JPS5817924Y2 - デジタルサ−ボ機構に於けるサ−ボスプ−ルの中立復帰装置 - Google Patents

デジタルサ−ボ機構に於けるサ−ボスプ−ルの中立復帰装置

Info

Publication number
JPS5817924Y2
JPS5817924Y2 JP10563880U JP10563880U JPS5817924Y2 JP S5817924 Y2 JPS5817924 Y2 JP S5817924Y2 JP 10563880 U JP10563880 U JP 10563880U JP 10563880 U JP10563880 U JP 10563880U JP S5817924 Y2 JPS5817924 Y2 JP S5817924Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spool
servo
electric signal
neutral position
hydraulic cylinder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP10563880U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5728901U (ja
Inventor
関口真吾
志郎 土田
Original Assignee
内田油圧機器工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 内田油圧機器工業株式会社 filed Critical 内田油圧機器工業株式会社
Priority to JP10563880U priority Critical patent/JPS5817924Y2/ja
Publication of JPS5728901U publication Critical patent/JPS5728901U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5817924Y2 publication Critical patent/JPS5817924Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Servomotors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はデジタルサーボ機構に於てサーボスプールを中
立位置に復帰させる装置に関する。
従来油圧ポンプと油圧シリンダを結ぶ回路に介在させた
サーボ弁のサーボスプールを作動制御装置により制御さ
れたステンピングモータの出力軸のねじ部に螺合させ、
該油圧モータの回転で該スプールを開弁方向に移動する
ようにし、該油圧シリンダにその移動距離に応じて該ス
プールを該ねじ部に沿い回転するように接続して該スプ
ールが閉弁の中立位置に戻るようにしたものが知られて
いる。
これによればステンピングモータに入力するデジタル信
号に応じた距離分だけサーボスプールが移動して油圧ポ
ンプから油圧シリンダへの流体の流入が許容されるが、
該油圧シリンダが作動するとその作動は例えばラックピ
ニオン機構及びベルトを介してサーボスプールにこれを
回転スべく伝達され、該スプールは出力軸のねじ部に沿
って閉弁の中立位置へと逆移動して油圧ポンプから油圧
シリンダへの流体の流入を停止させ、かくて油圧シリン
ダをデジタル信号に応じた距離だけ出没させ得る特徴が
ある。
而してこの式のものでは油圧シリンダの作動中即ちサー
ボスプールが移動しているときに油圧ポンプからの流体
の供給を停止するとサーボスプールはサーボ弁の閉弁位
置からずれた状態で停止する。
このあとで再び流体の供給を始めたときにサーボスプー
ルが前記のずれた位置から前記ラックピニオン機構等を
介して油圧シリンダにより閉弁の中立位置に戻る1での
間一時的に油圧シリンダが作動する不都合があった。
本考案はこのような不都合を解消するをその目的とした
もので、油圧ポンプ1と油圧シリンダ2を結ぶ回路に介
在させたサーボ弁12のサーボスプール7を作動制御装
置3により制御されたステンピングモータ4の出力軸5
のねじ部6に螺合させ、該モータ4の回転で該スプール
Iを開弁方向に移動するようにし、該油圧シリンダ2に
その移動距離に応じて該スプール7を該ねじ部6に沿い
回転するように接続して該スプールIが閉弁の中立位置
に戻るようにしたものに於て、該サーボスプール1の一
端にこれの中立位置からの摺動距離を電気信号にて検出
する検出装置8を設け、該モータ4の作動制御装置3に
、これへの電源9が入り且つ前記検出装置8の電気信号
があるときは閉じて該スプール7を中立位置に戻すべく
該作動制御装置3を作動させ、前記電気信号が一旦零と
なった時以降は開き続ける前記検出装置8に連らなるス
イッチ10を設けて成る。
図面はその実施例を示すもので、サーボ弁12のl側に
ステッピングモータ4を取付け、(JLのねじ部6を有
する出力軸5を該スプールTの端部に螺合させ、該モー
タ4が回動すると該スプールTはその軸方向に摺動し、
油圧ポンプ1に連らなるポンプポート13を例えば油圧
シリンダ2に連らなるAボート14に接続すると共にB
ポート15をタンク16に連らなるタンクポートに接続
して油圧シリンダ2を作動する。
さらに該サーボスプール7の一端にはタイミングベルト
17の一方のプーリ18が取付けられ、その他方のプー
リ19をピニオン20aとクラッチ20bとから成るラ
ックピニオン機構を介して油圧シリンダ2のピストンロ
ッド21に連結し、該油圧シリンダ2が作動すると該ラ
ンクピニオン機構及びタイミングベルト17が駆動され
、該サーボスプールTをモータ4のねじ部6に沿って中
立のポンプポート13を閉じる閉弁の中立位置に戻すべ
く回転させる。
またステッピングモータ4を駆動する作動制御装置3は
動作コントローラ回路22とステッピングモータドライ
バ23で構成され、電源9のスイッチ24が閉じられ該
コントローラ回路22に指令信号が与えられると該回路
22から該指令信号に応じたパルスが発生し、該パルス
がドライバ23に入力するとモータ4が指令信号に応じ
