JPS581853B2 - 選局装置 - Google Patents

選局装置

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JPS581853B2
JPS581853B2 JP52072435A JP7243577A JPS581853B2 JP S581853 B2 JPS581853 B2 JP S581853B2 JP 52072435 A JP52072435 A JP 52072435A JP 7243577 A JP7243577 A JP 7243577A JP S581853 B2 JPS581853 B2 JP S581853B2
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channel
circuit
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terminal
electronic
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JP52072435A
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河島和美
山本啓輔
上田稔
竹下正弘
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Priority to DE2823125A priority patent/DE2823125C3/de
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  • Channel Selection Circuits, Automatic Tuning Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、電圧可変容量ダイオードを同調素子として用
いた電子チューナに印加する選局用電圧をカウンタとデ
コーダとの組合わせあるいはリングカウンタ等の電子的
な切換回路で切換えて選択することにより選局を行なう
ようになされている選局装置に関し、電源投入後に常に
一定のチャンネルを選局することができ、集積回路素子
化に適した装置を提供するものである。
まず、電子的切換回路として2進カウンタおよびデコー
ダを用いて選局を行なう装置の基本的な構成の一例を第
1図に示して説明する。
ここで、1はチューナの可変容量ダイオードに加える選
局用電圧BTを予めプリセットしておく選局用電圧設定
回路で、複数個の可変抵抗器2a〜2lを備えておりそ
れぞれが選局希望の選局用電圧BTが得られるように設
定されていて、そのうちから選択されたものがダイオー
ド3a〜3lを介して端子4に取り出され、かつトラン
ジスタ等(図示せず)によりインピーダンス変換してV
HFチューナとUHFチューナの各可変容量ダイオード
に加えられる。
5はこの可変抵抗器2a〜2lのうちのいずれを動作さ
せるかを切換えるチャンネル切換回路であり、ここでは
2進のカウンタ6とデコーダ7とを用電子的切換回路と
して用いている。
すなわち、パルス発生回路8と、そのパルスを計数する
2進のカウンタ6と、その2進出力に応じて択一的に出
力を発生する2進−16進のデコーダ7と、カウンタ6
およびパルス発生同路8の動作を制御する制御同路9と
を備えたものである。
デコーダ7には16個の出力端子a〜pのそれぞれに出
力用のスイッチングトランジスタを備え、カウンタ6か
ら出力されている2進出力に従ってこれらトランジスタ
のうちの1個のみが選択的に導通して出力端子a〜pの
うちの1つに低レベルの出力が発生されるようになされ
ており、そのうちの12個の出力端子a〜lに接続され
た可変抵抗器2a〜2lのうちその導通したトランジス
タの出力端に接続されているもののみに電流が流されて
動作される。
チャンネル切換時にはスイッチ盤10に設けられた複数
個の常開形のスイッチ11a〜11lのうちいずれかの
もの、たとえばスイッチ11cが閉成される。
そのとき、そのスイッチ11cの位置のチャンネルが選
局中でなければこのスイッチ11cが接続されているデ
コーダ7の出力端子cの出力が高レベルであるので、そ
の出力がスイッチ11cを介して制御回路9の入力端子
CHに加えられる。
そのとき、出力端子OCからの出力によってパルス発生
回路8のパルスの発生を開始させ、発生したクロックパ
ルスが端子CL、制御回路9、端子UCLを介してカウ
