JPS5820270A - 孔隙を有するシ−トに熱可塑性樹脂粉末を塗布する方法 - Google Patents

孔隙を有するシ−トに熱可塑性樹脂粉末を塗布する方法

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JPS5820270A
JPS5820270A JP11797981A JP11797981A JPS5820270A JP S5820270 A JPS5820270 A JP S5820270A JP 11797981 A JP11797981 A JP 11797981A JP 11797981 A JP11797981 A JP 11797981A JP S5820270 A JPS5820270 A JP S5820270A
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sheet
powder
cylinder
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Tsutomu Naganuma
長沼 勉
Koji Kumagai
熊谷 広次
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Toppan Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は孔piv有するシートに粉末を塗布する方法に
関、するものであり、更に詳しくは、予め加熱された孔
隙を有するシートをシリンダーの任意の形状のセルに充
填されている熱可塑性樹脂粉末と接触させることにより
、該熱可塑性樹脂粉末表面を軟化させ、若しくは溶融さ
せて前記シート表面に付着させ、さらに該シートの背面
よりコロナ放電あるいは高電圧な印加することによって
、前記セル内に充填されている熱可塑性樹脂粉末を完全
にシート忙転写させた後、オープン等を通して加熱し、
孔隙を有するシートに熱可塑性樹脂粉末を任意の形状に
固着させる方法に関するものである。
従来、熱可塑性樹脂粉末を孔隙を有するシートに任意の
形状忙塗布する方法として、特公昭49−11854号
公報等に示され文いるように、まずシリンダーの任意の
形状のセルに熱可塑性樹脂粉末を充填し、次に加熱した
シー)Yシリンダーに接触させ、セル内の熱可塑性樹脂
粉末を溶融させてシートに付着させ、さらにオーブンを
通して完全に固着させる方法がある。しかしながら、こ
の方法ではシリンダーのセル内の熱可塑性樹脂粉末を加
熱したシートの接触によって完全に溶融させる必要があ
る為に塗布スピードが上がらない欠点を有している。塗
布スピードを上げる為には一般にシートの加熱温度を上
昇させることが考えられるが材質面から限界がある。し
かもシリンダーのセル内に熱可塑性樹脂粉末を充填し、
ドクターでスキージする為に一般的にはシリンダーを冷
却して熱可塑性樹脂粉末がドクターやシリンダーにへば
り付(ことを防止している−ので加熱されたシートによ
るセル内の熱可塑性樹脂粉末の溶融効率は非常に悪く、
これも塗布スピードの上がらない理由′の1つである。
ここで、無理に塗布スピードを上げるとシリンダーのセ
ル内に熱可塑性樹脂粉末が残留する現象が生じ、その結
果、塗布量にバラツキを生じてしまう。
本発明は上記従来法の欠点を解消するために考えたもの
で、従来法に静電粉末グラビア印刷法の技術を導入し、
改良を加えて完成したものである。
静電粉末グラビア印刷法は1964年インターケだカル
社(和で最初に開発されたもので、従来のグラビア印刷
における液体インキの代わりに粉末インキ(熱可塑性樹
脂粉末)を用い、電気的に転写操作を行うものである。
印刷版上に熱可塑性樹脂粉末をのせ、ドクターでセル内
に充填して非画線部の熱可塑性樹脂粉末を除去する。次
