JPS581782A - オイルシエ−ル又はタ−ルサンドの乾留方法とその装置 - Google Patents

オイルシエ−ル又はタ−ルサンドの乾留方法とその装置

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JPS581782A
JPS581782A JP9958881A JP9958881A JPS581782A JP S581782 A JPS581782 A JP S581782A JP 9958881 A JP9958881 A JP 9958881A JP 9958881 A JP9958881 A JP 9958881A JP S581782 A JPS581782 A JP S581782A
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gas
carbonization
tower
inlet
oil
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JP9958881A
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English (en)
Inventor
Yoshiyuki Takeuchi
善幸 竹内
Tsumoru Nakamura
中村 積
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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  • Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 木兄@け、オイルシェール又はタールサンド峙の改良さ
れた乾留方法とこの方法の俺−の奥論に使用する装置の
改良に係るものである。
木兄−のオイルシェール及びタールサンド勢を以下含油
鉱物と總称し、以下の説明において一様の部分について
は、オイルシェールヲNkとって説明する。
本発明者らは、それぞれ独立した流動層を形成する予熱
塔、乾留層、燃焼塔および冷却塔の閏を含油鉱物を自重
により移動させながら効果的に予熱、乾留・燃焼および
熱(ロ)収(冷却)する方法及び装置を提案した。(昭
’$156年6月日出願) ところが、含油鉱物のs*siについては、必要な乾留
反応熱量が大きく、多量の加熱ガスを乾留塔下部から送
入することを要求される場合がある。しかし、粉粒状固
体を流動層状−に保持するために必要なガスの流速は、
剛体の粒llKより所定の範闘内に限定される。したが
って、必要以上の流速でガスを供給すると、ガスの吹き
抜け、固体のガス同伴を生じる。
そこで、本発明者らは、所定間園内のガス流速を保ちな
がら乾留反応熱量の大きい含油鉱物を乾留する丸めの熱
量差ひにガス量のバランス真鯛手段として従来との種含
油鉱物の乾留方法として提案されている燃焼塔内におけ
る高温粉粒の一部を抜き出して乾留層へ戻し、該塔内に
形成される流動層内で混合攪拌することにより前記高温
粉粒の顕熱を乾留塔内における未反応の含油鉱物に伝達
せしめることけでeないかと考えた。
従来提案されている前述の手段の一例である米国特許第
へ784.462号明細書に4叡された発明では、乾留
層の下部へスクリューフィーダで給送される原料のオイ
ルシェールと燃焼層からIl場されてくるシエールを乾
留塔内で混合し死後、乾留塔下部から混合固体粒子を抜
き出して燃焼塔へりフトガスで吹き止げろ方法t−提寒
しているか、この方法では乾留の初期(零発―の予熱時
相当)に生じ九粒径O相違する1体粒子が混合されると
とになるため、乾留層から抜き出した固体粒子を更にガ
スリフトにより次の燃焼塔へ移送する操作は和尚むつか
しくなる。
