JPS5818288B2 - カプセルの方向規制方法およびその装置 - Google Patents

カプセルの方向規制方法およびその装置

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JPS5818288B2
JPS5818288B2 JP5303379A JP5303379A JPS5818288B2 JP S5818288 B2 JPS5818288 B2 JP S5818288B2 JP 5303379 A JP5303379 A JP 5303379A JP 5303379 A JP5303379 A JP 5303379A JP S5818288 B2 JPS5818288 B2 JP S5818288B2
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capsules
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はカプセルの方向規制方法およびその装置、更に
詳しくは、キャップとボディーが一体に結合した状態で
ホッパーなどにランダムに収容された多数の医薬用カプ
セルを、その移送方向に対して直交せしめ、かつそれら
のキャップ部(もしくはボディ一部)を総て一定の方向
に揃えるための方法およびその装置に関するものである
周知のとおり医薬用のゼラチンバードカプセルは、キャ
ップとボディーを浸漬法によりそれぞれ個別に成形し、
両者を機械的に一体に結合して、その後外観検査をし、
更に必要ならばその表面(通常はキャップ側表面)に、
例えば商品名コード、製薬会社名などの適当な印刷表示
を付して、まず製薬会社に供給され、次いで該製薬会社
において前記の空カプセル内に内容薬剤が充填され、再
度外観検査に付された後、適当な態様に包装されて一般
市場に提供されている。
こ5で、前記空カプセルへの内容薬剤の充填に当っては
、充填機への適合上事前に必ずそのカプセルの姿勢を移
送方向に対して一定の方向に揃える、いわゆる方向規制
を実施しておかなければならない。
また、必ずしも必須という訳でもないが、一般には前記
カプセルの外観検査、印刷、およびそれらの包装作業に
先立っても検査の容易さ、印刷表示の美しさ、更には最
終包装体の体裁の良さなどの理由から前述の場合と同様
に方向規制の措置がとられている3ところで、カプセル
の方向規制には、大別して、そのカプセルの軸線を移送
方向に対して平行させるか、もしくは直交させるかの2
通りの態様が考えられるが、従来は方向規制の容易さ、
或いはその実施のための装置の簡易さなどの理由から専
ら前者、すなわちカプセルを、その軸線が移送方向に一
致するようにし、かつこの状態でそのキャップ側(もし
くはボディー側)を前に、もしくは後に揃える方法が実
施されている。
このような方向規制方法は前記外観検査、印刷および内
容物充填の目的にも充分適合するものであるが、たゾ最
近一部において実用化されつメあるカプセルの円筒部周
囲(通常キャップ側円周)に沿って印刷を付す、いわゆ
るスピン印刷には適合し得ない。
カバるスピン印刷を効率よ〈実施しようとすれば、予じ
めカプセルを、その軸線が移送方向に対して直交するよ
うに整列させておかなければならない。
本発明は上記のようにカプセルを、その移送方向に対し
て直交せしめた状態で方向規制を実施するための新規な
方法およびその装置に関するものである。
カプセルを、その移送方向に対して直交せしめ、かつそ
のキャンプ側を一定の方向に揃える方法、装置は既に特
公昭53−12239号公報により一応は公知である。
該公報所載の発明は「カプセルの配向、転回、捺印方法
および装置」に関するものであるが、その特徴はむしろ
前記スピン印刷を実施するためのカプセルの方向規制と
その装置に存する。
すなわち、この公知のカプセル方向規制装置は、要する
に、 1)回転ドラムの半径方向、円周方向および軸線方向に
それぞれ穿設された3つの四部で一体的に形成されるカ
プセル収容ポケットを外周面に多数備えた回転ドラム、
および 11)回転ドラムに近接して設備された2個の一定方向
への空気流噴射装置と、一定巾のスリットヲ持ったスペ
ーサーストッパ板からなる姿勢矯正機構、 から構成されている。
か5る装置の作用は以下のとおりである。
1)ホッパー内にランダムに収容されたキャンプとボデ
ィーが一体に結合した状態の医薬用カプセルを、まず回
転ドラムの半径方向ポケットに、その軸線が回転ドラム
の半径方向に一致した王立もしくは逆立姿勢で個別に受
は取って保持し、11)回転ドラムの回動により収容さ
れたカプセルをドラムの円周方向へ一定距離移送した時
点で、1)のカプセルの上部に、その斜上方から移送方
向への空気流を噴射し、 111)この場合、スペーサーストッパ板の選別作用に
より1)において逆立姿勢のカプセルのみをその移送方
向、すなわちドラムの円周方向へ倒伏させ、そのキャッ
プ部を前記半径方向ポケットの上部に位置させて、1)
