JPS5818069Y2 - フイン付管体 - Google Patents

フイン付管体

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Publication number
JPS5818069Y2
JPS5818069Y2 JP1980162410U JP16241080U JPS5818069Y2 JP S5818069 Y2 JPS5818069 Y2 JP S5818069Y2 JP 1980162410 U JP1980162410 U JP 1980162410U JP 16241080 U JP16241080 U JP 16241080U JP S5818069 Y2 JPS5818069 Y2 JP S5818069Y2
Authority
JP
Japan
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fin
tube
fins
finned tube
base
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Expired
Application number
JP1980162410U
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English (en)
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JPS56121988U (ja
Inventor
幸雄 宮木
守 中塚
Original Assignee
シャープ株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は熱交換器等に使用されるフィン付管体特にフィ
ンを管体に螺旋状に巻き付けてなるフィン付管体に関す
るものである。
金属材等からなる薄肉の帯を管体に螺旋状に巻き付けた
フィン付管体は、従来から多数提案されているが、いず
れもその欠点を有している。
フィンを管体に直角に近い角度で巻き付ける際に、フィ
ンの管体に接する側の長さが管体から遠ざかる外周側を
引伸ばすか(第1図)、フィンに多数の切込みを入れる
か(第2図)、管に接する側を波形に成形し長さを圧縮
しなければならない。
第1図のようにフィンを管に巻きつけながらフィン外周
を引伸ばすものにおいては、管体に大きな力が作用し、
これに耐える管体の強度が必要で、小径薄肉管への巻付
けは困難である。
又第2図に示すように、フィンに多数の切込みを入れた
ものは上記欠点はない反面、フィンの脱落が生じ易い欠
点がある。
そこで、本考案は上記欠点を除去した製作容易且熱交換
効率の高いフィン付管体を提供するものである。
本考案は、フィン先端部が連結している構造のためフィ
ンの脱落が少なく、また予めフィン先端部に相当する部
分に圧延加工を施こしてコルゲート状にしているためと
フィン中間部に切込みが施こされているため、フィンの
巻付けの際には、フィン先端はコルゲートが展開しうる
構成であるので容易に薄肉管への巻付けができる点に特
徴がある。
またフィン中間部に切込みが施こされているため、フィ
ン側流体に乱流を生じさせ、熱交換効率がよい特徴があ
る。
以下本考案を図面について説明する。
第3図a、bは本考案のフィン付管体の斜視図及び縦断
面図を示す。
第4図a−eは本考案のフィン成形工程途上の形状を示
す図面、第5図1)−eはフィンの成形工程を説明する
図面である。
第4図aはフィン材料であるアルミ等の薄い金属帯(単
に帯という。
)1を示し、これを第5図b′に示すようにカッター7
を有する上下ローラー8,9間に通過させることにより
第4図すに示すように中心部3と両端部2をのこし切り
込み4が帯の巾方向に入れられる。
こうして得られた帯Bは、両端部2及び中心部3は連続
した連続部をなし、これらの間の中間部に切り込み4が
位置している。
さらに、上述の両端部2のみを押し付けるように形成さ
れた1対の圧延ローラー10.11間に第4図すの形状
の帯を通過させることにより、両端部2が圧延される(
第4図C)このとき中心部分3が圧延されていないので
、両端部2は第4図C′に示すようにコルゲート状5に
なる。
第4図C′は第4図Cの端部のコルゲート状を示すため
の第4図Cの簡単な下面図である。
さらに帯Cを第5図d、eに示すローラー12.13及
び14,15,16.17間に通すことによりフィン帯
り、Eが形成される(第4図d及びe)。
ここで第5図は各ローラーで成形されていく帯の様子を
示す。
第4図eの如く形成されたフィン帯Eを管体18に巻付
用基部19をもって巻き付けると第3図a、l)に示す
ように、中間部に切り込み4が施こされているため、圧
延されコルゲート状に形成された両端部2が難なく展開
されて、フィンの外周端を形成していき、螺旋状のフィ
ンが連続的に形成されていく。
第4図eの6はフィン帯Eを管体18に巻きつける際に
、巻付用基部19が切断しないように設けた折りかえし
部である。
以上の例では、フィンがU状に形成されたものを示した
が第6図は成形工程の他の実施例を示しており帯の成形
形状をL状にしてもよいことは勿論のことである。
又、フィンの先端は完全に伸び切らずに、若干波状が残
っていてもよい。
以上により本考案のフィン付管体は、フィンの先端部が
連結しているため、フィンの脱落が少なく、また予めフ
ィン先端部に圧延加工を施こしてコルゲート状にしてい
るため、薄肉管への適応も可能で、中間部に切り込みが
入っているため、風通しがよく、フィン側の流体に乱流
を生じさせる構造であるため、高効率の熱交換器を得る
ことができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図a、第2図aは従来のフィン付管体の正面図及び
斜視図、第1図す、第2図すは従来のフィン付管体の縦
断面図、第3図a、l)は本考案のフィン付管体の斜視
図及び縦断面図。 第4図a−eは本考案のフィン成形工程途上の形状を示
す図面。 第5図1)−eはフィンの成形工程を示す図面、第6図
は本考案のフィン付管体の他の実施例を示す捌面である
。 1、A、B、C,D及びEは金属帯、2,3は両端部。 中央部(連続部)、4は切り込み、18は管体、19は
巻付用基部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 少なくとも両端部を残し一定巾の切り込みを入れて少な
    くとも両端部を長手方向に連続させ、その両端部の少な
    くとも一端側に圧延加工を施こしてコルゲート状にした
    所定の肉薄の金属帯よりなるフィンを、そのコルゲート
    状加工が施こされていない部分を基部として、その基部
    を以って管体に螺旋状に巻きつけてなるフィン付管体。
JP1980162410U 1980-11-12 1980-11-12 フイン付管体 Expired JPS5818069Y2 (ja)

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JP1980162410U JPS5818069Y2 (ja) 1980-11-12 1980-11-12 フイン付管体

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JPS56121988U JPS56121988U (ja) 1981-09-17
JPS5818069Y2 true JPS5818069Y2 (ja) 1983-04-12

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ID=29673420

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4945423A (ja) * 1972-08-02 1974-04-30

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4945423A (ja) * 1972-08-02 1974-04-30

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JPS56121988U (ja) 1981-09-17

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