含む、少なくとも一層の試薬層と、該試薬層
の該支持体とは反対側に位置し、該流体試料中の成分を
該試薬1−へ透過させる少なくとも一層の展開層を有す
る分析素子におい(、該試薬層の少なくとも一層が、疎
水性でかつ、実質的に流体試料に非膨潤性である核、お
よび、麹水性の外殻からなる被殻多層m造を有する重合
体粒子単位から構成され、該粒子単位の殻部分に、少な
くとも一種の前記試薬を含有することを%像とする。
以下、本発明による分析素子について、更に詳細に説明
する。
本発明の分析素子は、分析対象物の低分子量または高分
子量のいかんにかかわらず、また水浴性、疎水性にかか
わらず、これらを含む流体試料を、すみやかに試薬層内
に収納する事が出来、該試薬1 層の該粒子単位の親水外殻部分において分析反応の一部
又は全部を行う事が出来る。
即ち、本発明の分析素子は、様々な被検体を含む適用流
体試料を、容易に収容可能であり、分析素子内に、均一
分布可能である構成を有するものである。
本発明試薬層は、好ましくは疎水性かつ、流体試料に対
して、実質的に非膨潤性である核と、それをとり牙(親
水性の殻を有する被殻二層構造を有する粒子単位から構
成されるものであり、該粒子単位の接触部分において、
親水外殻部分の相互接着又は、化学反応により結合され
たものである。
これらは、粒子単位を配列しであるので一定の空隙を有
するものであり かつ?l埋的外力に対して、外形、構
造を保持しうるに十分な傾度馨もつ事は明白である。
一方、前記構造の空隙は、流体試料の適用に際して実質
的に横方向への展開を起こさない事は言うまでもない。
前記粒子単位は、そのサイズが好ましくは、約0.1乃
至約200ミクロンであり、更に好ましくは、約0,3
乃至約100ミクロンである。
また、これら粒子単位から構成される試薬層はその空隙
体積を約20乃至約85%の間で任意にとる事が可能で
ある。
更に本発明の粒子単位を構成する親水性部分と疎水性部
分の比率は、適用流体試料によって、該試薬中の空隙を
閉塞しない程度であれば任意である。
ホ1〕ち、親水性部分は約9()乃至約0.05重緻パ
ーセント、疎水性部分は、約99.95乃至約10重電
パーセント、好ましくは親水性部分が約50乃至約(1
1ttパーセント、疎水性部分が約99.9乃至約50
電1パーセント、更に好ましくは、親水性部分が、約2
5乃至約0.5重量パーセント、疎水性部分が、約99
5乃至約75重電パーセントである。
本発明の重合体粒子単位における核部分の疎水性、かつ
、流体試料に対して非膨潤性とは、前記流体が実質的に
浸透しない事を示し、かつ非j11$1性とは流体に接
触した時に、実質的に膨潤性を示さないものをいう。
この膨潤性の度合は、例えばA、GreenおよびG。
1、 p、1,6yensgH1lJpurnal o
f Photographic 84−ence第20
11、第205頁(1972年)に示される型の膨潤計
を使用し、所望の流体下で測5i2する事ができる。
即ち、ポリエチレンテレフタレート支持体上k(1)粒
子材料として用いる事を考慮中の高分子重合体の自己支
持性フィルムか、または(2150乃至100ミクロン
の範囲内の乾燥膜厚の層を形成し、前記膨潤度針を用い
、該フィルムまたは層を38”Cの液浴に約25分間浸
す事により生じるフィルムまたは層の厚さの増加パーセ
ントを測定する。これらの方法により測定された。lI
?l[が約2()%未満、好ましくは、約1()ヅ0未
満のものが好ましい粒子単位材料として用いる事ができ
る。
本発明の疎水性、かつ、流体試料に対して非膨潤性を有
する核を構成する材料は、前述の条件を満たすものであ
れば任意に用いる事が可能であや。
前述の条件を満た丁材料としては例えば高分子1合体粒
子、ガラス無機顔料の如き水解性材料が好ましく用いる
事ができる。
これら高分子重合体粒子を構成する単量体の一例として
、例えば、スチレン、p−クロルスチレン等のスチレン
類、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸
n−ブチル等のアクリル酸エステル類、メタアクリル酸
メチル、メタアクリル酸エチル、メタアクリル酸−n−
ブチル等のメタアクリル酸エステル類、アクリロニトリ
ル、メタアクリロニトリル等の(メタ)アクリロニトリ
ルII、塩化ビニル、フン化ビニル等のハロゲン化ビニ
ル類、塩化ビニリデン、フッ化ビニリデン等のハロゲン
化ビニリデン[,1,3−ブタジェン、イソグレン2.