で王立姿勢のカプセルのキャップ側位置と実質的に同位
置となし、jV) この状態において、更に回転ドラ
ムの軸線方向から第2の空気流を各々カプセルのキャッ
プ側に噴射し、総てのカプセルを移送方向に対して直交
するように転回させて、そのキャップ側を同一方向に揃
え、 ■)その後に各々カプセルをjV)の姿勢のまメ取り出
すものである。
以上のような機構と作用を有する前記公知発明の方向規
制装置は、カプセルをその移送方向に対して直交させて
方向規制するカプセル方向規制装置としては現在までの
ところ唯一のものであるがこの装置には以下のような欠
点がある。
すなわち、 1)回転ドラムに設けられたカプセル収容ポケットが、
回転ドラムに対して三方向に穿設されているので、その
工作が煩雑であるのみならず、回転ドラムにおける単位
面積当りの該ポケットの設置個数が少なくて処理能力的
にも不利である。
11)姿勢矯正が空気流噴射による間接的手段により行
われるので、その作用かや5不確実であり。
該装置の高速運転に伴いその信頼性は著しく低下する。
111)特に最初の姿勢矯正が空気流噴射によりスペー
サーストッパ板を通して行われるので、その作用かや5
不確実なものとなり易い。
jV)姿勢矯正のために2系列の空気流噴射装置を要し
、しかもその空気流噴射装置はそれぞれ回転ドラムのポ
ケット列に対応した数の噴射口を備えていなければなら
ず、全体的に機構が複雑である。
■)以上1)〜iV)の理由により、本装置は処理能力
的にも、また精度的にもや5不満足なものである。
本発明は以上のような状況に鑑み、か5る公知のカプセ
ル方向規制装置における欠点および不都合を解消すべく
鋭意検討の結果、完成されたものであって、冒頭の特許
請求の範囲に記載した事項をその要旨とする。
すなわち本発明によれば、機構が簡単であり、その作用
が確実で精度が高く、かつ処理能力にも優れたカプセル
の方向規制方法、およびそのための装置が提供される。
以下本発明の詳細を具体的に説明する前に本明細書中で
使用する下記用語の意味を以下のように定義しておき、
本発明の理解のための一部とする。
本明細書にいう「カプセル」とは、ゼラチンまたはその
他の高分子物質溶液より公知の浸漬法でそれぞれ個別に
成形されたキャップとボディーを一体に結合した状態の
医薬用バードカプセルを意味し、特に断らない限り内容
物が充填される前の空のものと、充填されたものとの両
者を含むものとする。
「方向規制」とは、ランダムに収容された多数の上記カ
プセルを、その移送方向に対して直交させて さしく倒
伏)、かつその状態で各々カプセルのキャップもしくは
ボディー側を総て一定の方向に揃えることをいう。
「カプセルの正立姿勢」とは、カプセルの軸線が回転ド
ラムもしくは移送ローラーの半径方向と一致した状態で
、かつカプセルのキャップ側が前記ドラムもしくはロー
ラーの外周面側に位置している状態をいう。
同じく「逆立姿勢」とは、上記「正立姿勢」の丁度逆の
場合であって、カプセルの軸線が回転ドラムもしくは移
送ローラーの半径方向と一致しており、かつカプセルの
キャップ側が前記ドラムもしくはローラーの中心側に位
置している状態をいうものである。
本発明における第1の発明は、カプセルの方向規制方法
に関するものである。
すなわち、本発明方法は、ホッパー内にランダムに収容
されたカプセルを回転ドラムの外周面に設けた多数のカ
プセル収容ポケットにそれぞれ個別に、かつ連続的に受
は取らせ、該ドラムの回動により収容されたカプセルを
ドラムの円周方向に移送させ、その移送中にカプセルの
向きを一定方向に揃えさせるカプセルの方向規制方法に
おいて、1)ホッパーからカプセルを、その軸線が回転
ドラムの半径方向と一致する状態で受は取り、この場合
において逆立姿勢のカプセルを、そのボディ一部の一部
が回転ドラムの外周面上に突出するようにして保持し、
このドラムの外周面上に突出したカプセルの高低差によ
り逆立姿勢のカプセルを正立姿勢のカプセルから識別す
ること、 11)カプセルの前記移送途中において、前記逆立姿勢
のカプセルのみをポケット内で、その移送方向に対して
直交する方向に倒伏させること、111)前記回転ドラ
ムから更にカプセルを、逆立姿勢もしくはその移送方向
に直交して倒伏した姿勢で移送ローラーに個別に受は渡
し、かつその状態で該移送ローラーの回動により収容さ
れたカプセルを円周方向へ移送すること、 1い この移送途中において111)の逆立姿勢のカプ
セルのみをそのポケット内で前記11)で倒伏されたカ
プセルの向きに揃えて倒すこと、および、■)移送ロー
ラーから各々カプセルをその移送方向に直交した状態で
取り出すこと、 を特徴とするカプセルの方向規制方法である。
更に、本発明方法の好ましい実施態様を挙げれは、 1)回転ドラムおよび移送ローラーの回動によるカプセ
ルの移送作用により、それぞれのポケット内で逆立姿勢
にあるカプセルのボテイ一部のみを障害プレートに衝突
させて該カプセルをポケット内で、その軸線が移送方向
