JPS58199742A - カルシウム・弗素金雲母ガラス−セラミツク - Google Patents

カルシウム・弗素金雲母ガラス−セラミツク

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JPS58199742A
JPS58199742A JP58024539A JP2453983A JPS58199742A JP S58199742 A JPS58199742 A JP S58199742A JP 58024539 A JP58024539 A JP 58024539A JP 2453983 A JP2453983 A JP 2453983A JP S58199742 A JPS58199742 A JP S58199742A
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    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03CCHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
    • C03C10/00Devitrified glass ceramics, i.e. glass ceramics having a crystalline phase dispersed in a glassy phase and constituting at least 50% by weight of the total composition
    • C03C10/16Halogen containing crystalline phase

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  • Organic Chemistry (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、カルシウム・弗素金雲母(calciunf
luorophlogopite )を主要結晶相、好
ましくは単一結晶相とし、アルカリ金属を含まないガラ
ス−セラミック体の製造に関する。
主要結晶相として合成雲母を含むガラス−セラミック品
の製造は周知である。天然雲母は典型的にはヒドロキシ
ル・シリケートであるのに対し、従来の合成雲母におい
ては結晶格子内のヒドロキシル基を弗素で置換している
。弗素雲母とも呼ばれるこれらの結晶は、ガラス−セラ
ミック品において開発されたものであり、このような微
細多結晶貿易は柔軟性という単結晶の能力を示さないが
、しかし優れた誘電特性、熱安定性および機械加工性を
示す。
一般に、弗素雲母の構造は、仮定構造式X0.5−IY
2−3Z4010F2 (式中Xは比較的大きな、即ち
約1.0乃至1.6Aのイオン半径を有したカチオンを
示し、Yは幾分小さな、即ち約0.6乃至0.9Xのイ
オン半径を有したカチオンを示し、Zは四つの酸素に配
位した小さな、即ち約0.3乃至0.5Aのイオン半径
を有したカチオンを示す)によって示されると考えられ
ている。全般にXカチオンは通常はカリウムであるが、
カリウムイオンを他の大きなアルカリ金属イオン例えば
Na”、 Rh+、およびC8+によシ、またまれにで
はあるがアルカリ土類金属イオン例えばCa+2、Sr
+2、およびBa”により全体的にまたは部分的に置換
してもよい。Yカチオンは通常はMg+2、Li+、お
よびAl+3イオンからなる群から選択され、Xカチオ
ンはSi” 、Al”、およびB+3からなる群から選
択される。
人手および工作)機械を用いて成形できるガラス−セラ
ミック体が米国特許第3,689,293号に開示され
ている。これらの機械加工可能なガラス−セラミック体
は、合成弗素雲母結晶を含み、そして酸化物に基づく重
量パーセントで表わして約25乃至60%の5i02.
15乃至35%のRzOa (R2O3は3乃至15%
の8203と5乃至25%のAl2O3のみからなる)
、2乃至20%のR20(R20は0乃至15%のNa
2O,0乃至15%のに20.0乃至15%のRb2O
、およびO乃至20%のCs 20のみからなる)、4
