JPS58194796A - 分子線結晶成長方法及び分子線結晶成長装置 - Google Patents

分子線結晶成長方法及び分子線結晶成長装置

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JPS58194796A
JPS58194796A JP7775582A JP7775582A JPS58194796A JP S58194796 A JPS58194796 A JP S58194796A JP 7775582 A JP7775582 A JP 7775582A JP 7775582 A JP7775582 A JP 7775582A JP S58194796 A JPS58194796 A JP S58194796A
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molecular beam
crystal growth
evaporation material
beam crystal
chamber
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Application number
JP7775582A
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English (en)
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Narimitsu Aramaki
荒牧 成光
Yukio Chinen
幸勇 知念
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C30CRYSTAL GROWTH
    • C30BSINGLE-CRYSTAL GROWTH; UNIDIRECTIONAL SOLIDIFICATION OF EUTECTIC MATERIAL OR UNIDIRECTIONAL DEMIXING OF EUTECTOID MATERIAL; REFINING BY ZONE-MELTING OF MATERIAL; PRODUCTION OF A HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; SINGLE CRYSTALS OR HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; AFTER-TREATMENT OF SINGLE CRYSTALS OR A HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; APPARATUS THEREFOR
    • C30B23/00Single-crystal growth by condensing evaporated or sublimed materials
    • C30B23/02Epitaxial-layer growth

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Materials Engineering (AREA)
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  • Organic Chemistry (AREA)
  • Crystals, And After-Treatments Of Crystals (AREA)
  • Physical Deposition Of Substances That Are Components Of Semiconductor Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は、量産化を可能にした分子線結晶成長方法及
び分子線結晶成長装置に関する。
〔発明の技術的背景〕
従来、研究開発用に用いられてきた分子線結晶成長装置
は第1図に示すように構成されているが、分子線結晶成
長室1を超高真空域にオで排気し、且つ分子線結晶成長