に対して直交する方向に倒伏させるものである上記々載
のカプセル方向規制方法、 などが提案される。
本発明の第2および第3の発明は前記のカプセル方向規
制方法をきわめて能率的に実施するための装置に関する
ものであって、その1実施例を添付図面に明示する。
すなわち、本発明の第1のカプセル方向規制装置は添付
図面に例示するとおり、基本的には、1)ホッパーから
カプセルを、その軸線が回転ドラムの半径方向と一致す
る状態で受は取り、この場合において逆立姿勢のカプセ
ルを、そのボディ一部の一部が回転ドラムの外周面上に
突出するようにして保持し得る縦方向ポケツt4cと、
該縦方向ポケット部と協同してカプセルを、その移送方
向に対して直交させ、かつ回転ドラムの軸線に沿って倒
伏した姿勢で保持し得る横方向ポケット部とが一体的に
構成されたカプセル収容ポケットを外周面上に有する回
転ドラム、11)上記回転ドラムの回動によるカプセル
の移送途中において、前記ポケット内で逆立姿勢にある
カプセルのみを、その移送方向に対して直交する方向に
強制的に倒伏させることのできる第1姿勢変換機構、 111)回転ドラムから更にカプセルを、逆立姿勢もし
くはその移送方向に直交して倒伏した姿勢でポケット内
に個別に受は取り、かつそのま5その円周方向へ移送す
ることのできる移送ローラー、 1■)上記移送ローラーの回動によるカプセルの移送途
中において、そのポケット内で逆立姿勢にあるカプセル
のみを、その移送方向に対して直交する方向で、かつ前
記11)で倒伏されたカプセルの向きに揃えて強制的に
倒伏させることのてきる第2姿勢変換機構、および、 ■)移送ローラーから各々カプセルをその移送方向に直
交した状態で取り出し得るカプセル取り出し機構、 を有し、本発明の第2のカプセル方向規制装置は、上記
1)〜V)の構成に加えて更に、 vl)回転ドラムのカプセル受は取り部に近接して設け
られたカプセル捌き、整向機構、 とから構成される。
以下本発明装置を添付図面に従って更に詳細に説明する
第1図は本発明装置の全体的な概要を示す模式的説明図
である。
同図に示すように回転ドラム1は、その外周面上に規則
的に配設された多数のカプセル収容ポケット11を有し
ており、別に設備した原動機(図示せず)により矢印方
向に回転するものである。
各々カプセル収容ポケット11の詳細は第1図、第2図
および第3図に明示するように、上部内径が方向規制さ
るべきカプセルのキャップ外径より大きく、かつ下部内
径がキャンプ外径より小さくてボディー外径よりは大き
く、更に上部の大径穴の深さがカプセル全長よりは浅く
て、カプセルを、その軸線が前記回転ドラム1の半径方
向と一致する状態で受は取り、この場合において逆立姿
勢のカプセルを、そのボディ一部の一部が回転ドラムの
外周面上に突出するようにして保持し得る縦方向ポケッ
ト部111と、該縦方向ポケット部111と協同してカ
プセルを、その移送方向、すなわち回転ドラム1の円周
方向に対して直交し、かつその軸線方向に沿って倒伏し
た姿勢で保持し得るカプセルのキャンプ外径には\゛等
しい深さの横方向ポケット部112で一体的に構成され
ている。
なお、前記縦方向ポケット部111の開口部は、カプセ
ルの受は入れをより容易にするために図示するとおりド
ラム1の外周面方向に向けてテーパーを付しておくのが
好ましい。
縦方向ポケット部111の底部には、更に回転ドラム1
の半径方向に向って小さい通気孔12が穿設されており
、該通気孔12は回転ドラム1の軸線方向に沿って設け
られている通気路13に連通し、ドラム1の側端に開口
している。
該通気路13は、回転ドラム1の軸線に沿った同一列の
カプセル収容ポケット11からの各通気孔12にそれぞ
れ連通しており、回転ドラム1の回動による特定位置に
おいて、該ドラムの一側端に対向的に開口した吸気シュ
ー14および圧空シュー15とそれぞれ通気的に接続可
能なものである。
従って該通気路13は回転ドラム1の円周方向における
カプセル収容ポケット11に対応しており、それと同数
設備されている。
吸気シュー14および圧空シュー15は前述のとおり回
転ドラム1の一側端に向って開口するものであるが、そ
の回転ドラムに対する開口範囲が重要である。
すなわち、吸気シュー14は回転ドラム1の一側端に在
って、該ドラムのカプセル収容ポケット11が真上に開
口する頂上位置より手前側約30〜40度の角位置から
、同ポケットが矢印方向に回動してはゾ水平方向に開口
するまでの範囲、換言すれば、カプセル収容ポケット1
1が後述するホッパー3の供給口31に達し、ホッパー
内のカブモルを当該ポケット内に受は取りはじめる角位
置から、ドラムの回動により前記ポケット内のカプセル
(たゾし、逆立姿勢のカプセルが後述する第1姿勢変換
機構の作用を受けはじめる角位置に亘って開口している
従って、吸気シュー14は、その間に位置する総ての通
気路13と連通ずるので、各通気路13が吸気シューの
開口範囲内を通過中各々通気孔12を介して対応する総
