JPS58187657A - オイルシ−ル - Google Patents
オイルシ−ルInfo
- Publication number
- JPS58187657A JPS58187657A JP57072026A JP7202682A JPS58187657A JP S58187657 A JPS58187657 A JP S58187657A JP 57072026 A JP57072026 A JP 57072026A JP 7202682 A JP7202682 A JP 7202682A JP S58187657 A JPS58187657 A JP S58187657A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotating shaft
- annular lip
- lubricating oil
- annular
- oil seal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16J—PISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
- F16J15/00—Sealings
- F16J15/16—Sealings between relatively-moving surfaces
- F16J15/32—Sealings between relatively-moving surfaces with elastic sealings, e.g. O-rings
- F16J15/3204—Sealings between relatively-moving surfaces with elastic sealings, e.g. O-rings with at least one lip
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Sealing With Elastic Sealing Lips (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、回転軸の外周部の液密を行うオイルシール
に関するものである。
に関するものである。
第1図に従来のオイルシールを断面図で示T01はケー
シング、2は回転軸、8はオイルシールで第1図におい
てケーシング1内のオイルシール8の右方に潤滑油を収
容しており、オイルシール8の左方がエア側である。こ
のオイルシール8は、前記ケーシングlに固定される環
状基部4と、ケーシングlから突出する回転軸2に接触
する環状リップ部5と、回転軸2の長さ方向に延在して
環状基1@S4と環状リップ部5とを弾性的に連結する
環状WI!部6とf:有している。環状基部4.環状リ
ップf!65.It状!1部6はゴムより成り、壌状基
部番は金属製の補強117によって補強されている。
シング、2は回転軸、8はオイルシールで第1図におい
てケーシング1内のオイルシール8の右方に潤滑油を収
容しており、オイルシール8の左方がエア側である。こ
のオイルシール8は、前記ケーシングlに固定される環
状基部4と、ケーシングlから突出する回転軸2に接触
する環状リップ部5と、回転軸2の長さ方向に延在して
環状基1@S4と環状リップ部5とを弾性的に連結する
環状WI!部6とf:有している。環状基部4.環状リ
ップf!65.It状!1部6はゴムより成り、壌状基
部番は金属製の補強117によって補強されている。
前記環状リップbの内周側は、エア側に回転軸2外周と
角度αをなT傾斜kJ5alll滑油匈に回転41Il
12外周とαより大なる角度βをなす傾11面5bを有
して接触部5Cが尖った形状をなしており、同転軸2外
周に略!!接触Tる。環状リップ部5の外蝿側には中日
状l1lr面の[!J部8が形成され、この凹@8にコ
イルばねを鋼状にしたスプリング9を嵌装している。l
Oはダストリップである。
角度αをなT傾斜kJ5alll滑油匈に回転41Il
12外周とαより大なる角度βをなす傾11面5bを有
して接触部5Cが尖った形状をなしており、同転軸2外
周に略!!接触Tる。環状リップ部5の外蝿側には中日
状l1lr面の[!J部8が形成され、この凹@8にコ
