JPS581952Y2 - スイツチ - Google Patents

スイツチ

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Publication number
JPS581952Y2
JPS581952Y2 JP10496681U JP10496681U JPS581952Y2 JP S581952 Y2 JPS581952 Y2 JP S581952Y2 JP 10496681 U JP10496681 U JP 10496681U JP 10496681 U JP10496681 U JP 10496681U JP S581952 Y2 JPS581952 Y2 JP S581952Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switch
contact
solenoid
work hardening
energized
Prior art date
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Expired
Application number
JP10496681U
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English (en)
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JPS57109555U (ja
Inventor
浦嶋親男
田中淳三
Original Assignee
松下電器産業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 松下電器産業株式会社 filed Critical 松下電器産業株式会社
Priority to JP10496681U priority Critical patent/JPS581952Y2/ja
Publication of JPS57109555U publication Critical patent/JPS57109555U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は高周波加熱装置の出力切換等に用いるスイッチ
に関するものである。
従来、高周波加熱装置の出力切換等に用いるスイッチは
、第1図に示すように、完全密閉型のガラスチューブ1
内に接点部2を装備し、ガラスチューブ外に設けたソレ
ノイド3の磁力により接点の開閉を行なう、いわゆるリ
ードスイッチを用いていたのが一般的であった。
しかしながらこの構成においては、ソレノイド3と、こ
れの磁気によって移動する鉄片(接点部)の間に比較的
大きなギャップが存在するため、駆動力が弱く、このた
め直流電源をソレノイドに与えてやらねばならず、整流
器等の特別の装置を要し、高価になる欠点があった。
またガラスチューブ等の材料を用いているため、衝撃等
の機械的強度が弱り、シかも内部の補修等も困難である
欠点があった。
そこで本考案は上記従来の欠点を除去するもので、以下
本考案を高周波加熱装置に用いた際の一実施例を示す第
2図〜第5図を参照して説明する。
第2図において、4は高周波加熱装置本体、5は本体4
内に設けた加熱室、6は加熱室5の前面開口部を開閉自
在に覆う扉、7は調理状態を表示する調理ラン六 8は
調理ボタン、9は調理メニューが表示しである回転体、
10は調理メニューの選択を行なうための操作ダイアル
、11は10分計として動作する第1のタイマーで、こ
れを回動させることにより、指針12が移動するもので
ある。
13は第1のタイマー動作終了後、60分計として動作
させる第2のタイマーである。
次に第3図を参照して電気回路を説明する。
図において、14は安全スイッチ、15はスイッチsw
1.sw、、’を有する第1のタイマーモーター、16
はスイッチSW2を有する第2のタイマーモーター、1
7はドアスイッチ、18は高圧トランス、19.20は
高圧トランスの2次側に並列接続されたコンデンサで、
ダイオード21と共に倍電圧整流回路を構成している。
22はマグネトロン、23は第2のタイマーモーター1
6に並列接続したソレノイド24により切換えられるス
イッチである。
以上の構成において、1ず扉6を閉じ、第1のタイマー
11および第2のタイマー13の動作時間を設定し、調
理ボタン8を押すと、スイッチsw1.sw工′はa側
に閉成しているため、高圧トランス18に電圧が印加さ
れ、マグネトロン22が発振する。
このときソレノイド24には通電されないため、スイッ
チ23は第3図に示すように閉じており、コンデンサ1
9.20は共に作用し、高出力となる。
次に第1のタイマー11の設定時間が終了すると、スイ