中も超高真空に保つための真空Iン!等は省略されてい
る。そして現在、分子線結晶成長による薄膜形成で機能
的な素子を作ることは研究開発段階であシ、このため種
々の分析機器が上記装置には備え付けられている。例え
ば、結晶成長の結晶配列をリアルタイムで観察するため
の中速度電子線回折装置(MFI:D )や高速反射電
子線回折装置(RHEED) 2、分子線結晶成長室!
内のガスの分析を行ない結晶成長前あるいは成長中の不
純物ガスの監視を行なうガス分析計(QMS ) Jな
どが、分子線結晶成長室1に設けられている。父、分子
線結晶成長室1には、隣接して分析室4がゲートパルf
5を介して配設され、ここでは分子線結晶成長した薄膜
の厚さ方向の組成分析が行なえる2次イオン質量分析針
(SIMS) 6が、他の分析機器例えばAug@r分
析装置などと共に配     、1役されている。この
ように多くの分析機器が必要とされるのは、上記装置に
よって作られる薄膜の構造中組成と完成した薄膜の性質
が密接な関連があり、狗られる薄膜を所望のものとする
ため、如何に構成をなすべきか、又、このためにどのよ
うに形成するかが現在の重要課題であるからである。
分子線結晶成長における他の重要な要件は、分子線結晶
成長室1内の残留ガスあるいは基板上の吸着ガスなどを
如何に取り除いて、超高真空域内で清浄な基板の上に分
子線結晶成長を行なうかである。このための1つの手段
は、真空ポン!の性能を上げることの他、分子線結晶成
長を行なうための分子線発生源である分子線セル1を液
体窒素シー2ウド8で囲み、分子線セル1からの放熱で
他の部分から発′生ずる吸着ガスの放出を防ぐことであ
る。あるいは基板を大気中から系内に入れる際、予め処
理室9に設けられた基板交換ポート10から基板を処理
室8に入れ、この処理室8で基板を清浄化した上で、こ
の処理室8と分析室4とを遮断するr−トパル!1ノを
経由し、必要に応じて分析室4で基板表面の分析を行な
い、更にr−)・肴ルツ5を経由して分子線結晶成長室
1の基板ホルダー12に基板が取付けられる。父、分子
線結晶成長室1、分析室4あるいは処理室9には、到達
圧力を決める真空ポン!が独立して設けられ、又、各室
を独立にするためのy−トパルブ5゜11が設けられて
いるため、分子線結晶成長室Jは大気に曝すことなく基
板の交換が基板交換ポート10によって可能である。尚
、図中13は基板移送機構、14はフランジである。
ところで上記のような分子線結晶成長装置では、分子線
結晶成長室ノ内において基板ホルダー12上に置かれた
基板の上に、結晶成長を行なうための原料を液体窒素シ
ェラウド8で囲まれた分子線セルフから蒸着する。そし
て、分子線結晶成長によシ形成される素子は薄膜であり
、又、研究開発段階でもあり、多くの素子が必要でなく
、更に1素子が小さいもので目的に達し得る機能素子で
あるため、一度の薄膜形成で多くの素子を作り得る可能
性を持つなどのため、分子線セル1への一度の充填て十
分な目的を達することができる。
一方、分子−セル1は熱エネルギーを真空外から導入し
たヒーターにょシ蒸発材料に与え、これにより蒸発させ
る構造となっている。このため、ヒーターからの放熱が
分子線結晶成長室の他の部分に影響を与え、余分なガス
放出の原因となるのを防ぐため、厳重な熱のシールド板
を設けたり、シールド板からのガス放出が基板−に及ば
ないように、構造上の工夫を加えている。分子線セルフ
はこのような構造を徹底するため1立しておシ、分子線
結晶成長室1には、フランク14を介して取付けられる
ようになっている。このような構造のため、分子線セル
i内に設けられた結晶成長用材料容器は、高温において
奄ガス放出の少ないノ4イロリティ、りがロンナイトラ
イドを用い、1つの容器を形成している。
分子線セル2が上記のような構造となっているため、分
子線結晶成長を行なうための原料の供給は、分子線結晶
成長室1のフランジ14部分から分子線セル1を取出し
て行なわれる。
又、分子線結晶成長は、分子線セルフに蒸発材料を充填
した後、分子線結晶成長室1内を真空排気する−0この
分子線結晶成長室1は、分子線セルフに蒸発材料を充填
