JPS58196366A - オ−バ−ドライブ機構付自動変速機の潤滑装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 殊にその潤滑装置に関する。

従来汎用されている自動車用の自動変速機は、トルクコ
ンバータと遊Ｊ！一卓憬ＩＩｇ４等の歯車機構を南する
多段歯車式変速機構とな組合わせてなるものが一般的で
あるが、トルクコンバータと多段歯車式変速機構との関
に遊星歯車機構からなるオーバードライブ用変速機構を
配置したオーバードライブ機構付自動変速機も知られて
いる。たとに−ば、特公昭Ｉｔー！３４７／号公報に開
示された自動変速機は、トルクコンバータと、２組の遊
ｍｍｉ慎横を肩し、前進３段、後退ｌ段の変速段な与え
ることができる分知の多段歯車式変速機構との間に、サ
ンギヤと、１ンターナルギヤと、ビニオン及び該ビニオ
ンな回転自在に支持するビニオンキャリヤとからなる遊
星歯車機構を配置してオーバードライブ用変速機構とし
、そのビニオンキャリヤを入力部として入力軸に結合し
、インターナルギヤを出力部として多段歯車式変速機構
の入力部材に結合して、ダイレクト駆動とオーバードラ
イブ駆動のλつの変速比を４えるようＫｉｌ１成してい
る。この公知のオーバードライブ機構付自動変速機にお
いては、潤滑油の供給系統は、変速機−に沿って後方か
らｆｒｔＪ力に向けて形成されたオイル供給路な南し、
潤滑油は後方から前方に送られる過程で順次必要な個処
に配分され、最後にオーツクードライブ用変速憬構に４
する。従って、潤滑系統としては、オーバードライブ用
変速機構が最下流になり、該機構の潤滑が俵も不安定に
なる。しかし、オーバードライブ機構は、ダイレクト駆
動又はオーバードライブ駆動を行なうものであるから、
ヒニオンがエンジン出力軸より高い回転数で回転する関
係上、鰻も潤滑を必要とする部分であり、その部分の潤
滑な不安定にすることは好ましくない。このため、ＩＩ
ｋ−ト流のオーバードライブ用変速機構に安定して潤滑
油を供給するＫは、容置の丙きなポンプを必要とし、不
経済である。

本発明は、従来のオーバードライブ機構付自動変速機に
おけるＦ述の問題を解決し、多段歯車式変速ｍｓとオー
バードライブ用変速機構との間の安定した潤滑油分配を
得ることのできる潤滑装置４Ｉ：ＩＩＩ供することな目
的とする。

すなわち、本発明の潤滑装置は、トルクコン・ζ−夕と
、多段歯車式変速機構との間にオーバードライブ用変速
機構が設けられたオーバードライブ機構付自動変速機に
おいて、多段歯車機構内のオーバードライブ用変速機構
に近い部分にオイルポンプからの潤滑油の供給を受ける
オイル供給路な設け、咳オイル供給路に送られた潤滑油
を分割して一方を前方に送りオーバードライブ用変速機
構の調清に使用し、残りを多段歯車式変速慎構の潤滑に
使用するよう和した手段を設けたものである。

本発明においては、オイルポンプからの潤滑油は、多段
歯車式変速機の１１１部に送られ、そこで適当な比″４
に分割され【、一方がオーバードライブ用変速機構に送
られるので、前述した公知の自動変速憬における潤滑装
置に比し、オーバードライブ用変速機構への潤滑油供給
を安定させることができる。

以下、本発明の実施例を図について説明−Ｉる３゜まず
、第１ｒ！７Ａを参照すると、１示された自ｍ変速　　
＋１ｋｔ−１、トルクコンバータ１０と多段歯車変速機
３０、及び該トルクコンバータ１０と多段歯車変速機３
０との間に配置されたオーバードライブ用遊雇崗車変速
慎５０とから構成され【いる。

、トルクコンバータ１０は、エンジン出力１１１１に駆
動プレートスな介して結合されたコンバータカバー３を
令し、このコンバータカバー３は浅いコンブ状で、その
周辺にポンプインペラ４のシェル５が溶接等により結合
されている。ポンプインペラのシェル５の内面には多数
のインペラブレード６がＪ＆Ｆｉけられている。コンバ
ータカバー３とポンブイ／ペラ４との間には、コンバー
タ室Ｔが形成され、このコンバータ室Ｔ内に１タービン
ランナ８がポンプインペラ４に対向するように配置され
ている。タービンランチ８越タービンシエルロと核ター
ビンシェル９に取付けられたタービンブレード１１から
なり、タービンシェル９はタービンハブ１２なブｒして
入力軸１３に結合されている。

タービンハブ１２上にはロックアツプクラッチ１４が軸
方向移動ｏＪ能に装着され、該ロソブアッブクラッチ１
４は環状の連結プレート１５な介してトーショナルダン
パ１６に結合されている７、　トーショナルダンパ１６
は、タービンノ・プ１２上にスプラインにより軸方向移
動可能に取付けられ、ロックアツプクラッチ１４はター
ビンラ／す８とロックアツプクラッチ１４との間の空間
の油圧により冨時左方に、すなわちコンバータカバー３
の内面Ｋｊｊｌｉ係合する方向に押されている。ロック
アツプクラッチ１４とコンバータカバー３の間ハロツク
アップ油室９０にクラッチ解放用油出な導入することに
より、ロックアンプクラツナ１４ＦＪ解放位置に保持さ
れる。