イルばねを鋼状にしたスプリング9を嵌装している。l
Oはダストリップである。
この従来のオイルシール8の作用を説明すると、環状リ
ップs5には、回転軸8と環状リップ部5による締め代
及びその締め代によって環状腰s6の弾性による締め付
は力とスプリング9の締め付は力とによってPなる締め
付は力、Tなわち緊迫力か作用し、環状リップ部5の接
触部5cが同転軸2に押し付けられて液密作用を果たし
ている。
ップs5には、回転軸8と環状リップ部5による締め代
及びその締め代によって環状腰s6の弾性による締め付
は力とスプリング9の締め付は力とによってPなる締め
付は力、Tなわち緊迫力か作用し、環状リップ部5の接
触部5cが同転軸2に押し付けられて液密作用を果たし
ている。
まな、回転軸2の回転時には、flIi#油が回転軸2
による遠心力を受けて傾斜向5bに沿って図中矢印←)
の知く飛散流動する。このため、回転軸2外周と接触部
5Cとが成T隅部11が負圧状態となると共に、前記流
動を受けて接触部5cか押し上げられ、この接触s5c
は回転軸2外周から極く微小な間隙をもってm−する。
による遠心力を受けて傾斜向5bに沿って図中矢印←)
の知く飛散流動する。このため、回転軸2外周と接触部
5Cとが成T隅部11が負圧状態となると共に、前記流
動を受けて接触部5cか押し上げられ、この接触s5c
は回転軸2外周から極く微小な間隙をもってm−する。
一方、接触81S5Cのエア価においては、回転軸2の
遠心力により空気が傾斜向5aに沿って流動するが、傾
斜111151の角度atfi傾斜(15bの角度!よ
り小さいため空気の流動は創紀濶滑油の流動に比して抑
制されている。このため、接触部5cの潤滑油側とエア
側との間には上記二つの流動による圧力差が生じ、潤滑
油側の方がエア側より低圧状態となる。この結果、前記
接触部5Cと回転軸2外周との間に微小間隙が形成され
ても潤滑油は上記圧力差によりシールされることとなる
。上記のようなタイプのオイルシールは回転軸2の回転
時には回転軸2と非接触状態となるため、回転軸2の回
転抵抗を生じてしまうようなことはなく優れた特性を有
Tるものである。
遠心力により空気が傾斜向5aに沿って流動するが、傾
斜111151の角度atfi傾斜(15bの角度!よ
り小さいため空気の流動は創紀濶滑油の流動に比して抑
制されている。このため、接触部5cの潤滑油側とエア
側との間には上記二つの流動による圧力差が生じ、潤滑
油側の方がエア側より低圧状態となる。この結果、前記
接触部5Cと回転軸2外周との間に微小間隙が形成され
ても潤滑油は上記圧力差によりシールされることとなる
。上記のようなタイプのオイルシールは回転軸2の回転
時には回転軸2と非接触状態となるため、回転軸2の回
転抵抗を生じてしまうようなことはなく優れた特性を有
Tるものである。
しかしながら、下記のようなオイルシールの液密性に彩
管する要因がある。すなわち、0回転軸の加工flI]
F!tにより偏心振れ、(2)オイルシールの加工精度
により同心度の狂い、(現オイルシールのテーシング取
付時の細心の狂い等である。これら諸費因は酩じてオイ
ルシールのml従性悪化をもたらし、上記した従来のオ
イルシールにおいては回転軸2停止時の接触不良による
オイル漏れ、および回転軸21g1転時の微小間隙が過
大となることによるオイル漏れを生じる不具合をもたら
Toこのため、従来のオイルシールにあっては、追従性
悪化tS消Tるために、必要な締め代(第2図ビ)に示
した)およびスプリング9により締付は力により十分な
素迫力を与えて、オイルシールの回転軸2への追従性を
得ている。しかしながら、このオイルシールの追従性と
前記非接触によるシール作用とは相反する性質にあり、
オイルシールの追従性を得るために、あまりオイルシー
ルに業迫力を与えてしまうと、回転軸の回転時にあって
も、オイルシールは回転軸2外周と接触状態となってし
まい、回転軸2に回転抵抗を与えてしまうばかりか、オ
イルシールの接触H5Cも塵耗してしまうという間呟点
があった。また、第2図(ロ)に示す新品セット時に比
べて第2図(ハ)に示す摩耗時には、傾斜mSb側の角
度βが小さくなってしまい、前記潤滑油の流動による負
圧を十分に得られなくなってしまう。このため、従来に
おいては、環状腰部1の長さを長くして接触f!16!
