JPS5819394A - 潤滑油用液状酸化防止剤 - Google Patents

潤滑油用液状酸化防止剤

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JPS5819394A
JPS5819394A JP56119003A JP11900381A JPS5819394A JP S5819394 A JPS5819394 A JP S5819394A JP 56119003 A JP56119003 A JP 56119003A JP 11900381 A JP11900381 A JP 11900381A JP S5819394 A JPS5819394 A JP S5819394A
Authority
JP
Japan
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lubricating oil
antioxidant
formula
compound
oil
Prior art date
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Pending
Application number
JP56119003A
Other languages
English (en)
Inventor
Tamaki Ishii
石井 玉樹
Shinichi Yago
八児 真一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
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Publication date
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  • Anti-Oxidant Or Stabilizer Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は潤滑油の酸化による劣化を防止する酸化防止剤
に関する。
一般に潤滑油(鉱油潤滑油打よび合成潤滑油を総称する
)を使用する場合には、その特性を改良するために種々
の添加剤が添加される。
特に空気の存在下で高温度にさらされる各種潤滑油たと
えば作動油、タービン油、内燃機関油(エンジン油、ギ
ヤー油など)、金属加工油(圧延油、切削油など)など
の酸化安定性を向上させるために、酸化防止剤がこれら
の油に添加される。
従来かかる酸化安定性を向上させるために。
例えばジオクチルジフェニルア芝ン、フェノチアジン、
N、N′−ジー第ニーブチル−パラフェニレンジアミン
等の芳香族アミン類、2.6−ジー第三−プチル−パラ
クレゾール、4.4’−ビス−(2,6−ジイツブロビ
ルフエノール)。
4.4′−メチレンビス−(2,6−ジー第三−ブチル
フェノール)等のヒンダードフェノール類、アンチモン
シアミルジチオカルバメート。
亜鉛のシアミルジチオホスフェート等の金[i類等の種
々の酸化防止剤が提供され、使用されてきたが、これら
酸化防止剤はいずれもまだ満足すべき性能を有するとは
言えず、また、これらの中で比較的性能の良い酸化防止
剤のほとんどは固体であり、潤滑油への添加溶解時、溶
解しにくいだけでなく飛散の欠点をも有し作業性に問題
を有していた。
このような背景において、酸化防止に優れた性能を有し
、かつ作業性良好な液状の潤滑油用酸化防止剤の開発が
強く望まれていた。
このようなことから本発明者らは潤滑油用の液状高性能
酸化防止剤を開発すべく鋭意検討した結果1本発明に特
定する化合物を特定割合で混合することにより、それぞ
れの化合物の単独使用からはとうてい予測し得ない驚く
べき相乗効果が得られt従来公知の酸化防止剤に比べて
極めて優れた酸化防止性能を有すると共に、かくして混
合された酸化防止剤は液状であり作業性にも優れること
を見い出゛し本発明に至った。
すなわち本発明は、一般式(1) C式中、R1,RgおよびR3はそれぞれ水素原子また
は炭素数1〜9のアルキル基を示す。
但し、R1,Rs、Rsが同時に水素原子であることは
ない。) で示されるアルキルフェノール類(1)9式(2)で示
すしるジノニル化ジフェニルアミンQ[)および式(2
)で示されるトリデシルチオジプロピオネート(2) C5Hz −08261℃1B!? 8                       (
2)0B!−C■gαXC饋■訂 e(t):(u):(m= 1 : 1〜20 : O
〜20 (重量比)の割合で混合してなる潤滑油用液状
酸化防止剤を提供するものである。
本発明に用いる一般式(1)化合物において、置換基R
1,RiおよびRs  の意味は先に述べたとおりであ
るが、酸化防止性能上、 R1は炭素数1〜5のアルキ
