JPS58201950A - 繁殖母豚用飼料 - Google Patents
繁殖母豚用飼料Info
- Publication number
- JPS58201950A JPS58201950A JP57083981A JP8398182A JPS58201950A JP S58201950 A JPS58201950 A JP S58201950A JP 57083981 A JP57083981 A JP 57083981A JP 8398182 A JP8398182 A JP 8398182A JP S58201950 A JPS58201950 A JP S58201950A
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- JP
- Japan
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- feed
- tryptophan
- crude
- sow
- salt
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は繁殖母豚用飼料に関し、特に、他の必須成分と
共に飼料中に配合された蛋白質構成成分として必要要求
量のＬ−１−リブトファンを含む、天然物を主体とする
繁殖母豚用飼料に、更に、その０００１〜０．１重量％
のＬ −） ＩＪブトファン又はその塩を添加配合して
なる繁殖母豚用飼料を提供せんとするものである。
共に飼料中に配合された蛋白質構成成分として必要要求
量のＬ−１−リブトファンを含む、天然物を主体とする
繁殖母豚用飼料に、更に、その０００１〜０．１重量％
のＬ −） ＩＪブトファン又はその塩を添加配合して
なる繁殖母豚用飼料を提供せんとするものである。
豚用の飼料には一般に年令、用途に応じて哺乳期子豚育
成用、子豚育成用、若豚育成用（子豚育成後期）、成種
豚飼育用及び繁殖母豚飼育用があり、それぞれ、必要栄
養素、飼料効率、経済性等を考慮して、最も目的に適し
た組成とすべく、原材料、保証成分量等が定められてい
る。
成用、子豚育成用、若豚育成用（子豚育成後期）、成種
豚飼育用及び繁殖母豚飼育用があり、それぞれ、必要栄
養素、飼料効率、経済性等を考慮して、最も目的に適し
た組成とすべく、原材料、保証成分量等が定められてい
る。
豚の必須アミノ酸としてはＬ−アルギニン、Ｌ−ヒスチ
ジン、Ｌ−イソロイシン、Ｌ−ロイ７ン、Ｌ −ＩＪ
シン、Ｌ−メチオニン、Ｌ−フェニルアラニン、Ｌ−ス
レオニン、Ｌ−トリプトファン、Ｌ−バリンの子種類が
あり、それ等の供給量が必要量よりも不足する場合、豚
の健康、繁殖、肥育に障害を発生する。上述の如きアミ
ノ酸は飼料中に蛋白質の形で含まれ、その飼料は炭水化
物源として主にとうもろこし、マイロ、蛋白質源として
主に大豆粕、魚粉等が配合されている。通常市販されて
いる母豚用配合飼料中には蛋白質、構成アミノ酸のトリ
プトファン成分として大略０．２５ＷｔＳ相当量程度が
含まれており、この量は、例えば日本飼料標準７５年版
に記載されている豚のトリプトファン要求濃度００７〜
０．１３％を充分満足している。
ジン、Ｌ−イソロイシン、Ｌ−ロイ７ン、Ｌ −ＩＪ
シン、Ｌ−メチオニン、Ｌ−フェニルアラニン、Ｌ−ス
レオニン、Ｌ−トリプトファン、Ｌ−バリンの子種類が
あり、それ等の供給量が必要量よりも不足する場合、豚
の健康、繁殖、肥育に障害を発生する。上述の如きアミ
ノ酸は飼料中に蛋白質の形で含まれ、その飼料は炭水化
物源として主にとうもろこし、マイロ、蛋白質源として
主に大豆粕、魚粉等が配合されている。通常市販されて
いる母豚用配合飼料中には蛋白質、構成アミノ酸のトリ
プトファン成分として大略０．２５ＷｔＳ相当量程度が
含まれており、この量は、例えば日本飼料標準７５年版
に記載されている豚のトリプトファン要求濃度００７〜
０．１３％を充分満足している。
従来の研究によれば、蛋白質として含まれるトリフトフ
ァンは遊離単位化されたトリプトファンに記標準値は、
遊離トリプトファンの必要量を求め上記有効率を乗じ充
分安全側にしたタンパク形トリプトファン要求量に記載
してあり、通常は、この標準値以上のトリプトファン２
与へても、母豚乳量母豚の体重の増減又は−腹の子豚の
