JPS581797A - 減摩兼帯電防止性組成物 - Google Patents

減摩兼帯電防止性組成物

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JPS581797A
JPS581797A JP56098262A JP9826281A JPS581797A JP S581797 A JPS581797 A JP S581797A JP 56098262 A JP56098262 A JP 56098262A JP 9826281 A JP9826281 A JP 9826281A JP S581797 A JPS581797 A JP S581797A
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JP
Japan
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surfactant
antistatic
salts
group
formula
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Application number
JP56098262A
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English (en)
Inventor
Shoji Yagi
八木 正二
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawamura Institute of Chemical Research
DIC Corp
Original Assignee
Kawamura Institute of Chemical Research
Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はポリフロロアルキル基およびポリエーテル−を
有する界面活性剤を有効成分とする新規なプラスチック
ス表面用の減摩兼帯電防止剤に関する。
種々の形態を有するプラスチックス製品は、極めて帯電
しやすくホコリの付着による汚れによって商品価値の低
下を招いたり、特にレコード盤や磁気テープなどのよう
な情報記録材料の場合には、記録された情報の再生に障
害を生じる。これを防止するために種々の帯電防止方法
が講じられているが、界面活性剤を利用する方法が最も
有効であり、また簡便である。市販のレコードスプレー
は、種々の界面活性剤を適当な溶媒に溶解し、噴射剤と
共に加圧容器中に充填し、レコード盤面に噴霧後、やわ
らかな布などにより均一に塗りひろげ乾燥することによ
り帯電防止処理を行っている。また、これらのレコード
盤用帯電防止剤のなかには、帯電防止効果とともに、盤
面の音溝なたどる針先とその音溝との摩擦抵抗を低下さ
せ、音溝のけずれによる音質の劣化を防止する効果を謡
っているものがある。
含フツ素界面活性剤を帯電防止剤として、レコード盤や
磁気テープなどの表面に付着させ、帯電防止効果および
摩擦抵抗低減効果を付与することの公知例はいくつか挙
げられる。即ち、含フツ素アニオン性界面活性剤を用−
・る例し1特許公開公報昭55−86860号明細書に
、含フツ素両性界面活性剤を用いる例は特許公開公報昭
55−89575号明細書に、また含フツ素カチオン性
界面活性剤を用〜・る例は特許公開公報昭55−895
76号明細書にそれぞれ示さnている。
本発明者は、プラスチックスのフィルムもしくヲマシー
ト、レコード盤、磁気テープ擲に用い得る帯電防止剤に
ついて、鋭意検討を重ねた結果、ポリフロロアルキル基
とりわけノく一フロロアルキル基およびポリエーテル鎖
を1分子中に保有する界面活性剤が、優れた帯電防止効
果と摩擦抵抗低減効果を発揮することを見出し、本発明
を完成するに至った。
即ち、本発明は、一般式I f−Y−Z (但し、式中Rfは炭素原子1ないし20を含有するポ