3−ジメチル−1,3−ブタジェン等)共役ジエン、ジ
ビニルベンゼン、エチレングリコールジメタアクリレー
ト等の架構性単量体類、史には非ラジカル1合性官能基
を有する単量体、例えばメタアクリル酸グリシジル、ア
ジリプルエチルメタアクリレート、ビニルイソシアネー
ト等のものが挙げられる。
前述の非ラジカル重合性簀能基な有する単量体は、親水
性の殻部分と疎水性の核を、強固に共有結合させる為に
有用なものである。
又更に無機材料の例としては、シリカ、ガラス、炭酸カ
ルシウム、二酸化チタン、マイカ等が挙げられる。好ま
しくはガラス粒子が挙げられる。これら無機材料に対し
て、前述の非ラジカル重合性官能基を有する単量体と同
様の働きをするものとしてシランカップリング剤又は、
チタニウムカッ等 プリング剤が用いる事が出来る。
△ 本発明に用いる粒子単位の詳細は、特願昭56〜155
788号及び同57−5192号に記@する方法で製造
することができる。
史に本発明の粒子単位の親水性のah面には曜離性放射
線又は、光架橋性反応基を導入する事は可能である。こ
れらの反応基は、特公昭56−5761号同56−57
62号、及び同56−5763号等に詳細に記載するも
のが用いられる。
一方、本発明の1合体粒子率位の外殻を形成する親水性
電合体部分も檀々の水浴性重合体および水溶性重合体を
形成fる水溶性単量体を任意に用いる事が可能である。
例えば、水浴性重合体としては、ゼラチン、酸処理のゼ
ラチンの如き、ゼラチン類、カルボキシメチルセルロー
ス、ヒドロキシエチルセルロース等の水溶性セルロース
誘導体類、グルラン、カルボキンメチルプルラン等のプ
ルラン訪導体撃、ポリビニルアルコール、ポリビニルピ
ロリドン、ポリアクリルアミド、ポリアクリルアミド等
の水溶性ビニルポリマー類等が挙げられる。
史にこの水浴性単量体も種々の方法で用いる事が口丁能
である。
例えば、アクリルアミド、メタアクリルアミド等のビニ
ル酸アミド類、N−ビニルピロリド/、N−ビニルイミ
ダゾール等のビニル異節環類等を挙げる事が可能である
前述の如(檀々の疎水性単量体および水浴性重合体、ま
たは水溶性重合体を形成しうる単量体の組合わせによっ
て、本発明の重合体粒子単位を形成する事かtiJ能で
ある。
これらの合成方法は任意であり、何ら限定されるもので
はないが、例えば乳化重合法、懸濁重合法およびグラフ
ト重合法、シード重合法、マイクロカプセル化法等、公
知の技術を組合わせる事によって容易に合成1−る事が
出来る。
更に試薬類を本発明の粒子単位の親水性殻部分に含有さ
せる方法は、例えば、あらかじめ該粒子単位を形成した
後に1試薬溶液中に加え、含浸させる方法がある。これ
は特に水溶性の試薬類に好まシ、<適用する一事が出来
る。又別の方法としては、親水性重合体中に試薬を分散
又は溶解し、その分散液を本発明の疎水性核表面にコー
トする半も可能で、マイクロカフ−セル化法?適用する
際に、有効に用いる事が出来る。文相いらIt 6試4
鵠は、水浴性又は油浴性いずれを問わず有効に用い/l
−1$が出来る。
油浴性試薬を用いる場合、例えは写真業界において多用
されているマイルプロテクト分散法、直接分散法等、楕
々の方法が用いる事もできる。
本発明における重合体粒子単位を用いた試薬層は、該粒
子の外殻を形成する親水性1合体部分同志の融着又は光
化学反応により、結合され、かつ、その構造を維持“す
るものである。
この際、生じる空孔の直径は用いる粒子単位の粒径に依
存する。
即ち、該粒子の粒径の約1/2乃至約J/10の孔径の
形成するとされている。
これKよって、所望の孔径を任意に得る事が出来る。
孔径の選択は、分析する分析対象物の大きさによって選
択されるべきであるが、例えば、供分子化合物であるグ
ルコース、尿酸等力基質にふ5いては該粒子単位の粒径
は、約Oo5ミクロン以上であればよい。
また疎水性の低分子化合物であるコレステロールエステ
ルの場合も、約1ミクロン以上の粒径の粒子単位を用い
ることで可能である。
史に蛋白質である酵素の場合、粒子単位の粒径は、約1
ミクロン以上が好ましい。