いでコロナ放電を与えて、熱可塑性樹脂粉末を帯電させ
た後、被転写体を密着させ、その背面から帯電された熱
可塑性樹脂粉末と逆電荷の電極を接触させるか、または
、コロナ放電を与えるとセル中の熱可塑性樹脂粉末は電
気的に被転写体に転写される。
しかしながら、この方法では被転写体が孔隙を有するシ
ートの場合、転写された熱可塑性樹脂粉末が7−トの孔
隙から抜は出ることがある。静電粉末グラビア印刷法に
使用される熱可塑性樹脂粉末の粒径は一般的に10〜4
0μであるので、例えば布地に印刷した場合、布目から
1部分通り抜けてしまう現象がどうしても生じてしまう
。従って塗布量が一定化せず、また、通り抜けてしまっ
た熱可塑性樹脂粉末の処理に苦労する。
本発明は孔隙を有するシートに熱可塑性樹脂粉末を任意
の形状に塗布する方法を提供するもので、まずシリンダ
ーの任意の形状のセルに熱可塑性樹脂粉末を充填しそこ
K、予め加熱された孔隙を有するシートを接触させるこ
とにより熱可塑性樹脂粉末表面を軟化させ、若しくは溶
融させてシート表面に付着させ、シートの孔隙をふさい
でしまい、次忙シートの背面よりコロナ放電あるいは高
電圧な印加すゐことによってセル内に充填されている熱
可塑性樹脂粉末な孔隙からこぼれることなく完全に転写
する方法を提供するものである。
ここで、熱可塑性樹脂粉末とは熱可塑性゛樹脂と荷電制
御剤とを混ぜて微粉末化し、電気的特性を調整したもの
である。熱可塑性樹脂としては、ポリアミド、ポリ塩化
ビニル、ポリ酢酸ビニル、ポリエチレン、エチレン−酢
ビ共重合体、ポリスチレン、飽和ポリエステル樹脂、ア
クリル樹脂等がある。
また1、荷電制御剤としては、コロイド状シリカ、脂肪
酸およびナフテン酸などの金属塩、染料を吸着させたシ
リカ、含金属染料、ニグロシン系の染料、脂肪族アミン
、サッカロースベンゾエート、高級脂肪酸、酸化防止剤
、レシチン、油溶性スルフォン酸塩等がある。
また、滑剤としては、微粉末状の二酸化ケイ素、窒化ホ
ウ素、タルク、グラファイト、二硫化モリブデン等があ
る。
さらに、前述の熱可塑性樹脂に固体ロウを混合すると軟
化点が低下する。固体ロウとしてはカルナウバロウ、カ
ンデリラロウ、バルムロウなどの植物性固体ロウ、密ロ
ウ、鯨ロウ、虫白ロウ、セラックロウ、羊毛ロウなどの
動物性固体ロウがある。また、この他にモンタンロウや
炭化水素を主成分とし、天然に単独に産するオシケライ
トや原油中に溶けて産する石油ロウがある。オシケライ
トは地ロウとも呼ばれ天然に産する鉱物ロウである。石
油ロウには製造径路および性状の違いによりパラフィン
ロウ、微晶ロウおよびペトロラクタムがある。また、パ
ラフィンワックス(ロウ)とポリエチレンの中間の分子
量を有するポリエチレンワックスやアマイドワックスも
広い意味で固体ロウに入れる。 □ 孔隙な有するシートとし′ては一般的には織物、編物、
不織布などがある。
孔隙を有するシー)K粉末を塗布することで実際に実用
化されているものに接着芯地がある。接着芯地とは芯地
の片面または両面にあらかじめ接着剤を塗っておき、布
のあいだに挾んでアイロンプレスをかけるもので、例え
ば、婦人用ドレス、ブラウス、スーツ、コートの部分芯
地、スラックス、スカートの腰芯、紳士服の部分芯、ネ
クタイ、帽子の芯、和服の帯芯、完成芯の増芯などに用
いられている。塗布パターンは全面塗布、線引、格子、
ドツトなどがある。接着芯地の材質としては綿、テトロ
ン/綿混紡、テトロン、ナイロンなどで、粉末は熱可塑
性の粉末接着剤(例えば、ポリアミド、エチレン酢ビ共
重合体、ポリエチレン、ポリエステルなど)を使用する
以下、本発明を図面を用いて詳細に説明すると、第1図
に示す如く、孔l!11に有するシーHIIY加熱ドラ
ムA(2:によって加熱し、次に、水冷されているシリ
ンダー(3)に送り出す。一方、ホッパー(4)内の熱
可塑性樹脂粉末(5)をドクター(6)によってシリン
