JPS58186451A - 磁性粉粒体の分離装置 - Google Patents

磁性粉粒体の分離装置

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Publication number
JPS58186451A
JPS58186451A JP57068140A JP6814082A JPS58186451A JP S58186451 A JPS58186451 A JP S58186451A JP 57068140 A JP57068140 A JP 57068140A JP 6814082 A JP6814082 A JP 6814082A JP S58186451 A JPS58186451 A JP S58186451A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic
powder
granule
rotor
magnetic powder
Prior art date
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Pending
Application number
JP57068140A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsushige Nakamura
中村 充栄
Tsugio Yamada
山田 次男
Korekazu Majima
間島 是一
Hiroto Tanaka
田中 弘人
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by IHI Corp filed Critical IHI Corp
Priority to JP57068140A priority Critical patent/JPS58186451A/ja
Publication of JPS58186451A publication Critical patent/JPS58186451A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は磁性粉粒体の分離装置、詳しくは原子炉給水中
や放射性廃液中に懸濁されている磁性粉粒体を永久磁石
群の回転により生ずる進行磁界で捉え、移動用電磁石に
よる磁気的スクレーパにより収集し、濃縮用電磁石によ
って濃縮する磁性粉粒体の分離装置に関する。
従来、原子炉給水中や放射性廃液中に懸濁している磁性
粉粒体の分離方法としては、濾過助材を用いた濾過器を
用いる方法、或は電磁フィルタを用いる方法等があるが
、前者は使用済み濾過助材が二次廃棄物として多量に生
じ、又後者は高濃縮が困難であり、目詰まりを生ずる等
の欠点があった。
本発明は、上述の従来手段の欠点を除去し、回転可能な
軸の周りに永久磁石と磁極間鉄片及び内筒をとりつけて
なるロータを仕切筒内で回転して放射性流体の流路中に
進行磁界を生じさせ、流体中に懸濁されている磁性粉粒
体を進行磁界の進行方向に移動せしめると同時に仕切筒
表面に向って移動せしめ、移動用電磁石による磁気的ス
クレーパによって前記磁性粉粒体を収集し、移動用電磁
石の励磁極性の転換を行って前記収集粉粒体を下方に移
動せしめ、濃縮用電磁石によって濃縮後、高濃度に磁性
粉粒体を含有する流体を取り出すようにして、二次廃棄
物を生ずることなく、高濃縮可能で且つ目詰まりを生じ
ない磁性粉粒体の分離装置を提供することを目的とした
ものである。すなわち、軸の外周に永久磁石を放射状に
取付けると共に該各永久磁石の間に磁極間鉄片を設け、
それらの外周に内筒を嵌装してなるロータを、仕切筒を
内蔵して二重構造とした円筒状の耐圧容器の前記仕切筒
内に回転自在に収納し、前記耐圧容器のロータ上方に放
射性流体の入口を設け、該耐圧容器の側面に移動用電磁
石、磁路及びボスからなる磁気的スクレーパを垂直方向
に複数個配設すると共に該磁気的スクレーパの下方に濃
縮用電磁石を設け、更に該耐圧容器のロータ下方に分離
粉粒体出口及び処理流体出口を設けたことを特徴とする
磁性粉粒体の分離装置にかかるものである。
以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。
第1図及び第2図は本発明の一実施例を示すものであり
、回転軸(1)の外周に複数個の永久磁石(2)をS極
とN極とが交互に位置するよう放射状に取付けると共に