ッチsw1.SW1’はb側に閉成し、第2のタイマー
モーター16が駆動されるとともに、ソレノイド24に
通電され、スイッチ23は開成する。
このためコンデンサ19のみが作用し、低出力となる。
この第2のタイマーモーター16の設定時間が終了する
と、第3図に示すようにスイッチSw2が開成し、高圧
トランス18への電圧の印加は低比される。
次にスイッチ23の構成および動作を第4図〜第1図を
参照して詳細に説明する。
図において、25は絶縁体で形成した本体ケース、26
は本体ケース25を閉蓋する絶縁体で形成したカバー、
27は本体ケース25の一端部に設けたヨークで、この
ヨーク27にはソレノイド24が取付けられている。
28はソレノイド24の電磁気によって駆動される可動
片で、一端が上記ヨーク27の一端に枢支され、他端は
絶縁摺動子29の一端に係止されている。
上記絶縁摺動子29はソレノイド取付金具30と高圧接
点部31との絶縁距離を保つ絶縁ブロック32を摺動自
在に貫通し他端をバネ材料によりなる通電可動子33に
係止させている。
34.35は接続端子で、接続端子34の一端には高圧
接点部31内で固定接点36を設けており、この固定接
点36に対応して通電可動子33の遊端40の近傍に可
動接点37を設けている。
また接続端子35の一端部は通電可動子33の一端と結
合されて本体ケース25の高圧接点部31内に埋設され
ている。
38はバネ用りん青銅板よりなるバネ体にて通電可動子
33と一体的に構成されたヒンジ部で、このヒンジ部3
8のヒンジ動作により可動接点37が開閉される。
又上記ヒンジ部38のバネ力が通電可動子33の接点圧
力及び可動片26の復帰力を付与している。
39は通電可動子33の補強用フランジ、41はソレノ
イド24に通電して可動片28が吸引された場合に可動
片28の支点部の浮上りを防止し、これによってうなり
等異常音の発生を防止する板バネである。
42.43はソレノイド24の通電端子で、44は本体
ケース25とカバー26とを固定するビスナツト、45
は本体ケース25とカバー26とソレノイド取付金具3
0とを締結するビス、46は本体ケース25とソレノイ
ド取付金具30とを締結するためのビスでカバー26の
ビス46に置回する部分は逃し穴になつ−Cおり、ビス
46はカバー26を締付けていない。
4γはソレノイド取付金具30とヨーク27とを締結す
るビスである。
以上の構成においてソレノイド24に通電されていない
状態では第4図、第5図に示すように、ヒンジ部38の
バネ力により、接点36.37は閉じており、第3図の
回路において高出力状態になる。
次にソレノイド24に通電が行なわれるとヒンジ部38
のバネ力に抗して可動片28がソレノイド24の磁力に
よシ吸引され、これに連動して絶縁摺動子29が移動し
、接点36と37が開成し、第3図の回路においては低
出力状態になる。
第8図は接点37の開閉時の動きを示したもので接点3
rが開く場合を考えると通電可動子33のタワミにより
実線から2点鎖線の位置に開くにつれて移動する。
接点36と37が開成すると通電可動子33の遊端40
が本体ケース25に当接し、それからさらに絶縁摺動子
29が接点36と31を開く方向に動いた場合遊端40
、ヒンジ部38等が弾性変形してこの動きを吸収するよ
うになっている。
又絶縁摺動子29との係合部を避けて設けられた補強用
フランジ39は通電可動子33に適度な剛性を与えてお
り接点37に鋭敏で適確な開閉性能を与えている。
又通電可動子33のヒンジ部38の絶縁摺動子29係合
部近傍に角部48を構成しており、角部48は加工硬化
によシ局部的に硬化しているため、通常であれば加工硬
化を起していない上記摺動子29係合部とヒンジ部38
の間(特に角部48近傍)で弾性変形を生じるが、角部
48近傍が弾性変形しにくくなるためヒンジ部38全体
が一様に弾性変形を起すことになシ、バネ折れ等耐久性
能上大幅に改善できる。
すなわち角部48を設けない通常のU字形に加工された
ものでもヒンジ部には何にかしかの加工硬化が生じてい
る。
したがってこの場合絶縁摺動子29によって通電可動子
33に開閉力が加わった場合、加工硬化を全く受けず、
かつ絶縁摺動子との係合部から最も距離的に遠い部分、
すなわち本実症例において重点的に加工硬化をおこさせ
るために角部を形成しようとする部分に相当大きな割合
でたわみが生じバネ折れの原因となる。
しかしこの部分(最もたわみやすい部分)の角部48を
形成させて重点的に加工硬化させてやることによりヒン
ジ部38はより均一にたわみを生じ、耐久性が向上する
すなわち加工硬化によって弾性変形の大きい部分が位置
的に移動するので、モーメントの腕の長さとの関係で全
体のたわみ状態が変るからである。
また、角部の加工を受けないものはU次形のヒンジ部の
弾性変形がきわめて少ないが、角部の加工を施すことに