乃至20%のFlおよび6乃至25%のMgO+Li 
20 (これは4乃至25%のMgO十〇乃至7%のL
izOのみからなる)からなる。
これらの生成物のX線回折分析によると、雲母の基礎構
造は弗素金雲母固溶体のみからなり、この固溶体は三成
分、即ち通常の弗素金雲母KMg3AlSi30’+o
F2.硼素・弗素金雲母KJ’+4g3BSi30+o
F2.およびほぼK o、sMg 2AlO0s3Bs
i30+oFzと考えられる亜カリ・アルミナ金雲母の
範囲内に含まれると仮定されている。
米国特許鏑3,756,838号には、主要結晶ガラス
がアルカリ金属を含まない弗素雲母であるガラス−セラ
ミック品の製造について記している。このガラス−セラ
ミック品は酸化物に基づく重量パーセントで表わして約
30乃至65%の5iOz 、5乃至26%のAl2O
3、lO乃至35%のMgO13乃至30%のRO(R
Oは3乃至30%)SrOと0乃至25%ノBaOのみ
からなる)、および3乃至15%のFからなる。この特
許には、種々の金属酸化物を各々数パーセントまでの量
だけ含めてもよく、但しこれらの添加物の合計は10重
量%を越えないことが記されている。これらの添加物ハ
AS203 、B2O3、BeO、CaO、FezO3
、LazOa、MnQ PbO,P2O5,5bzO3
,SnO2、TiC)z 、ZnO1およびZrO2か
らなる群から選択される。K2O、RbzOおよびCs
 20は、BaOおよびSrOと容易に置換してしまう
ため、添加物としては用いられない。
これらの生成物は、機械加工可能であり、I(Mgz、
5A7siao+oF2乃至Ro、5MgAl5 i 
3010F2の範囲にわたって変化する弗素雲母固溶体
を含む。
前駆体ガラス形成を安定化するために、初期バッチにS
r  イオンが存在する必要があることが判明した。S
r+2イオンを完全にBa+2イオンで置換すると、溶
融体は冷却中に急速に自発的に失透するようになる。組
成物中に5%よシ少量のBaOが含まれる場合には、ガ
ラス−セラミック体は水と接触した時に膨潤し、次いで
砕解してしまう。さらに、Sr + 2含有弗素雲母お
よびBa+2添加物を有したそれらの中間体は、前駆ガ
ラス体を熱処理中に現場結晶化する時に、容易に亀裂を
生じる傾向がある。
このように、これらの製品は殆んど常に同心的な亀裂を
生じ、その原因はまだ良く知られていない。進行段階で
の結晶化工程の研究によれば、結晶化前線はガラス体の
側部かも中心部に向かって進行し、雲母結晶と残留ガラ
スとの密度差に起因して同心亀裂が生じるという仮定が
示された。
さらに、組成物中にアルカリ金属が含まれていないから
、アルカリ土類金属弗素雲母カラス−セラミックの電気
的性質は、「従来」の弗素金雲母結晶を含むガラス−セ
ラミックよりもはるかに優れている。また、アルカリ土
類金属弗素雲母ガラス−セラミックの機械的強度は、ア
ルカリ金属弗素雲母を含むガラス−セラミックの機械的
強度よりも一貫して高いと思われる。
本発明の目的は、高度に結晶質であシ、人手または工作
機械によシ機械加工可能であシ、高い機械的強度、良好
な耐酸性および耐アルカリ性、および優れた誘電特性を
示し、アルカリ金属を実質的に含まないアルカリ土類金
属含有弗素雲母ガラス−セラミック体を提供することで
ある。
本発明の別の目的は、このようなガラス−セラミック体
の製法を提供することである。
さらに本発明の目的は、ガラス−セラミック体が白色半
透明な外観と美的に満足な程度の優れた耐汚染性を示す
ように、結晶が非常に微細であシ、そして歯の修復に特
に有用なガラス−セラミック体を提供することである。
これらの目的は、主要結晶相がカルシウム・弗素金雲母
である高度結晶質のガラス−セラミック品によシ達成さ
れる。ここで、実質的に単一の結晶相がカルシウム・弗
素金雲母であることが最も好ましい。本発明のガラス−
セラミック品は、アルカリ金属を実質的に含まず、そし
て酸化物に基づく重量パーセントで表わして約35乃至
60%の5iOz、5乃至20%のAl2O3,15乃
至35%のMgO15乃至20%のCaO1および5乃
至15%のFを含む全体的゛基礎組成を有し、0乃至3
