JPS58196257A - 香を有する樹脂製品 - Google Patents
香を有する樹脂製品Info
- Publication number
- JPS58196257A JPS58196257A JP7844082A JP7844082A JPS58196257A JP S58196257 A JPS58196257 A JP S58196257A JP 7844082 A JP7844082 A JP 7844082A JP 7844082 A JP7844082 A JP 7844082A JP S58196257 A JPS58196257 A JP S58196257A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin
- perfume
- clathrate compound
- solvent
- solution
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は香を長期にわたって発する樹弓旨製品に係り、
例えばラベンダー油等の賦香料のサイクロデキストリン
包接化合物をジメチルホルムアミド等の溶剤に溶かすと
共に、この溶来に酢酸ビニル樹脂材料を加えて溶かし、
この混合物を成形することにより、長期間にわたって安
定した一定の香を放ち続けるものとなる香を有する創脂
製品を提供することを目的とする。
例えばラベンダー油等の賦香料のサイクロデキストリン
包接化合物をジメチルホルムアミド等の溶剤に溶かすと
共に、この溶来に酢酸ビニル樹脂材料を加えて溶かし、
この混合物を成形することにより、長期間にわたって安
定した一定の香を放ち続けるものとなる香を有する創脂
製品を提供することを目的とする。
本発明4な、先に、例えばゲラニオールにα−サイクロ
デキス) IJンを加え、例えば50℃の温度下で1時
間攪拌混合してゲラニオールのクイクロデキストリン包
接化合物を作り、このゲラニオールのサイクロデキスト
リン色魔化合物を真空乾燥機又社噴霧屹燥機を用いて約
60℃の乾燥温度で約150メツシユより細かな粉末と
なし、このサイクロデキストリン包接化合物の粉末と例
えばポリエチレン成型用ペレットとを混合し、成型する
ことによってコツプ、筆入れ、ブラシ、各種のおもちや
等を作る技術(特公昭55−50058号)を提案して
いる。
デキス) IJンを加え、例えば50℃の温度下で1時
間攪拌混合してゲラニオールのクイクロデキストリン包
接化合物を作り、このゲラニオールのサイクロデキスト
リン色魔化合物を真空乾燥機又社噴霧屹燥機を用いて約
60℃の乾燥温度で約150メツシユより細かな粉末と
なし、このサイクロデキストリン包接化合物の粉末と例
えばポリエチレン成型用ペレットとを混合し、成型する
ことによってコツプ、筆入れ、ブラシ、各種のおもちや
等を作る技術(特公昭55−50058号)を提案して
いる。
しかし、この提案による香を有する合成樹脂製品は、賦
香料のサイクロデキストリン包接化合物の粉末と合成樹
脂材料との混和が充分でなく、芳香性に劣るものとなり
、さらには賦香料をサイクロデキス) IJンで包接化
し、化学的及び物理的処理に対して賦香料を安定化して
いる°ものの、樹脂成型加工時にこの包接化合物が分解
することもあって、粉末状態の賦香料のサイクロデキス
) IJン包接化合物と樹脂ベレットとを単に混合して
成型する方法では、良好な芳香性のある合成樹脂製品が
出来にくいものとなることに気付いた。
香料のサイクロデキストリン包接化合物の粉末と合成樹
脂材料との混和が充分でなく、芳香性に劣るものとなり
、さらには賦香料をサイクロデキス) IJンで包接化
し、化学的及び物理的処理に対して賦香料を安定化して
いる°ものの、樹脂成型加工時にこの包接化合物が分解
することもあって、粉末状態の賦香料のサイクロデキス
) IJン包接化合物と樹脂ベレットとを単に混合して
成型する方法では、良好な芳香性のある合成樹脂製品が
出来にくいものとなることに気付いた。
本発明は上記欠点を除去したものであり、以下本発明に
係る香を有する樹脂製品の実施例について説明する。
係る香を有する樹脂製品の実施例について説明する。
ラベンダー油、シトロネラ油、ゲルニオール等の天然又
は合成状香料に対して、α−サイクロデキストリン、β
−サイクロデキストリン、γ−サイクロデキストリン等
のサイクロデキストリンを例えばl:1〜l:8の割合
で加えて賦香材のサイクロデキストリン包接化合物を作
り、この賦香材のサイクロデキストリン包接化合物が溶
解する溶剤、例えばンメチルホルムアミド溶液中に加え
、例えば約2000〜6000rr1nの高速攪拌機で
約5〜20分間混合攪拌して賦香材のサイクロデキスト
リン包接化合@済液を作る。尚、この溶液中において、
賦香材のサイクロデキストリン包接化合物濃度は約5〜
20チとなるよう調整しておく。
は合成状香料に対して、α−サイクロデキストリン、β
−サイクロデキストリン、γ−サイクロデキストリン等
のサイクロデキストリンを例えばl:1〜l:8の割合
で加えて賦香材のサイクロデキストリン包接化合物を作
り、この賦香材のサイクロデキストリン包接化合物が溶
解する溶剤、例えばンメチルホルムアミド溶液中に加え
