JPS5819800Y2 - 油中回路しや断装置 - Google Patents

油中回路しや断装置

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JPS5819800Y2
JPS5819800Y2 JP9334378U JP9334378U JPS5819800Y2 JP S5819800 Y2 JPS5819800 Y2 JP S5819800Y2 JP 9334378 U JP9334378 U JP 9334378U JP 9334378 U JP9334378 U JP 9334378U JP S5819800 Y2 JPS5819800 Y2 JP S5819800Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
circuit breaker
plunger
iron piece
opening
Prior art date
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Expired
Application number
JP9334378U
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English (en)
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JPS5510248U (ja
Inventor
久常文之
佐藤進
山本啓一
実森俊夫
Original Assignee
三菱電機株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は油中回路しゃ断装置に関するものであり、特
に油中回路しゃ断器の電磁引き外し装置に関するもので
ある! 第1図は一般的な油中回路しゃ断装置を示す側面概略図
である。
図において、配電箱1内には電気絶縁油2が満され、配
電箱1の開口部3には均圧装置4が取り付けられている
均圧装置4は配電箱1の外部圧力によって伸縮し、電気
絶縁油2の圧力を調整し全配電箱1の内外の圧力をほぼ
同じにして配電箱1に過大な圧力が加わらないようにし
ている。
配電盤5は配電箱1内に設置され、回路しゃ断器6を取
り付けている。
操作・・ンドル7は回路しゃ断器6を入り、切りする際
に外部からの電動操作装置(図示せず)によって駆動さ
れる。
操作・・ンドル7を駆動する従来の油中回路しゃ断装置
における電磁引き外し装置を第2図に示す。
第2図は従来の油中回路しゃ断装置における電磁引き外
し装置を示す側面概略図である。
図において、第1図に示す回路しゃ断器6を流れる電流
は、端子8aから電磁コイル8に供給される。
非磁性材からなる管状の容器9に電磁コイル8が巻回さ
れ、容器9の開口部10は固定鉄片11で密閉されてい
る 容器9内には制動油12が満されており、磁性材か
らなるプランジャ13が収容されている。
プランジャ復帰ばね14は固定鉄片11とプランジャ1
3との間に取り付けられ、電磁コイル8の吸引力により
プランジャ13が固定鉄片11の方向に移動したのを復
帰する働きをする。
固定継鉄15の一端部は容器9に固定されており、他端
部に設げられた孔16には可動鉄片17が貫通挿入され
、可動鉄片17の一端部を回動可能に支持している。
可動鉄片17の一端に設げられた孔18と固定継鉄15
の中間部に設けられた孔19との間に、可動鉄片復帰ば
ね20が張架されている。
可動鉄片17の他端部が可動鉄片復帰ば耀0の張力に抗
して固定鉄片11に吸引されると、可動鉄片17の他端
部がトリップピン21を駆動し、第1図に示す操作−・
ンドルIを駆動して回路しゃ断器6をしゃ断する。
すなわち、回路しゃ断器6に過電流が流れると、電磁コ
イル8には過電流に応じた磁束が発生し、固定鉄片11
→プランジャ13→固定継鉄15→可動鉄片17→固定
鉄片11の磁気閉回路により、プランジャ13をプラン
ジャ復帰ばね14の押圧力に杭して図の上方に移動させ
る。
このため固定鉄片11とプランジャ13との磁気抵抗は
小さくなり、可動鉄片17は固定鉄片11に吸引される
と共に、トリップピン21を駆動して操作−・ンドル7
を駆動して回路しゃ断器6をしゃ断する。
この従来の電磁引き外し装置において、配電箱1が水中
深く設置され、電気絶縁油2の圧力が均圧装置4によっ
て高圧となると、容器9は配電箱1内に設置されている
ため、容器9に過大な外圧が加わり、容器9を内側に変
形させる場合がある。
このためプランジャ13の動きをさまたげ、過電流発生
時にプランジャ13が全く動かなかったり、またプラン
ジャ13が動いてもその動きは非常に遅いものとなり、
回路しゃ断器6をしゃ断する時間が遅くなったりする。
従って、保護すべき接続機器または配線の焼損をきたす
恐れがあった。
この考案は従来の欠点に鑑みてなされたものである。
以下図面によりこの考案を説明する。第3図はこの考案
に係る油中回路しゃ断装置における電磁引き外し装置の
一実施例を示す側面概略図である。
図中第2図に対応する部分には対応する符号を付してい
る。
第3図において第2図と異なる処は容器9に開口部22
を設け、開口部22を密閉して容器用均圧装置23が設
げられた点であり、他の構成部品ならびに構成部品の動
作は第2図に示す従来の電磁引き外し装置と全く同じで
あるため、その動作説明は省略する。
すなわち第3図において、容器9に開口部22を設け、
開口部22の外方にこれを覆って容器用均圧装置23が
設けであるため、第1図に示す電気絶縁油2の圧力が上
がると、容器用均圧装置23は収縮して容器9内の制動
油12の圧力も上がり、容器9内外の圧力が同じになっ
て容器9の内側への変形を防止する。
従ってプランジャ13の動きは自由になり、接続機器ま
たは配線の焼損をきたすことがない。
以上のようにこの考案によれば、単に容器9に開口部2
2と容器用均圧装置23を設げることによって、接続機
器もしくは配線の焼損を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は一般的な油中回路しゃ断器を示す側面断面図で
ある。 第2図は従来の油中回路しゃ断器における電磁引き外し
装置を示す側面断面図である。 第3図はこの考案に係る油中回路しゃ断装置における電
磁引き外し装置の一実施例を示す側面断面図である。 図において、各図中それぞれ対応する部分には対応する
符号を付しており、1は配電箱、2は電気絶縁油、3は
開口部、4は均圧装置、6は回路しゃ断器、7は操作−
・ンドル、8は電磁コイル、9は容器、11は固定鉄片
、13はプランジャ、14はプランジャ復帰ばね、15
は固定継鉄、17は可動鉄片、21はトリップピン、2
2は開口部、23は容器用均圧装置である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 開口部を有し電気絶縁油が満された配電箱、前記開口部
    を密閉し前記配電箱の外部圧力に応じて伸縮する均圧装
    置、前記配電箱内に設置された回路しゃ断器、前記配電
    箱内に設置され前記回路しゃ断器に流れる電流が供給さ
    れる電磁コイル、前記電磁コイルが巻回され開孔部を有
    する容器、前記開口部を密閉して取り付けられた容器用
    均圧装置、前記容器内に設置され前記電磁コイルの磁束
    により前記容器内を移動するプランジャ、前記プランジ
    ャの移動方向の前記容器に設置された固定鉄片、前記容
    器内に設置され前記プランジャに復帰方向の力を加える
    プランジャ復帰ばね、前記容器に一端部が固定された固
    定継鉄、前記固定継鉄の他端部に一端部が回動可能に支
    持され他端部が前記固定鉄片に吸引される可動鉄片、及
    び前記可動鉄片の吸引時に駆動され前記回路しゃ断器を
    しゃ断するトリップピンを備えたことを特徴とする油中
    回路しゃ断装置。
JP9334378U 1978-07-05 1978-07-05 油中回路しや断装置 Expired JPS5819800Y2 (ja)

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JP9334378U JPS5819800Y2 (ja) 1978-07-05 1978-07-05 油中回路しや断装置

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Publication Number Publication Date
JPS5510248U JPS5510248U (ja) 1980-01-23
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