JPS58197243A - ワイアカツト放電加工電極線用合金線 - Google Patents

ワイアカツト放電加工電極線用合金線

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Publication number
JPS58197243A
JPS58197243A JP8056482A JP8056482A JPS58197243A JP S58197243 A JPS58197243 A JP S58197243A JP 8056482 A JP8056482 A JP 8056482A JP 8056482 A JP8056482 A JP 8056482A JP S58197243 A JPS58197243 A JP S58197243A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wire
electrode
alloy
machining
electric spark
Prior art date
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Pending
Application number
JP8056482A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Sawada
澤田 和夫
Shigeo Ezaki
江崎 繁男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority to JP8056482A priority Critical patent/JPS58197243A/ja
Publication of JPS58197243A publication Critical patent/JPS58197243A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はワイアカット放電加工用電極線として好適な
合金線に係シ、詳しくのべるとZn5〜25 重量%と
p o、os〜0.5重量%を含有し残部が本質的にC
u  よシ々るワイアカット放電加工電極線用合金線あ
るいはさらに上記にSnを0.1〜1.2重量多含有す
るワイアカット放電加工電極線用合金線に関するもので
ある。
ワイアカット放電加工法は、被加工体と線状の加工電極
(以下これを単に電極線と略称する)との間に放電を行
なわせ、該電極線と被加工体とを相対的に移動させて被
加工体を所望の形状に切断加工するものであり、従来か
ら実施されている方法である。
このワイアカット放電加工法において、線状の電極線と
しては、通常直径が0.05〜0.25fmllの長尺
の線を準備し、放電加工部分に順次性しい線を供給して
使用している。
そして該放電加工法においては、使用する電極線の良否
が加工速度や加工精度、被加工面の表面性状などに直接
大きな影響をおよぼすため、これにふされしい好適な材
料の使用が強く要望されている。
一般にこの電極線に要求される事項としては、(1)加
工速度:ワイアカット放電加工法は、一般に必ずしも加
工速度が速くないので、少しでも加工速度を大きくする
ことができること。
(2)被加工物の寸法精度と表面性状:寸法精度よくま
た表面の肌荒れなどを生じさせることなく加■できるこ
と。
(3)作業性:切断作業中、電極線が断線したりすると
、著しく作業性を損なうのでとの作業中の断線の発生が
少ないこと。
(4)価格:電極線は前述のように消耗品であるから安
価であること。
などが挙げられている。
電極線に要望される上記の事項についてさらに説明する
と、加工速度は電極線と被加工体との間に放電を十分に
安定して発生させれば、速めることはできるが、従来加
工速度を速めることのできる電極線は、しばしば被加工
物表面の肌荒れを発生させるようなととぶしばしばであ
った。
また被加工物の寸法精度を得るためには、電極線の径の
寸法精度と十分に張力をかけ、電極線がピーンと張られ
た状態で使用される必要があシ、この張力下で断線しに
くいことが要求される。
次に肌荒れなどの表面性状に関しては、均一かつ安定し
た放電の発生が必要であシ、従来加工速度と寸法精度、
加工表面状態の両方を満足させる(3) させる電極線の出現が望まれている。
丑だ切断作業中の断線は、電極線と被加工物間の短絡や
不均一な放電や負荷される張力によるものであるので、
このような点からも電極線自身の寸法精度と安定した放
電性、大きい引張シ強さが要求されるのである。
さらに価格的に高価にならぬよう合金原材料が安価なこ
とや放電加工用電極として0.05〜0.25 mmp
の程度寸での細線への伸線加工性の良好なことなども必
要である。
従来、ワイアカット放電加工用の電極線としては、(1
1締、黄銅線(Cu −30%Zn)、タングステン線
などが使用されてきたが、これらは次のような点で上記
した要求を必ずしも満たしてい彦かった。
即ち、銅線では強度かあ″!、如高くなく、断線しやす
いのと加工、速度の点で一般に黄銅線より劣るなどの欠
点を有している。
まだ黄銅線は加工速度においては銅線よシ改善(4) されるものの未だ十分でなく、また被加工物の寸法精度
と表面状態においても必ずしも良好とは云えず、さらに
伸線加工性については銅線よシ劣り、このほか作業性の
点でも必ずしも十分とは云えないなどの欠点を有してい
るのである。
さらにタングステン線は伸線加工が困離であシ、また材
料が高価であシながら放電加工性にもあまシすぐれたと
ころがないという欠点がある。
この発明は、かかる問題点に鑑みて種々検討を行った結
果、見出されたものであシ、ワイアカット放電加工用電
極線として好適な合金線を提供するものである。
即ち、この発明の第1の発明はZn 5〜25重量%と
P O,05〜0.5重量%を含有し、残部が本質的に
Cuよシなることを特徴とするワイアカット放電加工電
極線用合金線であシ、また第2の発明は上記第1の発明
組成に応らにSn 0.1〜1.2重量%を含有した合
金線である。
この発明において、Znは先にも述べたように加工速度
を速めるのに効果があシ、まだ合金線の強度上昇にも寄
与するのである。
しかしてZnの弯有量を5〜25重量%と規定したのは
、5重量%未満の場合には上記の効果が少なく、また2
5重量%を超えて含有すると、被加工物の表面状態に肌
荒れを生じやすくなる恐れがあるだめである。