.0%のSrOとO乃至40%のBaOのみからなる0
、 5乃至40%のSrO+BaOで核形成され、また
はSrO、BaOあるいはこれら両方が存在しない場合
には8乃至15%のTi0zで核形成される。
本発明のガラス−セラミック品を製造する際には、所望
組成の基礎ガラスを生じるのに必要な成分のバッチを溶
融し、同時に溶融体を少くとも転移範囲内の温度に冷却
し、所望形状のガラス品を溶融体から成形し、このガラ
ス品を800°乃至1100°Cの範囲内の温度に、ガ
ラス品内での現場結晶化を生じるのに充分な時間だけ暴
露する。転移範囲は、液体溶融体が非晶質固体に転化さ
れ終っ趣と思われる温度として定義されておシ、この温
度は従来ガラスの徐冷温度付近にあると考えられている
。所望ならば、前駆体ガラス品を、結晶化を出現させる
熱処理の前に、検査のために室温に冷却してもよい。結
晶化熱処理は時間と温度に依存するから、温度範囲の上
限での必要滞留時間は短かく、例えば0.25時間であ
シ、一方前記範囲の下限付近の温度では、高い結晶化度
を促進するのにょシ一層長い暴露時間、例えば24時間
またはそれ以上が必要になる。
熱処理は二段階工程を含むことが好ましい。
即ち基礎ガラス品を最初、にその転移範囲即ち約600
°乃至700℃よシ幾分高い温度に加熱し、そしてこの
温度帯域内に、実質的に核形成を生じそして初期結晶出
現を開始させるのに充分な時間保つ。次いで有核ガラス
品を、約1000’乃至1100℃の温度に加熱し、核
上での結晶成長を生じ高い結晶化度を達成するのに充分
な時間この温度範囲に保つ。
はぼカルシウム・弗素金雲母の化学量論に一致する組成
物から製造したガラスは、失透に対して極めて安定であ
る。このガラスは内部的に核形成せず、そしてガラスの
軟化点付近の温度に長時間加熱すると、ガラス品の表面
で結晶化が始まり、ガラス品の中心部に集まるように配
向した状態で内方に成長していく。
ガラスの安定性は、充分な核形成を得るのに少くとも8
%のTiO2,最も好ましくは少くとも10%のTiO
2の添加を必要とする程度のものである。このように大
量のTiO2を組込むと、最終生成物中にルチル結晶が
成長し、カニ・ ルシウム・弗素金雲母結晶を通じて本来付与される所望
呻性が弱まる。しかし、良好に核形成され、半透明で、
微細で、高度に結晶質のガラス−セラミック体を生じる
には、約0.5%のBaO1SrOあるいはその両方を
組込むのが適切である。従って、BaO、SrOあるい
はその両方による核形成を利用した生成物が好ましい。
BaO、SrOあるいはその両方で核形成した生成物に
おいては、X線回折分析によれば、結晶は単−相、即ち
カルシウム・弗素金雲母からなっている。レプリカ電子
顕微鏡技法により調べた結果、これらの結晶は約l:2
のアスペクト比を示した。X線回折図および電子顕微鏡
検査によシ、二次結晶相は実質的に存在しないことが判
明し、残留ガラス量は約10容量%を越えないと推定さ
れた。
1100℃より高い熱処理温度を用いた場合には、部分
溶融と弗素雲母相の結晶化が生じる。合計結晶含有量は
有意的に減少すると共にガラス相が実質的に増加し、X
線回折分析によるとノルベルジャイト結晶(Mg 2 
S in4・MgF2)が実質的に存在することが判っ
た。
表1に酸化物に基づく重量部で表わした種種のガラス組
成物を示す。これらの組成物は、本発明の方法のパラメ
ータに従って処理すると、現場結晶化して比較的高度に
結晶質のガラスルセラミック体になった。実際のバッチ
成分としては、酸化物および、−緒に溶融した時に適正
な比率の所望酸化物に転化される他の化合物のいずれの
物質であってもよい。
弗化物がどのカチ芽ンと結合しているかは未知であるか
ら、弗化物を供給するのに用いられるバッチ成分である
MgF2としてこれを示した。熱論、所望弗化物含有量
を供給するのに他の弗化物化合物例えばAlFaを採用
することもできる。個々の成分の合計は100またはほ
ぼ100であるから、実際の目的の全てにおいて表1に
示した値は重量パーセントを反映すると考えてもよい。
バッチ材料を配合し、均質溶融体が得られるようにボー
ルミルで混合し、次いで閉鎖白金るつぼ内で操作温度約
1450℃の炉によって約5時間溶融した。溶融体を銅
