JPS5819342Y2 - 水力機械 - Google Patents
水力機械Info
- Publication number
- JPS5819342Y2 JPS5819342Y2 JP1978003514U JP351478U JPS5819342Y2 JP S5819342 Y2 JPS5819342 Y2 JP S5819342Y2 JP 1978003514 U JP1978003514 U JP 1978003514U JP 351478 U JP351478 U JP 351478U JP S5819342 Y2 JPS5819342 Y2 JP S5819342Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- upper cover
- manhole
- guide vane
- hydraulic
- top cover
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/20—Hydro energy
Landscapes
- Hydraulic Turbines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は水力発電所に用いられる水力機械の上カバーの
構造に関する。
構造に関する。
一般に水車及びポンプ水車等の水力機械はランナー側か
ら上カバー室内に圧力水が侵入するのを防ぐ為、上カバ
ー内周の主軸貫通部に主軸填座を設け、その内部にカー
ボン等で作られたパツキンを装着している。
ら上カバー室内に圧力水が侵入するのを防ぐ為、上カバ
ー内周の主軸貫通部に主軸填座を設け、その内部にカー
ボン等で作られたパツキンを装着している。
このパツキンは回転している主軸に対し摺動する為、当
然摩耗し定期的に交換する必要が生ずる。
然摩耗し定期的に交換する必要が生ずる。
又ガイドベーン軸は砲金等の軸受にて上カバーに対し回
動可能に支持され、ガイドベーン軸と軸受との間隙から
の漏水は上カバーボスに設けられたパツキンにより上カ
バーへの侵入を防いでいるが、このパツキンもガイドベ
ーン軸に対し、摺動する為、主軸填座パツキンと同様に
定期的に点検・交換をする必要がある。
動可能に支持され、ガイドベーン軸と軸受との間隙から
の漏水は上カバーボスに設けられたパツキンにより上カ
バーへの侵入を防いでいるが、このパツキンもガイドベ
ーン軸に対し、摺動する為、主軸填座パツキンと同様に
定期的に点検・交換をする必要がある。
小形水力機械に於いては、前記各パツキンの点検・交換
は上カバー等を分解して実施しているが、大形水力機械
に於いてもし同様に上カバーの分解を行うと作業そのも
のにも多額の費用を要するだけでなく、長時間の機械停
止をよぎなくされる為、経済性が非常に悪くなる。
は上カバー等を分解して実施しているが、大形水力機械
に於いてもし同様に上カバーの分解を行うと作業そのも
のにも多額の費用を要するだけでなく、長時間の機械停
止をよぎなくされる為、経済性が非常に悪くなる。
そのため一般には上カバー上板にマンホールを設け、そ
こから作業者が出入りして前記各パツキンの点検・交換
を実施していた。
こから作業者が出入りして前記各パツキンの点検・交換
を実施していた。
このマンホールは通常ガイドリングよりも内周側に設け
られている。
られている。
上カバーはその外周部端をボルトによりスピードリング
に固定されている。
に固定されている。
そのため水力機械の運転中には高い水圧により上カバー
は変形し、上カバー最高部である上カバー上板及び最内
周側に最大引張応力が発生する。
は変形し、上カバー最高部である上カバー上板及び最内
周側に最大引張応力が発生する。
従って上カバー上板のガイドリングより内周側にマンホ
ールを設けることは最大引張応力発生部に一種の切欠を
設けることになり、上カバーの剛性が低下し、信頼性・
安全性の上で問題がある。
ールを設けることは最大引張応力発生部に一種の切欠を
設けることになり、上カバーの剛性が低下し、信頼性・
安全性の上で問題がある。
また最近の高速高落差水車及びポンプ水車等の水力機械
でガイドリングを上カバーにて支持する形式のものがあ
るが、このような水力機械においては、高速化によりガ
イドベーンピッチサークルが小さくなり、又高落差化に
より開閉機構部品が大形化する為に前記マンホールを上
カバー上板に設ける余地が無くなる。