するために大気に着されるため、超高真空域の分子線結
晶成長がなし得る真空圧力にするためには、長時間のベ
ークアウトと排気を行なう。同じように分子線セルフ及
び蒸発材料についても十分な脱ガスが行なわれる。
〔背景技術の問題点〕
上記従来の装置においては、蒸発材料の補充の除に分子
線結晶成長室!及び分子線セル1が大気に曝されること
が避けられないため、分子線結晶成長室1はその度に長
時間のベークアウトと徐冷時間が必要であり、同じよう
に分子線セルフの大気による汚染が避けられない。とり
+1 わけ、分子線セルフは蒸発材料を充填した後、この脱ガ
スは原材料の蒸発が避けられないたれ十分な高温にベー
クアウトすることは不HJ能である。従って、蒸発中に
分子線セルフ自身からのガス放出が徐々に行なわれて、
結晶成長薄膜への不純物の混入が避けられない。そして
、漸くガス放出が少なくなった項に、再び蒸発材料の補
充のため大気に曝すことになる訳けである。
この目的のため、l0NIC8(1981年11月号)
にも示されているように、いずれのメーカーの装置も分
子線セル1の蒸発材料容器は長大化している。しかしな
がら、このように長大化した分子線セル1は、それだけ
大きな加熱ヒーターが必要とされる。このため、その放
射熱で周辺のガス放出を余計に促すことになると共に、
分子線セルフ自体も大きくなシ、ガス放出源となる各部
分の表面積を増すことになるのである。
〔発明の目的〕
この発明の目的は、分子線結晶成長室及び分子線セルを
大気に曝すことなく、蒸発材料を補給して、装置の稼動
率を上げると共に、生産性を向上した分子線結晶成長方
法及び分子線結晶成長装置を提供することである。
〔発明の概安〕
この発明は、分子線結晶成長を行なう分子線結晶成長室
と、この分子線結晶成長室内に設けられ蒸発材料容器を
有する分子線発生器と、上記蒸発材料容器内に蒸発材料
を注入する搬送器とを少なくとも具備した分子線結晶成
長装置を用い、蒸発材料容器内に蒸発材料を搬送器で注
入した後、基板に分子線結晶成長を行なう分子線結晶成
長方法である。
又、この発明は、分子線結晶成長を行なう分子線結晶成
長室と、この分子線結晶成長室内に設けられ蒸発材料容
器を有する分子線発生器と、上記蒸発材料容器内に蒸発
材料を注入する搬送器とを少なくと41具備した分子線
結晶成長装置である。
〔発明の実施例〕
この発明の分子線結晶成長方法に用いる分子線結晶成長
装置は第2図に示すように構成されている。即ち、分子
線結晶成長を行なう分子線結晶成長室15には、下方に
複数の分子1M発生器ノロが設けられ、この分子線発生
器16には蒸発材料容器11が備えられている。又、上
記分子線結晶成長415には、パルプノ8を介して予備
室J9が連結されておシ、この予備室19tCd、#ル
ノ2oを介して真空ポンプ2ノが接続されている。更に
、上記予備室19内には、外部から一電圧を印加して予
備室19内に充満したガスに放電を起こさしめ、この放
電による蒸発材料の一部のガス放出を行なうためのt極
22が配設されている。尚、予備室19内にtよ、蒸発
材料のガス放出を十分性なうため、加熱ヒーター(図示
せず)を設けることができる。又、上記分子線発生器1
6の蒸発材料容器12に蒸発材、1!+を注入する丸め
の搬送器(マンビニレータ)Zaが、予備室19からパ
ルflBを通って分子線結晶成長室15へ移動自在に配
設されている。
この搬送@23附近を拡大して示すと、第3図及び第4
図のようになり、回転軸24の先端に有底暗状の搬送器
本体25が取付けられている。この本体25の内部には
例えはサファイアやP−BN(D容器26が嵌合配設さ
れ、この容器26内には蒸発材料21が入れられている
そして容器26に蓋をするように、上記本体25の開口
端には漏斗28が嵌着される。蒸発材料27を分子線発
生器I6の蒸発材料容器11内にのみ容易に注入するた
め、漏斗28を用いているが、第4図から明らかなよう
に漏斗28の先端28mは、回転軸24の回転方向29
に対して、回転軸24の中心を通る漏斗28の中心から
ずれるように形成されている。この結果、分子線発生器
)6の蒸発材料容器ノ2内に、容易に蒸発材料27の粉
