JPS58184485A - スクラツプの予熱方法 - Google Patents

スクラツプの予熱方法

Info

Publication number
JPS58184485A
JPS58184485A JP57067821A JP6782182A JPS58184485A JP S58184485 A JPS58184485 A JP S58184485A JP 57067821 A JP57067821 A JP 57067821A JP 6782182 A JP6782182 A JP 6782182A JP S58184485 A JPS58184485 A JP S58184485A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
scrap
preheating
melting
exhaust gas
temperature
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP57067821A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0250162B2 (ja
Inventor
敦 鵜飼
鶴田 泰彦
司東 「もと」国
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daido Steel Co Ltd
Original Assignee
Daido Steel Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daido Steel Co Ltd filed Critical Daido Steel Co Ltd
Priority to JP57067821A priority Critical patent/JPS58184485A/ja
Publication of JPS58184485A publication Critical patent/JPS58184485A/ja
Publication of JPH0250162B2 publication Critical patent/JPH0250162B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P10/00Technologies related to metal processing
    • Y02P10/20Recycling

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はスクラップの予熱方法に関する。
溶解炉例えばアーク炉より排出される排ガスの熱量は、
その総出熱量の約18−前後と言われ、溶鋼の保有熱に
次いで高い値を示している。この高温排ガスの有効活用
は省エネルギーの大きな戦力となり得ることから、従来
より注目されており、その利用方法の一つとしてアーク
炉より排出される高温排ガスをスクラップ予熱装置(以
下SPHと称する)に導入して、アーク炉における溶解
φ1− 精錬パターンと5PI−Tにおける予熱パターンとを併
行して行う方法がある。
その際に、SPHの入口排ガス温度を高め、SPH内の
スクラップ温度を上昇させ、予熱効果を高めることが重
要である。即ちそれにより予熱が効果的に行われる他溶
解精錬に要する時間も短縮され又電力消費量も格段に少
なくて済むので、鋼の製造コストに与える影響はきわめ
て大である。
因みにスクラップ自体の温度で僅か1otr程度の温度
上昇でも溶解時間が短縮され又電力消費量も格段に少な
くて済む。
第1図は従来のアーク炉溶解・精錬におけるスクラップ
予熱の際の溶解を精錬パターンとSPHにおける予熱パ
ターンとの関係を図示したものであるが、その上部には
SPH入ロ排ガス温度及びスクラップ温度と時間との関
係をグラフ化して示しである。同図によれば、SPHに
おける追装材予熱中第1の溶解期のSPH入ロ排ガス温
度は最大限300C程度にしかなっていない。
これではスクラップ予熱が効果的に行われてい2− るとはいえず、より一層のSPHの効率向上を図る必要
がある。その為には第1の溶解期におけるSPHの入口
排ガス温度を高め、より高温の排ガスをSPH内に送る
ことが肝要である。
本発明者らの検討によれば、アーク炉内の排ガス温度は
CO1濃度と相間関係があり、炉内のCO1濃度を高め
ることが排ガス温度の上昇につながることが判った。
今、アーク炉内での反応を極〈単純化して示すと、次の
酸化、還元反応となる。