父、オイルシェ ルは、意地によって乾留特性が相違す
るが、加熱により、約s o oc位いから乾留層およ
び乾留ガスの生成を霧始する。生成油量は、約400〜
soo’c位いの範囲にピークを示し、また生成ガス量
は約450〜550’C位いの範@にピークを示す。一
方、鉱物中に含有される結晶水の分層け、約200〜s
oo℃位いの範■にピークを示す。
原鉱石の鉱床 am方法、および貯蔵方法により状lI
が異なるが、原鉱石の付着水分け、約100℃前後で蒸
発する。従って、上記の米国発明のように原料のオイル
シェールを直接乾留層へ給送する手段を利用すればこれ
らの水分は、乾留生成餉と共に乾留層から抜き出す時に
エマルジョン状−を形成し、生成油と水分との分離を国
難にさせる要因となる。また、生成油あるいは生成ガス
と乾留塔内で下記のような二次屓応を生起し、生成油の
品質あるいは生成ガスの発り量低下の要因となる。
co + H20→Co、 十H。
CH4+  )Ito  −+  co  +  5H
鵞本発明は、従来提案されている手段における上述のよ
うな欠点を改良せんとし、て提案するものである。
又、粉粒状熱媒体の乾留およびガス化方法とシテ特公@
55−459号公報に記載された発明のように、乾留層
、ガス化層および燃焼加熱塔を併設し乾留層の上部とガ
ス化層の底部、ガス化層の上部と乾′#I塔の底部、ガ
ス化層の土部と燃am島塔の底部ならびに燃焼加熱塔の
土部とガス化層の底部をそれぞれ下降管によって連結せ
しめ丸装置を使用し燃焼211]熱嶋内で850〜11
00℃の温度に加熱された平均粒!LL1〜5−の粉粒
状熱媒体を下降管を通じて主として自重によ)ガス化層
の魔iIK移動さぞ、と\で乾留層の上部から下降管を
過ってガス化層の底sK移動してくる温度間−500〜
800℃にある上記平均粒径m囲の粉粒状熱媒体ならび
に石炭類の乾留層ll1lにおいて生成したコークス1
1粒と風合(7、上記熱媒体とコークスの墨金物t−−
厚流動層状態でカス他塔の上方に移動させながら800
〜1000℃の温度範囲でガス化反応を進行させ、反応
により生成した水素と一酸化炭*に富むガスを塔外K1
1lり出[7、熱媒体の一部を下降管を通じて主として
自重によりtW*の底部に移動させ、これを乾留層の底
部および一部の任意の位置から送入した水蒸気によって
濃厚流動層状−で上方に移動させ、その員厚滝動層中に
平均粒径α1〜5mK調整した粉粒状石炭類を送入して
熱媒体の保有熱により500〜800℃の温度範囲で乾
留反応を起させ、乾留生成物は塔外KJl[り出し、乾
留によって生成する1m状コークスは熱媒体とともに乾
留層の上部から下降管を通じて主として自重により前記
ガス他塔底部に移動せしめてガス化反応に供し、一方、
前記ガス化塔上部よ抄熱畠体の一部を残音するコークス
**とともに下降管を通じて主として自重により前記燃
焼加熱塔の底部に移動させ、前記コークス粉粒を燃焼す
るとともに熱媒体を850〜1100℃に加熱E7、燃
焼により発生した灰分を塔外に除去し、加熱された熱媒
体を主として自重によりガス他塔の底部に移動感せて前
記の如く反応に供ゼんとする方法が提案されている。
しかし、石巌類は非常に粘結性が強い。粘結性の測定法
としては一般的にボタン指数が使用されるが、例えば歴
青炭の場合のボタン指数は3〜10@度の大きい値とな
る。この事は、歴青#!全乾留すると約3〜10倍S度
に膨張し、[7かも膨張した石炭@が互いに結合し7あ
って、乾留層入口原料の粒径よりも相当増大変化し見掛
は比重が変化することを示[2ている。
このように粘結性の強い石炭粉粒を前記明細書に記載さ
れているセメントクリンカ−1石炭灰、砂、耐火物、多
孔質アルミナ、鉄鉱石等の無機質の粉粒体からなる平均
粒径α1〜5■機度の粉粒状熱媒体と混合して流動層を
形成せしめながら燃焼せしめても加熱によって上述のよ