入力軸１３上には固定軸１Ｔが配＊、ａれ、核固定軸１
７上には一方向りラッテ１８な介してスデータ１９が取
付けられている。ポンプインペランエル５の中央部には
後方に延びるポンプ駆動＠１２０が取付けらｈており、
該ポンプ駆動軸２０ｉｔ、ポンプハウジング２１とポン
プカバー２２との１１ｉに配置された歯車ポンプ２３を
駆動するようＶＣなっている。本例では、ポンプカバー
２２は固定軸１１と一体に形成される。ボ／ブ２３によ
り吐出された作動油ケま、図示しない調圧弁により調圧
されてり１ン圧となると共に、調圧弁より軸１７．２０
間のｍｌ路な通ってポンブイ／ベラ４偶でコンノ（−タ
室Ｉに入り、ボンブイ／ペラ４により駆動されてタービ
ンランナ８にｍ瑚し、軸１３．１１間の通路を蛙て］非
出きｔする。

多段歯車変速機構３０は、第１遊星−卓機横３１と第λ
遊星歯車憬４１１３２を肩し、第ｌ遊星−卓慎徊３１の
す／ギヤ３３と第λ遊星陳車憬横３２のサンギヤ３４と
は連結軸３５により連結きれている。多段歯車変速機＠
ＳＯの入力ｆｉ３６はハイ。アンド、リバース、クラッ
チ３１な介して連結軸３５に、°チたフォーワードクラ
ッチ３８な介して第７遊Ｍ−車機横３１の４７ターナル
ギヤ３９に・ｔｒＬぞｉｔ連結されるようになっている
。連結＠３５すｌわらす／ギヤ３３．３４と変速機ケー
　スとの間にはイノター／ディエツトブレーキ３０が設
けらノｔていへ）。弔ｌ遊Ｍ−卓愼横３１のノ°ラネタ
リキャリャ４１と、第λ遊星−車機鵠３２の１７ターナ
ルギヤ４３とは出力軸４４に連結され、第コ遊植歯車＠
！ｌ＃３２のプラネタリ−キャリヤ４５と変速機ケース
との間にはロー、アンド　リバース、ブレーキ４６とワ
ンウェイクラップ４＠ａが設けられている。

オーバードライブ用遊星歯車変速機構５０は、プラネタ
リ−ギヤｓ１な（ロ）転自在に支持するプラネタリキャ
リャ５２が入力軸１３に連結され、サンギヤ５３はダイ
レクトクラッチ５４な介してインターナルギヤＳＳＫ結
合されるよう罠なっている。サンギヤ５３と変速機ケー
スとの間には１．オーバードライブブレーキ５６が設け
られ、またインターナルギヤ５５は多ｌ！！、−車変速
慎３０の人力＠３６に連結されている。多段歯車変速機
構３０は従来公知の形式で、たとえば％開昭ｊμｍ／Ｊ
λ０６２号公報［１Ｍ示されたものと同一の形式であり
、前進３段、後進１段の変速段な南し、クラッチ３７．
３８及びプレー＝？４０．４６・ど適宜作動させること
により■の変速段な慢ることができる。オーバードライ
ブ用遊星歯東変速＋！ｉ榊５０は、ダイレクトクラッチ
５４が係合しオーバードライブブレーキ５６が解除され
たとき＄１１１４．２６なは結状嘘で鮎谷し、オーバー
ドライブブレーキ５６が保合し、タイレクトクシンテ５
４が解放されたとき軸１３．３６なオーバードライブ結
合する。

変速機ケースは、トルクコンバータ１０のケースな構成
するコンバータノ・ウジング６０と、オーバードライブ
用変速機横５０のためのオーツ（−ドライブケース６１
と、多段歯車変速機構３０のための４１褌ケース６２と
からなり、オーバードライブケース６１は、コンバータ
ハウジング６０との間にポンプハウジング２１とポンプ
カバ・−２２の鳩辺部を挾み、稜部ケース６２との関に
ドラムサポート６３の周辺Ｓな挾んで、コンバータハウ
ジング６０から彼方に住部ケース６２１で挿通された通
しボルト６４により、ハウジング６０、ケース６１．６
２と一体に結合されている。ドラムサポート６３は、多
段歯車変速機構３０の入力軸のまわりな前方に延びる前
方固定軸６５と、後方に嬌びる漬方固定軸Ｓ６とな南し
、前方固定軸６５ケユ、オーバードライブ相変速磯構５
０のサンギヤ５３と一体で内部にダイレクトクラッチ５
４な収容するクラッチドラム１１７な支持する。後方固
定＠＠６は、遊ｍ＊車機１１１３１ｏｆｙ＊−？３３と
一体でクラッチ３Ｔを収容するクラッチドラム６８な支
持する。

