JPS581979B2 - 粘弾性樹脂の塗布装置 - Google Patents

粘弾性樹脂の塗布装置

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JPS581979B2
JPS581979B2 JP54074366A JP7436679A JPS581979B2 JP S581979 B2 JPS581979 B2 JP S581979B2 JP 54074366 A JP54074366 A JP 54074366A JP 7436679 A JP7436679 A JP 7436679A JP S581979 B2 JPS581979 B2 JP S581979B2
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JP
Japan
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roll
metal plate
coating
coating roll
resin
Prior art date
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Expired
Application number
JP54074366A
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English (en)
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JPS55165167A (en
Inventor
芝悟
谷餘士雄
藤原治生
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、制振複合金属板等を製造する際に用いる粘弾
性樹脂の塗布装置に関し.粘弾性樹脂を金属板の端面に
食出すことなく確実に表面に塗布するようにしたもので
ある。
騒音に対する規制の強化に伴ない、騒音防止方法も従来
の発生音を封じ込み吸収する方法から,,騒音゜発生源
に対策を施し音を発生させない方法に移りつつある。
一般に1騒音源対策にはかなりの設計、仕様の変更を伴
ない,これが本対策法の妨げになっていた。
しかし、金属板製部品の発音については,これを制振複
合金属板に置換えるだけで大幅な騒音低減が得られると
して、制振複合金属板が注目,検討されてきている。
この制振複合金属板は,一般に第1図に示すように一対
の金属板1,1間に粘弾性樹脂層2を形成した三層構造
になっており,製造時には一対の金属板1,1の内,何
れか一方に粘弾性樹脂を塗布し,然る後に両者金属板1
1を貼合せる必要がある。
しかし,現在まで割振複合金属板の使用量は小量であっ
たため,その製造工程はかなり手作業が多く,例えば樹
脂塗布においでも手バケ,金ベラ等が使用されていたが
,このままでは供給能力,品質等の面から将来の濡要に
は対処できない。
一方、金属板等に粘着性樹脂を連続的に塗布する装置と
しては.カーテンフローコーター.ナイフコーター,ロ
ールコーター等がある。
しかし、前二者は特にコイル状素材に樹脂塗布すること
を主目的としでいるのに対し,制振複合金属板の場合は
,濡要量,加工時の取扱い性等の面から,現在では素材
としで切板を使用することが多く,従っで切板に樹脂塗
布する場合、基材が連続状として走行せず,或る間隔毎
に基材の切れ目が生じるので、ナイフコータはその機構
上使用できず,またカーテンフローコーターにおいても
.樹脂の供給を間欠的に行なうことは大きな困難を伴な
う。
ロールコーターは第2図に示す如く塗布ロール3とバッ
クアップロール4との間に基材5を挿入し,樹脂ホッパ
−6内の樹脂1をドクターロール8で制限しながら塗布
ロール3で繰出して基材5に塗布するようにしたもので
あって,これは切板への樹脂塗布が可能であり.合板等
の製造にも使用されている。
この場合、塗布ロール3上の樹脂を斑なく基材5に転写
するため,塗布ロール3とバックアップロール4との間
隔を基材厚さより若干狭くするのが一般的であるが、基
材5が金属板であれば,それによって基材5が変形する
ので,それを防止するためfこバックアップロール4の
表面にゴムライニング9が施されでいる。
そこでこのような条件のもとて基材5に樹脂7を連続的
に塗布すれば.ロール間隔が基材厚さより狭いため,第
3図に示すように基板5の先端部及び後端部にも樹脂γ
が塗布されでしまう。
制振複合金属板の場合,この樹脂は常に粘着性を有しで
いることが必要であるため,この端部に食出して付着し
た樹脂は,通常の接着剤のように固化することはなく,
従って基材を塗布工程から貼合せ工程まで搬送する際f
こ,その搬送装置に付着し,製造上のトラブル、製品の
外観品質の悪化等の原因となる。
なお第2図中,10はフイードロール,11はマクネッ
トロールである。
本発明は.上記従来の問題点を解消することを目的とし
たものであって.その特徴とするところは、塗付ロール
とバックアップロールとの間に金属板を挿入しで移送す
る間に,塗付ロールにより粘弾性樹脂を該金属板の表面
に塗付する装置においで,前配両ロールの前方で前記金
属板の先端部並びに後端部を検出する検出手段を設け,
前記金属板の先端部が前記バックアップロール上をこき
た時に前記塗付ロールが該金属板の先端部上面に接触す
るように、前記検出手段の先端部検出信号に基いて前配
塗付ロールを低速で下降させる低速移動手段を設け.前
記検出手段の後端部検出信号に基いで,前記金属板の後
端部が前記塗付ロールまで達した時に該塗付ロールを高
速で上昇させる高速移動手段を設けた点にある。
以下.図示の実施例についで本発明を詳述すると,第4
図においで.12は金属板で,一定速度でも矢示方向に
走行する。
13は塗布ロール、14はドクターロール,15は粘弾
性樹脂16を貯溜する樹脂ホツパーで,これらは一対の
揺動アーム17により昇降自在に支持されている。
揺動アーム11は支軸18により上下揺動自在である。
19は塗布ロール13に対向するバックアップロ−ーラ
で,ゴムライニング20が施されている。
21塗布ロール13等を高速度で上昇させる高速移動手
段,22は塗布ロール13等を低速度で下降させる高速
移動手段,22は塗布ロール13等を低速度で下降させ
る低速移動手段で、これらは支軸18を間にして塗布ロ
ール13等とは反対側で揺動アーム17に連結されでい
る。
高速移動手段21は塗布ロール13が下降すべく揺動ア
ーム17を弾支するバネ23と.このバネ23に抗する
