JPS5818387Y2 - 防風スクリ−ン - Google Patents

防風スクリ−ン

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Publication number
JPS5818387Y2
JPS5818387Y2 JP1978071420U JP7142078U JPS5818387Y2 JP S5818387 Y2 JPS5818387 Y2 JP S5818387Y2 JP 1978071420 U JP1978071420 U JP 1978071420U JP 7142078 U JP7142078 U JP 7142078U JP S5818387 Y2 JPS5818387 Y2 JP S5818387Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rain
microphone
woven fabric
windproof
main body
Prior art date
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Expired
Application number
JP1978071420U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS54173737U (ja
Inventor
斉藤裕計
福原博篤
Original Assignee
リオン株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by リオン株式会社 filed Critical リオン株式会社
Priority to JP1978071420U priority Critical patent/JPS5818387Y2/ja
Publication of JPS54173737U publication Critical patent/JPS54173737U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、マイクロホンに装着使用される防風スクリー
ンの改良に係り、その目的は防風効果を低下せしめるこ
となく、雨に対する防御効果を高め、雨滴により生ずる
マイクロホンの特性の変化を防ぎ、雨天時におけるマイ
クロホンの適正な機能発揮を確保する防風スクリーンの
提供にある。
特に長期間にわたる屋外での騒音測定等に有効なもので
ある。
最近騒音に関する環境問題がクローズアンプされるに従
い環境騒音の測定が短期間のみでは不足となってきてい
る。
特に交通騒音、鉄道、工場、航空機騒音など長期間連続
測定を余儀なくされている。
しかしながら、かような長期間連続測定、特に屋外での
測定は、苛酷な環境下にマイクロホンを晒すこととなり
種々の問題を生じていた。
すなわち風托よる騒音測定の困難さ、塵埃によるマイク
ロホン感度の変化、雨によるマイクロホンの故障あるい
は音響特性の変化等、いずれもマイクロホンに悪影響を
与えるものである。
ところで従来、風、塵埃等の防止対策としては、ある程
度満足のいく防風スクリーンが提案され、かつ使用され
ている。
しかしながら、従来にあっては、たとえば飛行場周辺に
於ける航空機騒音の測定といった長期間にわたる屋外で
の測定と言った事態は少なかったという点、更に、防風
効果のある材質は雨に弱く、雨をよく防ぐものは透音性
にかけているという点等の事情により計測用マイクロホ
ンの雨に対する防御対策が遅れていた。
従来の防風スクリーンの材質としては、ウレタンフオー
ム、織布、不織布と言った多孔質の柔らかい材質、ある
いはパンチングメタル、焼結金属と言った多孔質の硬い
材質等が知られているが、これらの材質で構成される防
風スクリーンは雨に対して殆ど無防備であり、長時間の
雨によく耐え得るものではなかった。
すなわち防風メクリーンは、音のマイクロホンへの伝達
を妨げるものであってはならないため、前述した多孔質
の材質が使われている訳であるが、多孔質の故に雨が浸
入し易いという弊害を有していた。
もつとも硬質であるパンチングメタル、焼結金属といっ
たものは、前述ノウレタン7オーム等に比較すれば雨が
浸入し難いとは言えるが、これとても長期間の屋外測定
には満足すべきものではなかった。
パンチングメタルの比較的雨に強いという性質を考慮し
て、従来パンチングメタルを多重構造にして雨への対策
としたものがあるが、尚不十分であり、そもそもパンチ
ングメタルは、多数の開孔部を有する金属で形成されて
いるものであるため、雨がパンチングメタルの外面に衝
突して生ずる雨音が防風スクリーン内部で反響してマイ
クロホン機能を阻害することとなり、この点からも好ま
しいものでなかった。
本考案は、これに対して防風効果を低下せしめることな
く、雨に対する防御対策を施した防風スクリーンを提供
するものである。
すなわち多孔質の柔かい材質でなる本体と、薄い不織布
を幾層にも積層してなる雨滴付着防止体とで二重構造を
採ることにより、透音性を保持しつつ十分時数効果も維
持し、かつ雨天時においても雨によるマイクロホンへの
影響、故障、音響特性の変化等を防ぐものである。
以下、本考案の一実施例を図面に沿って説明する。
1は防風スクリーン2を装着したマイクロホン本体であ
り、マイクロホン支持体3に固定されている。
防風スクリーン2は、主として鳳塵埃の防止として機能
する本体4と、主として雨に対する防御機能を有する雨
滴付着防止体5とから構成されている。
本体4はウレタンフオーム、織布等の多孔質の柔らかい
材質で構成されている。
多孔質であるため防風スクリーンを介する音のマイクロ
ホンへの到達を妨げることもなり、シかも柔らかい材質
であるため防風効果も大きく、かつ雨が衝突して生ずる