史に、該粒子単位で構成される空陳は、実質的に横方向
へ流体を展開さゼない範囲であることは云うまでもない
本発明の試薬!−には、分析対象物の分析のために必要
な試薬を含有することが出来る。
これらは、該対称物が基質であれば、それを分解し検知
可能な化合物にするための酵素を、また酵素であれば、
その酵素に特異的な基質を含有することができる。
この検知可能な化合物を4々に変化するT二めの化合物
も同様に含何−「ることが可能でちる。
更に分析反応を行な51で付加的な物質1例えば緩衝剤
、保恒剤等の化合物を添加することも可能である。
当然のことなから、これら試41類は一つの試薬層に全
て入れ・ることは可能であり、また俵欽の試薬層に分離
することも可能である。
更に、破水性コロイド物質から成る試薬1#と組合わせ
ることも可能である。
例えば、本発明の試薬層と親水性コロイド物質から成る
試薬層を組合わせ、本発明の試薬層に巨大分子を収容、
分析反応を行なわしめ生成した親水性コロイドのマトリ
ックス内・\拡散する化合物を下層の親水性コロイドか
ら成る試薬層へ拡散させ検出可能な物質へ変換させるこ
とも同様に可能である。
本発明の試薬層を製造jるために有用な分散液は、同分
散液を支持体上に通用するに十分な時間安定で・ある必
要がある。
このような安定な分散液を製造するためには、多くの方
法な単独または組合わせて用いることが可能である。
例えば、有用な方法の一つとして、界面活性剤および高
分子重合体を液体キャリヤーへ添加し、分散液中におけ
る分布および安定化の促進剤もしくは結合剤として使用
することがでとる。
使用可能な界面活性剤としては、イオン性(アニオン性
またはカチオン性)、非イオン性を問わず界面活性剤を
使用することが0工能であるが、好テしくは非イオン性
界面活性剤が有効である。非イオン性界(3)活性剤の
例としては、例えば2,5−ジー1−ブチルフェノキシ
ポリエチレングリコール、p−オクチルフェノキシポリ
グリシジルエーテル、p−イソノニルフエノキシポリエ
チレングの リコール等のアルキル置換フェノ−4ポリアルキレンゲ
リコール酵導体、高級脂肪学のポリアルキレングリコー
ルエステルなどが挙げられる。これらの界面活性剤は流
体試料の試薬層への浸透速度を調節し、同時に好ましか
らざる「クロマトグラフィ現象」発生を抑制する効果を
有する。更に界面活性剤の効果として生物学的流体試料
中に含まれる蛋白質による種々の好ましくない影響を軽
減する作用もある。
前記界面活性剤は広範に選択された量を用いることが可
能であるが、重合体粒子単位の重量に対して10重重パ
ーセント乃至0005N−パーセント、好ましくは6i
[tパーセント乃至0.053i量パーセント用いるこ
とができる。
更に別の方法として該粒子と液体キャリヤーの音波処理
、物・理性混合および物理的攪拌処理、pHy4製があ
る。       い・′:これらは前記の方法と組合
わせることにより、さらに有用である。
前配分散液の液体キャリヤーは、水性液体とすることが
できる。
しかし、なから、該粒子がキャリマーに不溶性でル・す
、従って、それらの粒子性が保持されイ)という条件で
種々の有機液体の1−うな他の液体キャリヤーも使用可
能である。
水環外の代表的な液体キャリヤーには、水混和性有機溶
媒、水と水混和性有機溶媒の水性混合物および滴白な水
不混和性イ)機浴媒7);ある。
小渭和性有磯溶媒には、低級アルコール(即ち−r A
キル基の炭素数1乃至4個のアルコール)、アセトンお
よびテトラヒドロフランがある。
水不混和性溶媒には、酢酸工丁ルの如き欽級アルキルエ
ステルおよびハロゲン化戻化水索(例えはクロロホルム
、塩化メチルおよび四塩化炭素等)の如きハロゲン化有
機浴媒が、ある。
更に、本発明の試薬層に含有されろ試薬は通常知もねて
(゛ろ方法で、含楢゛て^事ができる。
伊1えば水浴性の試薬は、ぼ解し添加てることかられで
いろ、オイルノロテクト分散法および1#接分散法のl
l−J′−林で知られる方法が材用て・ある。
本発明の試薬層は、他の層も含めて本発明の支持体上に