5CIJjl耗による角度βの減少を少しでも防いでい
るが、これとて、潤滑油の圧力を環状*Saから受けて
オイルシールの緊迫力を増長させてしまうという不具合
を生じてしまうものであった。以上のように従来のオイ
ルシールにあっては、回転軸の回転抵抗を減少させるた
めオイルシールの非接触を図らんとしても、微妙な設定
条件が斐求されるため、十分な目的達成を成すことがで
きなかった。
管する要因がある。すなわち、0回転軸の加工flI]
F!tにより偏心振れ、(2)オイルシールの加工精度
により同心度の狂い、(現オイルシールのテーシング取
付時の細心の狂い等である。これら諸費因は酩じてオイ
ルシールのml従性悪化をもたらし、上記した従来のオ
イルシールにおいては回転軸2停止時の接触不良による
オイル漏れ、および回転軸21g1転時の微小間隙が過
大となることによるオイル漏れを生じる不具合をもたら
Toこのため、従来のオイルシールにあっては、追従性
悪化tS消Tるために、必要な締め代(第2図ビ)に示
した)およびスプリング9により締付は力により十分な
素迫力を与えて、オイルシールの回転軸2への追従性を
得ている。しかしながら、このオイルシールの追従性と
前記非接触によるシール作用とは相反する性質にあり、
オイルシールの追従性を得るために、あまりオイルシー
ルに業迫力を与えてしまうと、回転軸の回転時にあって
も、オイルシールは回転軸2外周と接触状態となってし
まい、回転軸2に回転抵抗を与えてしまうばかりか、オ
イルシールの接触H5Cも塵耗してしまうという間呟点
があった。また、第2図(ロ)に示す新品セット時に比
べて第2図(ハ)に示す摩耗時には、傾斜mSb側の角
度βが小さくなってしまい、前記潤滑油の流動による負
圧を十分に得られなくなってしまう。このため、従来に
おいては、環状腰部1の長さを長くして接触f!16!
5CIJjl耗による角度βの減少を少しでも防いでい
るが、これとて、潤滑油の圧力を環状*Saから受けて
オイルシールの緊迫力を増長させてしまうという不具合
を生じてしまうものであった。以上のように従来のオイ
ルシールにあっては、回転軸の回転抵抗を減少させるた
めオイルシールの非接触を図らんとしても、微妙な設定
条件が斐求されるため、十分な目的達成を成すことがで
きなかった。
この発明は上記背景のもとに提案されたもので、液密効
釆を充分維持しながら、しかも回転軸の回転に伴なって
、緊迫力を減少させて回転方向に抵抗トルクが小となる
オイルシールを得ることを目的とするものである。
釆を充分維持しながら、しかも回転軸の回転に伴なって
、緊迫力を減少させて回転方向に抵抗トルクが小となる
オイルシールを得ることを目的とするものである。
以下この発明の実施−を第3図以下に従って説明する。
第3図において、第1図と共通する部分には同じ記号を
付して説明を省略する。本発明のオイルシールにおいて
は、環状m部6を介して環状基部4に連結される環状リ
ップs14の#滑油側(43図において右方)に、回転
軸2の長さ方向に延在Tる鍔部141が形成されている
。この環状リップs14の内周面憤のエア側には回転軸
2外周と角度aを成す傾斜向14a1潤滑油傭には回転
軸2外周とαより大なる角度βを成す傾斜11&i14
bを持ち、接触部14Cが尖った形状をなして回転軸2
に路標接触Tることは従来のものと共通であるが、本発
明においては前記鍔W614dの内周面14eが前記傾
斜面14bに滑らかに連続しているO 上述のオイルシール18の作用を説明する。
付して説明を省略する。本発明のオイルシールにおいて
は、環状m部6を介して環状基部4に連結される環状リ
ップs14の#滑油側(43図において右方)に、回転
軸2の長さ方向に延在Tる鍔部141が形成されている
。この環状リップs14の内周面憤のエア側には回転軸
2外周と角度aを成す傾斜向14a1潤滑油傭には回転
軸2外周とαより大なる角度βを成す傾斜11&i14
bを持ち、接触部14Cが尖った形状をなして回転軸2
に路標接触Tることは従来のものと共通であるが、本発
明においては前記鍔W614dの内周面14eが前記傾
