JPS58198340A - 頭皮治療用圧着ボンネツト - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は特許請求の範囲第１項の大概念に記載されてい
る如く頭皮治療用の、寒冷剤を有する圧定布を圧着する
ためのボンネットに関する。

特定の形の癌においては薬剤による化学療法がすぐれた
効果を表わしている。しかしながらこの場合投与される
薬剤は、毛根細胞を損傷するために、完全な脱毛を起こ
すと言う不快な副作用を有している。この不快な副作用
をできるだけ少なくするために、時に患者の血液内の薬
剤が最高濃度位相にめる時に、毛根に対する血液供給を
十分に減少せしめ、それによって毛根の損傷を最少限に
止めて良好な結果が得られるようにすることに努力が払
われている。毛根に対する血液の供給は、化学療法全行
う時に頭皮を適冷することによって減少させることがで
きる。すなわちこの時生じる血當の収縮によって流入す
る薬剤の着は減少する。

同時にＳ胞分裂は遅くな９、したがって細胞核に入る薬
剤の鎗も減少する。たとえば任意の処置に関連して頭皮
を±２０°Ｃ以下に冷却した場合には、脱毛は完全に避
けられ、少なくとも著しく減少させることができる。

西独実用新案Ｇ８１　２５　２０７．８には頭皮を適冷
するための圧定布が記載されている。この圧定布は実質
的にはプラスチックフィルムによって画定され、かつｒ
ル状の物質が満たされた複数の平らな切片状の室よりな
っている。前記デル状物質をよむ室を頭皮と熱的に接触
させれば、該頭皮から熱が取去られる。たとえばこのよ
うな圧定布ｔ−使用する横置には、頭皮の温寂はほぼ４
０分間にわたって低下する。

頭皮の温度は、圧定布を弾性包帯によって患者の頭皮に
圧着させることによってさらに低下せしめ得ることは周
知である。この場合は前記の如き包帯を使用することは
煩雑でありかつ時間を要すると盲う欠点が生じる。

したがって本発明の目的は圧定布を簡単なかつ時間を要
しない態様で圧着させることにより、頭皮の温度をさら
に低くかつさらに長く低下せしめ得るようになすことで
ある。

前記目的は頭皮治療用の、寒冷剤を有する圧定布を圧着
するためのボンネットにして、特許請求の範囲第１項に
記載された特徴を有するボンネットによって達成される
。

本発明の実質的な利点は、ボンネットにより圧定布を均
一に圧着することにより、頭皮に対する温度分配を著し
く均一化し得ることにある。

頭皮は本発明のボンネットを使用することにより、包帯
によって圧定布を圧着する場合に達し得る温度より低い
温度まで冷却することができ、これはボンネットの材料
が熱絶縁性を有している几めである。

本発明の他の利点はぜンネットの有する弾性に起因して
過大な圧力個所の発生を避は得ることである。

本発明のボンネットは、マジックテープを閉鎖すること
により、非常に簡単なかつ敏速な態様で患者の頭部に固
定し得ると言う利点を有している。

マジックテープを閉鎖する場合、すなわちボンネットを
緊張させる場合、ボンネットのずり上シをあごひもによ
って有利に阻止することができる。

本発明のボンネットは任意の大きさおよび任意の杉を有
する頭部に簡単な態様で適合せしめ得るとｄう利点を有
している。

次に本発明を図面によって詳述する。

第１図に示されたボンネット１は高弾性材料によって形
成され、本例の場合はたとえば熱絶縁多泡材料、なるべ
くはネオゾレンよりなっている。

このボンネット１は圧定布を有する患者の頭部に被せら
れる。ボンネット１には第１図に示される如く一連のマ
ジックテープが設けられている。各マジックテープはボ
ンネン）Ｋ固定された帯片２と、同じくボンネットに固
定された区域３とよりなっている。

前記帯片２の端部２よび区域３はなるべくは第１図およ
び第２図の点線によって示される如くボンネットに縫い
付けられる。この場合帯片２の固定個所および区域３は
相互に隔置され、マジックテープを閉鎖する時に、すな
わち帯片２を区域３に引寄せて該区域に固定する時にボ
ンネット１０弾性材料が緊張されるようになっている。

