JPS58183650A - トランス−4−アミノメチルシクロヘキサン−1−カルボン酸の製造法 - Google Patents
トランス−4−アミノメチルシクロヘキサン−1−カルボン酸の製造法Info
- Publication number
- JPS58183650A JPS58183650A JP57064640A JP6464082A JPS58183650A JP S58183650 A JPS58183650 A JP S58183650A JP 57064640 A JP57064640 A JP 57064640A JP 6464082 A JP6464082 A JP 6464082A JP S58183650 A JPS58183650 A JP S58183650A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はトランス−4−アミノメチル/りロヘキサンー
1−カルボン酸をp−シアノベンジルアミンから1工程
で得る方法に関するものでおる。
1−カルボン酸をp−シアノベンジルアミンから1工程
で得る方法に関するものでおる。
トランス−4−アミノメチル/り口へギザノー1−カル
ボン酸は医薬品又は医薬原料又は、合成高分子原料とし
て近時注目せられている物質でおる。しかし其の製造は
容易ではない。
ボン酸は医薬品又は医薬原料又は、合成高分子原料とし
て近時注目せられている物質でおる。しかし其の製造は
容易ではない。
従来の製造方法はp−シアノベンジルアミンの加水分解
物質である。p−アミノメチル安息香酸全単離するか又
はそのエステル体、アンル体等に変えてから接触水添を
行い、接触水添されたものも単離するか又は、エステル
基、アシル基等の保護基をはずした後、再びアルカリ金
属塩にもどしオートクレーブ中で加熱する事により異性
化反応全行せしめる。3工程法が一般的であった。
物質である。p−アミノメチル安息香酸全単離するか又
はそのエステル体、アンル体等に変えてから接触水添を
行い、接触水添されたものも単離するか又は、エステル
基、アシル基等の保護基をはずした後、再びアルカリ金
属塩にもどしオートクレーブ中で加熱する事により異性
化反応全行せしめる。3工程法が一般的であった。
本発明は上記従来法に比し、より改善された工業的製造
法を提供するものである。即ちp−シアノベンジルアミ
ンを水酸化アルカリの存在下水溶媒の存在下で温度50
q−150℃で3〜1Qhr処理する事によりp−アミ
ノメチル安息香酸のアルカリ金属塩の水溶0.を得る。
法を提供するものである。即ちp−シアノベンジルアミ
ンを水酸化アルカリの存在下水溶媒の存在下で温度50
q−150℃で3〜1Qhr処理する事によりp−アミ
ノメチル安息香酸のアルカリ金属塩の水溶0.を得る。
この反応液は精製又は単離又他・の誘、導1体への転換
が行なわれる事なく、そのままルテニウム触媒を加えら
れ、圧力30〜150に7、温度50〜200℃で2〜
10hr接触還元される。
が行なわれる事なく、そのままルテニウム触媒を加えら
れ、圧力30〜150に7、温度50〜200℃で2〜
10hr接触還元される。
得られた4−アミノメチル/りロヘキザンー1−カルボ
ン酸のアルカリ金属液となっている反応液は触媒全戸別
する事なくチッソガスで水素を置換するだけで次の異性
化反応の原料スラリーとして使われる。すなわち、上記
反応液をオートクレーブ中でその”f4150〜250
℃で5〜15時間処理するとトランス−4−アミノメチ
ルンクロヘキザンー1−カルボン酸のアルカリ金属塩が
得られる。
ン酸のアルカリ金属液となっている反応液は触媒全戸別
する事なくチッソガスで水素を置換するだけで次の異性
化反応の原料スラリーとして使われる。すなわち、上記
反応液をオートクレーブ中でその”f4150〜250
℃で5〜15時間処理するとトランス−4−アミノメチ
ルンクロヘキザンー1−カルボン酸のアルカリ金属塩が
得られる。
これを常法によりNH4型強酸性イオン交換樹脂に吸着
せしめ、アンモニア水で溶出させその溶出液を減圧濃縮
し、残査を水−アセトン、混合液で再結晶すると、純粋
な形で目的物が得られる。
せしめ、アンモニア水で溶出させその溶出液を減圧濃縮
し、残査を水−アセトン、混合液で再結晶すると、純粋
な形で目的物が得られる。
更に詳しく述べれば、p−シアノ4ンジルアミンの加水
分解に使われる水酸化アルカリとして、水酸化すトリウ
ム、水酸化カリウム等が考えられる。使用されるアルカ
リの量は原料に対して1〜2倍モル好1しくは1.2〜
1.5倍モルが適当である。又使用される溶媒は次及び
次々の反応を考える時は水溶媒が適当である。使われる
水は原料に対して1〜10倍モル好ましくは2〜5倍モ
ルの量が適当である又p〜・アノ4・げミンは加熱され
たアルカリ水溶液に滴下されても、最初から入れておい
て、加熱しても良い。反応液は着色して居るが、その捷
ま接触還元される。