末あるいは顆粒などを注入することができる。
上記の場合、蒸発材料27はQa、 Aut In。
T@n Pb+ Mg、Sn、 pl sL Go、 
Mn、 SIS+ Ztt。
F@、 B@l Aut 8L Cd+ Aut Cu
+ Euのうちの1つ又は複数から麦っている。更に、
漏斗28は容器26と直接接触して、このショックで瞼
われ走破片が蒸発材料2r内に混入しないようになりて
いる。又、漏斗28の、枠体3oや搬送器本体25iユ
テフロンで作っであるが、分子線結晶成長至ノ5内には
、蒸発材料27を注入する間たけ存在するだけなので、
実用上例の支障もない。鈑送器りは、動作時に分子線結
晶成長室15内に搬送され、その後、分子線発生器16
上で回転し蒸発材料27は重力で下に落下するが、漏斗
回転を搬送器23に与えることは今日の技術で困難なこ
とではなく、回転軸24を同軸状の2軸にし、外側の軸
に直結して搬込器本体25が回転すればよく、この駆動
に対してtよ^9内への各禎の駆動部品が利用できる。
さて、上記の分子線結晶成長装置を用いて分子線結晶成
長を行なうには、先ず分子細結晶成長′415内へ清浄
な基板(図示せず)を入れておく。次に、蒸発材料27
を、予めこの蒸発材料27の純度や清浄化処理工程で影
響を受けないように容器26に入れ、この状態で清浄化
処理を行なう。次いで搬送器本体25内に容器26を入
社、史に上部から漏斗28を取付ける。
その後、搬送器υを予備室19から分子it++結晶成
結晶成長へ移動し、回転軸24により搬送器本体25を
回転して蒸発材料27を分子線発生器16の蒸発材料容
器17に注入する。そして、この蒸発材料21によシ上
記基板に分子線結晶成長を行なう。
〔発明の効果〕
この発明によれば、蒸発材料27が外部からその必要蓋
だけ分子線結晶成長室15に導くことができるし、或い
は後で補充をすることができる。
この結果、分子線結晶成長の生産性と材料効率を飛躍的
に向上できる。又、この発明によれば分子線結晶成長室
J5を小さく、或いは分子線発生器16を小さくでき、
装置の価格を下げることが可能である。
尚、第5図は、蒸発材料27を災に厳重な前処理を行い
、蒸発材料容器11を蒸発材料21の清浄化処理で汚染
しないようにするための考慮をしたものである。即ち、
予め分子#M帖晶成畏装置とは別の処理用真空装置11
31内を真空処理した後、真空気密をし九まま分子線結
晶成長装置内に持ち込み、搬送器Lノで分子線発生器1
5内に蒸発材料21を注入する。処理のなされていない
蒸発材料27を入れた容器32は、熱処理する場合用い
られる石英の容器33内に置かれ、同じく石英の管34
に巻かれたヒーター35で加熱される。この加熱処理で
蒸発材料27中に含まれる各種のガスが除去される。
このとき、ガスや一部の蒸発材料27の蒸発あるいは昇
華が他に及ぶのを防ぐため、容器33の上方にはシャッ
ター36が設けられている。
このシャッター36は蒸発材料27の処理抜、・・ンド
ル31によシ大気から手動で石英の容器33の上から除
くことがでさる。その後、石英の容器33上にはキャッ
プ38を上方から降ろして載せ、やや押し付けておく。
しかる後、この真空装置31内を大気にするが、蒸発材
料の容器22の入った石英の容器33はキャップ38に
より内部を気密に保つことができる。この状態で分子−
結晶成長装置の予備室19に持ち込み、真空中でキャッ
プ38を取外し、更に蒸発材料の容器32が搬送器73
に入れられて分子線結晶成長室15内に搬入され、しか
るべき分子線発・生器1#の蒸発材料容器ノー内に注入
される。
又、分子線発生器16の蒸発材料容器ノーに、他の蒸発
材料容器から蒸発材料を注入する他の方法として、第6
図に示すような容器を用いることができる。即ち、ドラ
イな真空雰囲気内等で清浄化処理の施された蒸発材料2
7は、・母イロリティック〆ロンナイトライドやテファ
イア等で作られた容器39に溶着固化しているので、図
のように処理された時は逆にさかさにして、注入するだ
めの漏斗40と共に搬送器の治具41によって固定され
ている。第6図は分子線結晶成長室15内に置かれた状
態を示すものであるが、蒸発材料の容器39のヒーター
