JPS58190557A - インテ−クバ−ナ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は内燃機関、特にディーゼル機関の始動性、なら
ひに暖機特性を向上させるためのインテークバーナに関
するものである。

従来から、ディーゼル機関の始動性の向上や暖機時間の
短縮を図るため、燃焼に供する吸気が吸気管路を通過す
る際、燃料を噴出させ、燃焼させることによって吸気温
度を上昇させた後、燃焼室に供給することが行なわれて
いる。このように吸気管路において、燃料を噴出させ、
着火燃焼するようにしたインテークバーナ（以下、バー
ナと略称する）としては、発熱線輪を金属スリーブ中に
封入したシーズ置ヒータあるいは発熱線輪を露出させた
ｆＩｉ式のものが使用され、これら発熱線輪に通電し、
加熱状履のもとに燃料を噴出せしめて着火し、燃焼火Ｊ
ｃより吸気を加熱するが、とりわけシーλ゛蓋のヒータ
を用いたものでは昇温速度が遅く燃料着火に至るまでに
時間がかかり、しかも着火特性が劣ったり、燃焼火炎が
途中で消えることが往々にしである。また、発熱線輪を
露出したタイプのものでは昇温速度は比較的速いが、発
熱量の大きなものが得（くいため、特（冷晦時の火炎持
続性に問題があるのみならず、発熱線輪自体が燃焼時の
高温酸化雰囲気に曝されたり、燃料中に含まれる硫黄分
の燃焼による硫黄酸化物による病巣（起因し耐久性に乏
しいものであった。

本発明は上記に鑑みて開発したもので、良好なる昇温特
性をもつことによる確実な着火性と、状況ｃｊ＠＋応し
た最適発熱量に制御することが容易でかつ、耐久性のあ
るバーナを提供することを目的とする。

以下、本発明実施例を具体的（詳述する。

図において、ｌはバーナ本体を成すケーシングこのケー
シングｌのほぼ軸中心に位置する如く、セラミックヒー
タ（以下ヒータと略称する）２が挿通され配置しである
。このヒータ２は、セラミックのうち、特に耐熱衝撃性
の大きな窒化珪素（ｉ９ｉ３Ｎ４）焼結体中に線径が０
．１〜０．５　Ｗ　　程度のタングステン線が発熱体（
不図示）として埋設されたものであり、発熱体の一端は
金属より成るケーシング１に、他端奢エターミナル３に
電気的に接続され、外部に導出されるよう（なっている
。また４は円筒状をしたオイルスリーブで、燃料供給口
５から送り込まれた燃料は、ケーシングｌの内部（おけ
る油路６を通って前記ヒータ２とオイルスリーブ４の内
側間に形成された関ｌｌ！７１ｃ送られるようになって
いる。また、８は燃焼筒で、燃料の燃焼火炎が吸気管路
中を通過する吸気による吹消えを防ぐとともに、火炎に
よって吸気が加温され易くするため燃焼筒８Ｃは複数個
の通孔８ａがあけである。

なお、ヒータ２とオイルスリーブ４とは、第２図（ａ）
（ｂ）（（１）で例示するような位置関係、あるい１よ
オイｋＸ’）−１４の内壁形状をヒータ２の断面形状ト
同一にすること（より、オイルスリーブ４の内側底部に
送られてきた燃料りを効果的に加熱するよう（配置しで
ある。

以上のように構成された本発明バーナの作動を次に説明
する。

内燃機関の吸気管路に装着された状Ｂｃおいていま機関
を始動させるべく図示しないスタータスイッチをＯＮす
ることによりケーシングｌとターばナル３との間に通電
されるとセラミック棒≠ヒータ２が高温度（発熱する。

この時燃料供給口５より油路藝を経てオイルスリーブ４
の内側間！１７に燃料りが送られてくると、該燃料りは
ヒータ２の高熱によって着火し、ヒータ２が発熱し、か
つ燃料りが供給されている間、バーナは燃焼作動し燃焼
火炎でもって吸気を加熱し、加熱された吸気が各気筒に
送込まれ爆発燃焼に供されることによって機関は９期な
る始動と、安定的回転作動を行う。

このように本発明バーナでは、燃焼作動させるためのヒ
ータとして、昇温特性がきわめて速いセラミックヒータ
２を用いたものであるため、通電後２〜３秒程度で燃料
に着火するなど着火特性にすぐれ、またセラミック体中
に埋設した発熱抵抗線として、抵抗温度係数が大きいタ
ングステン線が用いであることからセラミック神ヒータ
２の温　・度制御は容易に可能あり、外気温度、燃料流
量、機関特性等に適合した通電量、通電時間を適宜設定
すればよい。

なお、このバーナ（おける燃料の着火特性を一層良好な
らしめるためには、第２図に示したヒータ２の外表面と
、燃料りとが接触した状ｇｔｃあるか、少くとも、それ
らの間隙が１、障以下であることが好ましいということ
が実験結果より確認された。

以上のように、本発明によれば昇温特性のすぐれたセラ
ミックヒータでもって構成されたものであることから、
短時間に％かつ確実に着火するなど、着火特性にすぐれ
、また耐熱性、耐酸化性、耐腐食性にすぐれたセラミッ
クで形成されたヒータよりなることから、長寿命で、信
頼性のあるインテークバーナを提供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によるインテークバーナを破断して示し
た図、第２図＜＆）（ｂ）（６）は本発明インテークバ
ーナにおけるヒータと、オイルスリーブに溜った燃料の
位置関係を説明する断面図である。 ｌ二ケーシング　　２：セラミックヒータ３：ターミく
ル　　４ニオイルスリーブ６：油　路　　　　８：燃焼
筒 出願人　京都セラミック株式会社 代表者稲盛和夫

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 内燃機関の吸気管路に設置し、吸気を加熱するインテー
   クバーナにおいて、セラミック体中にタングステン線を
   内蔵してなる発熱体としてのセラミックヒータをバーナ
   軸中心のほぼ中央部に配設し、該セラミックヒータを包
   囲する如くオイルスリーブを配設するとともに該オイル
   スリーブの内側に燃料を供給するようにしたことを特徴
   とするインテークバーナ。