JPS5817291B2 - 合成繊維の溶融紡糸方法 - Google Patents

合成繊維の溶融紡糸方法

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JPS5817291B2
JPS5817291B2 JP12040878A JP12040878A JPS5817291B2 JP S5817291 B2 JPS5817291 B2 JP S5817291B2 JP 12040878 A JP12040878 A JP 12040878A JP 12040878 A JP12040878 A JP 12040878A JP S5817291 B2 JPS5817291 B2 JP S5817291B2
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明はエクストルーダ型溶融紡糸機を用いた合成繊
維を溶融紡糸する方法に関するものである。
エクストルーダ型溶融紡糸機を用いて合成繊維を溶融紡
糸する工程は、公知である。
これを第1図を参照しながら説明すると次のとおりであ
る。
ホッパー1に仕込まれたペレット2は、エクストルーダ
本体3に入り、スクリュー4にて溶融され溶融ポリマ5
となって押し出される。
溶融ポリマ5は保温材1によって保温されている分配管
6を通り、保温ボックス8内へ導かれ、次いで計量ポン
プ9によってゴ定量計量され、パック10を通り口金1
1から紡出糸12となって紡出される。
加熱媒体13によって保温ボックス8内の分配管6′、
計量ポンプ9、パック10、口金11等は所定の温度に
保たれている。
加熱媒体13は加熱ヒータ14によって加熱される。
この工程において口金は、溶融ポリマ5の目標としてい
る温度(目標値)に加熱されているのであるが、実際、
口金を通る溶融ポリマの温度と前記目標値との間にズレ
が生ずる。
この様子を第2図の温度推移パターンをもって示す(第
2図中のブロック図における番号符号1はホッパー、3
はエクストルーダ本体、6,6′は分配管、9は計量ポ
ンプ、10はパック、11は口金を示す)。
第2図中温度推移パターンを表わしたグラフは横軸に時
間、縦軸にポリマ温度をとり、横軸上のa点はエクスト
ルーダ出口、b点は口金の紡出面にそれぞれポリマが達
した時点を示し、縦軸上の0点はバレル設定温度、d点
はポリマの目標温度を示す。
第2図において、A〜Eは種々の溶融ポリマ温度推移パ
ターンを示す。
紡糸機口金で押し出される溶融ポリマの温度を目標値に
するにはA、B。
Cのようなパターンが望まれるのであるが、実際はDま
たはEのようなパターンとなる。
Dのパターンではエクストルーダ出口のポリマの温度が
目標値よりかなり高(またEのようなパターンでは逆に
低い。
そのため口金の温度を目標値に保っても、口金を通過す
る溶融ポリマの温度は、目標値とかけはなれたものとな
る。
これは目標とする品質の合成繊維の取得が不可能である
ことを意味している。
また一方、エクストルーダ出口のポリマの温度を応答の
速い温度検出端、例えば、1.5mmφ熱電対で測定す
ると、ポリマ温度がある変動幅をもって秒単位の周期で
変動しているのが観察できる(第3図参照)。
このような温度変動があるポリマを口金を通して紡糸す
ると、口金通過時に糸の縦方向に溶融粘度むらが発生し
、これが縦方向のウースタむら、あるいは強度むらをひ
き起こし結局、高品質の合成繊維が得られなくなる。
そこで本発明者らは、口金の設定温度と、前記目標値と
の差をなくするとともにエクストルーダ出口におけるポ
リマの温度変動を減少させるために、鋭意検討した結果
、エクストルーダのバレル温度と前記目標値との差を5
℃以内とすればよいということを見い出した。
そして、このために特定の構造のエクストルーダを用い
ればよいことがわかったが、ポリマの溶融粘度によって
も、前記構造が異なる事が判明した。
特に一つのエクストルーダに多錘の溶融紡糸ユニットを
備えた押出機を使用する場合、顕著である。
従って本発明の目的は、特定の溶融粘度を示す高重合度
ポリマを、それが口金から吐出されるときの溶融温度を
変動させることなく、かつその温度と口金の設定温度と
の差を解消して、多錘溶融紡糸する方法の提供にある。
この目的は次の手段(構成)を採ることによって達成で
きる。
即ち高重合度ポリマペレットをエクストルーダ型溶融押