う[11張した石炭粒子は大半のfI#粒状熱媒体を取
−み相互に或はそれ自身も膨張した熱媒体と接触し、互
に焼結して大きい弾粒状のクリンカーを形成する。この
クリンカーは見掛は比1が比験的小さめので流動層の上
部#C吹き土げられ比験的粒径の小さい粉粒状の首\0
熱媒体やコークス粉粒と混存している。し7かも、例示
されえ実施例によればガス他塔の下降管は何れも同一高
さに設置されている。このような装置を使用して%金@
s5−<sq号発−を実線しても熱媒体は粒径変化や見
掛は比重の不同が大きいため01〜5■の粉粒状熱媒体
のみを下降管を通じて粉粒状コークスと分離するととけ
むつかしい、*つで、乾留塔内にFi粉粒状熱媒体のみ
ならず、これを包含した大粒塊のクリンカーが多量に戻
されて来る。しかも実質的KIIIk媒体として作用す
る粉粒状熱媒体が減るため、これを補充しなければなら
ず乾留層へは多くの原料粉粒状石炭類を送入できない。
・すなわち、特公唄55−459号公報に記載の方法お
よび装置では粉粒状石炭類の効率的な乾留およびガス化
を行うことはFiA′lIAである。
これに対して、オイルシェールは約60〜80vrt−
の無機物と、約10vrt−の付着水及び結晶水を含ん
でおり、加熱しても粘結性は殆んどない。しかも、10
0〜350℃の僅かな加熱で上記付着水及び結晶水が電
歇に蒸発し、塊状或は粒状のオイルシェールがその結晶
粒界に沿い層状に破砕されることが判った。この為、本
発明者らけ含油鉱物の予熱工程を加えることによって腋
鉱物を破砕し、粒径分布の均一化を計ることにより粉粒
状石炭類の乾留及びガス化fFi実施困難な下降管を介
する粉粒状熱媒体の顕熱利用の技術思想を含油鉱物の乾
留及びガス化に活用[7、一般に乾留時にけ粒径の小さ
いもの程早期に乾留処理が完了することから別途株加す
る粉粒状熱媒体を省略して比較的粒径の大きい粒状固体
を燃焼塔内で分離して乾II塔に戻し熱媒体として利用
することを思い付き更に廃I!固体の冷却による熱エネ
ルギ回収手段を付加して零俺明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、 (1)(特許請求の範IP8(1)の文)及び (2、特許請求の範11i (2)の文)及び (3)(%許錆求の範5(3)の文) を要旨とするものである。
次に、添付図によって本斃−の一笑論例を説明する。
図において、1祉予熱塔、2は乾留塔、5は燃焼塔、4
は冷却塔である。各基の闘には、同体粉粒が主に自重に
よって移動する下降管5゜6.7および8g下降管の出
口、入口5a、 5b。
6&、 4b、 7a、 7b及び8a、 8bが各々
駿けである。
平均粒径α1〜10m11度に調整された含油鉱物は、
予熱塔1に設置された含油鉱物供給口9から予熱塔1内
姉投入され、予熱ガス送入口10から送入される予熱ガ
スにより流動層状態に保たれる。この時、含油鉱物は予
熱ガスにより予熱され、蒸発した付着水分および分解し
た結晶水の一部は予熱ガスK X停されて排ガス出口1
1から予熱塔17)外へ排出される。このとき、含油鉱
物は水分の蒸発に伴い破砕されて比較的粒子の小さいも
のが土方に吹き上げられ粒子の大きいものは長時間滞留
する。予熱塔1のガス排出口11から排出された排出ガ
スは、熱交換1S20を通過し、20aより供給される
空気と熱交換して、20bより系外に取出される。
含油鉱物は、予熱塔1内で100〜550℃横I/lK
予熱され、予熱塔1内に形成された流動層の上部K11
lI口する下降管5を通じて主として0奮により、乾留
塔2のm1m1 (II駆動層下部)に移動し、加熱ガ
ス送入口12から供給さ・れる加熱ガスにより流動層状
態に保たれると同時に300〜900℃程度に21熱さ
れ、乾留されながら乾gI塔2の土方に移動する。