盤に注入して寸法約15.24cmX 15.24CI
llX 1.27crrLのガラススラブを形成し、こ
れらのスラブを即座に操作温度約600℃の徐冷器に移
した。目視検査によるとスラブはほぼ透明であることが
判った。溶融体からの帯化物の揮発度合は比較的低く、
即ち約15%よシ低いことが判った。
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− 〜1ミ茹 ミ = 二 ・ ; 1 −1 ; 3 茸 “ II 徐冷およびガラス品質の目視検査後に、スラブを電気炉
に入れて、次の熱処理スケジュールに供した:約5℃/
分の速度で625℃まで加熱、この温度に4時間保持、
約り℃/分の速度で1000℃に加熱、この温度に4時
間保持、炉速度にて室温に冷却。炉速度での冷却におい
ては、炉への通電を止めて、結晶化した製品を炉内に入
れたまま炉を室温に冷却させた。この速度は平均3℃乃
至5°C/分であると推定された。
表■にガラス−セラミック体の目視状態、X線回折分析
によって調べたガラス−セラミック体内に存在する結晶
相、各製品の機械的強度の定性評価、および測定できた
場合の破壊係数を示す。結晶化したガラス−セラミック
体の全てが、半透明乃至不透明の白色であり、優れた機
械加工性を示した。
表■中の用語「微細」は約1ミクロンよりも小さい平均
直径を有した結晶を示し、「中程度粒子」は約1ミクロ
ン乃至5ミクロンの範囲の結晶直径を示す。「粗粒」は
約5ミクロンよりも大きな結晶直径を示す。結晶化製品
の半透明性と強度は、結晶サイズと直接的な関係を有し
、 *@S−は低い強度を示すことが判る。粗粒結晶が
存在するのは、核形成が不充分であることに起因する。
従って少くとも約8%のTlO2が必要となる。少(と
も843.6に9/ cr! (12,000psi 
)の破壊係数が望ましい最低限度であると認められ、1
054.5 kg/d(15,000psi )を越え
るレベルが非常に好ましし・。
表■に、表■ の生成物について採用した熱処理スケジ
ュールに%って結晶化した例9:、− の試料について実施し・た一群の電気的性質測定の結果
を示す。厚さ0.25411にの試料については2kV
10.0254闘を越える絶縁耐力が測定された。表■
から判るように、抵抗率(ρ)はある温度範囲にわたっ
て15よシ大から9よシ小まで変化し、誘電正接(ta
nδ)と誘電率(K1)は、周波数102乃至105H
zにて室温(25°C)乃至200℃の範囲にわたって
各々0.0001乃至0.005、および6.77乃至
6.90であった。
種々の試薬に対する本発明の材料の抵抗性を示すために
、前記の表Hについて記載した熱処理スケジュールに従
って結晶化した例10の試料について標準化学耐久性試
験を実施した。得られたデータを表■に示す。表■には
また、前記の米国特許第3 、689 、293号の範
囲に入る組成を有した、コード9658としてコーニン
グ・ガラス・ワークス社(コーニング。
ニューヨーク)によシ市販されるアルカリ金属含有の機
械加工可能なガラス−セラミック生成物であるMACO
R■という商標名の材料によって示されるデータをも合
わせて示した。
次の四種の試薬を用いた: (11HCA’の5重量%
水溶液、(2)蒸留水、(3) Na 2CO3の帆0
2 N水溶液、および(41NaOHの5重量%水溶液
。各液体。
を95℃にし、試料をHC1溶液の場合には24時間、
蒸留水の場合には24時間、NazCO3溶液の場合に
は6時間、NaOH溶液の場合には6時間浸した。各試
料の重量損失を■/cr/lとして記録し、液体から除
去した後の各試料の目視状態を合わせて記録した。
重量損失  外   観  重量損失  外   観1
1C179チョーク状   110   チョーク状H
200,01黄色はん点   0.01  チョーク状
Na 2CO30,01無変化  0.13   チョ
ーク状NaOHO,46無変化   12  チョーク
状表に示したように、アルカリ金属を含まず、アルカリ
土類金属を含む弗素雲母生成物は、従Mアルカリ金属含
有弗素金雲母ガラスーセシミックよシも優れた化学的耐
久性を示す。
最後に、ストロンチウム含有弗素雲母とは対照的に、本