前記マジックテープ２，３はなるべくは、ボンネット１
を二つの同様な部分に分割する仮想線４に対して対称的
に配置されかっこの線から隔置される。圧定布をできる
だけ均一に圧着する九めに、マジックテープ２，３はな
るべくは、一つのマジックテープの区域３のかたわらに
、次のマジックテープの帯片２の固定個所がくるように
配置されている。

ボンネット１の後側を示す第２図によって明らかな如く
、この後＋１４！ｌにおいても各マジックテープ部分２
．３は線４に対して対称的に配置されている。前記各マ
ジックテープ部分はなるべくは相互に、線４と平行に延
びる線に沿って同じ間隔を有するようにされる。

なおマジックチー１２，３０代りに、ボンネットの弾性
材料を緊張せしめ得る他の閉鎖部材を使用することもで
きる。九とえばこのような閉鎖部材としてはベルトまた
はバンドが適している。

ボンネットを緊張せしめ、すなわち閉鎖部材２゜３を閉
鎖する時に生じるボンネットのすり上りを阻止するため
には、あとひも５を設けることが望ましい、なるべくは
長さを調節し得るこのあごひも５の端部はボンネット１
の相対する下方区域に固定される。友とえばあごひも５
の端部はざンネットを着用した患者の耳の下に固定する
ことができる。めごひも５の揺ｍｔ−可能にするために
は、該あとひも５の端部を第１図に示される如く、ボン
ネットの前記区域に固定されたリング７に対しａｍ自在
（配置することが望ましい。たとえばなるべくは金属に
よって形成されたリング７を織物帯片８によシ、第１図
の点線によって示されるようにボンネット１に縫い付け
る。

あとひも５のずれを阻止するためには該あとひもになる
べくはプラスチックによって形成された形部材６を配置
し、この中にボンネットを着用した患者のあごが係合す
るようにされる。この場合前記形部材６はベルトの長さ
の方向に移動し得るようになすことが望ましい。

次に本発明のボンネットを固定する型および態様につい
て説明する。先ず患者の頭皮の上に冷却作用を有する圧
定布を装着する。この圧定布の上にボンネット１を被せ
る。次に患者のあごが形部材６の中に係合するようにあ
とひも５を固定する。

続いてマジックテーゾ２，３を閉鎖することによってボ
ンネット１を緊張せしめ、圧定布が患者の頭皮に対して
均一にかつ上置良く圧着されるようにする。　　　　　
　　　　、、。

本発明のはンネットを使用すれば、患者の頭皮の温度を
１１２分間にわ之り、はぼ１５−２０℃の範囲にある値
まで低下させることができる。

本発明によるボンネットのうなじ部分は特に下向きに引
き下げ、この区域において圧定布の圧着が特に上置良く
行われるようになすことが望ましい。この区域における
圧定布の圧着は該区域において主動脈を収縮させるため
に特に重要である。

【図面の簡単な説明】 第１図は各マジックテーゾを開いた状態におけるボンネ
ットの正面図；第２図は同様に各マジックテーゾを開い
た状態におけるぜンネットの背面図０ １・・・ボンネット、２・・・帯片、３・・・区域、５
・・・あとひも、６・・・形部材、７・・・す、ング、
８・・・織物帯片。 代理人　浅　村　　　皓 外４名 手続補正書（方式） １．・１１件の表示 １１１＋和５８　年特許願第　３３６８９　　　　号３
、　　ｈｌｉ＋［をする者 ・Ｉｉｌ’ｌとの関係　特１．′Ｉ出願人４、代理人 ５、　ｈｌｉ＋ＩＪ　’５（７）Ｅｌ付昭和５８年５月
３１　日