乾留により住成した常温で液状の膨化水素ガス、水素お
よびメタン等に富むガスは、加熱ガスと共Ktil塔2
上部の乾留生成物排出口15を経て次の工1に送られ冷
却・分離装置23内で乾留生成油Aを高カロリーガスB
に分離される。
乾留塔2内の未乾留物質(有機物、巌素質等)を含む肴
粒状固体は、乾留塔2内に形成された流動層上部の下降
管6を通じて、主として自重によシ燃焼1fr3に移送
され、空気通路20aを経て熱交換器20を通過[、て
71fIIIkされ送入口14から供給される空気によ
り流動層状11に保たれると同時に固体中の未乾貿物質
を燃焼し、燃焼ガスは燃焼塔5上部の燃焼ガス排出口1
5から排出される。
燃焼43内の比較的大きい粒状固体の−sBは、燃焼塔
3内に形威された流動層の中部又は下部Km口する下降
管7から乾留塔下部に、また残部の残留固体は流動層上
部の下降管8から冷却塔4内に移送される。
乾留塔2に移送された粒状固体は、未乾11$質の燃焼
により500〜1100℃程度に加熱されてお)、この
顕熱を乾留塔2内の含油鉱物に伝達する。
冷却塔4に移送された残留固体は、冷却ガス送入口16
から供給される冷却ガスにより流動層状1mに保たハる
と同時に、固体の保有する顕熱を冷却ガスに伝導するこ
とにより、約500℃以下に冷却され、廃棄固体出口1
7から排出される。一方、冷却ガス(100℃以下)は
固体の保有する顕熱により100〜500℃程gK昇温
し、冷却排ガス出口18から冷却塔4外に排出され、熱
交換器19を通過して、燃焼塔3から出る燃焼ガスの保
有する顕熱により更に加熱さ    。
れて300〜900℃程度の高温ガスとなった後、乾留
jlF2下部の加熱ガス送入口12から乾留塔2内に供
給される。
オイルシェールの種類によっては、前述の乾曽処曹及び
燃焼処理により脆くなり、・乾留層内に供給された含油
鉱物の粒径よりも小書くなる場合がある。この場合には
、燃焼塔5土部の下降管8からは比較的粒径の小さい粉
粒状固体がまた中部又は下部の下降管7からは比較的粒
径め大きい看粒状固体が移送される。
これに対して、タールサンドのように比較的強度か大き
い含油鉱物の場合には、下降管7および8の取付は高さ
を変身ることにより固体粒子の循環量fliIi整する
ことができる。従って、含油鉱物の種類に応じた適正な
位置に下降管を設けることKより、効率よく粒状固体粒
子を熱媒体として循環使用することかで良る。
乾留塔2下部に供給される加熱ガスと(−では、本実施
例で示すように乾留生成ガスの一部を循環使用し、燃焼
塔3排出ガスと隔離するととKより、高カロリーの乾留
生成ガスを回収することができる。
予熱塔1の排出ガスは、多量の水蒸気を含むため、熱交
換器20により燃焼塔3の下部に送入する空気や予熱に
水蒸気の蒸尭潜熱および顕熱を有効利用する。
予熱j11下部に送入する予熱ガスは、前記Ω熱交換器
19を介して減温された燃焼塔3の排出ガスを使用する
が、原料の含油鉱物が多量の付着水分あるいは結晶水を
含んでおり、熱量的に不足する場合には、加熱炉21内
で乾留生成ガスの一部を燃焼させることによ少熱量を補
給する。
本発明では、予熱塔と乾留塔を分離したため、含油鉱物
の付着水分あるいは結晶水の含有量の変動に影響される
ことなく、乾留塔の運転を安定して操作することができ
る。
各基の運転温度d1含油鉱物の物性に応じて所定の値に
定められ或は決るものであるが予熱塔が100〜350
℃、乾留塔が500〜900℃、燃焼塔が500〜11
00℃程度の範Imが好ましい。
次に1図に示したものと同様な構成の装置を用いた場合
の本発明方法の実欄値を示す。
原 料: 中国産オイルシェール100に4基準無機物
′XS Z 88yt、チ、有機物賀5a76vzlG
、平均粒径 45鴫、水分1t56wt、1(付着水t