、例えば約2000〜6000rr1nの高速攪拌機で
約5〜20分間混合攪拌して賦香材のサイクロデキスト
リン包接化合@済液を作る。尚、この溶液中において、
賦香材のサイクロデキストリン包接化合物濃度は約5〜
20チとなるよう調整しておく。
次に、#度が約5〜20%に調整された賦香材のサイク
ロデキストリン包接化合物の2メチルホルムアミド溶液
中に、例えば酢酸ビニル樹り旨の成型用ペレットを所定
敬加えて溶かし、その後この混合溶液を成型器に入れて
成型し、例えばコツプ、筆入れ、ブラシ、各種のおもち
や等を作った。又、インフレーション加工して包装用フ
ィルム等、あるいは熔融紡糸して得た繊維を用いてかつ
ら、さらには該繊維を紡織して布地を作り、カーテン等
を作った。
ロデキストリン包接化合物の2メチルホルムアミド溶液
中に、例えば酢酸ビニル樹り旨の成型用ペレットを所定
敬加えて溶かし、その後この混合溶液を成型器に入れて
成型し、例えばコツプ、筆入れ、ブラシ、各種のおもち
や等を作った。又、インフレーション加工して包装用フ
ィルム等、あるいは熔融紡糸して得た繊維を用いてかつ
ら、さらには該繊維を紡織して布地を作り、カーテン等
を作った。
このようにして得られた樹脂製品は、樹脂製品中に含ま
れる賦香材のサイクロデキス) IJン包接化合物をジ
メチルホルムアミド等の溶剤に溶かして含ませたもので
あるので、賦香材のサイクロデキス) IJン包接化合
物が樹脂材料中に均一に混和し、芳香性が優れたものと
なるのみでなく、成型工程において賦香材のサイクロデ
キストリン包接化合物か分解するといったことがなくな
り、賦香材を樹脂製品中に極めて安定して含ませること
のでへるものであつ&。
れる賦香材のサイクロデキス) IJン包接化合物をジ
メチルホルムアミド等の溶剤に溶かして含ませたもので
あるので、賦香材のサイクロデキス) IJン包接化合
物が樹脂材料中に均一に混和し、芳香性が優れたものと
なるのみでなく、成型工程において賦香材のサイクロデ
キストリン包接化合物か分解するといったことがなくな
り、賦香材を樹脂製品中に極めて安定して含ませること
のでへるものであつ&。
又、賦香材に対して約へ3〜1重量係のジベンジリデノ
ンルビトールで賦香材をゲル化したものを前記包接化合
物溶液に添加しておくと、賦香材による樹脂製品の芳香
性に極めて優れたものが得られ、しかも長期間にわたっ
て一定の香を放つものとなる。
ンルビトールで賦香材をゲル化したものを前記包接化合
物溶液に添加しておくと、賦香材による樹脂製品の芳香
性に極めて優れたものが得られ、しかも長期間にわたっ
て一定の香を放つものとなる。
尚、上記実施例においては、賦香材のサイクロデキス)
IIン包接化合物を溶かす溶剤として、例えばジメチ
ルホルムアミドの場合で説明し九が、ジメチルホルムア
ミドの他には、例えばl−メチル−2−ピロリドン、
ジメチルアセトアミド、ジメチルスルホキシド、アセト
ニトリル等によっても賦香材のサイクロデキス) IJ
ン包接化食物を溶かすことかで傘、又、樹脂として酢酸
ビニル樹脂の場合で説明したが、樹脂としては賦香材の
サイクロデキス) IIン包接化合物を溶解する溶剤I
C溶ける材料であれば良く、例えば二液硬化性樹猶のよ
うなものでも良く、具体例としては例えばウレタン樹脂
等でもよい。
IIン包接化合物を溶かす溶剤として、例えばジメチ
ルホルムアミドの場合で説明し九が、ジメチルホルムア
ミドの他には、例えばl−メチル−2−ピロリドン、
ジメチルアセトアミド、ジメチルスルホキシド、アセト
ニトリル等によっても賦香材のサイクロデキス) IJ
ン包接化食物を溶かすことかで傘、又、樹脂として酢酸
ビニル樹脂の場合で説明したが、樹脂としては賦香材の
サイクロデキス) IIン包接化合物を溶解する溶剤I
C溶ける材料であれば良く、例えば二液硬化性樹猶のよ
うなものでも良く、具体例としては例えばウレタン樹脂
等でもよい。
上述の如く、本発明に係る香を有する樹脂製品は、賦香
材のサイクロデキストリン包接化合物を溶剤に溶かすと
共に、この溶剤に溶ける樹脂材料を前記溶(に加え、こ
れを成形してなるので、樹脂製品中K i−いて賦香材
のサイクロデキストリン包接化合物が均一に分散混和し
たものとなり、芳香性に極めて優れたものがで缶、長期
間にわたって安定した香を放ち続け、しかも樹脂製品に
加工する工程中において賦香材のサイクロデキストリン
包接化合物が分解するといった恐れがなく、賦香材を樹
脂製品中圧安定した形で含ませられるものとなる等の特
長を有する。
材のサイクロデキストリン包接化合物を溶剤に溶かすと
共に、この溶剤に溶ける樹脂材料を前記溶(に加え、こ
れを成形してなるので、樹脂製品中K i−いて賦香材
のサイクロデキストリン包接化合物が均一に分散混和し
たものとなり、芳香性に極めて優れたものがで缶、長期
間にわたって安定した香を放ち続け、しかも樹脂製品に
加工する工程中において賦香材のサイクロデキストリン
包接化合物が分解するといった恐れがなく、賦香材を樹
脂製品中圧安定した形で含ませられるものとなる等の特
長を有する。
Claims (1)
- 賦香料のサイクロデキス) IJン包接化合物を溶剤に
溶かすと共に、この溶剤に溶ける樹脂材料を前記溶スに