、例えば浸漬塗布法、エアーナイフ法、カーテン塗布法
または米国特許第2,681,294号明細書に記載の
如きホッパーを用いる押し出し塗布法等各楕の塗布法で
塗布する事が可能であり、所望により二層または、それ
以上の層を米国特許第2.761,791号および英国
特許* 837,095号明細書に記載の方法で同時に
塗布する事も出来る。
更に乾燥温度は、本発明の粒子単位の外殻の破水性重合
体部分が融着する程度で、かつ含まれた試薬、49Kl
¥″jlc等の蛋白質が変性しない程度の温である。
本発明の分析素子に係る前記の液体不浸透性の光透過性
支持体(以下、本発明に係る支持体と略す。)は、液体
不浸透性で、かつ光透過性であれば、その種類を問わな
いが、例えば酢酸セルロース、ポリエチレンテレフタレ
ート、ホリカーボネート、またはポリスチレンのような
種々の重合体材料が、この使用目的に適する。この場合
の上記支持体の厚さは任意であるが、好ましくは約50
ミクロンから250ミクロンである。また、本発明に係
る支持体の観察側の一側面は、その目的に応じて任意に
加工することは可能である。更に試薬層を積層する側の
支持体面に、場合によっては光透過性の下塗り層を使用
して試薬T@と支持体との接★性な改良する事が出来る
本発明に係る展開層は、特公昭53−21677号に記
載された性能、即ち(1)一定容量の流体試料を単位面
積当り一定容量を試薬層に均一に配布し、(2)流体試
料中の分析反応を阻害する物質または要因し を除去よ、(31分光光度分析を行なう際に支持体をへ
て透過する測定光を反射τるバックグラウンド作用を行
なう機能を有するものであれば、任意に選択する事が出
来る。従って、本発明に係る展開層は、上記3つの機能
を全て行ない得るが、また3つの機能を適宜分離し、各
機能毎に別の層を使用することも可能である。更に、3
つの機能のうち、2つの機能を有する層と、残りの他の
機能を有する層を組み合わせ使用することもできる。例
えば、同上特許記載の二酸化チタンおよび二酢陵セルロ
ースから成ルプラノシュボリマーと呼称される非禮維多
孔質媒体の展開層、特開昭56−24576号、特願昭
56−13203号および特願昭5ti −65446
号などに記載の枠組構造展開層が挙げられる。特に上記
着維構造展開ttiは、血球部分もfみやかに移送する
ことが可能な素材として特に有用であり、更に本発明の
目的の一つである巨大分子の展開移送に有用なものであ
る、。
史には、本発明の電合体粒子準位も展開Inとして用い
る事が出来る゛が、この際、試薬は該単位の殻部分に含
有する必要はない。
本発明の分析素子は種々の異なる配置のうち、任意の一
つをとることが可能である。更に本発明の試薬層と各推
の機能層、試薬含有層および部材、グ層、同第4.06
6.4 (13号記載のバリヤ一層、同第4.144,
306号記載のレジストレーション層、同第4.166
、t193号記載のマイグレーション阻止層、同第4,
127,499号記載のシンチレーション層、特開昭5
5−90859号記載の清掃層および米国特許第4.1
10.r179号記載の破壊性ボッド状部材などを任意
に絹合わせて、本発明σ−プ目的に合わせた分析素子を
構成することが可能である。
前記層の製造法および前記層の本発明の分析素子への組
み込み法は、前記特許に記載の方法と同じであるか、ま
たは類似である。前記特許には、このような層製造に使
用可能な有用な材料についても記載されている。
分析素子内の種々の層は、互いに流体接触をする。この
11流体接触lという表現により、使用条件下で一つの
層から他の層へ流体(流体か、または気体状)が通過可
能となるような様式で互いに協働する層が言及される。
、:1このような流体接触性能は、流体接触層間の接触
界面に沿って均一であるのが好ましい。流体接触層は隣
接していても良いが介在区域によって離れていても良い
。しか(7ながら、このような介在区域も流体接触し、
そして流体σ〕通過をさまたげない。
本発明の試薬層は一つ、またはそれ以上の試薬組成物を
好都合に含む事が出来る。被検体または被検体の反応生