分解に使われる水酸化アルカリとして、水酸化すトリウ
ム、水酸化カリウム等が考えられる。使用されるアルカ
リの量は原料に対して1〜2倍モル好1しくは1.2〜
1.5倍モルが適当である。又使用される溶媒は次及び
次々の反応を考える時は水溶媒が適当である。使われる
水は原料に対して1〜10倍モル好ましくは2〜5倍モ
ルの量が適当である又p〜・アノ4・げミンは加熱され
たアルカリ水溶液に滴下されても、最初から入れておい
て、加熱しても良い。反応液は着色して居るが、その捷
ま接触還元される。
生成したp−アミノメチル安息香酸のアルカリ金属塩の
接触還元において使用されるルテニウム触媒の使用jA
′はp−アミノメチル安息香酸そのものを接触還元する
場合とくらべて少ない量で済み且つ、接触還元の収率は
高い。又溶媒も前反応の溶媒のままであるので前工程の
反応液に触媒を加えるだけで接触還元する事が出来る。
接触還元において使用されるルテニウム触媒の使用jA
′はp−アミノメチル安息香酸そのものを接触還元する
場合とくらべて少ない量で済み且つ、接触還元の収率は
高い。又溶媒も前反応の溶媒のままであるので前工程の
反応液に触媒を加えるだけで接触還元する事が出来る。
接触還元において、使われるルテニウム触媒は、原料の
p−シアノベンジルアミンに対して05〜20チの使用
で良い。同好1しくに2〜10%である。又、温度は、
50〜200℃であるが好1しぐは80〜150℃であ
る。又圧力は30〜150Kgであるが好ましくは70
〜120Kfである。反応時間は2〜10 hrである
。
p−シアノベンジルアミンに対して05〜20チの使用
で良い。同好1しくに2〜10%である。又、温度は、
50〜200℃であるが好1しぐは80〜150℃であ
る。又圧力は30〜150Kgであるが好ましくは70
〜120Kfである。反応時間は2〜10 hrである
。
長時間反応しすぎる事、及び温度の上げすぎは、一部側
反応を誘起し悪影響を及ぼす場合も有り好ましくない。
反応を誘起し悪影響を及ぼす場合も有り好ましくない。
又、p−アミノメチル安息香酸のアルカリ金属塩を接触
還元すると遊離のカルボン酸を接触還元する場合とくら
べて装置利料を腐食させないので高価な装置材料を使わ
ないで済むという利点がある。生成したシス及びトラン
スの4−アミノメチルシクロへキザンカルボン酸のアル
カリ金属塩の混合物を含む水溶液は冷却及び触媒の炉別
する事なく水素をチッソガスと置換して高温のまま次の
異性化反応工程の原料として供される。
還元すると遊離のカルボン酸を接触還元する場合とくら
べて装置利料を腐食させないので高価な装置材料を使わ
ないで済むという利点がある。生成したシス及びトラン
スの4−アミノメチルシクロへキザンカルボン酸のアル
カリ金属塩の混合物を含む水溶液は冷却及び触媒の炉別
する事なく水素をチッソガスと置換して高温のまま次の
異性化反応工程の原料として供される。
異性化反応は、前記反応液の入ったオートクレーブ中で
150〜250℃好ましくは180〜230℃で1〜2
0hr好ましくは3〜101+rで処理する。長時間加
熱しすぎる事は、τ部側反応を誘起し好ましくない。以
上の如く、p−シアノベンジルアミンから精製単離され
ないで三つの反応を行った反応液は、三つの反応の副反
応生成物及び着色成分を含むがそのままイオン交換樹脂
たとえば強酸性イオン交換樹脂(NI(4型)を通して
アルカリ金属イオンを除く。次でこの流出液を濃縮し、
残留物にアセトン又はアルコールを加え目的物の結晶を
析出させる。
150〜250℃好ましくは180〜230℃で1〜2
0hr好ましくは3〜101+rで処理する。長時間加
熱しすぎる事は、τ部側反応を誘起し好ましくない。以
上の如く、p−シアノベンジルアミンから精製単離され
ないで三つの反応を行った反応液は、三つの反応の副反
応生成物及び着色成分を含むがそのままイオン交換樹脂
たとえば強酸性イオン交換樹脂(NI(4型)を通して
アルカリ金属イオンを除く。次でこの流出液を濃縮し、
残留物にアセトン又はアルコールを加え目的物の結晶を
析出させる。
得られる結晶は純度97チ以上であって、融点381〜
390℃(分解)を示し、赤外線吸収スペクトルでトラ
ンス−4−アミノメチルシクロへキサン−1−カルボン
酸のパターンを示した。
390℃(分解)を示し、赤外線吸収スペクトルでトラ
ンス−4−アミノメチルシクロへキサン−1−カルボン
酸のパターンを示した。
本発明の便利性全要約すると、次の様である。
単一の溶媒及び一つの金属塩で3つの反応を行い最後に
その金属を除去する事により、反応中間体を単離する事
もなく、又高品質の装置材料も使用せず、装置機器も少
なくて目的物を製造する方法を提供するものであって、
本市製造の工業的に極めて意義のあるものである。
その金属を除去する事により、反応中間体を単離する事
もなく、又高品質の装置材料も使用せず、装置機器も少
なくて目的物を製造する方法を提供するものであって、
本市製造の工業的に極めて意義のあるものである。