ダー(3)のドツト状のセル(7)内に充填し、コロナ
帯電器A(8)によりセル(7)内の熱可塑性樹脂粉末
(5)に電荷を与えた後、加熱ドラムA(2)によって
加熱された孔隙な有するシート(1)とセル(7)内の
熱可塑性樹脂粉末(5)を接触させ、接触面の熱可塑性
樹脂粉末(5)を軟化させ、若しくは溶融させ、孔隙を
有するシート(1)表面に該熱可塑性樹脂粉末(5)ヲ
付着させる。このとき、第2図に拡大して示した如く、
セル(7)中の熱可塑性樹脂粉末(5)は孔隙を有する
シートに接触した部分のみが軟化若しくは溶融し、セル
(7)の底の部分の熱可塑性樹脂粉末(5)は粉末の状
態のままである。次に、孔隙な有するシートillの背
面よりコ、ロナ帯電器B(9)によって前記コロナ帯電
器A(8)で与えられた電荷とは反対の極性のコロナ放
電を与えるか1、導電性ロール(図示せず)に高電圧を
印加することKよって、前記セル(7)内に充填されて
いる熱可塑性樹脂粉末(5)を完全に孔隙な有するシー
ト+1)に転写させる。このとき、孔隙を有するシート
(1)に転写された熱可塑性樹脂粉末(5)は該孔t*
V有するシー) (1)に付着した部分と粉末の状態の
ままの部分を有している。
次に、加熱ドラムBQIとオープンUV通して加熱し、
孔隙な有するシート(1)に熱可塑性樹脂粉末(5)を
ドツト状忙固着させる。
尚、熱可塑性樹脂粉末の種類によっては、孔隙を有する
シートに転写する前の熱可塑性樹脂粉末にコロナ帯電器
Aによって電荷を与えなくてもよいO 本発明は以上のような構成であるから、次に示す如き糧
々の効果を示す。
本発明によれば、シリンダーの任意の形状のセルに熱可
塑性樹脂粉末を充填し、次に加熱した孔隙な有するシー
トラシリンダーに接触させ、セル内の熱可塑性樹脂粉末
を軟化、若しくは溶融させて、孔隙を有するシートに付
着させ、さらにオープンを通して完全に固着させる方法
に比べて、静電的な力を併用するので塗布スピードヶ上
げることができるので生産性の向上が達成され、また、
孔隙を有するシートの加熱温度を下げることができる点
で優れている。
さらに、セル内の熱可塑性樹脂粉末を完全に転写できる
ので塗布量が均一になり、製品の品質が良好となるばか
りでなくメンテナンスも楽になる。
また、静電粉末グラビア印刷で熱可塑性樹脂粉末な孔隙
を有するシートに印刷するとシートめ孔隙から一部分通
り抜けてしまう現象を生ずるが、本発明は予め加熱され
た孔隙な有するシートラシリンダー忙接触させセル内の
熱可塑性樹脂粉末の表面を軟化、若しくは溶融させて孔
隙を有するシートに付着させて目どめしてから、静電気
力を利用してセル内の熱可塑性樹脂粉末のすべてを孔隙
な有する7−トに転写、塗布する方法であるので、シー
トの孔隙から熱可塑性樹脂粉末がこぼれ落ちるような現
象は生じない。
以下、第1図に示した装置を使った実施例を示す。
(実施例1) ポリエステル繊維の基布を加熱ドラム(
表面温度約25 ot)によって加熱し、次に水冷され
ているシリンダー(表面温度40〜7゜C)に送り出す
。一方、深さ120μ、幅420μの40ドツト/イン
チのドツト状のセルを有スるシリンダーに10〜40μ
の粒径のポリエステル樹脂粉末をドクター忙よってセル
に充填し、コロナ帯電器によって負のコロナ放電(、−
6kV)を与えてセル内のポリエステル樹脂粉末に負の
電荷を与える。次に加熱ドラムによって加、熱されたポ
リエステル繊維の基布をシリンダーと接触させながら、
シリンダーの回転と共に50m/分のスピードで移動さ
せ、さらに基布の背面よりコロナ帯電器によって正のコ
ロナ放電(+ 6 kV )を与えた後、シリンダーと
基布を分離し、加熱ドラム(表面温度約2501;)と
オープン(雰囲気温度約30 QC)t’通して加熱し
、ポリエステル繊維の基布にポリエステル樹脂粉末をド
ツト状に固着させることができた。コロナ放電を与えな