、1aw−w嘩)予熱塔温度   117℃ 乾留塔温度   510℃ 燃焼塔温度   615℃ 冷却塔温度   150℃ 送入ガス量  予熱塔 57.4 Ntd/h乾留塔 
59.9 Nd/’h 燃焼塔  s a、 4 Nj/h (!2気使用)冷
却塔 59.9 Nyd/h 合  計 16 (11Nd/h 乾留生成油  11.6麺 乾留生成カス  (乾量基準)  2.6 Nwl/b
H,sa6.    Co、    2&2.   C
H4115(vol、−)C!Ha  5.L  Cm
Hn 21   Has   1.7以上、実施例VC
より詳細に@明した通り高品質の生成−および高カロリ
ーガスを効率的に回収することができ、また装置を安定
して運転することができた。
なお、本発明において、下降管5.6.7.8咎曽ガス
送入口10.12.14.16、ガス排出口11゜15
、15.18、含油鉱物供給口9及び轟11固体取出ロ
17勢の形状、レベルおよび数は任意であり、予熱塔1
、礼留塔2、燃焼塔5および冷却塔4の形状についても
、図の例によって拘束さ□れることはない。
又、含油鉱物の調整粒径については、゛鉱物の粉砕性、
比重等により決められるものであり、流動層状態に保持
できる粒径であれけ、前記の実施例で示した数値に拘束
されることはない。
さらに前述の実施例では、熱効率を良くするために例示
した装置内で生成した高カロリーカスの循環使用及び各
導出ロガスの熱同駅をはかるガスのフローについて示し
たが、適蟲な供給ガスが得られる場合にけ、各基におけ
る処IIK適(たガスをそれぞれ別個に供給しても棗い
さらに、高カロリーガスの回部を目的としない場合にけ
、燃焼塔排ガスの一部を乾留塔下部から加熱ガスとして
供給する場合もある。着た、乾留塔生献ガスを循環使用
せずに、他の酸素を含まない加熱ガスを供給し、でもよ
い。
このように1他の用途に使用する高力口17−ガスを循
環使用しない場合には、前述の実1jA9IAに示した
熱交換器19に代シ加熱炉その他のガス加熱手段を用い
ても良い。
さらに、燃焼塔に供給される酸素を含むガスについても
空気に限定するものではなく、他のプロセスで生成する
駿嵩又は他のプラントから排出される酸素の豊富な余剰
の昇温ガスを利用することもできる。
又、含油鉱物の含水率か高くしかも冷却・分離装置で生
成する高カロリーガスも少い含油鉱物を乾留する場合、
その他予熱jlI−に供給する予熱ガスの熱量が燃焼炉
における高カロリーガスの燃焼のみでは不足する場合や
余剰の塾エネルギを欺出している近接プラントが有る場
合には、そのプラントの排ガス又は款熱物の熱交換によ
り得た加温ガスを予熱塔の予熱ガスとして利用すること
もできる。
要するに1本願俺@によれば、燃焼塔内の流動層中部又
は下部から比較的粒径の大きい粒状一体全抜き出して乾
留塔へ移送し、皺固体が保有する顕熱を乾留塔内の含油
鉱物に伝達するととにより、乾留塔下部に送入するガス
量を減少させることができる。従って、この熱媒体とし
て固体粒子を循fR4II!用する方法は、乾留塔内で
て、非常に効果的である。
璽た、オイルシェールは概ね乾留、燃焼処履によシ脆く
なり、粒径の相異する一体の混合状層となるため、粒径
による分離循環操作が容易となる。
なお、タールサンドは、数ミリメートル程度の粒径を有
する硅石の周シにビチューメンと呼ばれる油分が覆った
構造であり、これも加熱時に殆んど粘結性かなくしかも
相当量の水分を含有しているためオイルシェールと同様
に燃焼1婁において比較的大きい粒状固体と小さい粉粒
状固体を分離することができるためオイルシェールと同
様に本発明を集施することができる。
さらに、乾留に先立ち予熱工程を付加したことにより、
予熱中に含油鉱物の破砕が生じ比較的教子の揃った含油
鉱物のみが選択的に乾留工程へ移送されるため、乾貿工
響における含油鉱物の粒子径かほは均一となり流動層と