てのカプセル収容ポケット内を吸気し、カプセルの受は
取りを補助すると共に該カプセルをポケット内で保定す
る。
一方、圧空シュー15は前記吸気シュー14と同じく回
転ドラム1の一側端に在って、前記逆立姿勢のカプセル
が第1姿勢変換機構による強制的な姿勢矯正を完了し、
かつ該姿勢変換機構の拘束から解放された角位置付近、
すなわちカプセル収容ポケット11が前記吸気シュー1
4の開口終点より更に矢印方向に一定距離進行して回転
ドラム1の最底角位置付近に達し、ポケット内のカプセ
ルを次段の移送ローラー2(この詳細は後述する)へ受
は渡すに充分な角位置範囲において通気路13と連通し
得るように開口している。
ホッパー3は回転ドラム1の上部に設備されており、そ
の供給口31がドラム1のはゾ頂上位置からその手前約
30〜40度の範囲に亘って前記回転ドラムの外周面上
に開口している。
従って、ホッパー3内にランダムに収容された方向規制
さるべきカプセルX。
は、前記カプセル収容ポケット11が第1図の図面にお
いて左斜上方からはゾ真上に開口する範囲において、す
なわち該ポケット11が前記ホッパー供給口31の下部
を通過している間に、その重力に加えてポケット11か
らの吸気作用により各ポケット内に個別に、かつ連続的
に受は取られ、保持される。
この場合、カプセルX。
は、まずその軸線が回転ドラム1の半径方向と一致した
状態で王立もしくは逆立姿勢で縦方向ポケット部111
内に収容される。
正立姿勢の力2プセルX1は第4図に例示するように縦
方向ポケット部111内に完全に収容される。
しかしながら、逆立姿勢のカプセルX2は前述したポケ
ット部内の内径差によりキャップ側が前記縦方向ポケッ
ト部111の底部まで完全には入り得ないので、;その
ボディー側を回転ドラム1の外周面上に突出した状態で
保持されてドラム1の回動によりそのま5円周方向へ移
送される。
なお、ホンパー3は、その内部に、回転ドラム1の円周
方向に沿った各カプセル収容ポケット列]間に対応して
付設されたガイドプレート32を持っており、このプレ
ート32と共に別に設備されたパイブレーク−(図示せ
ず)により運転中適度の振動を与えられて、カプセルX
によるブリッジ形成の防止措置がとられていることは公
知のこの種装置と同様である。
カプセル捌き、整向機構は前記回転ドラム1のカプセル
受は取り部、すなわち、ドラム1の回動方向に対して前
記ホンパー3の直後に回転ブラシ4として設備されてお
り、本発明装置の場合、該回転ブラシは前後に2個設け
られている。
すなわち、か5る回転ブラシを1個設備し、そのブラシ
を回転ドラムと同方向に回転せしめてホッパーからのカ
プセルを捌き、ポケットへの確実なカプセルの供給を図
ると共に、ポケットから溢れた余分のカプセルをホッパ
ー側へ戻して回転ドラムとの詰りを防止することは前掲
公報中にも開示されており公知である。
しかしながら、本発明装置の回転ブラシ4は、前述のと
おり回転ドラム1の回動方向に対して前後に配置された
2個のブラシ41゜42より構成されており、その後側
のブラシ41は公知の回転ブラシとはゾ同様の作用を奏
するものである。
たX゛シ、公知の回転ブラシが、その毛先をカプセルの
キャップもしくはボディー側の頂部に軽く接するように
配置されているものであるのに対して、本発明の回転ブ
ラシ41は第5図に示すようにそのブラシの側面でカプ
セル(たソ゛シ逆立姿勢のカプセルX2)側壁の片側も
しくは両仰を軽く挾持するようにした点で構造的には多
少累なっている。
従って、該回転ブラシ41は回転ドラム1のカプセル収
容ポケット11、殊にそのmlに方向ポケット部111
との対向部分の植毛は省略されていてもよく、その他の
部分では該ブラシの毛先が回転ドラム1の外周面上には
ゾ接するように設計された特殊な構造である。
この理由は、前述したように本発明装置では、カプセル
収容ポケット11に逆立姿勢で収容されたカプセルX2
は、そのボディー側頂部を回転ドラム1の外周面上に突
出するので、従来形式のようにブラシの先端で正立姿勢
のカプセルをも含めて総てのカプセル頂部を摩擦するよ
うにすると、前記逆立姿勢のカプセルX2がポケットか
ら排除されてしまうからである。
一方、回転ドラム1の回動力向に対して前側に設備され
たもう1つの回転ブラシ42は、本発明装置の特徴をな
す1つであって、回転ドラム1と反対方向に回転する点
を除き、その構造は前記回転ベラシ41とはゾ同じであ
る。
本回転ブラシ゛42は、第1図および第6図に示すよう
に王立姿勢にありながら何等かの原因、例えはポケット
内壁面へのカプセルの引っ掛かりなどで、完全に縦方向
ポケット部111内に保持されていないカプセルX3を
ポケット内へ収容させるための整向作用を奏するもので
ある。
従って、カプセルとの接触力は前記回転ブラシ41より
も更に弱くて充分であり、このために、回転ブラシ42
は図示するように該ブラシの1側面がカプセル側壁の片
側に接するように設計するのが好ましく、カプセルとの