でガイドリングを上カバーにて支持する形式のものがあ
るが、このような水力機械においては、高速化によりガ
イドベーンピッチサークルが小さくなり、又高落差化に
より開閉機構部品が大形化する為に前記マンホールを上
カバー上板に設ける余地が無くなる。
そのためリンク機構下方の上カバー上板にマンホールを
設けている。
設けている。
この場合にはリンク機構が大形化するため、マンホール
上方に位置するリンク機構を分解して適当な間隙を確保
する必要がある。
上方に位置するリンク機構を分解して適当な間隙を確保
する必要がある。
そのため点検後には、リンク機構各部のクリアランス・
ギャップに細心の注意を払って再組立する必要があり、
その結果点検の際には長期間の主機停止を余儀なくされ
ていた。
ギャップに細心の注意を払って再組立する必要があり、
その結果点検の際には長期間の主機停止を余儀なくされ
ていた。
さらに上カバー等を分解せずにパツキンの点検・交換を
行うため、ガイドリングを上カバーでなくスピードリン
グ等で支持する形式のものがある。
行うため、ガイドリングを上カバーでなくスピードリン
グ等で支持する形式のものがある。
このような構造のものにおいても、上カバー上板にマン
ホールを設ける余地を確保しなければならない。
ホールを設ける余地を確保しなければならない。
しかしこの様な構造のものにおいてはガイドリングが大
形化し、必然的にピットライナー径も大となり、普通発
電機下部に設けられ、水車及び発電機の全回転部重量を
受けるスラスト軸受の支持が非常に困難になるという欠
点あった。
形化し、必然的にピットライナー径も大となり、普通発
電機下部に設けられ、水車及び発電機の全回転部重量を
受けるスラスト軸受の支持が非常に困難になるという欠
点あった。
本考案は上記問題点に鑑み威されたものであり、高速高
落差の水力機械に於いて、上カバーを分解することなし
に主軸填座パツキン、及びガイドベーンパツキンの点検
・交換を可能にする水力機械を提供することを目的とす
る。
落差の水力機械に於いて、上カバーを分解することなし
に主軸填座パツキン、及びガイドベーンパツキンの点検
・交換を可能にする水力機械を提供することを目的とす
る。
上記の目的を達成するために本考案の水力機械は、上カ
バー最外周部を構成する円筒状板にマンホールを設ける
とともに、このマンホールへ出入りするための空間をピ
ットライナーに設けたことを特徴とする。
バー最外周部を構成する円筒状板にマンホールを設ける
とともに、このマンホールへ出入りするための空間をピ
ットライナーに設けたことを特徴とする。
以下本考案の一実施例を図面に基いて説明する。
第１図に於て、上カバー３ａに回動可能に支持されたガ
イドリング２は、サーボモーター（図示せず）により駆
動され、リンク８、ガイドベーンアーム９を介してガイ
ドベーン１０を開閉する。
イドリング２は、サーボモーター（図示せず）により駆
動され、リンク８、ガイドベーンアーム９を介してガイ
ドベーン１０を開閉する。
マンホール１ｂは上カバー最外周部を構成する円筒状板
１１の上部に設けられ、上カバーフランジ１２等を足場
として作業者が上カバー内に出入する。
１１の上部に設けられ、上カバーフランジ１２等を足場
として作業者が上カバー内に出入する。
又第２図、及び第３図に示す如くマンホール１ｂへの出
入り時の空間を確保する為、ピットライナーにはマンホ
ール１ｂに対応した所に室７を設ける。
入り時の空間を確保する為、ピットライナーにはマンホ
ール１ｂに対応した所に室７を設ける。
一般に上カバーは、たわみ及び応力をもとに設計され、
高落差水力機械に於いては、上カバーの高さは高くなり
、マンホール１ｂを上カバーフランジ１２と上カバー上
板との間に設ける余地は十分確保することが可能である
。
高落差水力機械に於いては、上カバーの高さは高くなり
、マンホール１ｂを上カバーフランジ１２と上カバー上
板との間に設ける余地は十分確保することが可能である
。
さらにこのマンホール１ｂを設ける円筒状板１１に発生
する応力は構造的に最大主応力が十分に小さい引張応力
もしくは圧縮圧力となるため、円筒状板にマンホール１
ｂを設けても上カバーは強度上問題がない。
する応力は構造的に最大主応力が十分に小さい引張応力
もしくは圧縮圧力となるため、円筒状板にマンホール１
ｂを設けても上カバーは強度上問題がない。
上記の如く構成された上カバーを用いた高速高落差水力
