JPS5818054Y2 - ガスの対震安全装置 - Google Patents

ガスの対震安全装置

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Publication number
JPS5818054Y2
JPS5818054Y2 JP1978085014U JP8501478U JPS5818054Y2 JP S5818054 Y2 JPS5818054 Y2 JP S5818054Y2 JP 1978085014 U JP1978085014 U JP 1978085014U JP 8501478 U JP8501478 U JP 8501478U JP S5818054 Y2 JPS5818054 Y2 JP S5818054Y2
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JP
Japan
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weight
rod
restraining
gas
safety device
Prior art date
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JP1978085014U
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JPS553153U (ja
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湊 小林
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Expired legal-status Critical Current

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  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)
  • Safety Valves (AREA)
  • Regulation And Control Of Combustion (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案はガス管、プロパンガスボンベ、ガス器具に装
着して使用されるガスの対震安全装置に関するも、ので
ある。
従来のこの種装置として例えば実公昭5027619号
公報、実公昭50−27622条公報の如く法会を利用
して振動時にこの法会のころがり特性を利用して弁座を
塞いでしまうものが提案されている。
これは構造簡単である利点を有するが法会を利用するた
めの動作の正確性を欠くとともに閉栓も完全ではない難
点が有る。
亦、実公昭50−27620号公報の如く、ガス通路の
途中にスプリングで閉じる方向に付勢されたバルブを設
け、このバルブの操作杆に係合して、これをバルブの開
放状態にセットする錠杆を設け、地震時に板状探知部材
が廻動して操作杆と錠杆の保合を解いてバルブを閉じる
ようにした装置が提案されているが、これは探知部材が
板材であるため、地震時の揺れの方向により、動作し難
くなることがあるとともにバルブの復帰に容易でない難
点が有る。
更に実公昭50−27621号公報の如く、分銅の一側
を揺動自在に軸支し、他側に設けられた円錐状凹所中に
操作杆から立脚した作動杆を突入せしめて、分銅の揺れ
によりぜんまいを解放せしめたものが提案されているが
、これも上記と同様に効力を発する地震の揺れの方向が
限られるから安全装置として難点があり、栓体の復帰に
も手間がかかる。
然も以上詳述した従来装置はその振動が重力により吸収
されるものであるからその動作が極めて不正確であると
ともに効力を発揮する振動の強さを容易に調節出来ない
からその使用用途が限定される等の欠点が存した。
この考案は上記欠点を一掃し得るガスの対震安全装置を
提供することを目的とする。
次にこの考案の構成および作用を図面の実施例により説
明する。
ハンドル1と連結する軸杆2の先端にガス通路3を開閉
し得る栓体4を設け、この軸杆2に閉栓方向に付勢した
発条5を装着する。
この軸杆2の略中央に係止杆6を突出して、係止杆6が
水平位置では閉栓状態、垂下位置では開栓状態となし、
軸杆2の一側上方に閉栓位置に係止杆6を保持するスト
ッパー7を設け、−側下方に開栓位置に係止杆6を保持
する抑止杆8を支承部9によりシーソー状に形成する。
この抑止杆8の基端上方に抜孔10を中央に有する重り
11を引張り用発条12を介してフレーム13に吊設す
る。
抑止杆8の基端に引張り用発条14の上端を止着し、こ
の引張り用発条14の下端をフレーム13の下面に螺入
した調節ネジ15の上端に枢支せしめる。
この抑止杆8の基端と重り11の下部を強靭な糸16に
より連結する。
重り11の中央上方においてフレーム13にローラー1
7を廻動自在に支承し、このローラー17に係合し且つ
発条12および抜孔10に挿通する強靭な糸18により
重り11の上部と軸杆2の基端を連結してなる。
なお、糸16.18を重り11の上下部に連結する手段
として重り11の周囲に止着する複数の糸19を一ケ所
に結束し、この結束部を糸16.18と連結するとよい
而して、ハンドル1を廻動して係止杆6を下方に移動す
ると係止杆6が抑止杆8を押圧して支承部9を中心とし
て廻動する。
更に係止杆6が移動して垂下状態になると係止杆6と抑
止杆8の保合が瞬間的に離脱するため抑止杆8の先端は
発条14により上昇するが係止杆6も発条5により復帰
するように力が加わるがら係止杆6は抑止杆8の先端面
に係合して開栓状態で保持される。
しかるに、今振動が与えられるならば、フレーム13に
吊設された重り11が揺動して糸16.18を上方に引
張るため、抑止杆8の基端は上昇し、先端が下降する。
すると抑止杆8に係合する係止杆6は発条5に蓄積され
た復元力により90°上方に移動してストッパー7によ
り閉栓状態に保持されるものである。
更に詳述するならば、重り11に上下方向の振動が加え
られると第4図Aのように重り11か゛上昇した場合、
重す11の下部と抑止杆8の基端を連結する糸16が緊
張して抑止杆8の基端を上昇し、係止杆6を解除する。