、該各永久磁石(2)の間に非磁性材製の座(ト)を設
け、該座(至)の先端に強磁性鋼材製の磁極間鉄片(3
)を取付け、且つそれらの外周に内筒(4)を嵌装せし
めてロータ(5)となし、該ロータ(5)を円筒状の仕
切筒(6)を内蔵して二重構造とした円筒状の非磁性鋼
材製耐圧容器(7)の前記仕切筒(6)内に軸受(8)
 (9)により垂直に支持せしめ、モータ00)及び磁
気継手aυからなる駆動装置02)により前記ロータ(
5)を自在に回転し得るようにする。ここで、前記磁極
間鉄片(3)の形状、寸法及び位置は第3図に示すよう
に、隣接する前記永久磁石(2)の磁極(2樽間に分布
する磁力線−の形が該磁極間鉄片(3)の影響により歪
み、前記仕切筒(6)の表面付近で該仕切筒(6)表面
に沿ってできるだけ長い範囲で並行する形となるように
設定する。
前記耐圧容器(力の上部に原水人口0(8)を設けて、
原水が前記仕切筒(6)と前記耐圧容器(力とで形成さ
れる流路αaを通って前記耐圧容器(7)の下部に設け
た処理水出口a9から流出するようにし、更に該耐圧容
器(7)の外側面に設けた移動用電磁石06)と密着す
る一対の強磁性鋼材製の磁路ODを前記耐圧容器(7)
の壁内に設け、前記流路α(イ)内に配置した縦方向に
凹部08を有する非磁性鋼材製のボスa9の背面から該
ボス凹部(旧を挾むよう前記磁路a7)の先端部(イ)
を挿入してなる磁気的スクレーパQυを垂直方向に適数
個−列に配設し、該磁気的スクレーパ(21)の下方に
濃縮用電磁石(2湯を設ける。前記仕切筒(6)外壁に
、−列に配設された前記磁気的スクレーパ(2I)のボ
ス翰近傍−側の流路04)を垂直方向に仕切る堰板(ハ
)を設けると共に・前記仕切筒(6)の下端に処理水の
前記ロータ(5)側への流入を妨げるための邪魔板I2
4)を設ける。
前記耐圧容器(力内の前記濃縮用電磁石器を設けた位置
に前記ボス凹部08と連通ずる粉粒体収集溝(2■を設
け、該粉粒体収集溝(2つを前記耐圧容器(力の下部に
設けた分離粉粒体出口(2eと接続せしめである。図中
、(5)は軸受(8)に設けた通水用の孔である。
ロータ(5)を駆動装置(12によりボスα■から堰板
(231側へ向って回転せしめると、前記ロータ(5)
の永久磁石(2)の回転により流路αa内に進行磁界が
形成される。
原子炉給水や放射性廃液等の原水を原水人口03)より
送入すると、原水は軸受(8)に多数設けられた孔(2
7)を通って略均等の流量分布をもって流路Oaを流下
する。該原水中に懸濁状態で存在する磁性粉粒体は前記
進行磁界に捉えられ、該進行磁界との相互作用によって
進行磁界の進行方向の力と仕切筒(6)表面に向う力を
同時に受けて、仕切筒(6)の外周に沿い仕切筒(6)
の表面に近づきつつ斜め下方に移動し、その一部は堰板
(ハ)により仕切られる磁気的スクレーパQυ近傍の静
止水領域に引き込まれ、他の一部は仕切筒(6)の表面
に到達し該表面付近に該表面に並行して分布する前記磁
力線(至)との相互作用によって前記ロー夕(5)の回
転方向と同じ方向の力を受け、該表面を滑りながら前記
静止水領域に入る。静止水領域に入った磁性粉粒体は、
直流励磁された前記移動用電磁石06)により、非磁性
鋼材製の耐圧容器(力壁に設けられた強磁性鋼材製の磁
路a7)及び非磁性鋼材製のボスα■の背面に挿入され
た強磁性鋼材製の磁路先端部(イ)を通じて該ボスα1
の凹部0樽近傍に生ずる強力且つ高勾配の磁界により吸
引され、該ボスa1の凹部珀内に移行し捕獲される。こ
こで、邪魔板C4Jはロータ(5)の下面全体にわたっ
て設けられ、処理水が前記仕切筒(6)とロータ(5)
との間に入り込むのを妨げ、処理水中に僅かに残留する
磁性粉粒体がロータ(5)の表面に付着するのを防止す
る。
前記移動用電磁石(16)は、その励磁を上部のものか
ら順に下部のものについて解き、磁路先端部(イ)近傍
に生ずる高勾配磁界を消失せしめ、次いで、磁気的スク
レーパCυを逆極性に励磁させ上部から順に励磁を解き
、再び該磁気的スクレーパ(2I)を正極性に励磁する
サイクルを繰り返すことにより、ボス凹部08に捕獲さ
れた磁性粉粒体は降下され粉粒体収集溝(25)に収集
される。
粉粒体収集溝(25)に収集された磁性粉粒体は直流励
磁された濃縮用電磁石(2つによる磁界の作用を受は稠
密な状態に濃縮され、適宜分離粉粒体出口(20から取
り出される。磁性粉粒体を除去された処理水は処理水出
口09から流出する。
なお、本発明の磁性粉粒体の分離装置は上述の実施例に
限定されるものではなく、水性の流体に代えて油性の流