ンタ6に加えられる。
これによりカウンタ6は計数を始め、それに従ってデコ
ーダ7中の導通するトランジスタが次次に変る。
そしてスイッチ11cが接続されている出力端子cのト
ランジスタが導通したときに制御回路9の入力端子CH
への入力が低レベルになるのでパルス発生回路8の動作
が停止され、以後別のチャンネルのスイッチが操作され
るまでその選局状態が維持されて当該チャンネルが選局
されるようになる。
このパルス発生回路8の発生するクロツクパルスの周波
数をたとえば2KHz程度以上にして充分に高く設定し
ておけば、上述のチャンネル切換はスイッチが閉成され
ているごく短時間のうちに完了される。
12U,12Dは遠隔操作や手動操作により順次選局を
行うときに超音波や光等の操作信号によって開閉される
スイッチで、スイッチ27Uが操作されたときには制御
回路9からカウンタ6にカウントアップ信号が加えられ
て1つ上のチャンネルが選局され、スイッチ12Dが操
作されたときには制御回路9からカウンタ6にカウント
ダウン信号が加えられて1つ下のチャンネルが選局され
る。
さらに、13はデフィート回路で、チャンネル切換中に
制御回路9の出力端子DEFから出力されるデイフィー
ト信号により、この切換期間中、チャンネル表示回路の
表示を停止させ、かつ出力端子14からの出力によって
チューナ用AFC回路の動作を停止させるためのもので
ある。
この装置のチャンネル切換回路5の部分の詳細な構成を
第2図に示す。
カウンタ6において15A〜15Dはフリツプフロツプ
、16A〜16D,17B〜17Dおよび18B〜18
DはNORゲートで、これらでアップ・ダウンカウンタ
を構成している。
また、デコーダにおいて19a〜19pはそれぞれ出力
端子a〜pに接続した出力用のスイッチングトランジス
タ、20a〜20pはそれぞれトランジスタ19a〜1
9pのベースに接続したNORゲート、21a〜21h
はカウンタ6からの入力端子A〜DとNORゲート20
a〜20pとの間に接続したNANDゲートで、これら
で2進−16進のデコーダを構成している。
このデコーダ7はa〜pの16種類の出力を発生するこ
とができるものであるがここではそのうちのa〜lの1
2個だけを用いて12チャンネルの選局を行うようにし
、m〜pの4個の出力端子に出力が発生された場合には
自動的に飛越すようにしている。
選局時にカウンタ6にカウント入力として加えるための
クロックパルスを発生するパルス発生回路8においては
、3つのトランジスタ22,23.24を順次接続し、
トランジスタ22のベースには発振周波数決定用の抵抗
25とコンデンサ26とを接続し、かつ発振制御用のト
ランジスタ27を接続する。
トランジスタ22のコレクタとトランジスタ23のベー
スとを接続しさらに発振制御用のトランジスタ75を介
して接地する。
発振したクロックパルスをトランジスタ24のコレクタ
から出力端子CLに取り出すようにし、この出力はまた
トランジスタ27のベースに加え、さらにトランジスタ
22のエミツタに接続したトランジスタ28のベースに
も加えておく。
トランジスタ29のベースに発振させるときに低レベル
となる発振制御信号を入力端子OCから加えるようにし
ている。
入力端子OCに加えられる発振制御信号が高レベルであ
ると発振は停止している。
一方、入力端子OCに加えられる発振制御信号が低レベ
ルになると発振作用を行い、発振制御用信号が低レベル
である限りクロツクパルスを出力端子CLに発生し、発
振制御信号が高レベルになったときに発振を停止する。
図中に記載した如き回路定数に設定した場合、クロツク
パルスのくり返し周波数は約2KHzである。
次に、このようにして発生したクロックパルスを用いて
カウンタ8を駆動し選局動作を行なう制御回路9におい
ては、NORゲート30U,30Dからなるフリツプフ
ロツプ31と、NORゲート32U,32D,33U,
33Dを主として備え、NORゲート30Uと33Uに
はカウントアップ用のスイッチ12Uの操作時に入力端
子UPに加えられる低レベルの入力を反転器34Uで反
転して加え、NORゲート30Dと33Dにはカウント
ダウン用のスイッチ12Dの操作時に入力端子DNに加
えられる低レベルの入力を反転器34Dで反転して加え
る。
フリツプフロツプ31の出力はそれぞれNORゲート3
2Uと32Dに加えてパルス発生回路8から入力端子C
Lに加えられるクロックパルスをゲートし、さらにNO
Rゲート33Uと33Dで反転器34U,34Dの出力
と合成して出力端子UCL,DCLからカウント入力と