より、U字形のヒンジ部の弾性変形も相対的に大きくな
り、弾性変形のより均一な分布が図れる。
第9図は本考案の詳細な説明図で図のa、bにおいてヒ
ンジ部38の変形状態が全く違うことがわかる。
すなわち実線は第4図のごとく接点36゜37が開く前
、2点鎖線は第6図のごとく、接点36.37が開いた
後の状態を示すもので、aのごとく単にU字形に加工さ
れたものは、加工硬化を受けたU字状のヒンジ部38の
大部分は変形しないが、6のごとくU字状の一部に角状
の加工を行なうことにより角部48を構成すれば角部4
8はヒンジ部38の他の部分よりもより大きな加工硬化
を生じるためヒンジ部38はより均一にタワミを生じる
ようになっている。
このように本発明によれば加工度合の強弱による加工硬
化の差を積極的に利用することによりバネ体のタワミの
状態をより自由に設定してやることができる。
以上説明したように本考案によれば次のような効果が期
待できる0 1 バネ体のタワミ部各位置でのタワ□量を容易に調整
してや不ことができバネ体の耐久性能上理想的に近いタ
ワミ状態が得られる。
2 タワミ部各位置でのバネの剛性を加工硬化によって
調整するのでよけいな部材を追加する必要がなくきわめ
てコンパクトに構成できる。
31と関連して高圧スイッチの場合、とりわけ大きな接
点ギャップが必要なことからバネ体のタワミ量も大きく
なり、バネにどうしても無理が生じやすく、バネ折れが
耐久性能上の大きな問題となっていたが本考案により解
決できた。
4 加工硬化を積極的に利用することにより、より薄い
バネ体にて大きな剛性を得ることができるようになり、
このためよりコンパクトな構成にてより高い接点圧力を
得ることができる。
5 簡単な加工、構成であるので安価にすることができ
る。
6 接点圧力を高めることにより、接点閉成時の導電状
態を良好にし、不安定接触に伴う放電や発熱及び溶着を
防止する。
7 角状の加工をU字状の加工に追加して行なうことに
よりU字状の加工だけではスプリングバックが大きすぎ
て改工後の形状が定1りにくいのに対して、形状がより
正確に定1シ加工精度が向上する。
8 スイッチの動作上の緒特性(例えば接点圧力や接点
の向き等)が安定するのでスイッチの信頼性が大きく向
上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のスイッチの断面図、第2図は本考案の一
実施例を示すスイッチを備えた高周波加熱装置の外観斜
視図、第3図は同電気回路図、第4図は同スイッチの閉
成状態を示す一部破断正面図、第5図は同側面図、第6
図は同スイッチの開成状態を示す一部破断正面図、第7
図は同側面図、第8図は同要部接点部の拡大図、第9図
a、bは同動作状態を示す図である。 33・・・・・・通電可動子、36・・・・・・固定接
点、37・・・・・・可動接点、38・・・・・・ヒン
ジ部、48・・・・・・角部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 固定接点と、これに対応して設けられた可動接点及び通
    電可動子を具備し、上記通電可動子と一体もしくは接合
    して設けたバネ体のたわみ部に加工硬化を生じせしめ、
    上記加工硬化によりたわみ部各位置におけるたわみ量を
    調整したスイッチ。
JP10496681U 1981-07-14 1981-07-14 スイツチ Expired JPS581952Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10496681U JPS581952Y2 (ja) 1981-07-14 1981-07-14 スイツチ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10496681U JPS581952Y2 (ja) 1981-07-14 1981-07-14 スイツチ

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Publication Number Publication Date
JPS57109555U JPS57109555U (ja) 1982-07-06
JPS581952Y2 true JPS581952Y2 (ja) 1983-01-13

Family

ID=29899522

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JP10496681U Expired JPS581952Y2 (ja) 1981-07-14 1981-07-14 スイツチ

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