F e ++O* −F e O・= (1)FeO+
C−lFe+CO−(2) CO++O,→CO3・・・(3) 上記反応式は多量の発熱反応であるから炉内の排ガス温
度を高め、より高温の排ガスを5P)(に送り込む為に
は、酸素(0,)を炉内に吹き込みかつ加炭材を多量に
使用するととが有効であることを示唆する。
本発明者らは、より高温の排ガスをSPHに送るために
、第一の溶解期にアーク炉に酸素吹き込3− みを行うことについて検討した。
しかるに、この0.吹き込みによる方法では溶鋼の温度
は上昇し得ても排ガスの温度上昇は少々く、しかも上記
反応式からみて過酸化の状態を作り上げ、後で還元する
のに不利であることが判った。
そこで、更に検討[,7た結果、第1図の・精錬パター
ンにおける最初の装入時(初装時)に加炭拐を多量に使
用してみた。しかし、この場合、踵状の加炭材を使用し
た為大巾な温度上昇はなかった。
本発明はかかる状況下に鑑み、更に鋭意検討を重ねた結
果完成に至ったものであって、SPH入ロ排ガス温度の
高い排ガスをSPH内に導入することができ、これに伴
Aいスクラップ温度の上昇による予熱効果を高め得ると
ともに効果的な精錬をも達成できるスクラップの予熱方
法を提供することに成功した。即ち、本発明は、溶解炉
から排11111゜ 出・される排ガスを利用して予熱装置内のスクラップを
予熱するスクラップの予熱方法において、溶解炉を用い
て溶鋼を精錬する際、溶解期の炉内に4− 酸素を吹き込むとともに炭素質材料をキャリアガスの流
れにのせて吹き込み、当該溶解期における排ガスをスク
ラップの予熱に利用することを特徴とするスクラップの
予熱方法に存する。
次K、本発明の予熱方法に使用される溶解期に炉内に酸
素を吹き込むとともに炭素質材料をキャリアガスの流れ
にのせて吹き込む好ましい方法について説明する。第2
図はこの方法に使用される装置を模式的に図示したもの
で、第2図を参照しつつこの方法を説明する。第2図に
示す如く、アーク炉1内では電極2と溶鋼3との間でア
ークを発生させて加熱精錬を行なっており、溶鋼表面は
スラグ4がおおっている。
このアーク炉への酸素の吹き込みは、斯界で使用されて
いる既知の手法に従えばよく、第2図には酸素ガスを、
アーク炉1の出滓扉に設けた小穴5を通したランスバイ
ブロを用いてアーク炉1中の溶鋼3中に吹き込む方法を
例示した。
又炭素質材料のキャリアガスによる吹き込みは次の如く
して行なわれる。
5− 即ち、別に設けた容器7には炭素質材料の粉末8が充填
してあり、これは、たとえば5Kf/−の圧力で入口9
から入って来るキャリアガスにのせられて吐出口10を
出、ゴムホース11を通ってランスパイプ12に至る。
炭素質粉末の送り出し量は、容器7の下部に設けた調節
手段(図示せずンにより、適宜に調節される。ランスバ
イブ12は出滓扉に設けた小孔13を通して炉内のスラ
グ中に挿入される。その先端12Aの位置は、鋼中に存
在させるべき炭素の量や精錬の段階に応じて、適宜上下
させ、スラグ中に、あるいはスラグと溶鋼との境界伺近
に、あるいは溶鋼中に移す。キャリアガスによる炭素質
材料の吹き込みを行なうと、溶融スラグが盛り上がる。
吹き込む炭素質材料は、第一に炭素含量が少なくとも6
0%好ましくは80係以上のものを使用すべきである。
60%未満のものは一般に炭素の活性が低く、炉内に吹
込んだとき、酸化鉄の還元に効果的に寄与しない。
第二に、粒径5+am以下の細粒が好ましい。粗粒であ
るとキャリアガスにのせるに困難があるだけで6− なく、反応にあずかる表面積が相対的に小さいことから
、スラグ中を浮上する過程で完全に酸化鉄の還元に利用
されず、スラグ表面に未反応のまま浮遊して排出されて
しまうおそれがある。
又炭素質材料と酸素との使用比率は、前記反応式(1)
、(2)、(3)から判る様に、おおむね炭素1モル重
量率位に対して酸素1モル重量率位を吹き込むのが適当
である。
キャリアガスは、アルゴンのような不活性ガスはもちろ
ん適当であるが、官素や空気彦どでもよい。
次に本発明のスクラップの予熱方法による優れた効果に
ついて詳述する。
アーク炉内に0.を吹き込むことにより鉄分を燃焼させ
その燃焼熱により溶鋼の昇熱を図り得る。
しかし、Olの吹き込みのみでは排ガス温度の大巾な上
昇は望み得々かったことは:前述した通りであるが、本
発明のO1吹き込みとともに炭素質材料をキャリアガス
の流れにのせて吹き込むことにより、溶鋼の昇熱のみな
らず、8PI(入口排ガス7一 温度の高い排ガスをSPH内に送ることができ、これに