出機を用いて押込み、溶融、計量押出しを施し、口金を
経て糸を形成する合成繊維の多錘溶融紡糸方法において
、エクストルーダ出口の溶融粘度が6500乃至110
00ポイズとなすポリマを、あらかじめ、後記式(1)
表わされるエクストルーダスクリュー計量部によって計
量し、該計置部を経たポリマをバレル末端を通過させて
から後記式(2)で表わされる時間t(分)で口金面に
到達させ紡出することによって達成される。
ただし式(1)において、記号は次の定義に従う。
D=スクリューロ径(mtr= ) hMニスクリユー計量置部おける溝深さくmm)1Mニ
スクリユーの計量部長さく mm )Lニスクリユー有
効長さく mu ) ただし式(2)において、記号は次の定義に従う。
S:バL//L/内面積−πD1(7n4)■二バレル
の長さくmm) D:スクリュー口径(mm ) hMニスクリユー計量置部おける溝深さくmm)P:エ
クストルーダの先端圧(ky/cra)Q:吐出速度(
i/分) 1n:自然対数 上記の構成において、エクストルーダ出ロポリマ溶融粘
度を6500ポイズ以上で11000ポイズ未滴の範囲
に特定したのは、後記する実施例6で明らかなように、
スクリューの形状との関係から決められる本発明の適用
範囲である。
スクリュー形状におけるL/D、1M、Dは合。
成繊維の溶融紡糸用エクストルーダとして使用した際の
有用な範囲であることから定めたものである。
更に、スクリュー計量部における溝深さhMは、後記す
る実施例1〜5で明らかなようにポリマの吐出速度を変
更した場合でもポリマ温度の変動が少なく安定した操業
を可能とする範囲としたものである。
更にまた、計量部を経たポリマをバレル末端を通過させ
てから口金面に到達させるまでの時間tを上記範囲に設
定した理由は実施例7によって明らかとなる。
次に本発明について図面を参照しながら説明する。
本発明の対象となるエクストルーダはそのスクリュー以
外は略公知の構造をなしているスクリュー4は一般に第
4図に示すように供給部20、圧縮部21、計量部22
から構成され、供給部溝深さは計量部溝深さhMの2〜
3倍のものが多い。
ホッパー1からスクリュー4に供給されたペレット2は
供給部20でバレルからの伝熱によって昇温され、次第
に溶融を始め、圧縮部21で溶融圧縮され、計量部22
に入りバレル16からの伝熱およびスクリュー4とバレ
ル16との間のポリマのせん断発熱の両者によって熱エ
ネルギーを得て、さらに昇温されエクストルータ社口1
5から溶融ポリマとなって押し出される。
本発明においては一つのエクストルーダで多錘紡糸を行
なう場合、常用ポリマ吐出速度範囲内でポリマ温度変化
が±5℃以内のスクリューを用いれば、そのうちの口金
のいくつかがポリマの吐出を停止した場合(火鉢した場
合)吐出速度が変化しても、火鉢時間中の糸について延
伸性が悪(ならないと云うところに最大の特徴がある。
これを満足するエクストルーダは前記(1)式で示され
る。
次に上記構造を有するエクストルーダを使って第1図に
示されるごとき多錘紡糸を行なう場合、計量部を経たポ
リマをバレル末端を通過させてから前記(2)式で示さ
れる時間t(分)で口金面に到達させる。
すると口金面においてはポリマ温度変動が皆無(±0.
5℃以下)となり高品質の糸が得られる。
次に本発明の効果を実施例をもって説明する。
実施例 1 0径40mm、 L/ D 22のエクストルーダにお
いて、エクストルーダ先端圧100 kg/crA、
シリンダ温度280℃の条件下で、ηr3.82〜3
.86(エクストルーダ出ロポリマ溶融粘度8600〜
9500ポイズ)のナイロン6ポリマ押出試験を第1表
に示すスクリューを用いて実施した。
吐出速度とポリマ温度との関係を第5図に示す。
シリンダ温度±5 degに入るのは、スクリュー廃4
012.4013.4014であることがこの結果から
れかり、計量部溝深さは2.50〜2、90 mmが最
適といえる。
実施例 2 0径65mm1L/D 22のエクストルーダにおいて
、エクストルーダ先端圧100kg/CrA1シリンダ
温度280℃の条件下で、η、3.82〜3.86のナ
イロン6ポリマ押出試験を第2表に示すスクリューを用
いて実施した。
吐出速度とポリマ温度との関係を第6図に示す。
シリンダ温度±5 degに入るのは、スクリュー廃6
512.6513.6514であることがこの結果から