体或は気体にも適用し得ること等、本発明の要旨を逸脱
しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論で
ある。
以上述べたように本発明の磁性粉粒体の分離装置によれ
ば、 (I)  永久磁石群の回転により生ずる進行磁界によ
り原水中の磁性粉粒体を捉え、磁気的スクレーパにより
該磁性粉粒体を収集し、濃縮用電磁石により濃縮し排出
するようにしたので、二次廃棄物を生ずることがなく、
又磁性粉粒体濃度の高い分離水が得られ、分離水のその
後の処理を合理的に行うことができる。従って、原子カ
プラント配管内に浮遊する放射性生成物を連続的に除去
するのに有効である。
■ 磁性粉粒体の分離は進行磁界、磁気的スクレーパ等
の磁力を用いるので、流路への磁性粉粒体の集積や目詰
まりが生ずることがない。
(ト)ロータには永久磁石を取付けであるので、磁界を
発生させるための電力が不要である。
等、種々の優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の磁性粉粒体の分離装置の説明図、第2
図は第1図の■−■方向矢視図、第3図は隣接する永久
磁石間に生ずる磁力線の分布状態を示す図である。 図中、(1)は回転軸、(2)は永久磁石、(3)は磁
極間鉄片、(4)は内筒、(5)はロータ、(6)は仕
切筒、(力は耐圧容器、(1っけ駆動装置、0国は原水
入口、(l■は処理水出口、06)は移動用電磁石、0
7)は磁路、0棧は凹部、Hはボス、(イ)は先端部、
Qυは磁気的スクレーパ、(社)は濃縮用電磁石、(ハ
)は堰板、(ハ)は粉粒体収集溝、(イ)は分離粉粒体
出口を示す。 特許出願人 石川島播磨重工業株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)軸の外周に永久磁石を放射状に取付けると共に該各
    永久磁石の間に磁極間鉄片を設け、それらの外周に内筒
    を嵌装してなるロータを、仕切筒を内蔵して二重構造と
    した円筒状の耐圧容器の前記仕切筒内に回転自在に収納
    し、前記耐圧容器のロータ上方に放射性流体の入口を設
    け、該耐圧容器の側面に移動用電磁石、磁路及びボスか
    らなる磁気的スクレーパを垂直方向に複数個配設すると
    共に該磁気的スクレーパの下方に濃縮用電磁石を設け、
    更に該耐圧容器のロータ下方に分離粉粒体出口及び処理
    流体出口を設けたことを特徴とする磁性粉粒体の分離装
    置。
JP57068140A 1982-04-23 1982-04-23 磁性粉粒体の分離装置 Pending JPS58186451A (ja)

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JP57068140A JPS58186451A (ja) 1982-04-23 1982-04-23 磁性粉粒体の分離装置

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JP57068140A JPS58186451A (ja) 1982-04-23 1982-04-23 磁性粉粒体の分離装置

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JPS58186451A true JPS58186451A (ja) 1983-10-31

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ID=13365139

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JP57068140A Pending JPS58186451A (ja) 1982-04-23 1982-04-23 磁性粉粒体の分離装置

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JP (1) JPS58186451A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010114027A (ja) * 2008-11-10 2010-05-20 Yazaki Corp 線材の止水構造および線材の止水方法

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