必要以上の摩擦は前記の場合と同様に逆立姿勢のカプセ
ルX2をポケットから排除することになるので避けるべ
きである。
この2つの回転ブラシの相乗作用により各々のカプセル
収容ポケットには確実にカプセルが保持され、ポケット
へのカプセルの充足率が飛躍的に向上するのみならず、
同時にカプセルの詰りをも防止されるので本装置の円滑
な運転が可能となる1このようにして回転ドラム1の各
縦方向ポケット部111内にはカプセルが、その軸線を
ドラム1の半径方向と一致した状態で王立姿勢X1もし
くは逆立姿勢X2で個別に収容され、回転ドラム1の矢
印方向への回動により該ドラムの円周方向へ移送される
次いで、カプセル収容ポケット11が第1図において右
側水平方向に開口する位置まで移送された時点で、前記
逆立姿勢のカプセルX2が、まず第1の姿勢変換機構に
より最初の姿勢矯正を受ける。
この第1の姿勢変換機構は第1図に例示するように回転
ドラム1の外周面上に一定の間隙をおいて設備された障
害プレート16であり、かつそのカプセルとの衝合部が
カプセルの移送方向(すなわちドラム1の円周方向)に
対して斜交したものから構成される。
すなわち、該障害プレー1へ16は、回転ドラム1の外
周向との間に、王立姿勢のカプセルX1の通過は許すが
、逆立姿勢のカプセルX2のそのま\の通過は許さず、
そのボディー側が該プレートに衝突するような間隙をも
って設けられており、しかも、そのカプセルとの衝合部
161が第1図に示すようにカプセルの移送方向に対し
て比較的緩かな角度で斜交していて、ドラム1の回動に
よりカプセル収容ポケット11の開口部が、恰も該プレ
ートにより漸次すり切られるかのように構成されている
前記プレートのカプセル衝合部161は、もちろん回転
ドラム1の円周方向に沿うカプセル収容ポケットの各列
に対応して設けられるので、全体的には第7図に示すよ
うに鋸歯状の平面形を有する。
従って、回転ドラム1により障害プレート16の位置ま
で移送されてきたカプセルは、前述のとおり王立姿勢の
カプセルX1は該プレート16の姿勢矯正を受けること
なくそのま5プレート下を通過する。
一方、逆立姿勢のカプセルX2は、そのボディー側がプ
レート16に衝突するので、その通過を一応は阻止され
るが、回転ドラム1の継続的な回動による前記プレート
衝合部161の作用によって漸次横方向(第1図におい
て左方向)へ押されて、該衝合部161の終端近くまで
移送された時点で遂には完全に横倒しされる。
前記吸気シュー14は、ポケット11内に収容されたカ
プセルが前記障害プレート16の位置に達して、逆立姿
勢のカプセルX2が該プレートによる姿勢矯正を受けは
じめるのとは\゛同時好ましくはその時より若干遅れて
ポケット11との通気が断たれ乞ようになっており、プ
レート16との衝突によるカプセルの飛び出しなどの不
都合を防止している。
また、吸気が断たれた後のカプセルのポケットからの落
ちこぼれは、第1図から明らかなように前記障害プレー
ト16の延長された曲面で阻止されている。
このように逆立姿勢のカプセルX2は回転ドラム1の回
動による移送作用と障害プレート16の存在により、そ
のポケット内で強制的に横倒しされその軸線が移送方向
に対して直交し、かつ回転ドラム1の軸線方向に沿って
倒伏した状態X4に姿勢矯正された後、前記プレート1
6の終端162を通過した時点で次段の移送ローラー2
に受は渡される。
また、前記正立姿勢のカプセルX1はそのまSの状態で
移送されるので、該プレートの拘束から解放された時点
で次段の移送ローラー2に逆立姿勢Y2で受は渡される
この移送ローラー2へのカプセルの受は渡しは回転ドラ
ム1の最底角位蓋付近において実施するのが有利であり
、このようにすると重力の作用により、必ずしも圧空な
どによる強制的なカプセルの排出手段を講じる必要はな
いが、より確実に、かつ迅速にカプセルの受は渡しを行
おうとする場合には、図示するようにかメるカプセルの
受は渡し位置において、カプセル収容ポケットへの圧空
通気が可能となるように圧空シュー15を設備すべきで
あろう。
移送ローラー2は回転ドラム1からのカプセルを個別に
、かつ連続的に受は取り、更にその円周方向へ移送し、
その移送途中において、逆立姿勢のカプセルのみに姿勢
矯正を与えるためのものであって、回転ドラム1と同じ
の、もしくは別に設備した専用の原動機(図示せず)に
より前記ドラム1に同調して矢印方向に回動するもので
ある。
第1図の図例では、移送ローラー2が回転ドラム1の1
/2の大きさに設計されているので、作動時には、該移
送ローラー2は回転ドラム1の2倍の速度で同期回動す
るように調整されている。
移送ローラー2の外周面上には、回転ドラム1のカプセ
ル収容ポケット11に対応する多数のポケット21が設
けられており、該ポケット21内に、回転ドラム1から
のカプセルを、それぞれ逆立姿勢もしくはその移送方向
に直交して倒伏した姿勢で受は取る。
すなわち、第1図および第8図で明らかなように、前記
回転ドラム1のカプセル受は渡し部において王立姿製の