してカウンタ6に加える。
NORゲート33U,33Dの出力を反転器35U,3
5Dで反転したものも出力端子UCL,DCLからカウ
ント入力としてカウンタ6に加える。
また、手動による選局時および飛越時にパルス発生回路
8を動作させるために、選局用のスイッチ11a〜11
lから入力端子CHに加えられた入力と、デコーダ7の
出力端子m〜pから入力端子SKPに加えられた入力を
反転器36で反転したものとを、NORゲート37を介
して出力端子OCからパルス発生回路8に発振制御信号
として加える。
38.39はバツファ増幅用の増幅器である。
次に、このような構成における選局動作について説明す
る。
まず、仮に、カウンタ6におけるフリップフロツプ15
A〜15Dの出力が“0000”であってデコーダ7に
おけるトランジスタ19aが導通し、端子aから低レベ
ルの出力が発生し他の端子b=pの出力は高レベルにな
っているとする。
このときには可変抵抗器2aに電流が流され、この可変
抵抗器2aで設定されている選局用電圧が取り出されて
aチャンネルが選局されている。
この状態において、遠隔操作もしくは手動操作により順
次選局用のスイッチ12U,12Dのうちのアップ選局
スイッチ12Uが閉じられると、端子UPへの入力が低
レベルになる。
このため反転器34Uの出力が高レベルになり、フリツ
プフロツプ31を第1の状態にセットする。
ここで第1の状態とはNORゲート30Uの出力が低レ
ベルになりNORゲート30Dの出力が逆に高レベルに
なる状態である。
これと逆の状態を第2の状態とする。
この第1の状態の出力によりNORゲート32Uの出力
が高レベルになり、NORゲート33Uから端子UPへ
の入力を通過させて出力を発生しまた反転器35Uで反
転し、それぞれ端子UCLとUCLからカウンタ6にカ
ウントアップ用信号として加える。
カウンタ6はカウント用入力の後縁でトリガされるもの
であるので、この場合には端子UPへの入力の後縁すな
わちスイッチ12Uの操作が完了してこれが開いたとき
にトリガされ、カウント内容が1つアップして出力“D
CBA”が“0001”になり、デコーダ7における出
力を端子bに移動させてbチャンネルを選局するように
切換わる。
以下同様にして、アップ選局スイッチ12Uが操作され
る都度、その操作の後縁でカウンタ6がカウントアップ
方向に1ステップづつトリガされ、cチャンネル、dチ
ャンネル・・・・・・lチャンネルと1チャンネルづつ
順次選局される。
フリツプフロツプ7aは次にダウン選局スイッチ12D
が操作されたとき、第2の状態になる。
次に、デコーダ7において端子lから出力が発生されて
いてlチャンネルが選局されている状態においてアップ
選局スイッチ12Uが操作されると上述のようにして次
の端子mから出力が発生されるようになるのであるが、
この装置でに次の端子mから端子pまでは使用しておら
ずこの間は飛越さなければならないので、このときには
端子m〜pに発生される低レベルの出力が制御回路9の
端子SKPに加えられる。
すると反転器36の出力が高レベルになり、NORゲー
ト37から低レベルの発振制御信号を発生し、これを端
子OCからパルス発生回路8に加えて、その発振動作を
開始させる。
このためパルス発生回路8の端子CLからクロツクパル
スが発生される。
ただし、発振開始までに少しの時間遅れがある。
このクロックパルスは制御回路9中のNORゲート32
U.33Uおよび反転器35Uを通過し、カウントアッ
プ用信号として端子UCL,UCLからカウンタ6に加
えられる。
従ってこれによってカウンタ6は自動的にアップ方向に
カウントし、デコーダ7の端子n、o、pに次々と出力
を発生するが、これら端子n、o、pの出力も端子SK
Pに加えられているのでこれらから出力が発生されてい
る間は発振制御信号が発生され続けてクロックパルスが
続けて発生される。
モしてカウンタ6のカウント出力が再び“0000”に
戻ってデコーダ7の端子aから出力が発生されると、端
子SKPへの入力が無くなり発振制御信号も無くなるの
でパルス発生回路8はクロツクパルスの発生を停止する
これにより、カウンタ6のカウントが停止され、aチャ
ンネルが選局されることになる。
このようにして、アップ方向への順次選局時におけるl
チャンネルからaチャンネルへの自動飛越が行なわれる
ものである。
カウントダウン方向への順次選局動作も基本的には上述
のアップ方向への順次選局と同様であり、選局スイッチ
12Dが閉じられると端子DNへの入力が低レベルにな