い従来法のときは最大20m/分の塗布スピードが限界
であった。
(実施例2) 綿の基布を加熱ドラム(表面温度250
〜270C)によって加熱し、次に水冷されているシリ
ンダー(表面温度30〜60C)に送り出す。一方、深
さ120μ、幅420μの40ドツト/インチのドツト
状のセルを有するシリンダーに10〜40μの粒径のポ
リアミド樹脂粉末tドクターによってセルに充填し、コ
ロナ帯電器によって正のコロナ放電(+6に■)を与え
てセル内のポリアミド樹脂粉末に正の電荷を与える。次
に加熱ドラムによって加熱された綿の基布をシリンダー
と接触させながら、シリンダーの回転と共に60m/分
のスピードで移動させ、さらに基布の背面よりコロナ帯
電器によって負のコロナ放電(−6kV ) ”k与え
た後、シリンダーと基布を分離し、加熱ドラム(表面温
度250〜270C)とオープン(雰囲気温度約300
C)It−通して加熱し、綿の基布にポリアミド樹脂粉
末をドツト状に固着させることができた。コロナ放電を
与えない従来法のときは最大20m/分の塗布スピード
であった。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図は孔隙な
有するシートに粉末を塗布する方法を説明するための説
明図であり、第2図は塗布する状態を詳しく説明するた
めの説明図をそれぞれ示す。 (1)・・・孔隙を有するシート(2)・・・加熱ドラ
ムA(3)・・・シリンダー    (41・・・ボ 
ッ パ −(51・・・熱可塑性樹脂粉末   (6)
・・・ド り タ −(7)・・・セル(8)・・・コ
ロナ帯電器A(9)・・・コロナ帯電器旦    αト
・・加熱ドラムB(Ill・・・オープン 特許出願人 凸版印刷株式会社 第1図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 予め加熱された孔隙を有するシートを、シリンダーの任
    意の形状のセル内に充填されている熱可塑性樹脂粉末と
    接触させることにより、該樹脂粉末表面を軟化させ、若
    しくは溶融させて、前記シート表面に付着させ・、更に
    、該シートの背面よりコロナ放電又は高電圧を印加する
    ことにより、前記樹脂粉末を、該シートに転写させた後
    、加熱定着することを特徴とする孔隙を有するシートに
    。 熱可塑性樹脂粉末を塗布する方法。
JP11797981A 1981-07-28 1981-07-28 孔隙を有するシ−トに熱可塑性樹脂粉末を塗布する方法 Granted JPS5820270A (ja)

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JPH0114823B2 JPH0114823B2 (ja) 1989-03-14

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105555495A (zh) * 2013-09-26 2016-05-04 菲布罗林法国公司 通过将粉末转移至多孔基材中进行浸渗的装置和方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105555495A (zh) * 2013-09-26 2016-05-04 菲布罗林法国公司 通过将粉末转移至多孔基材中进行浸渗的装置和方法
US20160228909A1 (en) * 2013-09-26 2016-08-11 Fibroline France Apparatus and method for impregnation by transferring a powder into a porous substrate

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