発明のカルシウム含有弗素金雲母は水に浸した時に膨潤
しない。また、バリウム含有弗素雲母の場合に全般にみ
られるのとは対照的に、本発明の材料は結晶化工程中に
亀裂を生じることがな:い。
高い機械的強度、極めて高い耐酸および耐アルカリ性、
優れた誘電特性および非常に望ましい白色、半透明外観
という好適な組合せの性質を示す組成物は、40乃至5
0%の5iOz、10乃至15%のAl2O3,20乃
至30%c7)MgO,5乃至10%のCaO、および
5乃至10%のFという基礎範囲内に包含される。
重量パーセントで表わしてほぼ449%の5iOz 、
20.0%のMgO115,4%のMgFz、12.7
%のAA?203、および7.0%のCaOに換算され
る化学量論式Cao、5Mg3Alsi 3010F2
に従う基礎組成物が最も好ましい。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)  アルカリ金属を実質的に含まず、酸化物に基
    づく重量パーセントで表わして約35乃至60%の5i
    02.5乃至20%のA120315乃至35%のMg
    O15乃至20%のCaO1および5乃至15%のFか
    らなる基礎組成を有し、0乃至3.0%のSrOと0乃
    至4,0%のBaOのみからなる0、5乃至4.0%の
    SrO−1−BaOで核形成され、またはSrOとBa
    Oのうち少くともいずれか一方が存在しない場合には8
    乃至15%のTiO2で核形成されることを特徴とする
    主要結晶相がカルシウム・弗素金雲母である高度に結晶
    質のガラス−セラミック品。
  2. (2)次の基礎組成: Ca0    5乃至10 Mg0   20乃至30 −  Alto3 10乃至15 Si0240 乃至50 F     5乃至1゜ を有することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    ガラス−セラミック品。
  3. (3)非常に微細であって、白色半透明外観および優れ
    た耐汚染性を示すように、BaOとSrOのうち少くと
    もいずれか一方で核形成されたことを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載のガラス−セラミック品。
  4. (4)主要結晶相がカルシウム・弗素金雲母である高度
    に結晶質のガラス−セラミック品の製法において、 (al  アルカリ金属を実質的に含まず、酸化物に基
    づく重量パーセントで表わして約35乃至60%の5i
    Oz 、 5乃至20%のAlzOa、15乃至35%
    のMgO15乃至20%のCaO1および5乃至15・
    %のFからなる基礎組成を有し、成核剤として0乃至3
    .0%のSrOと0乃至4.0%のBaOのみからなる
    0、5乃至4,0%のSrO+BaOを含み、またはS
    rOとBaOのうち少くともいずれか一方が存在しない
    場合には8乃至15%のTiO2を含むガラス用バッチ
    を溶融し。 (b)  同時的に溶融体を少くともその転移範囲よシ
    も低い温度に冷却し、所望形状のガラス品を溶融体から
    成形し、次に (C)コノカラス品を約800°乃至1100℃の温度
    にガラス品内でのカルシウム・弗素金雲母の現場結晶化
    を生じるのに充分な時間だけ暴露する、 段階を含むことを特徴とする製法。
  5. (5)前記ガラス品を最初に約6000乃至700℃の
    温度に、ガラス内に核を出現させるのに充分な時間だけ
    暴露し、次いで有核ガラスを約1000°乃至1100
    ℃の温度に暴露して、核上でカルシウム・弗素金雲母結
    晶を成長させることを特徴とする特許請求の範囲第4項
    記載の製法。
JP58024539A 1982-02-16 1983-02-16 カルシウム・弗素金雲母ガラス−セラミツク Granted JPS58199742A (ja)

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