JPS5818694Y2 - 農産物頂蔵用容器 - Google Patents

農産物頂蔵用容器

Info

Publication number
JPS5818694Y2
JPS5818694Y2 JP1978121202U JP12120278U JPS5818694Y2 JP S5818694 Y2 JPS5818694 Y2 JP S5818694Y2 JP 1978121202 U JP1978121202 U JP 1978121202U JP 12120278 U JP12120278 U JP 12120278U JP S5818694 Y2 JPS5818694 Y2 JP S5818694Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
top plate
pedestal
container according
container
support
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1978121202U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5537370U (ja
Inventor
藤光樹
不破弥一
木村隆行
Original Assignee
出光石油化学株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 出光石油化学株式会社 filed Critical 出光石油化学株式会社
Priority to JP1978121202U priority Critical patent/JPS5818694Y2/ja
Publication of JPS5537370U publication Critical patent/JPS5537370U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5818694Y2 publication Critical patent/JPS5818694Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Storage Of Harvested Produce (AREA)
  • Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は農産物貯蔵用容器に関する。
農産物、特に野菜類の貯蔵は、野菜類を汎用コンテナー
等に詰め込み大型冷蔵庫等に収容することによって行な
われていたが、野菜類相互の接触あるいは野菜類間の空
間が狭くて冷風が通り難い等の原因で腐敗するため、長
期貯蔵は困難であった。
特にハクサイ、キャベツ等のいわゆる軟弱野菜はこの傾
向が顕著であり、3〜6ケ月に及ぶ長期貯蔵はほとんど
不可能であった。
野菜類の貯蔵用容器としては(1)通風性の確保、(2
)野菜類相互の接触防止、(3)野菜類の横倒れ防止等
の条件を満足することが必要である。
本考案の目的は、このような条件を備えた貯蔵用容器を
提供することである。
本考案の農産物貯蔵用容器は、複数個の多角形あるいは
円形の孔を有する天板、受台および前記天板と受台を所
定間隔にて支持、固定する支持体よりなり、かつ前記天
板の孔の付近をリブ構造とし、さらに前記受台の表向に
排水溝を設けると共に該表面の少なくとも1個所に前記
排水溝と接続する排水口に設けてなるものである。
次に、本考案を図面に基づいて説明する。
第1乃至5図は本考案の実施例の見取図である。
天板1と受台2は図示したように所定の間隔を保持して
支持体3により支持、固定されている。
天板1には多角形(好ましくは五角形以上の多角形)あ
るいは円形の孔5が複数個あけである。
第6図〜第12図は孔5の態様を例示したものである。
これらの図面に示したように、孔5の内周に農産物を支
持する可撓性部材(たとえばゴムなど)6を設けたり(
第7図、第12図)、孔5が円形の場合には突起8を設
けたり(第8図、第9図)、孔5の付近にリブ9を設け
たつ(第9図、第10図)あるいは孔5に近接してスリ
ット10を設けたり(第11図)する態様が考えられる
な1図中の点線Iはヒンジである。
天板1釦よび/または受台2の周囲に側板4を付設する
ことによって容器の機械的強度を向上させたり、あるい
は該側板自体を支持体として用いることができる。
該側板4ば4側面を完全に包囲して天板1釦よび受台2
とともに筐体を形成させることが取扱上、かつ通風の上
下方向整流上好ましい、該筐体状の容器は一体物ないし
は組立物として作成することができる。
受台2は野菜類等の農産物を支持するものであるが、農
産物との接触面積を少なくし、かつ通風性を良くするこ
とが望ましいので通常は第1図の如き格子状、第2図の
如きスノコ状、第3図の如き有孔波板状等とする。
受台2の棧11の断面状は任意であり、第13図A、B
i−よびCは例示である。
この棧11には適宜に孔(図示せず)を設けて通風性を
向上させたり、鉄などの芯材12を埋設して機械的強度
を高めることができる。
また、受台20表面に排水溝131−よび非排水溝部分
に通風孔14(第3図)を設けるとともに該表面の少な
くとも1個所に前記排水溝と接続する排水口(図示せず
)を設けることによって受台2上に水が滞留したり、下
段の貯蔵野菜に滴下することを防止できる。
受台2が格子状やスノコ状であるときは、該受台2の棧
11を第13図Bの如き断面形状のものとして排水溝を
形成することができる。
また容器の下面に適宜、突片15を設け、さらに天板1
または支持体3の上面に該突片に対応する嵌合部16を
設けることによって嵌合性やフォークリフト運搬性を改
善し、さらに、天板1釦よび/または受台2を支持体3
の中間部に固定することにより、または適当なスペーサ
ーを用いることにより、野菜を収納した場合の容器の積
み重ねを可能にすることができる。
本考案の容器に釦いては、天板1釦よび/または受台2
を支持体に着脱自在に固定したり、あるいは摺動自在に
固定することもできる。
これによって、たとえば天板1の孔5の大きさの種類の
異なるものを取りかえたり、あるいは天板1の位置を上
下することによって農産物の種類の大きさに応じてその
使用範囲を拡げることができる。
本考案の容器の材質に関しては、木材や金属も使用でき
るがプラスチック材料が望ましい。
また容器の大きさ、天板の孔径等は貯蔵する農産物の種
類等を考慮して決定すればよい。
本考案によれば野菜類、園芸用の球根などの農産物は天
板に設けた孔から挿入し、その下端は受台にて支持され
、上部は天板によって支持されるので、農産物相互の接
触を防止した状態で貯蔵することが可能である。
しかも容器に農産物を詰め込んだとき、天板の孔は完全
に閉塞することがなく適度な空隙を残しており、しかも
この空隙は農産物の周囲に均一に形成されるため、通風
性にすぐれて釦り、かつ一定速度の冷風の流れを確保で
き、長期貯蔵が可能となった。
しかし、天板の孔が三角形もしくは四角形の場合は農産
物を詰めた後に形成される空隙が広いため、冷風を送っ
たとき冷風の流れがその空隙を集中流通し、農産物の乾
燥を促進し、乾きすぎるので好ましくない。
また、天板の孔に可撓性部材やリブを設けることによっ
て農産物の寸法差に対応することができ、小さな寸法の
農産物でも横倒れすることなく所定位置に保持すること
が可能となる。
しかも、本考案の容器は棚段収納や容器同士の積み重ね
がいずれも可能であるため、大型冷蔵庫に対する収納率
も向上する。
次に本考案に係る容器の使用例を示す。
使用例 第1図に示したプラスチック製容器(180X90 X
18cWI、六角形の孔の1辺の長さ14crn)に
白菜20個(平均重量5kg)を詰め、温度2〜3℃、
湿度90〜95φに保持した冷室に貯蔵し風速約2mm
/mm(1$ 当り3.3 cm/ sec )の環境
条件下で試験したところ、腐敗や著しい乾燥を生ずるこ
となく鮮度を保って6〜8ケ月間貯蔵することができた
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本考案の容器の実施例の見取図、第
6図〜第12図は天板に設けた孔の態様を示すものであ
る。 第10図は第9図のA−A線断面図である。 第13図は受台の棧の断面図である。 1・・・天板、2・・・受台、3・−・支持体、4・・
・側板、5・−・孔、6・・・可撓性部材、7・・・ヒ
ンジ、8・・・突起、9・・・リブ、10・・・スリッ
ト、11・・・棧、12・・・芯材、13・−・排水溝
、14・・・通風孔、15・・・突片、16・・・突片
嵌合部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 1.複数個の多角形あるいは円形の孔を有する天板、受
    台釦よび前記天板と受台を所定間隔にて支持、固定する
    支持体よりなり、かつ前記天板の孔の付近をリブ構造と
    し、さらに前記受台の表面に排水溝を設けると共に該表
    面の少なくとも1個所に前記排水溝と接続する排水口を
    設けでなる農産物貯蔵用容器。 2、天板の孔の内周に農産物を支持する可撓性部材を設
    けた実用新案登録請求の範囲第1項記載の容器。 3、側板により支持体を形成せしめた実用新案登録請求
    の範囲第1項記載の容器。 4、天板の孔の形状が五角形地上の多角形である実用新
    案登録請求の範囲第1項記載の容器。 5、受台が格子状、スノコ状または有孔波板状である実
    用新案登録請求の範囲第1項記載の容器。 6、容器の下面に突片を設けた実用新案登録請求の範囲
    第1記載の容器。 7、天板または支持体に容器の下面に設けた突片に対応
    する嵌合部を設けた実用新案登録請求の範囲第1項記載
    の容器。 8、天板釦よび/または受台を支持体中間部に設けた実
    用新案登録請求の範囲第1項記載の容器。 9、天板ふ−よび/または受台を支持体に対し着脱自在
    に設けた実用新案登録請求の範囲第1項記載の容器。 1α天板訃よび/または受台を支持体に対し摺動自在に
    設けた実用新案登録請求の範囲第1項記載の容器。
JP1978121202U 1978-09-05 1978-09-05 農産物頂蔵用容器 Expired JPS5818694Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978121202U JPS5818694Y2 (ja) 1978-09-05 1978-09-05 農産物頂蔵用容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978121202U JPS5818694Y2 (ja) 1978-09-05 1978-09-05 農産物頂蔵用容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5537370U JPS5537370U (ja) 1980-03-10
JPS5818694Y2 true JPS5818694Y2 (ja) 1983-04-15