しての退転制御が比較的容易となり特公昭55−4!t
9号公報に1軟された発明の欠点を解消することができ
Z・ので工業的に極めて有益〒ある。
【図面の簡単な説明】
添付図向け、本発明の好適な実施例を示すフローシート
である。 復代理人  内  田     明 復代理人  萩  原  亮  一

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)  含油鉱物を乾留して餉及び高カロリーガスを
    1釈するに轟シ、先ず11粒状の含油鉱物を予熱ガスに
    よシー気流動層状−を保つように流動せしめながら予熱
    ガスの顕熱を前記鉱物に伝達することによって前記鉱物
    の物性に応じて定められる150〜550℃の聰■内に
    おける所定の温度まで予熱するとと4に該鉱物の付着水
    及び結晶水を前記予熱ガス中K11llIIせしめて予
    −・乾燥され九會餉鉱物を主とじでその自重により次工
    場へ移送する予熱・乾燥工程と、前記鉱物を加熱ガスに
    よシ流動させて固気流動層を形成せしめながら鋏層中に
    おける前記鉱物よ〕高温度の次ニーの粒状物を前記層中
    に混入して#粒状物と曽配、IIl熱ガスの顕熱を前記
    鉱物に伝達せしめることにより該鉱物をその物性に応じ
    て定められる300〜!00℃の高温に加熱し、て乾留
    反応を起こさせ転質生放物を取り出しこれを冷却・熱回
    収した後乾留生成油及び乾留生成ガスに分離する一方乾
    會によって生成する粉粒状一体を主としてその自重によ
    り次工婁へ移送する乾留工程と、前記粉粒状固体を酸素
    に富むガスによって流動層状態に保持しながら上記一体
    中O脚嵩を含有する可燃焼愉を燃鉤させ燃焼ガスの顕熱
    を可燃物焼失後の前記粉粒状固体に伝達せしめた後比較
    的粒径の大きい粒状一体を主としてその自重により前記
    の乾留工IIK返送する一方比較的粒径の小さい残留固
    体を主としてその自重により次工鵬へ移送する燃鉤工薯
    と、前記残留固体を冷却ガスによって流動層状lIk保
    ちなから残留固体の顕熱を上記冷却ガスに伝達すること
    kよシ腋一体を冷却し温度の低下し一*m*m体を主と
    1−でその自重によシ外部に#出せしめることを骨黴と
    するオイルシェール又はタールプントの乾留方法。
  2. (2)  内部に固気流動層を包賦し、鋏流動層の上部
    に含油鉱物供給口、及び予熱された含油鉱物供給口を備
    乏、かつその下部に予熱ガス送入口、上部に排ガス出口
    を備えた予熱塔と、その内部に形成された流動層の下部
    に開口する予熱・乾燥され九含油鉱物入口と高温度の粒
    状固体入口を備え、かつ該流動層の上部に粉粒状固体取
    出口、下部に加熱ガス送入口、上部に乾留生成物排出口
    を備えた乾留層と、その内部に形成され九流動層の下部
    に開口するtm状固体入口を備え、かつ該流動層の上部
    に残留固体取出口、錬流動層の中llllS位に汁較的
    粒径の大きい粒状固体取出口、下部に酸素に富むガスの
    送入口、上部に燃鉤ガス出口を備えた燃焼塔と、内lI
    K形成され九流動層の下部に高温の残留固体入口を備え
    、かつ錬流動層の上部に冷却された廃集固体取出口、下
    部に冷却ガス送入口、上部に冷却排ガス出口を備えてな
    る冷却塔上を並設せしめ、前記予熱塔の含油鉱物出口と
    前記乾留層の含油鉱物入口、該乾留層の粉粒状固体取出
    口と前記燃焼塔の粉粒状固体入口、皺燃焼塔の比較的大
    きい粒状同体取出口と前記した乾留層の高温度の粒状固
    体入口及び前記燃焼塔の残留固体取出口と前記冷却塔の