成物もしくは分解生成物と作用するか、または試4層を
組み込んだ分析素子へ被検体含有流体試料を両用する際
tic 、す゛(・に作用する一つまたは、それ以上の
活性成分が@il記組成物に含まれる。このような作用
により、予じめ杉或した検出可能なスペシーズの素子内
での放出、検出可能なスペシーズの形成筐たは素子内に
千ける検出可能な変化の生成が可能となる。
この11作用11という表現は、化学的活性、触媒活性
(酵素−基質愼合体形成)、免役活性(抗原−抗体反応
)および任意の形態の電気的、化学的、物理的作用を意
味てる。
これら電気的、化学的または物理的作用により素子内に
検知可能な変化が放出、生成または提供可能である。、
前記変化により所望の被検体またはその反応生成物、も
しくは分解生成物の存在および/または#度が直接的に
か、または間接的に示される。
生成する検出可能な変化は、放射測定により検出する事
が好ましい。放射測定とは、比色測定、ケイ光測定、放
射線計測およびリン光測定、発光測定の如き電磁放射線
測定方法を使用する事による検出をいう。
本発明に用いられる検出可能な欅々の成分には比色測定
により検出可能な染料、顔料および複合体;り゛イ光測
定により検出可能な染料、顔料および複合体;発光タグ
:放射性タグ;化学試薬;抗原;ハプテン;抗体および
抗原−抗体狽合体のような免役薬剤;酵素;並びに前記
成分の前駆体および反応生成物がある事は自明である。
これら成分の使用に関する詳細は、米国特許第3.99
2.158号、ベルギー国特許第862,955号およ
び欧州特許出願公開第0(102963号に開示されて
いる。
本発明の分析素子の場合、全血液、血清および自吸のい
ずれの分析にも不都合な(用いる事が出来る。更には、
尿、リンパ液、髄液等の他の体液も不都合な(用いる事
ができる。
全血液を用いる場合には、必要に応じて検出のための輻
射線が血球により妨害をうけるのをさけるために前述の
輻射線ブロッキング層または他の反射層を設ける事がで
きる。血球の色を直接観察する場合、例えばヘモグロビ
ン分析の如きものの場合は当然の事ながら、上記反射層
を設ける必要はない。
本発明の分析素子を用いて恢出町Hヒな変化として分析
結果を得たのち、撞々の検出可能な変化に対応して、反
射スペクトロフォトメトリー、発光スペクトロフォトメ
トリー、もしくは反射蛍光スペクトロフォトメトリー、
またはシンチレーシ璽ン測定等により測定される。この
ようKして得られた測定値は、あらかじめ作製しておい
た検量−に当てはめる事で、未知被検物質の量を決定す
ることができる。
以上のように構成された本発明の分析素子は、展開層か
ら流体試料を供給した後、試薬層での分析反応を透明支
持体側から観察することにより目的を達成できる。
本発明の分析素子に適用される流体試料の量は任意に定
めることができるが、好ましくは約50μlから約5μ
lであり、更に好ましくは約20μlから約5μlであ
る。通常的10μlの流体試料を適用するのが好ましい
本発明の分析素子に用いられる分析反応は、その目的に
より任意に定めることがでとるが、例えば、1諏化学の
分野に有用に用いられ、特に生物学的流体試料、すなわ
ち血液、尿、または髄液中の成分の分析に用いる。
これらは分析試薬を適宜選択することで、例えばグルコ
ース、原本窒素、アンモニア、尿酸、コレステロール、
トリグリセリド、クレアチン、クレアチニン、ビリルビ
ン等の低分子化合物ならびに、グルタミン酸オキザロ酢
酸トランスアミナーゼ、グルタミン酸ビルとン酸トラン
スアミナーゼ、乳酸脱水素酵素等の蛋白質酵素などの多
くの成分の分析に使用し得るように容易に構成する事が
可能である。
以下、実施例を挙げて本発明を更に具体的に説明するが
、これによって本発明の実施態様カ′−限定されるもの
ではない。
実施例−1 色原体含有粒子単位の合成 2.4−ジクロロ−3−メチル−6−〔α−(2,4−
ジー t−アミノフェノキシ)ブ千ルアミド〕フェノー
ル、30gジブチルフタレー日、5.!9及び酢酸エチ
ル6.09に溶解した溶液を月2イオン化ゼラチン9.