生長効果、母豚の発情再起、などに有意な効果は認めら
れないと言われている。発明者等は、ＮＲＣもしくは日
本飼料標準に定めている飼料中の蛋白型トリプトファン
として必要量の１．０〜２０倍に相当する。
ァンは遊離単位化されたトリプトファンに記標準値は、
遊離トリプトファンの必要量を求め上記有効率を乗じ充
分安全側にしたタンパク形トリプトファン要求量に記載
してあり、通常は、この標準値以上のトリプトファン２
与へても、母豚乳量母豚の体重の増減又は−腹の子豚の
生長効果、母豚の発情再起、などに有意な効果は認めら
れないと言われている。発明者等は、ＮＲＣもしくは日
本飼料標準に定めている飼料中の蛋白型トリプトファン
として必要量の１．０〜２０倍に相当する。
乾
０．１３〜０．３０Ｗｔ係（飼料蛇重量基準）含み、か
つ、その他の必要成分例えば粗蛋白質、可消化養分、粗
センイ、粗灰分、アミノ酸類、ビタミン類、およびミネ
゛ラル類の濃度は日本飼料標準を充分に満足する。母豚
用飼料に対し、ＮＲＣもしくは日本飼料標準に定めであ
るトリプトファン必要の数分の１に相当する００１〜Ｑ
、１ｗｔ％の遊離型トリプトファンを添加した飼料（添
加区）を与へた母豚は、驚くべきことに、遊離形トリプ
トファンと添加しない飼料（対照区）に比べて死産およ
び未熟子豚の減少、母豚乳房の良好な発育、母豚の授乳
期の体重減少の軽減、子豚の授乳期における発育良好化
による体重の平均及び授乳期における子豚の発育良好に
より授乳期間の短縮および、離乳後の母豚の発情再起が
短縮されるという極めて顕著な差異が認められた。一方
遊離型トリプトファンを添加せずに（対照区）飼料に単
に蛋白質型トリプトファンを０．０３〜０．１チ上げた
場合にはこれらの効果は認められなかった。
つ、その他の必要成分例えば粗蛋白質、可消化養分、粗
センイ、粗灰分、アミノ酸類、ビタミン類、およびミネ
゛ラル類の濃度は日本飼料標準を充分に満足する。母豚
用飼料に対し、ＮＲＣもしくは日本飼料標準に定めであ
るトリプトファン必要の数分の１に相当する００１〜Ｑ
、１ｗｔ％の遊離型トリプトファンを添加した飼料（添
加区）を与へた母豚は、驚くべきことに、遊離形トリプ
トファンと添加しない飼料（対照区）に比べて死産およ
び未熟子豚の減少、母豚乳房の良好な発育、母豚の授乳
期の体重減少の軽減、子豚の授乳期における発育良好化
による体重の平均及び授乳期における子豚の発育良好に
より授乳期間の短縮および、離乳後の母豚の発情再起が
短縮されるという極めて顕著な差異が認められた。一方
遊離型トリプトファンを添加せずに（対照区）飼料に単
に蛋白質型トリプトファンを０．０３〜０．１チ上げた
場合にはこれらの効果は認められなかった。
即ち飼料中に含まれる蛋白型トリプトファンの濃度を有
効率を考慮して単体トリプトファンの３倍以上上げても
効果はないが、遊離型トリプトファンを極めて少量、添
加することによって顕著な効果の差を生じる原因は従来
の栄養学的な研究からは説明出来ない。
効率を考慮して単体トリプトファンの３倍以上上げても
効果はないが、遊離型トリプトファンを極めて少量、添
加することによって顕著な効果の差を生じる原因は従来
の栄養学的な研究からは説明出来ない。
本発明を理解するために更に詳しい説明をするが、本発
明は以下の説明および実施例に限定されないことは言う
までもない。添加するトリプトファンはＬ体、ＤＬ体い
ずれでも良いが、低濃度の添加ではＬ体の方の効果が顕
しい。添加するトリプトファンの形状は粉末、ペレット
、もしくは液状のいずれでも良いが、取扱いのしやすさ
、母豚の飼料摂取の容易さ等より、粉末、もしくはペレ
ット状等が望ましい。トリプトファンの給飼方法は、原
末（純度９８チ以上）の粉末単独でも良いが、ふすま、
もしくは小麦粉等で希釈したものが望ましい。
明は以下の説明および実施例に限定されないことは言う
までもない。添加するトリプトファンはＬ体、ＤＬ体い
ずれでも良いが、低濃度の添加ではＬ体の方の効果が顕
しい。添加するトリプトファンの形状は粉末、ペレット
、もしくは液状のいずれでも良いが、取扱いのしやすさ
、母豚の飼料摂取の容易さ等より、粉末、もしくはペレ
ット状等が望ましい。トリプトファンの給飼方法は、原
末（純度９８チ以上）の粉末単独でも良いが、ふすま、