機械に於いてパツキンの点検・交換を行う際は、作業者
はピットライナーに設けられた室７より上カバーマンホ
ール１ｂを通り隣り合ったガイドベーン軸６を通って上
カバー室内３に入り、パツキンの点検・交換作業を実施
する。
機械に於いてパツキンの点検・交換を行う際は、作業者
はピットライナーに設けられた室７より上カバーマンホ
ール１ｂを通り隣り合ったガイドベーン軸６を通って上
カバー室内３に入り、パツキンの点検・交換作業を実施
する。
以上説明した様に本考案によれば、高速高落差水力機械
に於いても、ピットライナー形状を一部変更するのみで
、主軸填座パツキンの点検・交換及びその化上カバー内
点検の為のマンホールを上カバーに設けることが可能と
なり、上カバーを分解しなければパツキンの点検・交換
が不可能であった従来の高速高落差機側上カバーと比較
すると経済的にも非常に大きな効果を奏する。
に於いても、ピットライナー形状を一部変更するのみで
、主軸填座パツキンの点検・交換及びその化上カバー内
点検の為のマンホールを上カバーに設けることが可能と
なり、上カバーを分解しなければパツキンの点検・交換
が不可能であった従来の高速高落差機側上カバーと比較
すると経済的にも非常に大きな効果を奏する。
第１図は本考案の水力機械の一実施例を示す断面図、第
２図は第１図のＡ方向に見た側面図、第３図は第１図の
ＩＩＩ−ＩＩＩ線による一部拡大断面図である。 １ｂ・・・・・・マンホール、２・・・・・・ガイドリ
ング、３・・・・・・上カバー室、３ａ・・・・・・上
カバー、６・・・・・・ガイドベーン軸、７・・・・・
・室、８・・・・・・リンク、９・・・・・・ガイドベ
ーンアーム、１０・・・・・・ガイドベーン、１１・・
・・・・円筒状板、１２・・・・・・上カバーフランジ
。
２図は第１図のＡ方向に見た側面図、第３図は第１図の
ＩＩＩ−ＩＩＩ線による一部拡大断面図である。 １ｂ・・・・・・マンホール、２・・・・・・ガイドリ
ング、３・・・・・・上カバー室、３ａ・・・・・・上
カバー、６・・・・・・ガイドベーン軸、７・・・・・
・室、８・・・・・・リンク、９・・・・・・ガイドベ
ーンアーム、１０・・・・・・ガイドベーン、１１・・
・・・・円筒状板、１２・・・・・・上カバーフランジ
。
Claims (1)
- ピットライナー内に上カバーを配置した水車及びポンプ
水車等の水力機械において、上カバー最外周部を構成す
る円筒状板にマンホールを設けるとともに、このマンホ
ールへ出入りするための空間をピットライナーに設けた
ことを特徴とする水力機械。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978003514U JPS5819342Y2 (ja) | 1978-01-18 | 1978-01-18 | 水力機械 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978003514U JPS5819342Y2 (ja) | 1978-01-18 | 1978-01-18 | 水力機械 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54107747U JPS54107747U (ja) | 1979-07-28 |
| JPS5819342Y2 true JPS5819342Y2 (ja) | 1983-04-20 |
Family
ID=28807572
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1978003514U Expired JPS5819342Y2 (ja) | 1978-01-18 | 1978-01-18 | 水力機械 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5819342Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-01-18 JP JP1978003514U patent/JPS5819342Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54107747U (ja) | 1979-07-28 |
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