JPS581977Y2 - コネクタ付端子台 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はフラットケーブルを接続出来るコネクタとその
コネクタを取り付ける印刷配線板とを有するコネクタ付
端子台に関するものである。

第１図Ａは従来のコネクタ付端子台のに面図、第１図Ｂ
はその側面図であり、第１図Ｃはコネクタのプラグ部を
示している。

従来のコネクタ付端子台は端子台１と、この端子台の側
面に突出した端子ピン１Ｂに取り付けたプリント基板３
とこのプリント基板に取り付けられたコネクタ４とから
なっており、コネクタ４とフラットケーブル２のコネク
タプラグ２Ａとがかん合される。

端子ピン１Ｂとコネクタ４の対応する接栓とが、そｈそ
れプリント基板３により接続されており、接続端子１Ａ
には外部配線用電線５がねじ６によって接続される。

しかし上記構造においてプリント基板３が、端子台１の
側面に突出することになるため（ａ） 電線５を接続
端子１人にねじ６にて接続する際ドライバ等でプリント
基板を損傷し易いこと。

（ｂ） 端子台１は端子が１ ｆｌのものしか使用で
きないので端子数が多く取れないこと。

（ｃ） 端子台１は＝般に側面の巾が狭くコネクタ４
を端子台１とプリント基板３にはさみ込む位置に取り付
けられないので、プリント基板３を小さく出来ないこと
。

などの欠点があった。

本考案は前記の欠点を解消するためになされたもので、 （１）電線を端子台に接続する際ドライバ等でプリント
基板を損傷する恐れがない。

（２）端子台の端子が２列のものを使用できるため端子
数が多くとれる。

（３）プリント基板を小形化できろ。

などの利点を持ったコネクタ付端子台を提供するもので
ある。

以下本考案を第２図に示す一実施例について説明する。

第２図Ａは本考案の正面図、第２図Ｂはその側面図、第
２図Ｃは第２図ＡのＸ方向矢視図である。

本考案は端子台１と、この端子台１の裏面に突出した端
子ピン１Ｂに取り付けたプリント基板３と、このプリン
ト基板３に取り付けられたコネクタ４とからなり、フラ
ットケーブル２はコネクタプラグ２Ａとコネクタ４との
かん合によって接続され、電線５はねじ６によって接続
端子１１Ａに接続される。

以上の構造を用いることによって本考案のコネクタ付端
子台は、 （１） 接続用プリント基板が端子台の裏面に配置さ
れ、且つ端子台よりも外形寸法が小さくできるため、電
線を端子台の端子にねじで接続する際ドライバ等の工具
でプリント基板を損傷する恐れがない。

（２）端子台として端子２ ｌ１ｌＪのものを使用でき
るので従来のコネクタ付端子台の端子台より約２倍の端
子数を持たせることができ、さらにコネクタを端子台裏
面にはさみ込む位置でプリント基板に取り付けられるの
で全体として外形寸法を大巾に小さくできる。

などの効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図Ａ、Ｂ、Ｃはそれぞれ従来のコネクタ付端子台の
側面図、平面図、およびコネクタの配置図、第２図Ａ、
Ｂはそれぞれ本考案の正面図および側面図、第２図Ｃは
第２図ＡにおけるＸ矢視図である。 １・・・端子台、１人・・・接続端子、１Ｂ・・・端子
ビン２・・・フラットケーブル、２Ａ・・・コネクタプ
ラグ、３・・・プリント基板、４・・・コネクタ、５・
・・電線、６・・・取付ねじ。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 外部接続用端子台と、端子台の裏面に突出した端子ピン
   に端子台の裏面から所定の間隔をもって取付けられたプ
   リント基板と、プリント基板に取付けられプリント基板
   上のプリント配線によって上記端子台のそれぞれの端子
   ピンに接続された接栓をもつコネクタから成るコネクタ
   付端子台。