斜面14bに滑らかに連続しているO 上述のオイルシール18の作用を説明する。
回転軸2が静止している時は、871mに示した芙≠寥
=;従来のオイルシール8と同様に、−転スプリング9
の締め付は力とによって環状リップ部14に緊迫力が作
用し、環状リップ部1番の接触f@514Cが回転軸2
に押し付けられて液密作用を果たす0 回転軸2が回転している時は、潤滑油は同転軸2の遠心
力により大きな角度βの傾斜面14bに沿って矢印(ハ
)の如く飛散して流れて隅部11が負圧状態となり、ま
た環状リップs14のエア側の隅部12では、空気は小
さな角度αの傾斜1114aに沿って矢印に)の如く流
れるので隅部11に比して圧力が高い。したがって両隣
部11.11の圧力差の1141係から*#油がエア側
に流出することを防ぐことができる〇 そして、前記矢印(ハ)の如く流れる潤滑油は、鍔m1
4dの内周tl14eに当って環状リップ部14に対し
て半径方向の外方向の力を有効に及ぼすので、環状リッ
プ部14に生じる緊迫力に打ち勝つことができる。した
がって、環状リップf@S14の接触%14Cと回転軸
2の外周との間に極く微小な間陣を生じて接触部14C
による摩擦抵抗が減少し、回転軸2に対する回転方向抵
抗トルクが減少する。なお、−転時には緊迫力がなくて
も、上述した如き遠心力の作用による隅sllの負圧化
現象によって液密作用は充分に維持される。また、潤滑
油の遠心力により環状リップ部14の接触部14eと回
転軸2の外周との微小間隙は、飼えばjfi程度とする
とよい。
=;従来のオイルシール8と同様に、−転スプリング9
の締め付は力とによって環状リップ部14に緊迫力が作
用し、環状リップ部1番の接触f@514Cが回転軸2
に押し付けられて液密作用を果たす0 回転軸2が回転している時は、潤滑油は同転軸2の遠心
力により大きな角度βの傾斜面14bに沿って矢印(ハ
)の如く飛散して流れて隅部11が負圧状態となり、ま
た環状リップs14のエア側の隅部12では、空気は小
さな角度αの傾斜1114aに沿って矢印に)の如く流
れるので隅部11に比して圧力が高い。したがって両隣
部11.11の圧力差の1141係から*#油がエア側
に流出することを防ぐことができる〇 そして、前記矢印(ハ)の如く流れる潤滑油は、鍔m1
4dの内周tl14eに当って環状リップ部14に対し
て半径方向の外方向の力を有効に及ぼすので、環状リッ
プ部14に生じる緊迫力に打ち勝つことができる。した
がって、環状リップf@S14の接触%14Cと回転軸
2の外周との間に極く微小な間陣を生じて接触部14C
による摩擦抵抗が減少し、回転軸2に対する回転方向抵
抗トルクが減少する。なお、−転時には緊迫力がなくて
も、上述した如き遠心力の作用による隅sllの負圧化
現象によって液密作用は充分に維持される。また、潤滑
油の遠心力により環状リップ部14の接触部14eと回
転軸2の外周との微小間隙は、飼えばjfi程度とする
とよい。
徊滑油の程度が低く粘度が高い時には潤滑油の遠心力が
より効果的に環状リップ部14に作#iTる。したがっ
て、##514dの存在によって、潤滑油粘度の増大に
伴う回転方向抵抗トルクの増大をも防ぐことができる。
より効果的に環状リップ部14に作#iTる。したがっ
て、##514dの存在によって、潤滑油粘度の増大に
伴う回転方向抵抗トルクの増大をも防ぐことができる。
また、従来のオイルシールの場合、環状リップs14の
摩耗対策もあって、傾斜面14aの角度OQ αを15〜20 、傾斜(2)14bの角度!【500
〜600に設定しているが、本発明の如く回転軸2の回
転速度の増加につれて緊迫力が減少するものでは、環状
リップ部14と回転軸2との間の摩擦か減少し、環状リ
ップ部14の接触&614cのll耗も減少する。した
がって、環状リップ邸14の接触部14Cをより鋭角に
することかでき、丁なわち角度It−より大きくとるこ
とができる。角度βを大きくとることによって、釧滑油
の傾斜面14bに沿う流れが速くなって隅部15の負圧
がより大となり、^滑油流出防止の作用を一層効果的な
ものとすることができる。