リフロロアルキル基、 Yは −5ol−または −co − または θ     e −NCH,CH,C鵬N (CH,)t・(Qm )−
HRおよびR′は水素原子または炭素原子1ないし12
のアルキル基、 mおよびnは1ないし50の自然数、 hおよびlは互に加えて1ないし50となる自然数を意
味する。) で表わされるポリフロロアルキル基を含有する界面活性
剤を主成分、即ち換i!すれば有効成分とする減摩兼帯
電防止性組成物に関する。
而して本発明は、溶媒その他の存在下に一般式Iで表わ
されるポリフロロアルキル基含有界面活性剤が隼独で使
用されるばかりでなく、i!11成分艮成分室すれば補
助成分として、フッ素原子を含有しない界面活性剤、無
機酸の金属塩もしくはアンモニウム塩、カルボン酸塩、
硫酸エステル塩、スルホン酸塩およびリン酸エステル塩
からなる群から選ばnる少くとも1種が所望に応じて添
加された減摩兼帯電防止性組成物に関する。
本発明に係る組成物を使用するには、該組成物を被処理
面に不活性で処理後蒸散する溶媒に溶解した溶液な、処
理対象となるプラスチックフィルムもしくはシート、レ
コード盤、または磁気テープ等に、浸漬、噴weの方法
により塗布すれば良い。これによって、被処理面におけ
る帯電防止効果が顕著に発現されるばかりでなく、同時
に摩擦抵抗が大幅に減少されるという優れた効果が発揮
される。
一般に、フッ素系界面活性剤は、炭化水素系界面活性剤
に比べて、格段に優れた表面張力低下能を有することが
知られており、微細な構造部分に浸透し、薄い被膜を形
成することができる。また界面活性剤の帯電防止効果は
、プラスチックスなどの電気絶縁性表面を、界面活性剤
で処理することにより、新たに導電性被膜表面が形成さ
れ、檀々の原因で発生する電荷を速やかに漏洩すること
により発現されると考えられている。この見地からすれ
ば、一般式I以外のポリフロロアルキル基を含有するア
ニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、両性界面
活性剤等も、同様な帯電防止効果を発揮することが期待
されるかもしれない。
しかしながら、これらのポリフロロアルキル基な含有す
る界面活性剤は、炭化水素系界面活性剤に比較して、良
好な帯電防止効果を示すものの、一般式Iで表わされる
ポリフロロアルキル基含有界面活性剤に比べると、その
帯電防止効果は劣っている。したがって本発明は、帯電
防止効果が優れ、かつ摩擦抵抗低減効果をも併せ持つポ
リフロロアルキル基を含有する界面活性剤を主成分とす
る帯電防止剤を新規に提供するものである。
本発明において前記の一般式■で表わされるポリフロロ
アルキル基含有界面活性剤は、式中のRfが既述の通り
炭素原子1ないし20を含有するポリフロロアルキル基
であるが、本明細書中においてポリフロロアルキル基な
る語は、直鎖状、分岐状のものは言うまでもなく、環状
のもの(例えばパーフロロシクロヘキシル)またはそれ
らを組合せた構造のものをも含み、また、炭素原子鎖中
に酸素原子が介在したもの(例えば(CF、)、 CF
OCFICF、−)も含むものと定義される。そして適
当なRfとしては同様に定義されるパーフロロフルキル
基であり、とりわけ好適なものは炭素原子数4ないし1
6のものである。Yおよび2はいずれも既述の通りであ
るが、2はポリエーテル鎖を有することに特徴がある。
ポリエーテル鎖長は、酸化エチレンまたは酸化プロピレ
ンのユニット数として、または酸化エチレンと酸化プロ
ピレンの合計ユニット数として1ないし50が好適であ
り、6ないし50が更に好適である。RおよびR′は水
素原子または炭素原子数1ないし12のアルキル基であ
り、メチル基、エチル基、n−プロピル基、n−ヘキク
ル基、n−オクチル基等が例示される。
こnらのパーフロロアルキル基含有界面活性剤は、一般
に入手可能であるか、または当業者にとって容易に製造
さnるものである。
一般式Iで表わさnるボリア0口アルキル基含有界面活
性剤の具体例を挙げれば次のとおりである。