方向に揺動アーム17を駆動する電磁ソレノイド24等
を備えで成り,また低速移動手段22は揺動アーム17
を螺子機構を介しで駆動ずるブレーキモーク25と,そ
の螺子機構に介装されたクラッチ26等を備えで成る。
27は光電管リミットスイッチ等の検出手段で,塗布ロ
ール13,バックアップロール19の前方位置に,金属
板12の先端部及び後端部を検出するように配置される
28は検出手段21の電源部である。
29はタイマー回路で,検出手段27が金属板12の先
端部を検出してから電磁ソレノイド24及びブレーキモ
ータ25を作動させるまでの時間を設定する第1タイマ
ー30と、検出手段27が金属板12の後端部を検出し
てから電磁ソレノイド24を作動させるまでの時間を設
定する第2タイマー31とを有する。
32は第3タイマーで,クラッチ26を制御する。
33は変圧器,34は電磁スイッチ,35は整流器であ
る。
次fこ作用を説明する。
第4図は塗布ロール13を上昇位置に保持した状態を示
し,電磁ソレノイド24が励磁状態にある。
そこで検出手段27が金属板12の先端部を検出すると
.電源部28より第1タイマー30に作動信号が送られ
.この第1タイマー30が作動する。
そして第1タイマー30の設定時間が経過すれば、電磁
ソレノイド24に停止信号が送られで、該電磁ソレノイ
ド24が瞬時に消磁すると同時に,ブレーキモータ25
に作動信号が送られで,該ブレーキモータ25が塗布ロ
ール13の下降方向に作動し、該ブレーキモータ25の
作動により揺動アーム1Tが支軸18廻りにb矢示方向
に揺動し、梃子の作用で塗布ロール13側が低速度で下
降し始める。
一方,第1タイマー30からの信号によって第3タイマ
ー32が作動する。
この第3タイマー32の設定時間に達すると、塗布ロー
ル13は既に第4図の仮想線まで下降しでおり、その塗
布ロール13とバックアップロール19との間に金属板
12の先端部が挿入されるので,該第3タイマー32か
らの信号によってクラッチ26が切断し,ブレーキモー
タ25が元の位置に復帰し,バネ23で金属板12の上
面に弾性的に圧接せしめられる。
従って、このように金属板12の先端部を検出して塗布
ロール13を下降させれば,塗布ロール13によって繰
出された粘弾性樹脂16が,金属板12の先端面に食出
して付着するのを防止でき、またその下降速度を低速と
することにより,金属板12上での塗布ロール13のバ
ウンドがなく,縞模様等のような塗布斑を防止できる。
検出手段27が金属板12の後端部を検出すると、第2
タイマー31が作動し,この第2タイマー31の設定時
間が経過した時に、電磁ソレノイド24が励磁するので
,揺動アーム17の梃子の作用によって塗布ローラ13
が瞬時に上昇し、塗布工程を終わる。
従って,この時にも金属板12の後端部がロール13,
19間に侵入する直前に,瞬時にして塗布ロール13が
上昇するので,粘弾性樹脂16が金属板12の後端面に
食出るのを防止できる。
なお低速移動千段22はオリフイス付きのエアーシリン
ダー或いは油圧シリンダー等であっでも良い。
以上実施例に詳述したように本発明によれば、金属板の
先端部と後端部とを検出手段で検出し,その各検出信号
に基いて塗布ロールの昇降を制御するようにしているの
で,金属板が切板であっても,粘弾性樹脂を塗付ロール
により自動的に塗布できる。
特に塗付ロールの昇降制御に際しては,検出手段の先端
部検出信号に基づいて、金属板の先端部がパックアップ
ロール上にきた時に塗付ロールが該金属板の先端部上面
に接触するように、低速移動手段により塗付ロールを低
速で下降させ、また後端部検出信号に基いて、金属板の
後端部が塗付ロールまで達した時に該塗付ロールを高速
移動手段により高速で上昇させるようにしているので,
粘弾性樹脂が金属板の先端部及び後端部の端面から食出
するのを確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は制振複合金属板の一部破断斜視図,第2図は従
来例を示す正面図,第3図はその拡大図、第4図は本発
明の一実施例を示す構成図である。 12・・・・・・金属板、13・・・・・・塗布ロール
,16・・・・・・粘弾性樹脂,1γ・・・・・・揺動
アーム,19・・・・・・バックアップロール,21・
・・・・・高速移動手段,22・・・・・低速移動手段
,27・・・・・・検出手段,30,31 32・・・
・・・タイマー。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 塗付ロールとバックアップロールとの間に金属板を
    挿入して移送する間に、塗布ロールにより粘弾性樹脂を
    該金閣板の表面に塗布する装置において、前配両ロール
    の前方で前記金属板の先端部並びに後端部を検出する検
    出手段を設け、前配金属板の先端部が前配バックアップ
    ロール上にきた時に前記塗付ロールが該金属板の先端部
    上面に接触するように,前配検出手段の先端部検出信号
    に基いて前記塗付ロールを低速で下降させる低速移動手
    段を設け,前記検出手段の後端部検出信号に基いで,前
    記金属板の後端部が前配塗付ロールまで達した時に該塗
    付ロールを高速で上昇させる高速移動手段を設けたこと
    を特徴とする粘弾性樹脂の塗布装置。
JP54074366A 1979-06-12 1979-06-12 粘弾性樹脂の塗布装置 Expired JPS581979B2 (ja)

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JPS55165167A JPS55165167A (en) 1980-12-23
JPS581979B2 true JPS581979B2 (ja) 1983-01-13

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Families Citing this family (5)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02129284U (ja) * 1989-03-31 1990-10-24
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JPS5235327U (ja) * 1975-09-04 1977-03-12

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