42の漏斗40のヒーター4Jを加熱し、分子−発庄 
 ・1 器16に設けられた蒸発材料容器ノー内に重力で滴下す
ることができる。そして蒸発材料容器11の加熱は、分
子線発生器16自身に設けられたヒーターで加熱して、
分子線発生器16に設けられた容器内に滴下することが
材料により可能である。例えば、Ga ’P Inなど
は比較的容易である。
又、蒸気圧の高い材料については、既に述べたように、
このための容器を設けておき、真空気密の状態で分子線
結晶成長室15内に続く予備!11#内で蒸発材料を取
出すことにより、処理の手間や労力の節減が可能である
。更に蒸発材料は予備室内で蒸発材料容器の中に入れて
おいて、取出すことが有用である。そして、分子Iil
結晶成長室15への蒸発材料の搬送器に接続し得るよう
にして、チェイン状に形成された別の搬送器上に蒸発材
料とこの容器と共に乗せておくことができる。
又、第7図はこの発明の変形例を示したもので、真空圧
力を下げる丸め、シール面が金属のf−)パルプを用い
るべき所を、シール面がノ母イトン等の有機材料のパル
プを有効に用いている。即ち、大気からの蒸発材料を入
れる予備室19と分子線結晶成長室15との間には、シ
ール面がパイトンのパルプ44を設ける。更ニ、このノ
々ルf44と分子線結晶成長室15との間には、実効上
の気密封止はできないが、超高真空域におけるパイトン
からの放出ガスの分子線結晶成長室に及ぶのを十分防ぎ
得る外部から動かすことのできる極小コンダクタンスの
可動隔壁45を設ける。そして、この可動隔壁45と上
記パルf44との間の空間46は、例えはチタンサノリ
メーシ璽ン4ング41によシ、排気されている。このよ
うな構成の変形例においては、蒸発材料の搬送はΔルf
44と可動隔壁45とを開いて行ない、分子線成長中は
r−)パルプ44と可動隔壁45とも閉じた状態にして
おくという用い方をするものである。又、この変形例で
は、特に各々が独立しているため、パルプ44と可動隔
壁45とに囲まれた空間46は大きく描かれているが、
実際はチタンサブリメ−シ冒ンIング4rを小形化して
極く小さくすることも可能である。更に、可動隔壁45
もペロー゛ズを用いて水冷や液体窒素で冷却して、圧力
低下に寄与し得ることが可能である。
尚、第7図中、第2図と同一箇所は同一符号を付してあ
2る。
上記実施例では、分子線発生器J6に蒸発材料容器12
が固定されていた。実際、分子線結晶成長を行なうため
、分子線発生器単体を購入しようとする場合、どうして
もそうしたものし−か入手できないのが一般的であった
。しかし、蒸発材料の真空中での処理をより十分に行な
おうとすると、例えばAtなどは蒸発材料の容器として
用いられるノ臂イロリティックノロンナイトンイどのル
ツIに、融点を越えて熱すると固着してしまうのが普通
である。特に、アルミニウムは、このルツ−との熱膨張
係数の違いで、繰シ返し用いる場合、破壊されてしまう
ことがしはしはある。多くの材料は、一度融点を越えれ
ば昇華性の材料でない限シ、十分な熱処理を行なうこと
がルツIへの付着は避は難い。このため、これまで述べ
た蒸発材料の容器は、全て分子線発生器16のルツボ即
ち蒸発材料容器17そのものを利用することができる訳
けである。
ただ、このルツ♂の容器が弧い場合、分子線発生器16
内に収めるには、分子線結晶成長室15に特別な搬送器
が必要となる。そして簡単な機構とするには、分子線発
生器16の分子線発生方向の基板を取除いた延長方向に
、ルツがの保持と分子線発生器1#の軸方向への運動を
する機構と、材料搬送器の運動軸を一致させ、組合せて
用いることである。
又、分子線結晶成長室15の一部に蒸発材料を蓄えてお
き、分子線結晶成長室15外から搬送器を用いて、蓄え
ておいた蒸発材料を分子線発生器ICの蒸発材料容器1
7に移すように構成することもできる。この場合、必ず
しも十分な蒸発材料を用意できないこと、分子線結晶成
長室15を大気に曝さなければならない欠点1まある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の分子線結晶成長装置を示す概略構成1゛