次に本発明組成物において所望により併用される副成分
である、ラツ素原子を含有しない界面活性剤、無機塩ま
たは有機酸塩等を例示すれば次のとおりである。
n−デシル硫酸ナトリウム、n−オクチルスルホン酸ナ
トリウム、ジー2−エチルへキシルスルホコハク酸ナト
リウム、ジポリオキシエチレンラウリルエーテルリン酸
、ステアリル硫酸トリエタノールアミン、ラウリルジメ
チルアミノ酢酸ベタイン、塩化ベンザルコニウム、n−
テトラデシルトリメチルアンモニウムプロミド、ポリオ
キシエチレンステアリン酸アミド、ポリオキシエチレン
ノニルフェニルx−?A/、ホ17オキシエチレンポリ
オキシプロピレンセチルエーテル、ポリオキシエチレン
オレイルエーテル、ポリオキシエチレンモノステアリレ
ート、グリセリルモノステアリレート、塩化ナトリウム
、硫酸ナトリウム、臭化カリウム、ヨウ化ナトリウム、
塩化テトラエチルアンモニウム、ヨウ化テトラメチルア
ンモニウム、酢酸ナトリウム、安息香酸ナトリウム。
また本発明の組成物を帯電防止剤として被処理表面に適
用するにあたって用いられる好適な溶媒としては、エチ
ルアルコール、n−7’ロピルアルコール、インプロピ
ルアル:y−4ノ低級アルコール類が挙げられる。これ
らの溶媒は単独で使用されうるが、クロルジフロロメタ
ン、ジクロルジフロロメタンおよび1,1.2−)リク
ロル−1,2゜2−トリフロロエタン等の低沸点フッ化
炭素を加え混合溶媒としてもよい。
また本発明の帯電防止剤溶液中に含有される、一般式I
のポリフロロアルキル基含有界面活性剤の濃度はQ、0
2〜o、 s wtz’v (wt、、’v トハ、溶
媒11に対して溶解される溶質のg数で表示される濃度
単位を意味するものとする。)の範囲が好ま−しく、α
05〜Q、3Wt/Vの範囲が更に好ましく、処理表面
の形態により適宜選択できる。例えばレコード盤面に過
剰の帯電防止剤を適用すると処理層の堆積により音溝が
つまり、レコード針のトレース性の悪化や、針先への界
面活性剤の付着などにより音質の劣化を惹起する原因と
なる。したがって、レコード盤面に処理するに際しては
、cL1Wt/v程度の希薄溶液を適用することが望し
い。
また、レコード盤のような不規則な表面に対しては、該
ポリフロロアルキル基含有帯電肪止剤溶液を、他の噴射
剤と共に加圧出来る容器中に充填し、エアロゾルとして
表面に噴霧し、柔らかな布などで塗り広げて均一に塗布
するのが望ましいが、平滑な表面に対しては、該パーフ
ロロアルキル基含有帯電防止剤溶液中に浸漬し、乾燥さ
せることによって帯電防止処理を行うことができる。
本発明の帯電防止剤は、優れた帯電防止効果および摩擦
抵抗低減効果に加えて被処理面の良好な印刷適性を与え
る庵のであり、プラスチックスフィルムもしくはシート
類、またはレコード盤や磁気テープ等の広い範囲にわた
って適用できる。
次に本発明を実施例で具体的に説明するが、かかる説明
によって本発明が何ら限定されるものでないことは勿論
である。
実施例1〜6 次の1〜6として示されるパーフロロアルキル基含有界
面活性剤を有効成分とする帯電防止性組成物について、
その性能を評価するために、これら各界面活性剤のα1
 wt、”■インプロパツール溶液を市販ポリエステル
フィルム(エピツクフィルム$400:きもと社製商品
名)の10傭×10cm切片に塗布・乾燥した試料につ
いて、その被処理面の表面電位の減少状態を、高静電場
帯電測定法を用いて測定した。
試料作成に当っては、ポリエステルフィルム切片を前記
溶液に浸漬し、次いで風乾後、相対湿度40%に調湿し
た容器中に24時間以上保存する。
得られた試料につき、相対湿度40%に調湿した部屋に
設電されたエレクトロスタティック・ペーパーアナライ
プう。III定方法は、印加電圧−6KVで試料表面に
帯電させ、表面電位の変化を1分間連続的に記録する。
同一処理の試料を三点用いて、測定を繰り返し、平均値
をもって表示する。結果を表1に示す。
6 ;(二・−たに〕鵞N(コ−1,(コ4>、↑4 