もしくは小麦粉等で希釈したものが望ましい。
また、トリプトファンと化学的に反応し、トリプトファ
ンの効果を阻害するものでなければ、混合しても支障は
ない。添加する遊離型トリプトファンの濃度は、給与す
る飼料重量に対し０．００１〜０．１ｗｔチであり、望
ましくは０．００５〜０．０２チである。
ンの効果を阻害するものでなければ、混合しても支障は
ない。添加する遊離型トリプトファンの濃度は、給与す
る飼料重量に対し０．００１〜０．１ｗｔチであり、望
ましくは０．００５〜０．０２チである。
実施例−１
トウモロコシ ５８％、マイロ ２ｏｚ、魚粉（ｃｐ６
ｏ） ５ ｑ６、大豆粕 １５チおよびビタミン類、ミ
ネラル類２％を添加し、日本飼料標準を満足する配合飼
料を作る。この飼料のアミノ酸分析は別紙の通りで日本
飼料標準を満足している。この飼料を給与する母豚１０
頭を対照区とし、この飼料に遊離型の単体Ｌ−）リプト
ファン０．０１％を添７７ＩＩした飼料を分娩前１週間
より授乳期間中給与する母豚を１０頭試験区とし比較対
照実験をおこなった。
ｏ） ５ ｑ６、大豆粕 １５チおよびビタミン類、ミ
ネラル類２％を添加し、日本飼料標準を満足する配合飼
料を作る。この飼料のアミノ酸分析は別紙の通りで日本
飼料標準を満足している。この飼料を給与する母豚１０
頭を対照区とし、この飼料に遊離型の単体Ｌ−）リプト
ファン０．０１％を添７７ＩＩした飼料を分娩前１週間
より授乳期間中給与する母豚を１０頭試験区とし比較対
照実験をおこなった。
Ｏ授乳期間は３０日で試験区、対照区とも同日数、発情
再起日数は離乳後の日数、未熟豚は体＊ ｓｏｏ ｙ以
下である。給飼は朝晩計２＠／日、前半５ Ｋｇ／Ｂ
、後半７に９／日、給水無制限とした。
再起日数は離乳後の日数、未熟豚は体＊ ｓｏｏ ｙ以
下である。給飼は朝晩計２＠／日、前半５ Ｋｇ／Ｂ
、後半７に９／日、給水無制限とした。
実施例−１の比較からもわかる様に、試験区では死産、
未熟豚の減少および離乳頭数の増加またさらに離乳時の
子豚の平均体重に有意差がみられた。
未熟豚の減少および離乳頭数の増加またさらに離乳時の
子豚の平均体重に有意差がみられた。
発情再起日数も約３日程短縮され、発情状態も良好であ
った。
った。
実施例−２
実施例−１と同じ成分配合をおこなった配合飼料を給与
する母豚１０頭を対照区とし、その飼料に更に遊離型単
体トリプトファン２００ｐｐｍを添加した飼料を分娩前
１週間前より授乳期間中給与する母豚１０頭を試験区と
し、授乳期における発育速度および体重のバラツキを比
較した。
する母豚１０頭を対照区とし、その飼料に更に遊離型単
体トリプトファン２００ｐｐｍを添加した飼料を分娩前
１週間前より授乳期間中給与する母豚１０頭を試験区と
し、授乳期における発育速度および体重のバラツキを比
較した。
に試験区では、４４時においての平均体重、標準偏差は
対照区とほぼ同じであるにもかかわらず、離乳時は平均
体重で０．９Ｋｇ／Ｖ４多く標準偏差も０．５に９少な
く、バラツキの少ない大きな子豚が得られた。
対照区とほぼ同じであるにもかかわらず、離乳時は平均
体重で０．９Ｋｇ／Ｖ４多く標準偏差も０．５に９少な
く、バラツキの少ない大きな子豚が得られた。
特許出願人 昭和電工株式会社
代理人菊地精−
手続補正書（方式）
％式％
１、事件の表示 昭和５７年特許願第８３９８１、発明
の名称 繁殖母豚用飼料 ３、補正をする者 特許出願人 住所 東京都港区芝大門−丁目１３番９号名称 （２０
０） 昭和電工株式会社４代理人 居所 東京都港区芝大門−丁目１３番９号６補正の対象
明細書の発明の名称の欄７、補正の内容
の名称 繁殖母豚用飼料 ３、補正をする者 特許出願人 住所 東京都港区芝大門−丁目１３番９号名称 （２０
０） 昭和電工株式会社４代理人 居所 東京都港区芝大門−丁目１３番９号６補正の対象
明細書の発明の名称の欄７、補正の内容
Claims (1)
- 他の必須成分と共に飼料中に配合された蛋白質構成成分
として必要要求量のＬ−）ＩＪブトファンを含む、天然
物を主体とする繁殖母豚用配合飼料に、更に、その０．
００１〜０．１重量％のＬ−）リプトファン又はその塩
を添加配合してなる繁殖母豚用飼料。