り、フリツプフロツプ31が第2の状態にセットされる
従って、この場合にはNORゲート30Dの出力が低レ
ベルになり、以下、NORゲート32D,33Dの出力
と反転器35Dの出力が端子DCLおよびDCLからカ
ウンタ6ヘカウントダウン信号として加えられる。
これにより、例えばlチャンネルが選局されていたとす
ると次にkチャンネルが選局されるようになる。
以下同様にして、ダウン選局スイッチ12Dが操作され
る都度1チャンネルづつk→j→i・・・・・・とダウ
ン方向に選局される。
aチャンネルが選局されているときにダウン選局スイッ
チ12Dが操作された場合にも、やはり次の端子p〜m
に出力が発生される間に端子SKPに入力が加えられ、
発振制御信号が発生されて、クロックパルスが発生され
、これがNORゲート32D,33Dおよび反転器35
Dを介してカウンタ6にカウントダウン用信号として加
えられることにより、自動的に次のlチャンネルが選局
されるようになる。
次に、スイッチ盤10の操作により選局すべきチャンネ
ルが直接指定された場合の動作について説明する。
ここでも、最初はaチャンネルが選局されているものと
仮定する。
この状態において、次にiチャンネルを選局するように
スイッチ盤10のスイッチ11iが操作されたとすると
、このときにはデコーダ7におけるiチャンネル用の端
子iの出力は高レベルであるので、その出力が制御回路
9の端子CHに加えられる。
この端子CHへの入力は2個の反転器38.39で成形
された後、NORゲート30Uに加えられるので、フリ
ツプフロツプ31を第1の状態にセットしてNORゲー
ト30Uの出力を低レベルにする。
この状態は上述のアップ方向順次選局の場合と同様であ
る。
従って、この直接選局の場合にはカウンタ6はカウント
アップの方向のみに制御される。
一方、端子CHへの入力はNORゲート37にも加えら
れるのでその出力は低レベルになって発振制御信号を端
子OCからパルス発生回路8に加える。
これによりパルス発生回路8が動作してその端子CLに
クロツクパルスが発生され、このクロツクパルスはNO
Rゲート32U,33Uおよび反転器35Uをそれぞれ
通過し、端子UCLおよびUCLからカウンタ6にカウ
ントアップ用信号として加えられる。
これにより、カウント6はカウントアップ方向にカウン
トし、選局するチャンネルをa→b→c・・・・・・と
切換える。
そして、iチャンネルの位置までこのカウントが行われ
ると、端子iからの出力が低レベルになるので端子CH
への入力が低レベルになり、同発振制御信号も低レベル
になってパルス発生回路8からのクロツクパルス発生動
作が停止され、以後カウントが行なわれなくなってその
iチャンネルの選局状態を維持する。
このようにして、iチャンネルが直接選局されることに
なる。
もちろん、他のチャンネルの場合にも全く同様である。
なお、このときクロツクパルスの周波数を充分に高くし
ておけば、スイッチが操作されて閉じられている一瞬の
間にこのような選局動作を完了することができる。
また、kチャンネル選局しているときにCチャンネルを
直接選局するような場合にはデコーダ7の端子mからp
の間を飛越さなければならないがこの飛越動作も上記の
カウントアップ時の動作と同様に行なわれて、k→l→
a→b→cチャンネルと自動的に選局されることはいう
までもない。
このようにして、この装置においてはアップ方向および
ダウン方向の順次選局も、直接選局も全て良好に行なわ
れるものである。
第2図において制御回路9中に設けられているNORゲ
ート40は、選局時に端子DEFにデイフィート用信号
を発生するためのものである。
なお、上記実施例においてはカウンタのカウントアップ
とカウントダウンを制御する手段としてフリツプフロツ
プとゲートとを用いているが、この他にも同様の動作を
行なうものであれば任意の回路構成が採用されることは
いうまでもない。
また、電子的切換手段として上記のようなカウンタとデ
コーダとの組合わせ構成の他に、リングカウンタ構成の
ものであっても全く同様である。
このように電子的な切換回路を用いるとデイジタル回路
技術を多く用いることができるので、集積回路(以下I
Cという)素子化が容易に可能となる。
特にチャンネル切換回路5の部分はIC化に適し、第1
図中に示したように一点鎖線で囲まれた内部を1〜数個
のIC素子で作成することができる。
図は1個のIC素子で作成した場合を示し、2重丸は外
部回路との接続のために必要な端子の主なものを示して
いる。
もちろん2個以上のIC素子で作成した場合にはそれら