雨音の問題もなく非常に好都合である。
雨滴付着防止体5は、積層状に形成された不織布5aで
構成、すなわち薄い不織布を幾層にも積層して構成され
ている。
形状としては半球型、あるいは砲弾型にして傾斜を急に
して、雨滴付着防止体5に付着した雨滴のすみやかな減
下をうながして)雨の滞留を防止している。
尚、機械的強度を考慮するならばプラスチック、ダイキ
ャスト等で作られるフレーム5bで不織布5aを支持す
ることが望!しい。
ところで不織布は、繊維がからみあって形成されたもの
であり、音の伝播の障害となるものではなく、この点灯
都合である。
また不織布それ自体は多孔質である為、雨を防止する機
能は有していないが、織布と異なり繊維がからみあって
形成されている為、薄い不織布を幾層にも積み重ねて積
層状にすることにより、雨滴が不織布内に浸透するより
も早く雨滴が不織布の繊維を順次伝わって落下して結果
的に雨滴付着防止効果を発揮することとなる。
この作用は農家の藁葺屋根に雨が降り、内部に浸透する
よりも早く藁を伝わって雨が落下していくのとよく似て
いる。
さらにこの不織布に撥水処理を施せば一層の効果がある
ものである。
雨滴付着防止体5は、防風スクリーン20本体4の内側
、マイクロホン挿入孔の内壁に設けら札マイクロホン1
と最近傍の位置にある。
換言すると雨滴付着防止体5は防風スクリーン2の内側
に設けられ、その外周に本体を有する。
これは、雨滴付着防止体5の形状があまり犬となるとそ
の効果が薄らぎ、その直径が3〜8Cπ程度が最も良く
、かつ音響特性に対して何ら影響を与えることがないか
らである。
雨滴付着防止体5の外側に、ウレタンフオーム、織布等
の多孔質の柔らかい材質からなる本体4を配したのは、
そもそも風雑音に対する防風スクリーンの減少効果は、
その直径が大きくなるほど、また防風スクリーンの表面
が柔らかいほど大きくなるからである。
従って形状の大きい方が望ましい防風機能をうけもつ本
体4を外側に配して、形状の小さい方が車重しい防雨機
能をうけもつ雨滴付着防止体5を内側に配した二層構造
をとることにより、防風スクリーンに要求される防風、
防雨機能を一層満足させている。
以上述べた如く、本考案は1ずウレタンフオーム、織布
等の多孔質の柔らかい材質でなる本体を外側に配してい
る。
従って外側に配置している為従来の防風スクリーンと同
等の大きさにでき、結果的に従来と同等の風雑音防止効
果が生じる。
しかも柔らかい材質を使用している為、これもまた風雑
音防止に有効であり、かつ多孔質である為十分透音性を
も有するものである。
次に本考案は薄い不織布を幾層にも積み重ね、砲弾状あ
るいは半球状に構成した雨滴付着防止体を内側に配して
いる。
従って内側に配している為本体より小さく形成すること
ができ、雨滴付着防止効果がより有効となる。
また不織布を使用し、しかも薄い不織布を幾層にも積み
重ねている為雨が内部に浸透しに〈<、シかも形状を砲
弾状あるいは半球状にして傾斜を急にしている為雨滴の
落下を促進して雨滴付着防止体に於ける雨の滞留を防止
している。
さらに不織布自体も多孔質でらる為透音性は良好であり
、この点からも好ましいものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示す側断面図。 4・・・・・・本体、 5・・・・・・雨滴付着防止体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ウレタンフオーム、織布等の多孔質の柔らかい材質から
    なる本体4を外側に、 薄い不織布を幾層にも積み重ね、砲弾状あるいは半球状
    に構成した雨滴付着防止体5を内側に配置してなる防風
    スクリーン。
JP1978071420U 1978-05-26 1978-05-26 防風スクリ−ン Expired JPS5818387Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978071420U JPS5818387Y2 (ja) 1978-05-26 1978-05-26 防風スクリ−ン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978071420U JPS5818387Y2 (ja) 1978-05-26 1978-05-26 防風スクリ−ン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54173737U JPS54173737U (ja) 1979-12-07
JPS5818387Y2 true JPS5818387Y2 (ja) 1983-04-14

Family

ID=28982158

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1978071420U Expired JPS5818387Y2 (ja) 1978-05-26 1978-05-26 防風スクリ−ン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5818387Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5614631Y2 (ja) * 1974-03-04 1981-04-06
JPS5618073Y2 (ja) * 1975-03-18 1981-04-27

Also Published As

Publication number Publication date
JPS54173737U (ja) 1979-12-07

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