摩耗対策もあって、傾斜面14aの角度OQ αを15〜20 、傾斜(2)14bの角度!【500
〜600に設定しているが、本発明の如く回転軸2の回
転速度の増加につれて緊迫力が減少するものでは、環状
リップ部14と回転軸2との間の摩擦か減少し、環状リ
ップ部14の接触&614cのll耗も減少する。した
がって、環状リップ邸14の接触部14Cをより鋭角に
することかでき、丁なわち角度It−より大きくとるこ
とができる。角度βを大きくとることによって、釧滑油
の傾斜面14bに沿う流れが速くなって隅部15の負圧
がより大となり、^滑油流出防止の作用を一層効果的な
ものとすることができる。
第グ図は他の実施例を示Tもので、環状リップ部14の
鍔g14d’の内周面14 e’が側端面に向って下向
きをな丁形状とされており、潤滑油の流動力を受ける鍔
M14d’の効果が一層高くなる。
鍔g14d’の内周面14 e’が側端面に向って下向
きをな丁形状とされており、潤滑油の流動力を受ける鍔
M14d’の効果が一層高くなる。
なお、鍔s14の内周面の角度は、第3図、第参図に示
した実施列のものに限らないが、少なくとも傾斜面14
bの角度βより小であって、@滑油の流動力を有効に受
けるものとするO 1!j図はさらに他の実施例を示すもので、このオイル
シールは、その環状リップs18が薄く、かつ回転軸長
さ方向に短かい環状#1部19を介して環状基部4に連
結されており、かつ、環状リップ部18の接触518C
′tIS#iiA広く形成されている。
した実施列のものに限らないが、少なくとも傾斜面14
bの角度βより小であって、@滑油の流動力を有効に受
けるものとするO 1!j図はさらに他の実施例を示すもので、このオイル
シールは、その環状リップs18が薄く、かつ回転軸長
さ方向に短かい環状#1部19を介して環状基部4に連
結されており、かつ、環状リップ部18の接触518C
′tIS#iiA広く形成されている。
他の部分については第3図のものと同様である。
この実施例にあっては、接触M18Cの幅が広いため、
この接触部18cが回転軸2の外周面と面接触してラビ
リンス効果が有効に生じて液密効果が高められる。この
ラビリンス効果とは、両接触lの加工粗さによる凹凸が
互いに入り組んで両接触面間の空間が迷路状をなTこと
によって・接触面の一端から他端への流体の流れを防ぐ
作用をいう。このラビリンス効果f:得るために接触部
lQcの幅を広くTることができるのは、内FR向18
Cを形成Tる鍔部18dを設けることにより回転時の緊
迫が減少して、接触部18cの摩耗が防止され、かつ、
回転方向抵抗トルクが小となるからである。このラビリ
ンス効果は回転軸2が静止している時は勿論、回転時に
も生じて、潤滑油の流出防止作用を来たToまたこのラ
ビリンス効果は、幅広い接触部18Cの一端と他端との
間の圧力差を、中間の迷路状空間における緩やかな圧力
勾配でもって維持することができるので、潤滑油の流れ
に伴う負圧化現象に対しても効果的である。
この接触部18cが回転軸2の外周面と面接触してラビ
リンス効果が有効に生じて液密効果が高められる。この
ラビリンス効果とは、両接触lの加工粗さによる凹凸が
互いに入り組んで両接触面間の空間が迷路状をなTこと
によって・接触面の一端から他端への流体の流れを防ぐ
作用をいう。このラビリンス効果f:得るために接触部
lQcの幅を広くTることができるのは、内FR向18
Cを形成Tる鍔部18dを設けることにより回転時の緊
迫が減少して、接触部18cの摩耗が防止され、かつ、
回転方向抵抗トルクが小となるからである。このラビリ
ンス効果は回転軸2が静止している時は勿論、回転時に
も生じて、潤滑油の流出防止作用を来たToまたこのラ
ビリンス効果は、幅広い接触部18Cの一端と他端との
間の圧力差を、中間の迷路状空間における緩やかな圧力
勾配でもって維持することができるので、潤滑油の流れ
に伴う負圧化現象に対しても効果的である。
また、環状11s19の回転軸z!にさび短かいので、
潤滑油の圧力を上方から受ける受圧面接が小であり、し
塾がって、潤滑油の圧力増加にょる緊迫力の増加を防ぐ