カプセルX1は逆立姿勢¥2で、また移送方向に直交し
て倒伏した姿勢のカプセルX4はそのまトの状態でそれ
ぞれ移送ローラー2のポケット21内に自動的に受は渡
され、該ローラーの回動により更にその円周方向へ移送
される。
移送ローラー2に逆立姿勢で受は取られたカプセル¥2
は1回転ドラム1における逆立姿勢のカプセルX2の場
合と同様に、そのボディー側を移送ローラーの外周面上
に突出したま5移送される。
従って、移送ローラー2のカプセル収容ポケット21は
、前記逆立姿勢のカプセル¥2と、移送方向に直交して
倒伏した姿勢のカプセルX4とを空間的に識別し得るよ
うにそれぞれのカプセルを保持することができるもので
あり、より具体的には、方向規制さるべきカプセルを、
該ローラー2の円周方向に直交させ、かつ該ローラーの
軸線方向に沿って倒伏した姿勢で収容し得る凹部であれ
ば足りる。
もちろん、各ポケット21の底部には通気孔22および
通気路23が設けられており、各ポケット21がはX゛
上向開口する角位置からはX゛水平方向に開口し、該ポ
ケット内のカプセルが、後述する第2の姿勢変換機構に
より姿勢矯正を受けはじめる角位置に亘って、吸気シュ
ー24との接続により当該ポケット内が吸気状態にある
ことは回転ドラム1の場合と全く同様である。
また、第2の姿勢変換機構も第1の姿勢変換機構と同様
に移送ローラー2の外周面上に近接して設けられた障害
プレート26で構成されており、その形状、移送ローラ
ーに対する設備位置および作用効果などは、第1図およ
び第9図から明らかなように前記回転ドラム1に対する
障害プレート16と全く同じである。
すなわち、回転ドラム1から移送ローラー2へ倒伏した
姿勢で受は渡されたカプセルX4は前記障害プレート2
6の規制を受けることなく、該ローラー2の回動により
その円周方向へ移送されるが、同じくドラム1から逆立
姿勢で受は渡されたカプセルY2(すなわち、回転ドラ
ム1のポケット内で正立姿勢にあったカプセルX1)は
、前記と同様に障害プレート26の位置まで移送された
ところで、該プレート26による横倒し作用を受けるの
で、先にプレート16により横倒しされたカプセルX4
と全く同じ状態に姿勢矯正される。
この結果、各ポケット21内のカプセルが、障害プレー
ト26部分を通過した時点では、総てのカプセルX5は
、その軸線が移送方向に直交して倒伏した状態で、かつ
そのキャップ部の向きが一定方向に揃えられた姿勢に矯
正されること5なり、移送ローラー2からそのまメ取り
出すことができる。
移送ローラー2からのカプセルの取り出しは該ローラー
2の最底角位置付近において各々のカプセルをそのま5
の状態、すなわち、移送方向に直交した状態で次段のカ
プセル取り出し機構へ受は渡すことにより行なわれる。
移送ローラー2からカプセル取り出し機構への受は渡し
は、その重力を利用して自然落下的に行なうのが一般的
ではあるが、もちろん特に図示しないが、例えば圧空方
式による強制的な取り出しも可能であって、かSる圧空
手段の採用はより迅速なカプセルの取り出しを可能とす
るのみならず、移送ローラー2からの取り出し位置を適
宜変更することもできる。
前記のカプセル取り出し機構としては第1図に例示する
ように通常スラットと称されるエンドレスベルトが利用
され、このようにして移送ローラー2上ですべて同一方
向に規制されたカプセルX。
は、そのエンドレスベルト5上の凹部51に個別に配給
され、更に該ベルト5の作動により水平方向に移送され
て次段の印刷工程、外観検査工程および/または包装工
程々とに供給される。
因みに、このカプセルへのスピン印刷は、該カプセルが
前記スラット5上で自軸回転可能に保持されている間に
、該カプセルを、その移送速度よりも高速で回転してい
る捺印ローラーに接触させることで容易に実施すること
ができ柩が、この印刷方式そのものは公知である。
本発明装置の構成および作用の概要は上述のとおりであ
るが、本発明装置では以上に加えて、回転ドラム1への
カプセルの供給をより確実なものとし、その充足率を更
に向上させんがためには、特に図示しないが、前記のホ
ッパーに代えて、例えば上下動マガジン方式のカプセル
供給装置、または専用のカプセル供給ドラムを設備する
ことなどが考えられ、更にはその地番発明思想の範囲内
で任意の変形をとり得ることもいうまでもない。
本発明装置の利点を以下に列挙する。
1)本発明装置は、その回転ドラム1上のカプセル収容
ポケット11が、縦方向ボケツ1一部と横方向ポケット
部の二方向に延びた凹部で形成されているので、前掲特
公昭53−12,239号公報に開示された公知の装置
に比して、回転ドラム外周面の単位面積当りのポケット
個数をより多く穿設することができ、処理能力上きわめ
て有利である。
11)カプセルの姿勢矯正を、回転ドラム(および移送
ローラー)の移送作用を利用し、障害プレートにより直
接的に行なうので、その作用効果が確実であると共に、
機構的に高速運転にも充分適合するものである。