て回転する。
このモータ4の回転数でスプール7の摺動距離及び油圧
シリンダ2の出没距離が決する。
以上の構成は従来のものと特に異ならないが、本考案の
ものは、該サーボスプールTの端部にこれが中立位置か
ら離れて摺動した距離を電気信号にて検出する差動トラ
ンスその他の検出装置8を設け、これにより検出された
電気信号を次のような半導体スイッチ等のスイッチ10
を介して作動制御装置3に導入し、前記したようなサー
ボスプールTが中立位置から外れて停止した場合であっ
ても閉弁の中立位置へと戻せるようにした。
これを更に説明すれば、該スイッチ10は作動制御装置
3に電源9が接続され且つこのとき検出装置8からの電
気信号があるときは閉じるが、その電気信号が零になる
と開き、その開状態は電源9が切られる昔で維持される
作動条件付自己保持型のもので構成され、電源9を入れ
たときに検出装置8からの電気信号があればその信号は
作動制御装置3のコントローラ回路22に入りステッピ
ングモータ4がサーボスプール7を閉弁位置に戻すよう
に回転する。
このサーボスプール7が閉弁位置方向に戻ることによっ
て検出装置8からの電気信号は次第に小さくなり、閉弁
位置に完全に戻ったところで電気信号は零になるので該
スイッチ10が開く。
尚この検出装置8からの電気信号はモータ4の回転数を
正確に制御出来るパルス信号であることが好ましく、ス
プールTの摺動距離に応じた正或は負のパルス信号でモ
ータ4が正或は逆転し閉弁の中立位置にスプールγを戻
す。
またスイッチ10が閉状態にあるときは作動制御装置3
のコントローラ回路22に指令信号を人為的に入力させ
ないか或は指令信号の入力回路が遮断されるものとする
その作動を説明するに、油圧モータ4が作動制御装置3
に入力する指令信号に応じたパルス信号により作動され
、スプール1が中立位置から指令信号に応じた距離だけ
摺動すると油圧シリンダ2にポンプ1から流体が供給さ
れて作動するが、その作動中に油圧ポンプ1の停止その
他によりシリンダ2への流体の供給が停止された場合、
作動制御装置3への電源9を一旦切って待機する。
続いて油圧シリンダ2を再作動させるときには該電源9
を入れサーボスプール7が中立位置に復帰されてから油
圧ポンプ1を駆動し、シリンダ2への流体の供給を再開
するものとする。
該電源9を入れたときサーボスプール7が中立位置から
ずれた位置にあれば検出装置8から電気信号が出力する
のでスイッチ10は閉じ、該電気信号、d作動制御装置
3を介してステッピングモータ4をスプールTが中立位
置に戻るように回転させる。
該スプール7が中立位置に戻ると油圧ポンプ1を作動さ
せてもシリンダ2へ流体は流入せずシリンダ2の不慮の
作動を防止出来、また検出装置8からの電気信号は零に
なるのでスイッチ10は開き、この開状態は電源9が切
られる!で続くので該スイッチ10が切れた後は自由に
作動制御装置3に入る指令信号によりモータ4及びスプ
ール7を作動させることが出来、検出装置8からの電気
信号が作動制御装置3に入力することがない。
このように本考案によるときはサーボスプールTの摺動
距離を電気信号で検出する検出装置8を設け、作動制御
装置3にこれの電源9が入り且つ該電気信号があるとき
は閉じ、一旦該電気信号が零になると開き続けるスイッ
チ10を介して検出装置8を接続したのでサーボスプー
ル7を油圧シリンダ2の再作動に先立ち閉弁の中立位置
に戻せ、従来のような油圧シリンダ2の再作動時に於け
る作動上の不都合を解消出来、油圧シリンダ2を正確に
作動させ得る効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例の線図である。 1・・・油圧ポンプ、2・・・油圧シリンダ、3・・・
作動制御装置、4・・・ステッピングモータ、5・・・
出力軸、6・・・ねじ部、T・・・サーボスプール、8
・・・検出装置、9・・・電源、10・・・スイッチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 油圧ポンプ1と油圧シリンダ2を結ぶ回路に介在させた
    サーボ弁12のサーボスプール7を作動制御装置3によ
    り制御されたステンピングモータ4の出力軸5のねじ部
    6に螺合させ、該モータ4の回転で該スプール7を開弁
    方向に移動するようにし、該油圧シリンダ2にその移動
    距離に応じて該スプール1を該ねじ部6に沿い回転する
    ように接続して該スプール1が閉弁の中立位置に戻るよ
    うにしたものに於て、該サーボスプール7の一端にこれ
    の中立位置からの摺動距離を電気信号にて検出する検出
    装置8を設け、該モータ4の作動制御装置3に、これへ
    の電源9が入り且つ前記検出装置8の電気信号があると
    きは閉じて該スプール7を中立位置に戻すべく該作動制
    御装置3を作動させ、前記電気信号が一旦零となった時
    以降は開き続ける前記検出装置8に連らなるスイッチ1
    0を設けて成るデジタルサーボ機構に於けるサーボスプ
    ールの中立復帰装置。
JP10563880U 1980-07-28 1980-07-28 デジタルサ−ボ機構に於けるサ−ボスプ−ルの中立復帰装置 Expired JPS5817924Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10563880U JPS5817924Y2 (ja) 1980-07-28 1980-07-28 デジタルサ−ボ機構に於けるサ−ボスプ−ルの中立復帰装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10563880U JPS5817924Y2 (ja) 1980-07-28 1980-07-28 デジタルサ−ボ機構に於けるサ−ボスプ−ルの中立復帰装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5728901U JPS5728901U (ja) 1982-02-16
JPS5817924Y2 true JPS5817924Y2 (ja) 1983-04-12