れかり、計量部溝深さは3.10〜3.50が最適とい
える。
実施例 3 0径90run、 L/D 22のエクストルーダにお
いて、エクストルーダ先端圧100 kg/crA、シ
リンダ温度280℃の条件下で、ηr3.82〜2.8
6のナイロン6ポリマ押出試験を第3表に示すスクリュ
ーを用いて実施した。
吐出速度とポリマ温度との関係を第7図に示す。
シリンダ温度±5 degに入るのは、スクリュー應9
012.9013.9014であることがこの結果から
れかり、計量部溝深さは3.70〜4.10が最適とい
える。
A9013スクリューを用い、先端圧を50kg/cr
j、、300 kg/ctrlにかえた試験を実施した
が両者のポリマ温度の差はldeg以内であった。
実施例 4 0径115mm、 L/D 25のエクストルーダにお
いて、エクストルーダ先端圧100kg/crA、シリ
ンダ温度280℃の条件下で、ηr3.82〜3.86
のナイロン6ポリマ押出試験を第4表に示すスクリュー
を用いて実施した。
吐出速度とポリマ温度との関係を第8図に示す。
シリンダ温度±5 degに入るのは、スクリューA1
1512.11513.11514であることがこの結
果かられかり、最適計量部溝深さは4.30〜4.70
であるといえる。
実施例 6 0径90mm、 L/D 22のエクストルーダを組込
んだ多錘取り溶融紡糸機(8糸条)を用い、チップη1
、スクリュースペックおよび吐出速度を変更し、製糸試
験を実施した。
即ち、エクストルーダ先端圧100 kg/crA、シ
リンダ温度280℃の条件下で、第6表に示すチップη
、およびスクリューを用い、吐出速度的1500 f/
minの場合は4450デニールの未延伸糸を460
m /mivで紡糸し、延伸糸強度が9.1〜9.3f
/dの得られる延伸倍率で延伸し840デニールの延伸
糸を得た。
また吐出速度的2500P/−Inの場合は6680デ
ニールの未延伸糸を490 m /minで紡糸し上記
840Dと同様強度の得られる延伸倍率で延沖し126
0デニールの延伸糸を得た。
その時の運転成績を第6表に示した。また吐出速度とポ
リマ温度の関係を第10図に示した。
実施例 5 0径150mrn、 L/D 25のエクストルーダに
おいて、エクストルーダ先端圧100kg/crrt1
シリンダ温度280℃の条件下で、η、3.82〜3.
86のナイロン6ポリマ押出試験を第5表に示すスクリ
ューを用いて実施した。
吐出速度とポリマ温度との関係を第9図に示す。
シリンダ温度±5 degに入るのは、スクリューAl
5O12,15013,15014であることがこの結
果かられかり、最適計量部溝深さは5.15〜5.55
であることがわかった。
低吐出速度のときはA−F条件間81級率の差はあまり
みとめられないが、高吐出時には差がはっきりみとめら
れる。
実験例1〜5では粘度範囲8600〜9500ポイズで
説明したが、この粘度範囲では1級率は高い。
6500〜8000゜9500〜11000ポイズの範
囲も、これに準じて1級率が高い。
しかし、これ以外の粘度範囲では6500未満の低粘度
あるいは11000をこえる高粘度になるにつれて急激
に1級率が低(なる。
バレル末端を通過してから口金面に到達させるまでのポ
リマ滞留時間(1)についてポリマ温度の変動△θはQ
/S(Q/Sはバレルからポリマへの伝熱の程度を表わ
し、この値が大きい相単位ポリマ当りのバレルから得る
熱量が小さくなり、ポリマ温度のバラツキは太き(なる
〕と、h/h。
〔h/hoは計量部最適溝深さに対する計量部溝深さの
比で、溝深さが深い程ポリマ温度が変動する〕と、P/
Po〔常用圧力100に9/caに対するエクストルー
ダ先端圧力の比で運転圧力が高い程スクリューの押出安
定性は悪くなり、ポリマ温度が変動する〕の3つの要因
の関数と考えられ、h/ho、P/Poはそれらの変化
に対し、太き(ポリマ温度が変化するのでexpのべき
に入れ下記(4)式の推定式を作った。
40φ〜150φまでのエクストルーダを用い、溶融粘
度6500〜11000ポイズのポリマを押出し実験し
、その結果を集約し、(4)式のパラメータに1〜に4
を求めた。
参考までに第11図に口径90φのエクストルーダを用
いた場合、第12図に口径115φのエクストルーダを
用いた場合のエクストルーダ出ロポリマ温度変動の結果
を示す。