加え、これを成形してなる香を有する樹脂製品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7844082A JPS58196257A (ja) | 1982-05-12 | 1982-05-12 | 香を有する樹脂製品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7844082A JPS58196257A (ja) | 1982-05-12 | 1982-05-12 | 香を有する樹脂製品 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58196257A true JPS58196257A (ja) | 1983-11-15 |
Family
ID=13662092
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7844082A Pending JPS58196257A (ja) | 1982-05-12 | 1982-05-12 | 香を有する樹脂製品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58196257A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1985004411A1 (en) * | 1984-03-27 | 1985-10-10 | Ichiro Shibanai | Epoxy resin hardener and method for hardening epoxy resin |
JPS6136361A (ja) * | 1984-07-28 | 1986-02-21 | Fujimori Kogyo Kk | 包装材 |
JPS61152765A (ja) * | 1984-12-27 | 1986-07-11 | Nippon Ekishiyou Kk | シクロデキストリン類で包接された化合物を含有した合成樹脂製品及びその製造方法 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51121531A (en) * | 1975-04-11 | 1976-10-23 | Sunstar Inc | Toiletry with the depressed irritation upon skin and mucous membrane |
JPS5538338A (en) * | 1978-09-12 | 1980-03-17 | Rikagaku Kenkyusho | Clathrate compound and its preparation |
JPS5594945A (en) * | 1978-12-15 | 1980-07-18 | Kyoshin:Kk | Synthetic resin product having flavor and preparation thereof |
-
1982
- 1982-05-12 JP JP7844082A patent/JPS58196257A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51121531A (en) * | 1975-04-11 | 1976-10-23 | Sunstar Inc | Toiletry with the depressed irritation upon skin and mucous membrane |
JPS5538338A (en) * | 1978-09-12 | 1980-03-17 | Rikagaku Kenkyusho | Clathrate compound and its preparation |
JPS5594945A (en) * | 1978-12-15 | 1980-07-18 | Kyoshin:Kk | Synthetic resin product having flavor and preparation thereof |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1985004411A1 (en) * | 1984-03-27 | 1985-10-10 | Ichiro Shibanai | Epoxy resin hardener and method for hardening epoxy resin |
JPS6136361A (ja) * | 1984-07-28 | 1986-02-21 | Fujimori Kogyo Kk | 包装材 |
JPS61152765A (ja) * | 1984-12-27 | 1986-07-11 | Nippon Ekishiyou Kk | シクロデキストリン類で包接された化合物を含有した合成樹脂製品及びその製造方法 |
JPS636588B2 (ja) * | 1984-12-27 | 1988-02-10 | Nippon Ekisho Kk |
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