ル基が好ましく、炭素数8以上の場合は分枝鎖アルキル
基が特に好ましい。またR8  は水素原子またはメチ
ル基が好ましく%R3は水素原子または炭素数1〜6の
アルキル基が好ましく、炭素数8以上の場合は分枝鎖ア
ルキル基が特に好ましい。かかる一般式(り化合物の具
体例としては、たとえば2.6−ジー第三級ブチルフェ
ノール、2.6−ジー第三級ブチル(6) −p−クレゾール、6−第三級ブチル−2,4−キシレ
ノール、6−第三ブチル−p−フレジージー第三級ブチ
ルーO−クレゾール、2−イソプロピル−4,6一ジ第
三級ブチルーフェノール、2−第二級ブチル−6−第三
級ブチル−p−クレゾールなどが開示されるが、これら
の混合物であって゛も良い。
また1式偉)のジノニル化ジフェニルアミンにおいて、
各々のノニル基の置換位置は何ら制限なく、同一であっ
ても異っていてもよい。
本発明の液状酸化防止剤は一般式(I3化合物および式
億)化合物または更に式(2)化合物を混合し、60〜
160℃より好ましくは100〜180℃で攪拌しなが
ら溶解することにより容易−に製造することができる。
各成分の混合割合は、一般式(1)化合物111部に対
して式(5)化合物が1〜20重量部であるが、酸化防
止性能上1〜10重量部が好ましい。
(6) また1本発明の液状酸化防止は、基本的には一般式(I
)化合物および式(2)化合物より構成されるが、式(
2)化合物を一般式(1)化合物に対して20重量倍以
下の範囲で配合することにより、より好ましい効果が得
られる。かかる8成分混合の場合、酸化防止性能上およ
び液状物としての安定性などより、その混合割合は一般
式(I)化合物に対して式値)化合物が1〜10重量倍
1式(2)化合物が1〜10重量倍であることが好まし
い。
本発明に適用される潤滑油は特に制限なく。
列えばモノおよび/またはジカルボン酸のエステルに基
づく合成油や鉱油であり得るが、特に鉱油に基づくもの
が適している。
本発明の液状酸化防止剤の添加量は潤滑油の程類、使用
条件等により広範囲に変化し得るが。
一般に潤滑油に対して0.1ないし10重量粥の範囲で
ある。
本発明の液状酸化防止剤は他のアミン系酸化防止剤、フ
ェノール系酸化防止剤、亜鉛のシアミルジチオホスフェ
ート等の従来公知の酸化防止剤と併用しても良く、また
ある種の性能特性を改善する目的で摩耗防止剤、腐蝕防
止剤、粘度指数改良剤、流動点降下剤、清浄分散剤、極
圧剤等の添加量と併用することもできる・次に実施例に
よって本発明を具体的に説明する。
実施例I A8TM−D−2272によるロータリーボンブー酸化
−試験法に準じ、表−1に示した覆々の酸化防止剤を0
.2%と0.5%(共に重1)の2水準で添加した供試
潤滑油5ONを蒸留水5−および触媒として銅螺旋(光
沢磨きをした後エチルエーテルで洗浄後乾燥したもの)
と−緒にガラス容器中に入れ、酸素雰囲気中で酸化した
ガラス容器は圧力記録計に連絡したステンレス鋼容器に
入れ、容器は150℃の油浴中。
100回転/分で水平に対して80度の角度で軸方向に
回転させた。
加熱前の初期酸素圧は7し侃に調整し加熱が進むにつれ
て圧力上昇が見られ、そして酸化開始までは一定に保た
れろ。圧力が2.0Kv/−だけ降下した時間を酸素吸
収誘導期とし分で記録した。
結果を表−2に示した。なお使用した潤滑油はニュート
ラルオイル#150である。
また−表−1に示す化合物の記号は以下のとおりである
化合物の記号      化 合 物 名A     
2.6−ジー第三級ブチル−p−クレゾールB    
  6→紅ヨ吸フチルー2.4−キシレノール(]  
    ]6−第三級ブチルーp−クレゾールE   
 ジノニル−ジフェニルアミンF      ジオクチ
ル−ジフェニルアミンG     ジトリデシル−チオ
ジプロピオネート(9) 表  −1 (10)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一般式(1) (式中、Rz、RsおよびRm  はそれぞれ水素原子
    または炭素数1〜9のアルキル基を示す。 但し、R1,Rg、Rsが同時に水素原子であることは
    ない、) で示されるアルキルフェノール類(1)0式億)で示さ
    れるジノニル化ジフェニルアミ2位)および式(2)で
    示されるトリデシルチオジプロピオネート(転) CBx−CH!α)00181EI yS      
               (2)(!Hs−OH*CX)
    00 腸Bgyを(り=(1):(2)−1:1〜20
    :0〜20(重量比)の割合で混合してなる潤滑油用液
    状酸化防止剤
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