より追装予熱中のスクラップの大巾な温度上昇を果し得
た。即ち従来の方法では5P)(入口排ガス温度は最大
限300c程度にしか過ぎなかったのであるが、本発明
の方法によればそれよりも200〜350C程度温度上
昇を果し得た。
その結果スクラップの温度を短時間に上昇させ、高温の
スクラップを溶解炉に追装することができるので、溶解
精錬に要する時間を短縮し、タップ・ツー・タップの間
隔をゆうに10分間近く短縮することに成功した。
それに伴ない電力原単位、電極原単位を低減することに
成功した。
又本発明の如く、溶解期に0.とCの吹き込みをおこな
うことによって、溶は落ち時のカーボン含有量を高い値
に維持することができる。溶鋼中のCを常時高い値にi
持することは、溶鋼の過酸化を防止することを意味し、
Feの歩留が高くなり、還元精錬時間も短縮され、合金
の添加歩留も上昇する。さらにまた溶解期の溶鋼をOt
 とCの8− 吹き込みによって溶鋼を還元性に維持することにより、
脱硫反応も進行し、溶落後の溶鋼中のSは低くなり、そ
の後脱硫に要する時間を少なくすることができる。更に
スラグ中に炭素質材料をキャリアガスにより吹き込んで
いる時はスラグは泡状となり、アークを包み込みアーク
の発熱が高度に利用されるので電力原単位を向上せしめ
ることができた。
斯くて、本発明によれば溶鋼精錬の際の溶解期に炉内に
酸素を吹き込むとともに炭素質材料をキャリアガスの流
れにのせて吹き込むことにより、追装前の5P)(入口
排ガス温度を上昇させ、SPHの効率向上を計ると同時
に、溶は落ち時のカーボン〔C〕、硫黄〔S〕含有量を
安定化し、Feの歩留り向上をも計り得た、予熱パター
ンと溶解・精錬パターンとの総合的な改善に成功したス
クラップの予熱方法を提供することができた。
以下に本発明を実施例及び比較例を以って説明する・ 比較例 9− アーク炉に下記組成のスクラップ20Ton  を装入
し送電を開始しスクラップの溶解を行った。
一方、予熱装置内に同じ組成のスクラップ11Tonを
装入した。
スクラップ組成; NP[折断プレスによる鋼板打抜屑〕・・・18 [:
Ton]特   級  ・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  5クロツ
プ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・−・・・ 7その他・・・−・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1こ
の時期のアーク炉から排出された排ガスのSPH入ロ排
ガス温度を測定したところ最大限300Cであった。
初装のスクラップが溶けた後一旦加熱を中止し、前記で
予熱したスクラップ11Ton  をアーク炉に装入し
た(追装)。
予熱時間は20〜25分であった。
アーク炉内のトータル装入量は31Tcinとカリ、予
熱装置内に前記と同じ組成の新た々スクラップ20To
nを入れる。一方アーク炉で31Tonスクラツプの溶
解を続行し、次いで酸素吹き込みを行10− った。スラグオフを行ってアーク炉から溶鋼31Ton
を取得した。この場合の電力原単位は平均430 KW
H/cht、タップ・ツー・タップは平均105分/ 
ch、追装後の溶は落ち時のカーボン含有量は013%
、同S含有量は0017%であった。
又出鋼歩留は97.2 %であった。
実施例 第1の溶解期に酸素の吹き込みと共に、炭素質材料20
0に4をキャリアガスと共に吹き込んだ以外は比較例と
同様にして、予熱、精錬を行った。
その結果追装前のSPH入ロ排ガス温度は最大限640
Cを測定した。比較例よりも340Cも高かった。予熱
時間は20〜25分と比較例と同様であった。この場合
の電力原単位は平均420憇Vcht、タップφツー・
タップは平均95分/ c h 、出鋼歩留は97.4
%、溶は落ち時の〔C〕含有量は0.18%、同〔S〕
含有量は0016%であつ、た:1゜尚本実施例は、溶
解期の途中でスクラップを追装する溶解パターンについ
て説明したが、本発明は、全溶解スクラップを初装にて
装入するパターンの場合にも適用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のアーク炉における溶解・精錬パターンと
SPHにおける予熱パターンとの関係並びにS P T
(入口排ガス温度(スクラップ温度)と時間との関係を
示す説明図、第2図はアーク炉への酸素及び炭素質材料
の吹き込みに使用される装置の側面図である。 1・・・アーク炉   2・・・電極