相互間の接続のための端子が必要である。
以上のようにして、IC化した電子的なチャンネル切換
回路により選局が行なわれるのであるがこのような装置
においては電源投入時におけるチャンネルが一定しない
という問題がある。
つまりチャンネル切換回路中のカウンタあるいはリング
カウンタ等では電源が投入されたときに最初にどのよう
なカウント状態になるかが一定していないので、視聴者
が使用時に電源を投入したときにどのチャンネルになる
かが全くわからず、その時々によって色々なチャンネル
がランダムに選択されてしまうのである。
もちろん、その後に上記のような手段によりチャンネル
を指定すれば希望のチャンネルを選局することができる
のであるが、電源投入時に最初にどのチャンネルが選択
されるかが一定していないということは視聴者に使用時
の不安定感を与え、使用感という点で大きいマイナス要
素となる。
このため、この種の選局装置においては、たとえば特公
昭51−3441号公報等に見られるように、電源投入
時にコンデンサを用いた時定数回路によってチャンネル
切換回路をリセットし強制的に一定の選局状態にするこ
とが行なわれている。
この手段を上述の装置に適用すると、第2図中に示した
ように、カウンタ6のフリツプフロツプ15A〜15D
の各Q出力端子にそれぞれトランジスタ41A〜41D
を接続し、それらのベースを全てトランジスタ42のコ
レクタに接続し、このトランジスタ42のベースに抵抗
43とコンデンサ44とからなる時定数回路を接続する
ものとなる。
電源投入時にはコンデンサ44の端子電圧が上昇するま
での間トランジスタ42が遮断してトランジスタ41A
〜41Dを導通させ、フリツプフロツプ15A〜15D
をそれらのQ出力端子が低レベルになるように強制的に
リセットするのである。
ところが、このようにしてカウンタ6のフリツプフロツ
プ15A〜15Dをリセットするようにしたものでは、
コンデンサ44をIC素子の中に作成することができず
外部に付加接続しなければならないためにIC素子に新
たに端子45を1個設けなければならないという欠点が
ある。
IC素子においてはよく知られているように端子数を極
力少なくするように設計する必要があるので、上記のよ
うに端子を増加する必要のある従来のものは非常に都合
の悪いものである。
そこで本発明は、このような不都合が一切無く、IC化
した場合にも端子数を増加することなく電源投入時の最
初の選局チャンネルを特定チャンネルに一定させること
のできる選局装置を提供することを目的とし、このため
に、電子的切回路の制御回路に飛越選局のために設けら
れている端子に、電源投入後一定期間だけ飛越動作状態
と同じ状態を生ぜしめ、予め定めている所定のチャンネ
ルまで飛越したときに停止するような初期チャンネル設
定回路を接続し、この初期チャンネル設定回路により、
電源投入後に直ちに当該設定回路で設定されているチャ
ンネルを選局するように電子的切換回路を動作させるよ
うに構成して、電源投入時には常に一定のチャンネルが
選局されるようにしたことを特徴とするものである。
以下、本発明を第1,2図のような選局装置に実施した
ー実施例について第3図を参照して説明する。
なお、第3図においても初期チャンネル設定回路の部分
以外は第1,2図中と同様であるので、同一符号を付し
て説明を省略する。
この装置では、初期チャンネル設定回路41を設け、そ
のスイッチング素子としてのトランジスタ42をチャン
ネル制御回路5中の制御回路9への飛越用信号の入力端
子SKPと接地との間に接続する。
そして、このトランジスタ42のベースには電源投入時
から直ちにトランジスタ42を導通させるようにコンデ
ンサ43と抵抗44とからなる時定数回路を接続し、さ
らに、初期に設定したいチャンネル、図示の場合であれ
ばaチャンネル、の出力端子aにダイオード45を接続
するようにしている。
このような構成によれば、電源投入直後にはまずコンデ
ンサ43と抵抗44との時定数回路の抵抗44の端子電
圧が高くなるのでトランジスタ42が導通し、制御回路
5の入力端子SKPを強制的に低レベルにする。
この状態は前述したようにデコーダ7の出力端子m〜p
に低レベルの出力が発生されて飛越動作が行なわれると
きの状態と同じ状態であるので、制御回路9からは発振
制御電圧が発生されパルス発生回路8からクロツクパル
スが発生されてカウンタは次々にこれを計数し、デコー
ダ7からの出力を切換える。
そして所定のチャンネルすなわちaチャンネルの選局状
態になって出力端子aの出力が低レベルになるとダイオ