、−第2図はこの発明の一実施例に係る分子線結晶成長
装置を示す概略構成図、第3図及び第4図は第2図の装
置における搬送器を示す断面図と側面図、第5図乃至第
7図はこの発明の変形例を示す断面図と概略構成図であ
る。 15・・・分子線結晶成長室、16・・・分子線発生器
、1r・・・蒸発材料容器、18・・・パル!、19・
・・予備室、20・・・パルプ、2ノ・・・真空ポンプ
、22・・・電極、!−3・・・搬送器、24・・・回
転軸、25・・・搬送器本体、26・・・容器、22・
・・蒸発材料、28・・・漏斗。 出願人代理人 弁理士 鈴 江 武 彦第1図 第5E 第4図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)  分子線結晶成長を行なう分子線結晶成長室と
    、この分子線結晶成長室内に設けられ蒸発材料容器を有
    する分子1m発生器と、上記蒸発材料容器内に蒸発材料
    を注入する搬送器とを少なくとも真備した分子線結晶成
    長装置を用い、蒸発材料容器内に蒸発材料を搬送器で注
    入した後、基板に分子線結晶成長を行なうことを特徴と
    した分子線結晶成長方法。 (2)  パルプを介して真空Iングが接続されている
    予備室を、上記分子線結晶成長室に/4ルブを介して連
    結し、且つ該予備室に大気中から蒸発材料を挿入し、真
    g!排気し友後、皺蒸発材料を上記搬送器で上記分子線
    発生器の蒸発材料容器に注入する特許請求の範囲第1項
    記載の分子線結晶成長方法。 (3)上記予備室内に加熱用ヒーター、或いは希ガスを
    満たしてガス放電を起し得る電極を設け、咳予備室内で
    蒸発材料を清浄化処理する特許請求の範囲第2項記載の
    分子線結晶成長方法。 (4)  上記搬送器により、上記予備室内で清浄化処
    理のなされた蒸発材料容器を開封して分子線結晶成長室
    に移動し、分子線発生器内の蒸発材料容器に蒸発材料を
    注入する特許請求の範囲第3項記載の分子線結晶成長方
    法。 (5)  上記予備室内に大気中から入れられた分子線
    結晶成長用基板と蒸発材料とを搬送器により分子−結晶
    成長室に搬入し、該分子線結晶成長室内の分子線結晶成
    長基板の所定位置に分子線結晶用基板を配置する特許請
    求の範囲第2項乃至第4項記載の分子線結晶成長方法。 (6)  上記分子線発生器O蒸発材料容器に蒸発材料
    を注入する前の真空状態で分子線結晶成長時の温度より
    4高い温度で空焼きをなし、その後、蒸発材料を分子線
    発生器の蒸発材料容器内に注入する特許請求の範囲第1
    項乃至第5項配叡の分子線結晶成長方法。 (7)上記蒸発材料は有底筒状容器に溶着固化されてお
    )、該有底筒状容器を大気から予備室に入れ、骸予備室
    をはt!到達圧力にした後、清浄化処理を行ない、その
    後、分子線結晶成長室に入れて該有底筒状容器を加熱し
    、蒸発材料を重力で分子線発生器の蒸発材料容器内に滴
    下する特許請求の範囲第2項乃至186項記載の分子線
    結晶成長方法。 (8)  上記分子線結晶成長室内において、上記有底
    筒状容器の底を上方に向けた上で加熱し、蒸発材料を溶
    滴する特許請求の範囲第7項記載の分子線結晶成長方法
    。 (9)上記有底筒状容器の加熱は、該容器に設は九ヒー
    ターか、或いは分子線発生器自身の加熱による特許請求
    の範囲第7項及び第8項記載の分子線結晶成長方法。 (7) 上記蒸発材料の有底筒状容器への固化溶着は、
    分子線結晶成長装置とは異なる真空装置内で行なう特許
    請求の範囲第7項乃至第9項記載の分子融結i成長方法
    。 0υ 上記蒸発材料又紘咳蒸発材料を入れた容器を、分
    子線結晶成長装置と異なる別の真空装置内で、真空気密
    となし得る有蓋、有底容器に収納し、内部を真空気密と
    したまま分子線結晶成長装置内に入れ、該装置内で蓋を
    取り、蒸発材料を分子線発生器内の蒸発材料容器に注入