111)本発明装置によれば、カプセルの姿勢矯正のた
めの設備として実質的には障害プレートのみで足りるの
で、構造的にきわめて簡易化することができる。
1い上記の結果として、本発明は簡易な構造にもかXわ
らず、性能的にきわめて優れたカプセル方向規制装置を
提供し得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の概要を示す模式的説明図、第2図
、第3図、第4図、第5図、第6図、第7図、第8図お
よび第9図はそれぞれ第1図中のA−A 、 B−B
、 O−0、D−D 、 E−E 、 F−F。 G−GおよびH−Hにおける一部断面図または側面図で
ある。 図中部材番号および記号、1:回転ドラム、11:カプ
セル収容ポケット、12:通気孔、13:通気路、14
:吸気シュー、15:圧空シュー、16:障害プレート
、2:移送ローラー、21:カプセル収容ポケット、2
2:通気孔、23:通気路、24:吸気シュー、26:
障害プレート、3:ホッパー、31:供給口、32ニガ
イドプレート、4:回転ブラシ、41:回転ドラムの回
動方向に対して後側のブラシ、42:回転ドラムの回動
方向に対して前側のブラシ、5ニスラツト、51:凹部
、Xo:ホッパー内のカプセル、Xl:正立姿勢カプセ
ル、X2:逆立姿勢カプセル(Y2:逆立姿勢カプセル
) 、X4 :移送方向に直交して倒伏されたカプセル
、X、二方向規制済カプセル。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ホッパー内にランダムに収容され、かつキャップと
    ボディーが一体に結合した状態の医薬用カプセルを回転
    ドラムの外周面に設けた多数のカプセル収容ポケットに
    それぞれ個別に、かつ連続的に受は取らせ、該ドラムの
    回動により収容されたカプセルをドラムの円周方向に移
    送させ、その移送中にカプセルの向きを一定方向に揃え
    させるカプセルの方向規制方法において、 1)ホッパーからカプセルを、その軸線が回転ドラムの
    半径方向と一致する状態で受は取り、この場合において
    逆立姿勢のカプセルを、そのボディ一部の一部が回転ド
    ラムの外周面上に突出するようにして保持し、このドラ
    ムの外周面上に突出したカプセルの高低差により逆立姿
    勢のカプセルを王立姿勢のカプセルから識別すること、 11)カプセルの前記移送途中において、前記逆立姿勢
    のカプセルのみをポケット内で、その移送方向に対して
    直交する方向に倒伏させること、111)前記回転ドラ
    ムから更にカプセルを、逆立姿勢もしくはその移送方向
    に直交して倒伏した姿勢で移送ローラーに個別に受は渡
    し、かつその状態で該移送ローラーの回動により収容さ
    れたカプセルを円周方向へ移送すること、 1■)この移送途中において、山)の逆立姿勢のカプセ
    ルのみをそのポケット内で前記11)で倒伏されたカプ
    セルの向きに揃えて倒すこと、および、 ■)移送ローラーから各々カプセルをその移送方向に直
    交した状態で取り出すこと、 を特徴とするカプセルの方向規制方法。 2 回転ドラムおよび移送ローラーの回動によるカプセ
    ルの移送作用により、それぞれのポケット内で逆立姿勢
    にあるカプセルのボディ一部のみを障害プレートに衝突
    させて該カプセルをポケット内で、その軸線が移送方向
    に対して直交する方向に倒伏させるものである特許請求
    の範囲第1項記載のカプセルの方向規制方法。 3 ホッパー内にランダムに収容され、かつキャップと
    ボディーが一体に結合した状態の医薬用カプセルを回転
    ドラムの外周面に規則的に配設した多数のカプセル収容
    ポケットにそれぞれ個別に、かつ連続的に受は取らせ、
    該ドラムの回動により収容されたカプセルをドラムの円
    周方向に移送させ、その移送中にカプセルの向きを一定
    方向に揃えさせるカプセルの方向規制装置において、1
    )ホッパーからカプセルを、その軸線が回転ドラムの半
    径方向と一致する状態で受は取り、この場合において逆
    立姿勢のカプセルを、そのボディ一部の一部が回転ドラ
    ムの外周面上に突出するようにして保持し得る縦方向ポ
    ケット部と、該縦方向ポケット部と協同してカプセルを
    、その移送方向に対して直交させ、かつ回転ドラムの軸
    線に沿って倒伏した剃勢で保持し得る横方向ポケット部
    とが一体的に構成されたカプセル収容ポケット、 11)上記回転ドラムの回動によるカプセルの移送途中
    において、前記ポケット内で逆立姿勢にあるカプセルの
    みを、その移送方向に対して直交する方向に強制的に倒
    伏させることのできる第1姿勢変換機構、 111)回転ドラムから更にカプセルを、逆立姿勢もし
    くはその移送方向に直交して倒伏した姿勢でポケット内