以下実施例をあげて説明する。
実施例1
オートクレーブに12%苛性ソーダ溶液150部、p−
シアノベンジルアミン50部を入れて約4hr加熱還流
する。次いでここに5%ルテニウム活性炭触媒を25部
入れる。水素初圧100Kr、反応温度90℃で3時間
水添反応を行なわせる。反応終了後チッ素ガスで水素を
置換した後、215℃で15hr反応させ、冷却後、反
応液から触媒を炉別し減圧下濃縮すれば白色の残査が得
られる。これを1000部の水に溶解し、アンモニウム
型の強酸性陽イオン交換樹脂で処理し減圧濃縮乾固すれ
ば白色塊を析出する。これにアセトン適量を加えて得ら
れる白色結晶全水−アセトンで再結晶すると、融点38
1〜390℃(分解)を示す結晶が47部、(収率79
チ)得られた。この結晶の赤イ翫収ヌベクトルはl・ラ
ンス−4−アミンメチルシクロヘキサン−1−カルボン
酸の標品の赤^収スペクトルと一致した。
シアノベンジルアミン50部を入れて約4hr加熱還流
する。次いでここに5%ルテニウム活性炭触媒を25部
入れる。水素初圧100Kr、反応温度90℃で3時間
水添反応を行なわせる。反応終了後チッ素ガスで水素を
置換した後、215℃で15hr反応させ、冷却後、反
応液から触媒を炉別し減圧下濃縮すれば白色の残査が得
られる。これを1000部の水に溶解し、アンモニウム
型の強酸性陽イオン交換樹脂で処理し減圧濃縮乾固すれ
ば白色塊を析出する。これにアセトン適量を加えて得ら
れる白色結晶全水−アセトンで再結晶すると、融点38
1〜390℃(分解)を示す結晶が47部、(収率79
チ)得られた。この結晶の赤イ翫収ヌベクトルはl・ラ
ンス−4−アミンメチルシクロヘキサン−1−カルボン
酸の標品の赤^収スペクトルと一致した。
特許出願人 昭和電工株式会社
代理人菊地鞘−
Claims (1)
- p−ンアノベンベルアミンを水酸化アルカリで加水分解
反応を行なわせ、p−アミノメチル安息香酸のアルカリ
金属塩を生成せしめ、これを精製する事なく、反応液の
ままルテニウム触媒の存在下で接触還元を行なわせ更に
これを、分離する事なく水素をチッ素ガスと置換したの
みでオートクレーブ中で加熱する事によりシス及びトラ
ンスの混合の4−アミノメチシンクロヘキサン−1−カ
ルボン酸のアルカリ金属塩をトランス体に変える事を特
徴とするトランス−4−アミノメチシンクロヘキサン−
1−カルボン酸の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57064640A JPS58183650A (ja) | 1982-04-20 | 1982-04-20 | トランス−4−アミノメチルシクロヘキサン−1−カルボン酸の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57064640A JPS58183650A (ja) | 1982-04-20 | 1982-04-20 | トランス−4−アミノメチルシクロヘキサン−1−カルボン酸の製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58183650A true JPS58183650A (ja) | 1983-10-26 |
Family
ID=13264065
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57064640A Pending JPS58183650A (ja) | 1982-04-20 | 1982-04-20 | トランス−4−アミノメチルシクロヘキサン−1−カルボン酸の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58183650A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105037186A (zh) * | 2015-06-17 | 2015-11-11 | 苏州敬业医药化工有限公司 | 一种氨甲苯酸的制备方法 |
CN108752226A (zh) * | 2018-05-15 | 2018-11-06 | 常州兰陵制药有限公司 | 氨甲环酸的制备方法 |
-
1982
- 1982-04-20 JP JP57064640A patent/JPS58183650A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105037186A (zh) * | 2015-06-17 | 2015-11-11 | 苏州敬业医药化工有限公司 | 一种氨甲苯酸的制备方法 |
CN108752226A (zh) * | 2018-05-15 | 2018-11-06 | 常州兰陵制药有限公司 | 氨甲环酸的制备方法 |
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