    残留固体入口とをそれぞれ下降管を介して接続するとと
    4に前記乾留層の乾留生成物排出口xt*生成油と高カ
    ロリーガスの冷却・分1lIN!置を連接してなること
    を特徴とするオイルシェル父はタールサンドの乾留装置
  3. (3)  内部に固気流動層を包蔵し該流動層の上部に
    含油鉱物供給口及び予熱され九含演鉱物取出口を備え、
    かつその下部に予熱ガス送入ロ上IIK排ガス出口を備
    えた予熱塔と、十〇内@に形成された流動層の下部に開
    口する予熱・乾燥された含油鉱物入口と高温度の粒状固
    体入口を備え、かつ該流動層の上部に験粒状固体堆出口
    、下部に加熱ガス送入口、土部に乾留生成物排出口を倫
    え九乾w塔と、その内部に形成された流動層の下部に開
    口する粉粒状固体入口を備身、かつ#流動層の上部に残
    IItjA体取出口、皺流動層の中間部位に比較的粒径
    の大きい粒状固体取出口、下部#Cll素に富むガスの
    送入口、土部に燃焼ガス出口を備オた燃焼塔と、内部に
    形成された流動層の下部に高温の残留固体入口を備え、
    かつ該流動層の上部に冷却された廃秦固体取出口、下部
    に冷却ガス送入口、上部に冷却排ガス出口を備えてなる
    冷却塔とを並設せしめ、前記予熱塔の含油鉱物取出口と
    前記乾留層の含油鉱物入口、該乾留層の粉粒状固体取出
    口と前記燃焼塔の粉粒状固体入口、該燃焼塔の比較的大
    きい粒状固体取出口と前記した乾留層の高温度の粒状固
    体入口及び前記燃焼塔の残留固体取出口と前記冷却塔の
    残留固体入口とをそれぞれ下降管を介して接続するとと
    もに、前記乾留層の乾留生成物排出口に乾留生成油と高
    カロリーガスの冷却・分離装置を設け、該装装置の冷却
    された鳥カロリーガス吐出口を前記冷却塔の冷却ガス送
    入口に41*L、、更に該冷却塔の冷却排ガス出口を閉
    鎖式熱交換器の一方のガス通路を介して前記乾留層の加
    熱ガス送入口にij#続して高カロリーガスの閉ループ
    系を形成せしめる一方、他の閉鎖式熱交換器の空気通路
    を前記燃焼塔の酸素に富むガス送入口に1また該燃焼塔
    の燃焼ガス排出口を前記熱交換器の他方のガス通路及び
    加熱炉を介して前記予熱塔の予熱ガス送入口に、また該
    予熱塔の排ガス出口を前記した他の閉鎖式熱交換器のガ
    ス通路を介し、て排ガスダクトに、更に前記冷却・分離
    装置の高カロリーガス吐出口又は高カロリーガスライン
    を前記燃焼炉の燃焼ガス送入口に接続したことを特徴と
    するオイルシェル又はタールサンドの乾留am。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59142281A (ja) * 1983-01-28 1984-08-15 サザン パシフイク ペトロリウム エヌ エル 流体と微粒子物質の接触方法及びその装置
JPS59142282A (ja) * 1983-01-28 1984-08-15 サザン パシフイク ペトロリウム エヌ エル 固形炭化水素物質から油を回収する方法及び装置
WO2017143831A1 (zh) * 2016-02-24 2017-08-31 华南理工大学 一种全颗粒油页岩炼制系统及工艺
US10559533B2 (en) 2017-09-07 2020-02-11 Toshiba Memory Corporation Semiconductor device and method of manufacturing the same

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