    する特許請求の範囲第1項乃至第10項記載の分子線結
    晶成長方法。 aZ  上記蒸発材料は、Ga、 As+ En+ T
    o+ Pb+Mg+ Sn、 pl st、 Gel 
    Mat 8e、 L Zn+ )’@l B@yAA、
     Sb、 Cd、ムSl+ Cu、 Knのうちの1つ
    又は複数からなっている特許請求の範囲第1項乃至第1
    1項記載の分子線結晶成長方法。 α謙 上記有底筒状容器に溶着固化され九蒸発材料がG
    a、 Ins 81 r Ga + Mn+ Zn+ 
    Fan AI−+ 8bのうちの少なくとも1つである
    特許請求の範囲  。 +1 第7項乃至第10項記載の分子線結晶成長方法。 a4  上記分子線発生器の蒸発材料容器を用いて、蒸
    発材料をメ該蒸発材料容器と共に分子線結晶成長室内に
    入れる特許請求の範囲第1項乃至913項記載の分子線
    結晶成長方法。 a9  分子線結晶成長を行なう分子線結晶成長室と、
    この分子線結晶成長室内に設けられ蒸発材料容器を有す
    る分子線発生器と、上記蒸発材料容器内に蒸発材料を注
    入する搬送器とを少なくとも具備することを特徴とした
    分子線結晶成長装置。 αe パル!を介して真空ポンプが接続されている予備
    室を、上記分子線結晶成長室にパルプを介して連結し、
    上記蒸発材料が予備室に大気中から挿入されている特許
    請求の範囲第15項記載の分子線結晶成長装置。 07)上記予備室内に、上記蒸発材料の清浄化処理が可
    能な加熱用ヒーター、あるいは希ガスを満たしてガス放
    電を起し得る電極を設けた特許請求の範囲第16項記載
    の分子線結晶成長装置O 賭 上記搬送器は、上記予備室内で既に清浄化処理のな
    された蒸発材料を収め九谷器を開封することができる特
    許請求の範囲第16項及び第17項記載の分子線結晶成
    長装置。 σ1 上記予備室内に、分子耐結晶成長室に1度に移さ
    れる量以上の量の蒸発材料を貯えておくことができるよ
    うに構成した特許請求の範囲第16項乃至第18項記載
    の分子線結晶成長装置。 (至)上記搬送器により分子線結晶成長室内に移される
    蒸発材料の容器は、分子線発生器の蒸発材料容器その本
    のである特許請求の範囲第15項乃至第19項記載の分
    子線結晶成長装置。 Qυ 上記分子線結晶成長室と予備室との間に、少なく
    とも1つのバルブと、分子線結晶成長室にvII接し閉
    じられたとき殆どコンダクタンスが無視し得、且つ開け
    られたとき蒸発材料や紋蒸発材料を入れた容器が通過し
    得る可動隔壁を設け、更に該所動隔壁と上記バルブとの
    間の通路に独立した真空Iングを接続した特許請求の範
    囲第16項乃至921項記載の分子線結晶成長装置。 に)上記真空ポンダは、チタンサ!リメーシ■ン4ング
    である特許請求の範囲第21項記載の分子線結晶成長装
    置。 (至)上記可動隔壁部分が、水冷又は液体窒素等で冷却
    できるように構成された特許請求の範囲第21項及び第
    22項記載の分子線結晶成長装置。 (財) 上記蒸発材料は、Ga、As、夏!l r T
    @ + P b +Mg、 Sn、 P+ 81. G
    oo Mn、 Bar L Z!II F@、 B@。 At* 8b+ Cd、 Au、 Cu、 Euのうち
    1つ又は複数からなっている特許請求の範囲第15項乃
    至第23項記載の分子線結晶成長装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61103481U (ja) * 1984-12-12 1986-07-01

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JPS61103481U (ja) * 1984-12-12 1986-07-01

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