JPS5819397B2 - レ−ザガスセツダンヨウノズル - Google Patents

レ−ザガスセツダンヨウノズル

Info

Publication number
JPS5819397B2
JPS5819397B2 JP50071332A JP7133275A JPS5819397B2 JP S5819397 B2 JPS5819397 B2 JP S5819397B2 JP 50071332 A JP50071332 A JP 50071332A JP 7133275 A JP7133275 A JP 7133275A JP S5819397 B2 JPS5819397 B2 JP S5819397B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas
laser beam
workpiece
active gas
nozzle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP50071332A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS51147446A (en
Inventor
吉田寿夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP50071332A priority Critical patent/JPS5819397B2/ja
Publication of JPS51147446A publication Critical patent/JPS51147446A/ja
Publication of JPS5819397B2 publication Critical patent/JPS5819397B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、レーザビームにより高速かつ高精度に抜工
物の切断を行なうレーザガス切断用ノズルに関するもの
である。
従来のこの種レーザガス切断用ノズルは、第1図に示す
ように、一端中心部に小径なるガス吹出孔1を形成した
円錐状の筒体2と、この筒体内に装着され上記ガス吹出
孔1に所定間隔をあけて対向する切断すべき被加工物3
にレーザビーム4を集光させる集光用レンズ5と、上記
筒体2内に、たとえば酸素ガスあるいは水素ガスのよう
な活性ガスG1を送り込む送給管6とによって構成され
ている。
しかして、上記筒体2内に送り込まれた活性ガスは、ガ
ス吹出孔1から被加工物3のレーザビーム照射位置Aに
吹き付けられ、このレーザビーム照射位置Aにおける活
性ガスG1の発熱化学反応による熱エネルギーと、上記
レーザビーム4の熱エネルギーとによって被加工物3を
溶解しこれを切断するようになされている。
しかしながら、上述した従来のレーザガス切断用ノズル
によって被加工物3を切断する場合には、第2図に示す
ように、発熱化学反応を促進させるための活性ガスG1
が被加工物3のレーザビーム照射位置Aを中心としてこ
れらの近傍に滞留するため、レーザビームの照射によっ
て切断を終えた直後の両側縁部7においても、活性ガス
G1による発熱化学反応が活発に継続してこの縁部7が
不必要に溶解するため、切断部8の溝巾寸法Bが不均等
に大きくなって切断精度がきわめて悪くなるばかりでな
く、第2図に示すように切断部8が波状を呈して著しく
見苦しい欠点がある。
かかる欠点に対処するため、上記活性ガスG1に変えて
、たとえばアルゴン、ヘリウムなどの不活性ガスをレー
ザビーム照射位置Aに吹き付けるようにすれば、上記縁
部7の発熱化学反応による不必要な溶解が防止され美麗
な切断部8を得ることはできるが、被加工物3を切断す
るための加工熱源として、活性ガスの発熱化学反応によ
る熱エネルギーがなくなり、レーザビームの熱エネルギ
ーのみになるため、切断加工速度が著しく低下する欠点
がある。
この発明は、かかる点に着目してなされたもので、以下
その一実施例について説明すれば次の通りである。
すなわち、第3図および第4図において、1は円錐状の
筒体2の一端中心部に設けられた小径なる活性ガス吹出
孔で、この吹出孔1は切断すべき被加工物3に所定間隔
をあけて対向するようになされている。
5は上記筒体2の他端に設けられレーザビーム4を集光
させる集光レンズ、6は上記筒体2内にたとえば酸素ガ
ス、あるいは水素ガス等の活性ガスG1を送り込む送給
管で、上記筒体2内に送り込まれた活性ガスG1は吹出
孔1から上記被加工物3のレーザビーム照射位置Aに向
って吹き付けるようになされている。
9は上記活性ガス吹出孔1を囲繞するように、上記筒体
2に設けられた環状の不活性ガス流通路で、この流通路
9内には送給管10からたとえばアルゴン、ヘリウムな
どの不活性ガスG2が送り込まれ、環状の不活性ガス吹
出孔11から上記被加工物3のレーザビーム照射位置A
に向って筒状に吹き付けるようになされている。
したがって、上記一方の吹出孔11から吹き出される不
活性ガスG2は、第5図に示すように、レーザビーム照
射位置Aに吹き付けられた活性ガスG1を囲むように筒
状に照射位置Aに向って吹き付けられることはいうまで
もない。
この発明のレーザガス切断用ノズルは上記のように構成
されているので、筒体2の中心部に設けられた一方の吹
出孔1からは、被加工物3のレーザビーム照射位置Aに
向って活性ガスG1を吹き付け、また、他方の吹出孔1
1からは、上記活性ガスG1を囲繞するように、筒状の
不活性ガスG2を吹き付けるものである。
したがって、この発明によれば、一方の吹出孔1から吹
き付けられる活性ガスG1の発熱化学反応による熱エネ
ルギーと、上記レーザビーム4の熱エネルギーの合成エ
ネルギーによって被加工物3を溶解し、これを折断する
ため、切断速度が著しく早いばかりでなく、上記活性ガ
スG1を囲むように、筒状の不活性ガスG2が同時に吹
き付けられているので、この不活性ガスによって切断促
進のための活性ガスG1の拡散が防止され、この活性ガ
スG1の発熱化学反応の熱エネルギーを無駄なく有効に
利用することができるため、切断速度が更に向上する優
れた効果を有するものである。
また、上記不活性ガスG2は、上記レーザビーム4と活
性ガスG1とによって切断を終えた直後の両側縁部7を
冷却し、活性ガスG1による発熱化学反応を急速に停止
させるため、上記縁部7の溶解が防止され、切断部8の
溝巾寸法Bが、従来のように不均等に大きくなるような
ことがなく、レーザビーム4のスポット径程度で、しか
も高精度に切断される効果があるばかりでなく、切断部
8の仕上り状態も、従来のように波状を呈するようなこ
とがなく、直線状できわめて美麗である。
【図面の簡単な説明】
第1図の従来のレーザガス切断用ノズルを示す断面図、
第2図は従来のノズルによって切断中の被加工物を示す
正面図、第3図および第4図はこの発明の一実施例を示
すもので、第3図は断面図、第4図は正面図、第5図は
この発明のノズルによって切断中の被加工物を示す正面
図である。 図面中、1は活性ガス吹出孔、2は筒体、3は被加工物
、4はレーザビーム、5は集光レンズ、11は不活性ガ
ス吹出孔である。 なお、図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 レーザビームの集光用レンズを有し、はぼ中心部に
    活性ガス吹出孔を形成した筒体、および上記活性ガス吹
    出孔を囲繞するように形成された不活性ガス吹出孔を備
    え、上記レーザビームの照射位置に吹き付けられた活性
    ガスを囲むようにして筒状の不活性ガスを同方向に吹き
    付けるようにしたことを特徴とするレーザガス切断用ノ
    ズル。
JP50071332A 1975-06-12 1975-06-12 レ−ザガスセツダンヨウノズル Expired JPS5819397B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP50071332A JPS5819397B2 (ja) 1975-06-12 1975-06-12 レ−ザガスセツダンヨウノズル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP50071332A JPS5819397B2 (ja) 1975-06-12 1975-06-12 レ−ザガスセツダンヨウノズル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS51147446A JPS51147446A (en) 1976-12-17
JPS5819397B2 true JPS5819397B2 (ja) 1983-04-18