またPを使用するのは、znとともに存在して加工速度
を速めるとともに、被加工物の寸法精度や表面状態の向
上に効果を発揮させるためであシ。
上述の加工速度と被加工物の表面性状の双方を改善する
というすぐれた効果を有するのである。
このPの量を0.05〜0.5重量%の範囲とするのは
、0.05重量−未満では上記の効果が少なくなシまだ
0.5重量%を超えて含有しても、いたずらに導電率を
低下させて通電電流に制限を生ぜしめたシ、加工性を害
したシするおそれが生じるのみで上記の効果をよシ一層
改善するということが少ないためである。
この発明で上記Zn 5〜25重量%、P−0,5〜0
.05重量%、残部CuにさらにSnを添加すると、放
電特性に何ら悪影響を及ぼすことなく強度をさらに向上
させることができるので、合金線製造時の加工性を害さ
ない範囲で含有せしめることはワイアカット放電加工用
電極線として一層良好な結果をもたらすととができる。
そしてこのような効果を期待するととのできるSnの含
有量としては0.1〜1.2 重量係が適当である。
なおこの発明の合金線においては、不純物としてAg 
、 Fe 、 MgX5t 、 heなどの元素や他の
脱酸剤として働らく元素などが1種以上、その合計で1
チを超えない範囲ならば含有していても何ら差支えなく
、却って強度上昇ガどの効果を発揮して好ましい場合も
考えられる。
速く、かつ被加工物の寸法精度や表面性状がすぐれ、さ
らに細線への加工も容易で、また加工中の断線も少なく
作業性が良好なため、種々の被加工物を加工するための
電極線として非常に有用である。
次にこの発明を実施例によシ詳細に説明する。
実施例1゜ 通常の電気粗鋼地金およびZnとSnは単体の形で、P
はC11−15チpi合金を用いて第1表に示す組成の
合金材料を半連続的に鋳造し、熱間圧延により8肛−の
荒引線としたのち、伸線過程で皮剥を行ない途中で2.
6 mm≠で中間焼鈍を行々つだのち、0.20rJの
電極線を製造した。
また従来例、比較例としてタングステン線を除く第1表
組成の合金材料を用いて同じ方法で電極線とした。
T3られた電極線について製造上の問題点と価格の点に
ついて第1表に記載した。
なおタングステン線は市販のものを用いた。
第     1     表 上表からこの発明の組成の電極線は細線までの加工が容
易でかつ工業的に安価に生産できることが認められた。
実施例2゜ 実施例1で得た0、20■tの電極線を用いて厚さ30
Hの5KD−11を被加工材として下記のワイアカット
放電加工条件にて加工を行い、その結果を第2表に示し
た。
ワイアカット放電加工条件 加工電圧   110v 加工ピーク電流 10A コンデンサ値  1.0μF ワイア張力  700g 純水比抵抗  4×10Ωm なお加工速度は銅線(No5)を1.00として単位時
間当シ加工断面積(即ち、加工送シ速度と被加工物厚さ
の積)の比で示した。
第     2     表 上表からこの発明の電極線を使用すれば、加工の速度も
良好でかつ寸法精度が良好であり、また表面性状もすぐ
れた加工が行なえることが認められる。
また製造も容易で価格的にも廉価であシ、使用時の断線
などのトラブルが少なく作業性にもすぐれることがわか
った。
特許出願人         住友電気工業株式会社代
理人    弁理士和1)昭 (]2)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)  Zn 5〜25重量%とP O,05〜0.
    5重量係を含有し、残部が本質的にCuよシなることを
    特徴とするワイアカット放電加工電極線用合金線。
  2. (2)zn5〜25重量%とP O,05’ 〜0.5
    重量%さらにSn 0.1〜1.2重量%を含有し、残
    部が本質的にCuよシなることを特徴とするワイアカッ
    ト放電加工電極線用合金線。
JP8056482A 1982-05-12 1982-05-12 ワイアカツト放電加工電極線用合金線 Pending JPS58197243A (ja)

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JP8056482A JPS58197243A (ja) 1982-05-12 1982-05-12 ワイアカツト放電加工電極線用合金線

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JPS58197243A true JPS58197243A (ja) 1983-11-16

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ID=13721828

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JP8056482A Pending JPS58197243A (ja) 1982-05-12 1982-05-12 ワイアカツト放電加工電極線用合金線

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JP (1) JPS58197243A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2333124A3 (en) * 2004-08-10 2011-09-14 Mitsubishi Shindoh Co., Ltd. Copper alloy in wire- or bar-form for forming a structure for use in seawater and process for production thereof

Cited By (1)

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EP2333124A3 (en) * 2004-08-10 2011-09-14 Mitsubishi Shindoh Co., Ltd. Copper alloy in wire- or bar-form for forming a structure for use in seawater and process for production thereof

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