この場合、重り11の上部に連結する糸18に弛みが生
しる。
次に重す11が下降した場合、重す11の上部と抑止杆
8の基端を連結する糸18が緊張して抑止杆8の基端を
上昇し、係止杆6を解除する。
この場合、重り11の下部に連結する糸16に弛みが生
じる。
亦、重り11に左右方向の振動が加えられると、第4図
Cに示すように重り11が横方向に移動した場合、重り
11の上部と下部に連結する糸16.18がともに緊張
して抑止杆8の基端を上昇し、係止杆6を解除するもの
である。
以上のようにして一度重り11に振動が加えられると重
す11の上方に連結する引張り用発条12が引張られて
さらに大きな力で糸16.18を緊張し、抑止杆8の基
端に連結された引張り用発条14との相乗効果が作用し
て大きな復元力が重り11を吊設する発条12に加わり
正確な閉栓動作が可能になる。
亦、調節ネジ15を調節することにより抑止杆8の基端
を下方に引張る発条14の引張り力を所望強さに設定し
得るから都市ガスのガス管、ガスボンベ、ガス器具に応
じた強さにして効果的に利用し得るものである。
この考案は上記のような構成および作用を有するから次
の効果を発揮するものである。
1 上下、左右何れの方向の振動に対しても重り11は
敏感に感知し、かつその揺れが重り11を吊設する発条
12により、より大きな力となって糸16.18を緊張
して抑止杆8の基端を上昇するからその動作が確実にな
り極めて安全な装置となる。
2 重り11の上部と抑止杆8の基端を連結する糸18
はローラー17に係合するとともに重り11の抜孔10
に挿通しているため重り11は平衡状態で吊設されるか
ら効果的な動作が可能となる。
3 栓体4と一体であるハンドル1を90°廻動するこ
とにより軸杆2に突出する係止杆6と抑止杆8が保合保
持するから、栓体4の復帰が極めて容易である。
4 抑止杆8の基端に連結した発条14の強さを調節す
ることにより係止杆6が解除する振動の大きさを自由に
設定し得るから、多用途に使用し得るとともにガス会社
の瀝青にも装着し得る効果もある。
5 この種のものとして重り上部にケース上端と糸を介
して連結して戒る実開昭47−29835号公報の対震
自動消火装置が知られるが、この考案では左右震動に対
しては、作動がスムースに行なえるが、上下震動に対し
ては、やや作動が遅いと云う問題点を有する。
しかるに、この考案では重り11の下部に糸16を連結
すると共に、重り11の上部に糸18を連結して、フレ
ーム13上部に装着したローラー17を介して、重り1
1の中心抜孔を通って、抑止杆8にそれぞれ垂直状に連
結して成り、第4図A、Bに示すように、上下動に対し
ては糸16.18が抑止杆8に直結しているので、地震
の第1振動によって、確実に左右震動のみならず、上下
震動に対しても作動する。
従って、応答性の良いガスの対震安全装置を提供するこ
とが出来る。
父系18は抜孔10を通って垂直状に抑止杆8に連結さ
れているので直線状となり、上記公報のものより無駄が
なく感度が秀れる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例であり、第1図は全体斜視図、
第2図は縦断正面図、第3図は横断平面図、第4図A、
B、Cは作用状態を示す説明図である。 1・・・・・・ハンドル、2・・・・・・軸杆、3・・
・・・・通路、4・・・・・・栓体、5・・・・・・発
条、6・・・・・・係止杆、7・・・・・・ストッパー
、8・・・・・・抑止杆、11・・・・・・重り、12
・・・・・・発条、13・・・・・・フレーム、17・
・・・・・ローラー、16.18・・・・・・糸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 重りが糸で吊設され、該糸とガス通路を開閉する栓体を
    保持する抑止杆を連結するガスの対震安全装置において
    、上端をフレーム上部に連結した引張り用発条により重
    りを吊設すると共に、一端を重りに連結し他端をフレー
    ム上部に設けたローラーを介しかつ重りの抜孔を通って
    抑止杆に垂直状糸を連結し、かつ重りと抑止杆を別の垂
    直状糸で連結して成ることを特徴とするガスの対震安全
    装置。
JP1978085014U 1978-06-20 1978-06-20 ガスの対震安全装置 Expired JPS5818054Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978085014U JPS5818054Y2 (ja) 1978-06-20 1978-06-20 ガスの対震安全装置

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JP1978085014U JPS5818054Y2 (ja) 1978-06-20 1978-06-20 ガスの対震安全装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS553153U JPS553153U (ja) 1980-01-10
JPS5818054Y2 true JPS5818054Y2 (ja) 1983-04-12

Family

ID=29008239

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1978085014U Expired JPS5818054Y2 (ja) 1978-06-20 1978-06-20 ガスの対震安全装置

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JP (1) JPS5818054Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4729835U (ja) * 1971-04-24 1972-12-05
JPS4916853U (ja) * 1972-05-16 1974-02-13

Also Published As

Publication number Publication date
JPS553153U (ja) 1980-01-10

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