本例においては、ポンプカバー２２の周縁とドラムサボ
ー）６１の周縁とが精密に芯出し加１″され、オーバー
ドライブケース６１の！！１４部内周ｂ１ａと、債部ケ
ース６２の前肩部内周６２ａも同様ＫＮ’ＪＲ加工され
、これらを嵌合させることによりハウジング６０、ケー
ス６１．６２間の芯出しが行なわれる。この構造によれ
ば、オーバー　ドライブ機構を待たない従来の自動変速
機のケースをそのまま便用することが可能になる。

ドラム賃ボート６３には、潤滑油ポンプからの潤滑油の
供給を受けるオイル供給路１０が形成され、このオイル
供給路７０は後Ｓ固定軸６６に形成されたオイル分配通
路７１に通じている。遍路Ｔ１の入口部には、スプリン
グ７２により閉じ方向に付勢されたボールＴ３が設けら
れている。

通路１１は、ドラムサポート６３の軸６５．６６と入力
軸３６とのｌ’ｄｌ　Ｋ形成されたオイル通路１４に開
口するボートＴ５と、後方の多段歯車式変速機構３０の
所要個処に通じるオイルポー）７１１゜１７７に南し、
＠滑油は通ｌＮ１７１においてボート１５．１６．７７
４Ｃ分配される。

第１ル通路１４は、入力軸３６に、形成されたオイル通
路１８に通じており、第１ル通路１８は入力軸３６の前
端において、入力軸１３との関に形成された室”ＩＮＦ
開口する。第２図に示すように１オ一バードライブ用変
速機構５０のインターナルギヤ５５はｆラネクリキャリ
ヤ５２に対向する壁部５５ａ′４を南し、プラネタリキ
ャリヤ５２と壁部５５ａとの間には、ラビリンス機構８
０が形成されている。従って、室１９には、このラビリ
ンス機構８０のシール効果により、成る１１度の圧力が
確保され、該ラビリンス機構８０から漏洩した潤滑油は
、プラネタリキャリヤ５２とｌ１ｓ５５ａとの関に設け
たスラストワッシャ８１の潤滑に使用される。

プラネタリキャリヤ５２には、プラネタリギヤ５１な支
持するピニオン軸８２の１部と室７９とな結ぶ第１ル通
Ｍ８３が形成され、ピニオン軸８２は通路８３に開口す
る軸方向第１ル通路８４が形成されている。オイル通路
８４は放射状通路Ｉｓによりプラネタリギヤ５１とピニ
オン軸８２との間のニードル軸受８６Ｋ１ｇ隋油を供給
する。

また、室７ｇ内の潤滑油は、入力軸１３とプラネタリキ
ャリヤ５２との間のスプライン部に形成でれた通路から
前方へ、インターナルギヤ５５と軸３６との間のスプラ
インｆｊＢＫ形成された通路から彼方へ送られて必要な
潤滑を行なう。

以上説明したように１本発明によれば、オーバ−ドラ１
プ機構を有する自動変速機において、多段歯車式変速機
構内のオーバードライブ用変速機構に近い部分にオイル
ポンプから調圧弁を介して潤滑油の供給を受けるオイル
供給路を設け、このオイル供給路に送られた潤滑油を分
割して一方を鋳方に送りオーバードライブ用変速機構の
潤滑に使用し、残りを多段歯車式変速機構の潤滑に使用
するようにしたので、潤滑条件として最も苛酷なオーバ
−ドラ１ブ用膚速機構に、安定したＩＩＩ清油供給を経
済的に行なうことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す自動変速機の断面図、
第２図はオーバ−ドラ１ブ用変速機構の拡大断面図であ
る。 １０・・・・・トルクコンバータ ４・・・・・ポンプ１／ペラ ８・・・・・・タービンランナ １３・・・・・・入力軸 ３０・・・・多段歯車式変速機構 ３１・・・・・・第１３！！星歯車機構３２・・・・・
・第λ遊星歯車機構 ５０・・・・・・オーバ−ドラ１プ用変速機構１０・・
・・・第１ル供給路　　Ｔ１・・・・・第１ル分配通路
％計出顧人　　日産自動車株式会社 同人　　　　　東洋工業株式会社

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. トルクコンバータと多段歯車式変速機構との関に１サン
   ギヤと、インターナルギヤと、ビニオンと、前記ビニオ
   ンを回転自在に支持するビニオン中ヤリャとからなる遊
   星歯車機構を備えたオーバードライブ用変速機構を配置
   したオーバードライブ機構付自動変速機において、前記
   多段歯車式変速機構内のオーバードライブ用変速機１１
   ＪＫ近い部分にオイルポンプから調圧弁を介して潤滑油
   の供給を受けるオイル供給路を設け、該オイル供給路Ｋ
   Ｘ８られた潤滑油を分割して一方を腕力に送り前記オー
   バードライブ用変速機構の潤滑に使用し、残りを前記多
   段−車式変速機構の潤滑に使用するようにした手段な設
   けたことを物像とするオーバードライブ機構付自動変速
   機の潤滑装置。