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 溶解炉から排出される排ガスを利用して予熱装置内の製
    鋼用スクラップ(以下単にスクラップという)を予熱す
    るスクラップの予熱方法において、溶解期に炉内に酸素
    を吹き込むとともに炭素質材料をキャリアガスの流れに
    のせて吹き込み、当該溶解期における排ガスをスクラッ
    プ予熱に利用することを特徴とするスクラップの予熱方
    法。
JP57067821A 1982-04-22 1982-04-22 スクラツプの予熱方法 Granted JPS58184485A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57067821A JPS58184485A (ja) 1982-04-22 1982-04-22 スクラツプの予熱方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57067821A JPS58184485A (ja) 1982-04-22 1982-04-22 スクラツプの予熱方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58184485A true JPS58184485A (ja) 1983-10-27
JPH0250162B2 JPH0250162B2 (ja) 1990-11-01

Family

ID=13355986

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP57067821A Granted JPS58184485A (ja) 1982-04-22 1982-04-22 スクラツプの予熱方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58184485A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6077974A (ja) * 1983-10-04 1985-05-02 Ulvac Corp 表面処理装置
JPS61502899A (ja) * 1984-08-02 1986-12-11 インタ−ステイ−ル テクノロジイ,インコ−ポレイテイド 連続製鋼法および装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55145148A (en) * 1978-11-08 1980-11-12 Meneses De Bonafede Sofia Production of iron alloy

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55145148A (en) * 1978-11-08 1980-11-12 Meneses De Bonafede Sofia Production of iron alloy

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6077974A (ja) * 1983-10-04 1985-05-02 Ulvac Corp 表面処理装置
JPS6360832B2 (ja) * 1983-10-04 1988-11-25
JPS61502899A (ja) * 1984-08-02 1986-12-11 インタ−ステイ−ル テクノロジイ,インコ−ポレイテイド 連続製鋼法および装置
JPH0442452B2 (ja) * 1984-08-02 1992-07-13 Intersteel Technology Inc

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0250162B2 (ja) 1990-11-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4060034B2 (ja) 複式炉における溶融鉄生成方法
US6063156A (en) Production method of metallic iron
US6289034B1 (en) Process and an apparatus for producing metals and metal alloys
DE59507244D1 (de) Verfahren und Vorrichtung zum Betreiben eines Doppelgefäss-Lichtbogenofens
US4362556A (en) Arc furnace steelmaking involving oxygen blowing
JP5236926B2 (ja) 溶鋼の製造方法
AU778627B2 (en) Method for treating slags or slag mixtures on an iron bath
JP4212895B2 (ja) 電気炉内溶融鉄生成方法
JPS58184485A (ja) スクラツプの予熱方法
JP2021134386A (ja) スラグ還元を伴った冷鉄源の溶解方法
JP3769860B2 (ja) ステンレス鋼の精錬方法
JPH0136903Y2 (ja)
JPH03183719A (ja) 製鋼工程におけるマンガン鉱石の還元促進方法
JP2912834B2 (ja) 電気炉による製鋼方法
JP3187461B2 (ja) スラグ溶融還元処理方法
JPS59104419A (ja) ア−ク炉製鋼法
JPH0617498B2 (ja) 上底吹転炉における高吹止Mn操業方法
JPH01191719A (ja) 溶融還元炉の操業方法
US1527088A (en) Method of making iron-chromium alloys
JPH06228623A (ja) エネルギ−使用量の少ない製鋼方法
JP3996536B2 (ja) 転炉におけるMn添加方法
CA2199656C (en) Ferro-nickel smelting
JPS60181213A (ja) リアクタ−製鉄法
JPH11193411A (ja) 低炭素溶銑の精錬方法
JPS6227514A (ja) 酸化物の溶融還元製練法