Family

ID=29467002

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10563880U Expired JPS5817924Y2 (ja) 1980-07-28 1980-07-28 デジタルサ−ボ機構に於けるサ−ボスプ−ルの中立復帰装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5817924Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5728901U (ja) 1982-02-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
NO301607B1 (no) Drivinnretning for svingdör
KR870001876A (ko) 자동밸브 개방 제어장치를 가진 스프레이건
CN110778768A (zh) 一种可实现转角闭环控制的电动阀门及控制方法
JPS5817924Y2 (ja) デジタルサ−ボ機構に於けるサ−ボスプ−ルの中立復帰装置
KR870004237A (ko) 엔진 스로틀밸브의 자동제어장치
GB1385099A (en) Industrial fork lift truck
JPS5656914A (en) Arrangement for intake valve of engine
JP2005291321A (ja) 電動アクチュエータとそのアクチュエータを用いた電動弁
JPS61117039A (ja) 工具マガジン制御装置
JPS6410391B2 (ja)
CN210890301U (zh) 一种可实现转角闭环控制的电动阀门
JPH082493A (ja) 操舵装置用液圧ポンプユニット
JPH0246101U (ja)
KR200296447Y1 (ko) 자동차용 조향 배력장치의 차속 감응형 압력조절장치
JPS6025626B2 (ja) デイ−ゼル機関の燃料噴射ポンプ
SU1562305A1 (ru) Гидропривод буксирной лебедки
JPH0627904Y2 (ja) 弁体位置検出機構付制御弁
SU446913A1 (ru) Блок дл управлени дозатором
JPH0530560Y2 (ja)
JPS6372902A (ja) 油圧シリンダの位置決め装置
JPH0454370Y2 (ja)
JPS6434881A (en) Speed detector for hydraulic elevator
SU1618955A1 (ru) Механизм шагового перемещени
JPH01149054U (ja)
GB995544A (en) Fluid pressure servo motor control systems