9g脱イオン水1(10fip、アルカノ−n−XC(
n品名デュポン社製)を溶解した、水浴液中に加え、超
音波ホモジナイザーUSH+ ts(l N 25型(
超音波工慰株潰、但し超音波発振機UE−15°N25
−5E型(同社製)を用いる)を、用い超音波を照射し
カプラーの分散液を作製し、上記分散液を40゛Cに保
った。
スチレン−グリシジルメタアクリレート共重合体粒子(
重量比9:1平均粒径1°ミクロン)15.0gを上記
分散液中に加え攪拌を行な(・、上記粒子を分散液中に
懸濁した。
前記懸濁液を40℃に保った。
ここに攪拌を続けなから1()%酢酸水#液を加え、p
i(な4に調製し、次いで4(1”0114水(脱イオ
ン水)を23(l ml加えた。更KN袢を加六ながら
温度を50°CまでE昇し、そのまま1時間同温度に保
った後、5’01で冷却した。30%ホルマリン水浴液
0.5m#ケ加え次いで攪拌しつつ10%水酸化ナトリ
ウムを加えpHな9に調製した後、偏度を1°ヴmln
の弁筒速度で昇温し、50℃までL昇し、そのまま30
分間50°Cに保った。この液を室龜まで下げ腐3グラ
スフィルターでe過を行ない史に脱イオン水で洗浄し、
C*が中性になったところで取り出し乾燥をした。平均
粒径は約11ミクロンであった。
B、コレステロール分析用分析素子 透明な下引き済ポリエチレンテレフタレート支持体上に
次の層を順次塗布を行ないコレステロール分析用分析素
子を作製し1こ。
1、試薬j− 色原体含有粒子単位      14.l/−”NN−
ジメチル−p−フェニレンジアミン  0.1i/ff
i”コレステロールエステラーゼ        20
00単位/餌冨コレステロールオキシダーゼ     
   600単位/fitペルオキシダーゼ     
    7000単位/ffi鵞から成る乾燥膜厚約5
0ミクロンの試薬層2、#維構造展開層 粉末1紙(C)(東洋f’m株)300メツシ一以上)
 9+、1lJil /’m”スチレン−グリシジルメ
タアクリレート共重合体から成る乾燥膜厚的16(1ミ
クロンの繊維構造展開層 更に比較分析素子として、粒子単位をゼラチンに変えた
欠配組成の試薬層と繊維構造展開層の組合わせを作成し
た。
(1)比較試薬層 脱イオン化ゼラチン      21.097餌34−
メトキシ−1−ナフトール       0.75g/
fi”コレステロールオキシダーゼ       60
0単位/−”コレステロールエステラーゼ      
2(10(1単位/m”ペルオキシダーゼ      
   7000単位/m”ジメドン         
    02]5 g/m”から成る乾燥ψ厚約25ミ
クロンの比較試薬層本発明の分析素子及び比較分析素子
にコレステロールの含有量が既知の血清(即ち、コレス
テロール濃度、0.58.93.124.210.3(
11m97dl)各klopHシ を滴下し、37’OH1分間、インキュベー≠ヨンを行
なった稜、サクラ光電濃度計PDA−65型(小西六写
真工業(株)製)で赤色光(λmax = 644 I
I )で支持体側から反射濃度を測定した。
結果は表−1に示す。
表−1から明らかな如(比較分析素子を1、コレステロ
ールの如き、疎水性化合物を試薬層内に収納する事が出
来ず、その結果はとんど反応力を起こらな(、定量分析
は不可能であった。そfしに反して本発明の分析素子は
良好な検駄線ヲ与えるものである事が判る。
代理人 桑 原 m 情

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)光透過性で液体不浸透性の支持体と、流体試料中
    の成分と反応する少なくとも一層の試薬を含む少な(と
    も一層の試薬層と、該試薬層の該支持体とは反対側に位
    置し該流体試薬中の成分を該試薬層へ透過させる少なく
    とも一層の展開層を有する分析素子において、試薬層の
    少などとも一層が、疎水性かつ、流体試料に実質的に非
    膨潤性である核、および親水性の外殻から成る被殻多層
    構造を有する重合体粒子単位から構成され、該粒子単位
    の殻部分に少な(ともて株の該試薬を含む事を特徴とす
    る分析素子。
  2. (2)該重合体単位の親水性外殻同志により結合され、
    流体試料を、実質的に横方向に展開させない空隙を有す
    る試薬1−?、有する事を特徴とする特許請求の範囲第
    −項記敞の分析素子。
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