(Cコミり鵞φ((コ日−−=頂玉−0)鰺H比較例1
〜4 次に比較のために、比較例1として無処理のポリエステ
ルフィルムおよび比較例2〜4として以下に2’〜4′
として示す本発明のものと異る各種界面活性剤溶−で実
施fi111〜6と同様に処理されたポリエステルフィ
ルムについて、実施例と同様に測定を行いその結果を表
1に示す。
インプロパノ−ルー水(容量比1:1)溶液−ルー水(
容量比1:1)溶液 H69θ 4’ : C,F、80.Net(、CH,CH,N 
(CH,)、−CI、COO□、1wt、’v%インプ
ロパノールー水(容量比1:1)溶液 表1 実施例7〜10 本発明の帯電防止性組成物の摩擦抵抗低減効果を評価す
るために、次の4種(番号7〜10)のパーフロロアル
キ次基含有界面活性剤を用いて実施例1〜6と同様に帯
電防止剤浮液を作成し、同様のポリエステルフィルムの
切片をこれに浸漬し、次いで風乾して試料を得た。
評価は、処理面相互間の動摩擦係数の比較で行うものと
し、該係数の測定は、米国材料試験協金規格D−189
4に準じた方法により、東洋ボールドウィン社製摩擦試
験治具を使用して行った(錘重量:236.iil、引
張速度:100H/1ux)。測定結果を表2に示す。
7 : CsF、80tNCH1cH1o(Jo)e 
H場 e      e 10 : C,F、SO,NCH,OH,CH,N (
CH,)、−(口り:%O)−)(比較例5〜8 次に比較のために、比較例5として無処理のポリエステ
ルフィルム試料、および比較例6として次の6′〜8′
で示される界面活性剤を含むことを除き全て実施例7〜
10と同様にして得た試料につぎ、同様に測定を行い、
その結果を表2に併せて示す。
He    e 7’:  C−F、叩So、N(コ(−(コ(−(コ(
、N((コ1−)易・ IHe        θ 8’ : (4F、80.NCH,OH,CH,N (
CH八へ CH,Co。
表2 実施例11 e c@r、so、NcHICHt(%N (CH,)、−
(CHtCHtO)m H(1) (L IWt//v
%インプロパツール溶液を噴霧器に充填し、市販の60
aLPレコード盤の片面に慣を噴射し、ベルペット製バ
ットで均一になるように塗りひろげた。この処理レコー
ド′面の帯電性を実施例1〜6と同様の方法で調湿後1
1定したところ、帯電直後の表面電位:900V、表面
電位カー半減するに要した時間=1秒、表面電位力′−
Ovになるに喪した時間=12秒であり良好な帯電防止
性カー示された。
特許出願人 大日本インキ化学工業株式会社 財団法人 川村理化学研究所

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 t 〒般式 %式%() (式中、Rfit炭素原子1ないし20を含有するポリ
    フロロアルキル基、 Yは −SO!−または −CO−1 2は −N  CH,OH,0+ Q1+ H−または RおよびWは水素原子または炭素原子1ないし12のア
    ルキル基、 T11およびnは1ないし50の自然数、hおよびjは
    互に加えて1ないし50となる自然数な意味する) で表わされる界面活性剤を有効成分とする減摩兼帯電防
    止性組成物。 2 フッ素原子を含有しない界面活性剤、無機金属塩、
    アンモニウム塩、カルボン酸塩、硫酸エステル塩、スル
    ホン酸塩およびリン酸エステル塩からなる群から選ばれ
    る少くとも1穐の補助成分を含有する特許請求の範囲第
    1項記載の組成物。 五 一般式Iで表わされる界面活性剤を、溶媒に対して
    α02〜α5wtΔの濃度で含有する特許請求の範囲第
    1または2項に記載の組成物。
JP56098262A 1981-06-26 1981-06-26 減摩兼帯電防止性組成物 Pending JPS581797A (ja)

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