Family

ID=29078126

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1978121202U Expired JPS5818694Y2 (ja) 1978-09-05 1978-09-05 農産物頂蔵用容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5818694Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54160636A (en) * 1978-05-27 1979-12-19 Asahi Dow Ltd Storaging method and storaging box for vegitable

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54160636A (en) * 1978-05-27 1979-12-19 Asahi Dow Ltd Storaging method and storaging box for vegitable

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5537370U (ja) 1980-03-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3067921A (en) Food container
US3076289A (en) Flower pot
US6126124A (en) Removable perforated tray for coolers
PL81647B1 (ja)
US2618937A (en) Refrigerated package
JPS5818694Y2 (ja) 農産物頂蔵用容器
US4017016A (en) Shipping container for perishables
US4506799A (en) Fruit bowl
US3290820A (en) Floral arranger
JPH0350061Y2 (ja)
US2937949A (en) Cheese box
US5666763A (en) Agricultural product preserving device
CN209160312U (zh) 一种草莓快递盒
US1886711A (en) Sanitary food protector
JP3142628U (ja) 底たわみ防止突起付食品包装用容器
KR200416610Y1 (ko) 구조개선된 과일 포장용 상자
JPS61117166U (ja)
US5317832A (en) Flower holder
JPH0354034Y2 (ja)
JPS6030226Y2 (ja) メロン用等の包装体
JPH0528233Y2 (ja)
JPH0340748Y2 (ja)
JP3002563U (ja) 生鮮食料品の敷台
JPH0354387Y2 (ja)
JPH0528199Y2 (ja)