    に個別に受は取り、かつそのまメその円周方向へ移送す
    ることのできる移送ローラー箋 1い上記移送ローラーの回動によるカプセルの移送途中
    において、そのポケット内で逆立姿勢にあるカプセルの
    みを、その移送方向に対して直交する方向で、かつ前記
    11)で倒伏されたカプセルの向きに揃えて強制的に倒
    伏させることのできる第2姿勢変換機構、および、 ■)移送ローラーから各々カプセルをその移送方向に直
    交した状態で取り出し得るカプセル取り出し機構、 を有することを特徴とするカプセル方向規制装置34
    カプセル収容ポケットにおける縦方向ポケット部が、そ
    の上部内径が方向規制さるべきカプセルのキャップ外径
    より大きく、かつ下部内径がキャップ外径より小さくて
    ボディー外径よりは大きく、更に上部の大径穴の深さが
    カプセル全長よりは浅くて、カプセルを、その軸線が回
    転ドラムの半径方向と一致する状態で受は取ったとき、
    逆立姿勢のカプセルのみを、そのボディ一部の一部が回
    転ドラムの外周面上に突出するようにして保持し、この
    ドラムの外周面上に突出したカプセルの高低差により逆
    立姿勢のカプセルを正立姿勢のカプセルから識別し得る
    ものである特許請求の範囲第3項記載のカプセル方向規
    制装置。 5 第1および第2姿勢変換機構が、各々回転ドラムお
    よび移送ローラーの外周面上にそれぞれ一定の間隙をも
    って設備された障害プレートであり、かつ各々のカプセ
    ルとの衝合部が該カプセルの移送方向に対して同一方向
    に斜交したものである特許請求の範囲第4項記載のカプ
    セル方向規制装置36 ホッパー内にランダムに収容さ
    れ、かつキャップとボディーが一体に結合した状態の医
    薬用カプセルを回転ドラムの外周面に規則的に配設した
    多数のカプセル収容ポケットにそれぞれ個別に、かつ連
    続的に受は取らせ、該ドラムの回動により収容されたカ
    プセルをドラムの円周方向に移送させ、その移送中にカ
    プセルの向きを一定方向に揃えさせるカプセルの方向規
    制装置において、i)ホッパーからカプセルを、その軸
    線が回転ドラムの半径方向と一致する状軒で受は取り、
    この場合において逆立姿勢のカプセルを、そのボディ一
    部の一部が回転ドラムの外周向上に突出するようにして
    保持し得る縦方向ポケット部と、該縦方向ポケット部と
    協同してカプセルを、その移送方向に対して直交させ、
    かつ回転ドラムの軸線に沿って倒伏した姿勢で保持し得
    る横方向ポケット部とが一体的に構成されたカプセル収
    容ポケット、 :1)上記回転ドラムの回動によるカプセルの移送途中
    において、前記ポケット内で逆立姿勢にあるカプセルの
    みを、その移送方向に対して直交する方向に強制的に倒
    伏させることのできる第1姿勢変換機構、 111)回転ドラムから更にカプセルを、逆立姿勢もし
    くはその移送方向に直交して倒伏した姿勢でポケット内
    に個別に受は取り、かつそのま5その円周方向へ移送す
    ることのできる移送ローラー) I■)上記移送ローラーの回動によるカプセルの移送途
    中において、そのポケット内で逆立姿勢にあるカプセル
    のみを、その移送方向に対して直交する方向で、かつ前
    記11)で倒伏されたカプセルの向きに揃えて強制的に
    倒伏させることのできる第2姿勢変換機構、 ■)移送ローラーから各々カプセルをその移送方向に直
    交した状態で取り出し得るカプセル取り出し機構、およ
    び、 vl)前記回転ドラムのカプセル受は取り部に近接して
    設けられたカプセル捌き、整向機構、を有することを特
    徴とするカプセル方向規制装置。 7 カプセル捌き、整向機構が回転ドラムの回動方向に
    対して前後に配備された2個の回転ブラシであって、そ
    の前側のブラシは回転ドラムと反対方向に、かつ後側の
    ブラシは回転ドラムと同方向に回転するものである特許
    請求の範囲6項記載のカプセル方向規制装置。 8 それぞれの回転ブラシの側面が、カプセル側壁の片
    側もしくは両側に接するものである特許請求の範囲第1
    項記載のカプセル方向規制装置。
JP5303379A 1979-04-27 1979-04-27 カプセルの方向規制方法およびその装置 Expired JPS5818288B2 (ja)

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AU57732/80A AU534332B2 (en) 1979-04-27 1980-04-23 Capsule orientation
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