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）　　頭皮治療用の、寒冷剤を有する圧定布を圧着
   するためのボンネットにおいて、前記圧定布に被せ得る
   ボンネット（１）が弾性材料よりな９、かつ該ボンネッ
   ト（１）に閉鎖部材（２，３）が設けられ、該閉鎖部材
   によって前記ボンネット（１）の弾性材料がその部分区
   域を相互に移動させることにより緊張せしめ得るように
   なっていることを特徴とするボンネット。 （２、特許請求の範囲第１項記載のボンネットにおいて
   、弾性材料として絶縁多泡材料が使用されるようになっ
   ているざンネット。 （３）特許請求の範囲第１項または第２項記載のボンネ
   ットにおいて、材料としてネオプレンが使用されるよう
   になっているボンネット。 （４）特許請求の範囲第１項から第６項までの何れか一
   つの項に一己載され友ボンネットにおいて、閉鎖部材と
   してマジックテープが使用され、前記マジックテープが
   その都度前記ボンネット（１）の部分区域に固定された
   帯片（２）と、この部分区域から隔置されたボンネット
   （１）の他の部分区域に固定された区域（３）とによっ
   て形成されるようになっているボンネット。 （５）　　特許請求の範囲第４項記載のざンネットにお
   いて、一つの帯片（２）の固定個所と、一つのマジック
   テープの区域（３）とが、前記ボンネット（１）を二つ
   のｌユぼ等しい部分に分割する仮想線（４）に対して対
   称的に配置されるようになっているボンネット。 （６）特許請求の範囲第４項または第５項記載のボンネ
   ットにおいて、複数のマジックテープの帯片（２）およ
   び区域（３）が、前記線（４）と平行に延びかつこの線
   からほぼ同じ距離にわたって隔置されている別の線に沿
   って配置されているボンネット。 （力　特許請求の範囲第６項記載のボンネットにおいて
   、前記別の線に沿って、一つのマジックテーゾの一つの
   区域（３）と、一つのマジックテープの一つの帯片（２
   ）の固定個所とに近接して、隣接マジックテープの一つ
   の帯片（２）の固定個所と、隣接マジックテープの一つ
   の区域（３）と力式配置されているざンネット。 （８）特許請求の範囲第６項または第７項目己載のボン
   ネットにおいて、前記マジックテープの区域（３）およ
   び帯片（２）の固定個所力；前記側の線に沿って相互に
   ほぼ同じ距離を有しているボンネット。 （９）特許請求の範囲第１項から第６項までの１１１１
   れか一つの項に記載されたボンネットにおいて、閉鎖部
   材としてボンネット（１）の個々の部分区域に固定され
   たベルトまたは７々ンドが設けられているボンネット。 ａＯ１ｔＰ！ｊ許請求の範囲第１項から第９項までのイ
   ー１れか一つの項に記載されたボンネットにおいて、圧
   定布を有する患者の頭部にボンネット（１）を固定する
   ためにあとひも（５）が設けられているボンネット。 Ｕυ　特許請求の範囲第１０項記載のボンネットにおい
   て、前記あとひも（５）の端部力よ、ボンネット（１）
   の下端近くに位置する該ボンネットの相対する個所に固
   定されるようになっているボンネット・ （ｌ擾　　特許請求の範囲第１０項または第１１項に２
   載のがノネットにおいて、前ｊ己あとひも（５）カニー
   頗自在であるボンネット。 ａａｌ　　特許請求の範囲第１０項から第１２項までの
   何れか一つの項に記載されたボンネットにおいて、前記
   めごひも（５）の端部がリング（７）の中に摺動自在に
   配置され、かつ前記リング（７）力；ボンネット（１）
   の下縁の近くに固定されＣいるボンネット。 Ｕ荀　特許請求の範囲第１６項記載のボンネットにおい
   て、前記リング（７）が・ぜンネット（１）に縫い付け
   られた繊物帯片（８）によって固定され　　。 ているボンネット。 四　特許請求の範囲第１０項から第１４項までの何れか
   一つの項に記載されたボンネットにおいて、前記あごひ
   も（５）に形部材（６）が設けられ、該形部材が患者の
   あごを受入れるようになっているピンネット。 （ＩＩ　　特許請求の範囲第１５項記載のボンネットに
   おいて、前記形部材（６）があとひも（５）に対しその
   縦方向に移動せしめ得るようになっているボンネット。 αη　特許請求の範囲第１５＃Ｌｉたは第１６項記載の
   ボンネットにおいて、前記形部材（６）がシラ・　スチ
   ツクによって形成されているボンネット。