Family

ID=13457462

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP50071332A Expired JPS5819397B2 (ja) 1975-06-12 1975-06-12 レ−ザガスセツダンヨウノズル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5819397B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56160721A (en) * 1980-05-16 1981-12-10 Tokyo Shibaura Electric Co Method and device for manufacturing bushing
JPS57130791A (en) * 1981-02-06 1982-08-13 Amada Eng & Service Working head in laser working device
JPS60106688A (ja) * 1983-11-16 1985-06-12 Hitachi Ltd レ−ザ加工装置
JPS62277299A (ja) * 1986-05-23 1987-12-02 フジタ工業株式会社 鉄筋コンクリ−ト切断工法
JP2804853B2 (ja) * 1991-04-01 1998-09-30 ミヤチテクノス株式会社 レーザ出射ユニット

Also Published As

Publication number Publication date
JPS51147446A (en) 1976-12-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
GB1591793A (en) Laser welding
JPS5819397B2 (ja) レ−ザガスセツダンヨウノズル
JPH06218572A (ja) レーザ加工機の加工ヘッド
WO2018143241A1 (ja) レーザ切断加工方法、レーザ加工装置のノズル、及び、レーザ加工装置
JPH042353B2 (ja)
JPS5987996A (ja) レ−ザ・ガス切断装置
JP2844597B2 (ja) レーザ切断における切断用ノズルの構造とその切断方法
US3226523A (en) Gas arc welding with argonhydrogen mixture
JPS6160757B2 (ja)
JPH07148593A (ja) 水中レーザ切断装置
JP3336076B2 (ja) レーザー切断トーチ
JPS6249153B2 (ja)
JPS6356389A (ja) レ−ザ加工機の加工ヘツド
JPH04284978A (ja) プラズマ粉体肉盛トーチ
JPH07155978A (ja) レーザ加工機のノズル
JPH08118053A (ja) ワーク切断方法
JP2002239770A (ja) レーザ切断用ノズル
JPH0263693A (ja) レーザ加工方法
JPS63268585A (ja) レーザビームによる切断方法
JPS5441247A (en) Welding method by laser
JPH06320295A (ja) レーザー切断トーチ
GB1258398A (ja)
JPH0542384A (ja) レーザ装置
JPS6174795A (ja) レ−ザ−加工ヘツド
JP2005262221A (ja) レーザ加工装置