ことができる。なお、第1図に示した従来のオイルシー
ル8においては、環状リップ都5の接触部5Cの摩耗に
より第2図(ハ)について説明した如く角度α、βが変
化Tるため、環状JillI都6の長さlを長くして、
接触部5cが摩耗した際の鋼状腰部6の傾きを小さく留
め、これによって角度α、βの変化を少なくシ、そして
緊迫力の状腰部6の長さlが長いとlI4?’#油の圧
力な上方から受ける受圧面積が大であるため、潤滑油の
圧力変動の影響f:9けて緊迫力が変動するのであるが
、本発明においては、環状リップfW14.18の接触
部14cI 18Cの*耗が少ないので、摩耗による角
度α、βの変化を生ぜしめないために鋼状腰部6の長さ
を長くするという必要がなく、本発明においては第5図
の実施例の如く環状111!部19の長さを短かくする
ことかできるのである。
潤滑油の圧力を上方から受ける受圧面接が小であり、し
塾がって、潤滑油の圧力増加にょる緊迫力の増加を防ぐ
ことができる。なお、第1図に示した従来のオイルシー
ル8においては、環状リップ都5の接触部5Cの摩耗に
より第2図(ハ)について説明した如く角度α、βが変
化Tるため、環状JillI都6の長さlを長くして、
接触部5cが摩耗した際の鋼状腰部6の傾きを小さく留
め、これによって角度α、βの変化を少なくシ、そして
緊迫力の状腰部6の長さlが長いとlI4?’#油の圧
力な上方から受ける受圧面積が大であるため、潤滑油の
圧力変動の影響f:9けて緊迫力が変動するのであるが
、本発明においては、環状リップfW14.18の接触
部14cI 18Cの*耗が少ないので、摩耗による角
度α、βの変化を生ぜしめないために鋼状腰部6の長さ
を長くするという必要がなく、本発明においては第5図
の実施例の如く環状111!部19の長さを短かくする
ことかできるのである。
また、上述の如く接触部18cの−を広くしてラビリン
ス効果により液密作用を高めているので、締め代を光分
とる必要かなく、このため鋼状腰部19は単に環状リッ
プ1flS18′fi:つなぎ止める作用があれはよく
、したかって環状$619は清くてもよい。
ス効果により液密作用を高めているので、締め代を光分
とる必要かなく、このため鋼状腰部19は単に環状リッ
プ1flS18′fi:つなぎ止める作用があれはよく
、したかって環状$619は清くてもよい。
このように環状*Sを短かくTることができるのは、第
5図にボT実−列に限らず本発明全体において百えるこ
とはもちろんである。なお、本発明のオイルシールは内
燃−関を始めすべての機械部品の回転軸部に適用しうる
ものである。
5図にボT実−列に限らず本発明全体において百えるこ
とはもちろんである。なお、本発明のオイルシールは内
燃−関を始めすべての機械部品の回転軸部に適用しうる
ものである。
以上説明したように本発明においては、環状リップ部の
#城油側に回転軸の長さ方向に延在Tる鍔部を設けてい
るので、回転軸の回転時には遠心力により流動する潤滑
油により鍔部が半径方間外方向に力を受けて環状リップ
部に作用する緊迫力に打ち勝つことができ、したがって
環状リップ部と回転軸との層像抵抗を小さくすることが
でき、回転軸に対Tる回転方向抵抗トルクを減少させる
ことができ、機械効率の向上に大きく貢献する。
#城油側に回転軸の長さ方向に延在Tる鍔部を設けてい
るので、回転軸の回転時には遠心力により流動する潤滑
油により鍔部が半径方間外方向に力を受けて環状リップ
部に作用する緊迫力に打ち勝つことができ、したがって
環状リップ部と回転軸との層像抵抗を小さくすることが
でき、回転軸に対Tる回転方向抵抗トルクを減少させる
ことができ、機械効率の向上に大きく貢献する。
また、環状リップ部のJ1!純防止の効果も大きく、オ
イルシールの耐久性が向上するなど極々の効果′f得る
ことができる。
イルシールの耐久性が向上するなど極々の効果′f得る
ことができる。
第7図は従来のオイルシールの斬dln図、第λ図ピ)
、(ロ)、(ハ)は第1図のオイルシールの使用の各態
様をボT要酩断面図、第3図以下は本発明の実施列を示
Tもので、#!3図は#!1lt−の実施例のIIrd