Priority Applications (10)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57083981A JPS58201950A (ja) | 1982-05-20 | 1982-05-20 | 繁殖母豚用飼料 |
| DK198583A DK198583A (da) | 1982-05-20 | 1983-05-04 | Svinefoder |
| AU14274/83A AU558816B2 (en) | 1982-05-20 | 1983-05-05 | Feedstuff for swine |
| GB08312532A GB2120521B (en) | 1982-05-20 | 1983-05-06 | Feedstuff for swine |
| DE3318129A DE3318129A1 (de) | 1982-05-20 | 1983-05-18 | Futtermittel fuer schweine |
| IT67551/83A IT1162864B (it) | 1982-05-20 | 1983-05-18 | Mangime per maiali |
| CA000428432A CA1208480A (en) | 1982-05-20 | 1983-05-18 | Feedstuff for swine |
| NL8301783A NL8301783A (nl) | 1982-05-20 | 1983-05-19 | Varkensvoer. |
| FR838308663A FR2527050B1 (fr) | 1982-05-20 | 1983-05-20 | Patee pour porcs |
| US06/757,773 US4738852A (en) | 1982-05-20 | 1985-07-23 | Feedstuff for swine |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57083981A JPS58201950A (ja) | 1982-05-20 | 1982-05-20 | 繁殖母豚用飼料 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58201950A true JPS58201950A (ja) | 1983-11-25 |
Family
ID=13817709
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57083981A Pending JPS58201950A (ja) | 1982-05-20 | 1982-05-20 | 繁殖母豚用飼料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58201950A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2011145719A1 (ja) | 2010-05-21 | 2011-11-24 | 株式会社カネカ | 豚用飼料及びその給与方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5648857A (en) * | 1979-08-22 | 1981-05-02 | Ajinomoto Co Inc | Low-protein feed |
-
1982
- 1982-05-20 JP JP57083981A patent/JPS58201950A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5648857A (en) * | 1979-08-22 | 1981-05-02 | Ajinomoto Co Inc | Low-protein feed |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2011145719A1 (ja) | 2010-05-21 | 2011-11-24 | 株式会社カネカ | 豚用飼料及びその給与方法 |
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