ード45が導通してトランジスタ42のベースが低レベ
ルになるのでトランジスタ42が遮断し、入力端子SK
Pへの入力が高レベルになってチャンネル切換動作が停
止する。
このようにして、電源投入直後に自動的に飛越選局と同
様の動作が行なわれて、予め定められているaチャンネ
ルの選局状態になる。
そして、このような動作はきわめて短時間のうちに行な
われるので、視聴者には電源投入時に常にaチャンネル
が選局されるように見え、使用時の安定感を与えること
ができることになる。
さらに、この装置の有利な点は、この初期チャンネル設
定回路41を既存の端子SKPとaとに接続するだけで
実現することができる点で、図中の一点鎖線内の部分を
集積回路素子により構成する場合にも端子の数を増加す
る必要が全く無いのである。
従って集積回路素子化に最も適した装置を得ることがで
きるものである。
なお、上記実施例では電源投入後にaチャンネルを選局
するように設定したが、他のチャンネルに設定したい場
合にはダイオード45をそのチャンネル用の出力端子に
接続すればよいのである。
また、トランジスタ42以外の任意のスイッチング素子
を用いてもよく、要するに電源投入後の一定期間だけ飛
越動作時と同じ状態を生せしめるように構成すればよい
ものである。
以上詳述したように本発明によれば、電源投入時に予め
定めた所定の所定チャンネルになるまで飛越動作をさせ
るようにしているので、電源投入時に常に一定のチャン
ネルが選局されて視聴者に安定感を与えることのできる
選局装置を集積回路素子化に適した構成で得ることがで
きるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は電子的切換回路を用いた一例の選局装置の基本
的な構成を示すブロック線図、第2図は同装置の詳細な
回路図、第3図は本発明の一実施例における選局装置の
ブロック線図、第4図は同装置の要部の詳細な回路図で
ある。 1・・・・・・選局用電圧設定回路、2a〜2l・・・
・・・可変抵抗器、5・・・・・・チャンネル切換回路
、6・・・・・・カウンタ、7・・・・・・デコーダ、
8・・・・・・パルス発生回路、9・・・・・・制御回
路、10・・・・・・スイッチ盤、11a〜11l・・
・・・・スイッチ、41・・・・・・初期チャンネル設
定回路、42・・・・・・トランジスタ、43・・・・
・・コンデンサ、44・・・・・・抵抗、45・・・・
・・ダイオード。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 電子チューナに印加する選局用電圧を複数のチャン
    ネル毎に設定している選局用電圧設定回路と、出力端子
    がこの選局用電圧設定回路に結合され上記選局用電圧を
    電子的に選択するようになされている電子的切換回路と
    、この電子時切換回路に切換用のパルスを印加するパル
    ス発生回路と、上記電子時切換回路における選択チャン
    ネルを制御するようにチャンネル毎に設けられた選局用
    のスイッチと、上記電子的切換回路およびパルス発生回
    路を制御する制御回路と、上記電子的切換回路の出力端
    子のうち選局せずに飛越すべきチャンネル用の出力端子
    と上記制御回路の飛越制御用の入力端子とに結合され、
    上記飛越すべき出力端子から出力が発生されている時に
    は上記パルス発生回路を動作させて上記電子的切換回路
    に切換用のパルスを印加するようにする飛越制御用の回
    路と、上記電子的切換回路に一定のチャンネル用の出力
    端子と上記飛越制御用の入力端子とに接続され、電源投
    入時から上記一定のチャンネル用の出力端子に出力が発
    生されるまでの間上記飛越制御用の入力端子に上記飛越
    動作時と同等の飛越制御電圧を印加する初期チャンネル
    設定回路とを設け、電源投入時に上記一定のチャンネル
    まで飛越動作をなさしめるようにしたことを特徴とする
    選局装置。
JP52072435A 1977-05-25 1977-06-17 選局装置 Expired JPS581853B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP52072435A JPS581853B2 (ja) 1977-06-17 1977-06-17 選局装置
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