IJ図、第4c図は第2の実&列のgIL部断面断面図
5図は第3の実m列の安部断面図である・ ■・・・・・・ケーシング、2・・・・・・回転軸、1
8.17・・・・・・オイルシール、4・・・・・・環
状基85.14a、 14b・・・・・・傾斜面、14
c、1gc・・・・・・接触部、14d。 18d・・・・・・鍔部、14e・、・・・・・内周面
、6.19・・・・・・環状#都、11.12・・・・
・・隔部。 出−人 本田技研工柴株式会社 第1図 第2図 第4図 第5図
、(ロ)、(ハ)は第1図のオイルシールの使用の各態
様をボT要酩断面図、第3図以下は本発明の実施列を示
Tもので、#!3図は#!1lt−の実施例のIIrd
IJ図、第4c図は第2の実&列のgIL部断面断面図
5図は第3の実m列の安部断面図である・ ■・・・・・・ケーシング、2・・・・・・回転軸、1
8.17・・・・・・オイルシール、4・・・・・・環
状基85.14a、 14b・・・・・・傾斜面、14
c、1gc・・・・・・接触部、14d。 18d・・・・・・鍔部、14e・、・・・・・内周面
、6.19・・・・・・環状#都、11.12・・・・
・・隔部。 出−人 本田技研工柴株式会社 第1図 第2図 第4図 第5図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 ill 1iiN油を収容したケーシングに固定され
る環状基部と、端部がケーシングに支持された回転軸に
接触する環状リップ部と、一転軸の長さ方向に延在して
環状基部と環状リップ部とを弾性的に連結Tる環状W!
部とを有して、ケーシングと一転軸との間の液密を保つ
オイルシールにおいて、前記環状リップ部の14#油側
に回転軸の長さ方向に延在Tる鍔f!61L−設けたこ
とを特徴とTるオイルシール。 (2ン 前記環状リップ部の内周の一転軸との接触部
を−広く形成して、環状リップ部か一転軸に面接触Tる
ようにしたことを特徴とv6*tFtll求の範囲第1
項記載のオイルシール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57072026A JPS58187657A (ja) | 1982-04-28 | 1982-04-28 | オイルシ−ル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57072026A JPS58187657A (ja) | 1982-04-28 | 1982-04-28 | オイルシ−ル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58187657A true JPS58187657A (ja) | 1983-11-01 |
Family
ID=13477483
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57072026A Pending JPS58187657A (ja) | 1982-04-28 | 1982-04-28 | オイルシ−ル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58187657A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5572953A (en) * | 1978-11-28 | 1980-06-02 | Nok Corp | Pressure proofing seal |
-
1982
- 1982-04-28 JP JP57072026A patent/JPS58187657A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5572953A (en) * | 1978-11-28 | 1980-06-02 | Nok Corp | Pressure proofing seal |
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