K1 :0.200xlO” K2 :2.45 に3 :5.20 に4 :1.29 h:計量部溝深さくmyx) ho:0.24D0・617 D二ロ径(mm ) P o : 100 kg/cm P:エクストルーダ先端圧(kg/crrt)Sニジリ
ンダ内面積ma(1zD) Q:吐出速度(d/mzn) ポリマ温度変動の吸収 エクストルーダ出ロポリマ温度の変動は、口金面までの
滞留中に減少し、滞留時間が長い場合は変動が皆無にな
るがあまり長いとポリマの熱劣化が生じるから、変動が
皆無になる最小滞留時間で紡糸することが望ましい。
口金面ポリマ温度変動が±0.5℃以下になるポリマ滞
留時間とエクストルーダ出ロポリマ温度バラツキ△θと
の関係の実験値を第13図に示す。
これを式であてはめると(5)式を得る。
t = 1.2 +1.20 in△θ (5)
△θ:エクストルーダ出ロポリマ温度変動巾t:最小滞
留時間 ln:自然対数 (4)式を(5)式へ代入すると(2′)式を得る。
すなわち、使用したスクリューディメンションと押出条
件から決定された最小滞留時間以上で紡糸すれば、口金
面でのポリマ温度の変動がないポリマを紡糸することが
でき、高品質の糸が得られる。
前述したスクリューディメンション及びポリマ滞留時間
と操業成績との関係を実施例7に示す。
実施例 7 この実験に使用した素材はナイロン6であり、ペレット
の相対粘度ηr−3,84(ポリマ温度280℃で溶融
粘度は約9300ポイズ)、また製造条件として延伸倍
率を3.56倍に設定し、3ケ月間の操業実績により実
施例3に使用したスクリュー/′i6.9011.90
13.9015について比較を行なった。
なお、ポリマ目標温度は280°Cである。
スクリュー/16.9011は本発明によって求められ
る計量部溝深さより浅い計量部溝深さを持つスクリュー
、スクリュー/f6.9013は本発明によって求めら
れる計量部溝深さを持つスクリュー、スクリユー/16
.9015は本発明によって求められる計量部溝深さよ
り深い計量部溝深さを持つスクリューである。
第7表に、これら5種類のスクリューについて比較を行
なった結果を示す。
スクリュー49011を用いて運転した場合、吐出速度
を増加させるとポリマ温度が高くなる。
吐出速度1500P/分(最大吐出速度の約60%)の
場合はポリマ温度水準は最適値にあり、1級率も96%
と非常に安定した操業ができたが、吐出速度を2000
.2500 ?/分と増大させるとポリマ温度が高くな
り(バレル温度を下げたりしても効果はなかった)、口
金よごれが激しく安定した操業ができなかった。
スクリュー/M9013を用いて運転した場合、吐出速
度を増大させるとポリマ温度変動は大きくなるが、ポリ
マ温度水準は変化しない。
そこで、特許請求の範囲の(2)式で計算したポリマ滞
留時間以上で紡糸すると、口金出口においてはポリマ温
度の変動はほとんどな(なり、最大吐出速度に近い25
0 Of/分で吐出をした場合においても、一級率は9
5%と非常に安定した操業ができた。
なお、(2)式で計算したポリマ滞留時間より短かい時
間で紡糸した場合は、口金出口においてポリマ温度の変
動がみられ、しかも一級率は若干低い。
スクリュー49015を用いて運転した場合、吐出速度
を増大させるとポリマ温度が低下し、しかも変動が太き
(なる。
吐出速度150M’/分(最大吐出速度の約60%)の
場合はポリマ温度水準は最適値にあり、(2)式で計算
したポリマ滞留時間以上で紡糸すると、口金出口におい
てポリマ温度の変動は小さく一級率も97%と操業成績
も良い。
しかし、吐出速度を2000 P/分、2500 P/
分と増大させるとポリマ温度が低下スルので、この温度
低下を防止するためにバレル温度を上昇させたがポリマ
温度変動は大きい。
このため、(2)式で求めたポリマ滞留時間以上にポリ
マを滞留させ、口金出口におけるポリマ温度変動をほと
んど皆無にして紡糸したが、延伸工程での糸切れが多く
操業成績が悪い。
これは、ポリマの温度履歴のバラツキが大きいことが溶
融ポリマ粘度にバラツキをもたらし−この結果−ポリマ
の口金紡出以降の糸形成時にマルチフィラメントの場合
、フィラメント間の糸質にバラツキが発生し、これが延
伸工程の糸切れの原因となっているせいと思われる。
以上の説明から明らかなように、本発明によるスクリュ
ーを用い、かつ、本発明によるポリマ滞留時間で紡糸を
行なうと、常用ポリマ吐出速度範囲内で常に適切なポリ
マ温度水準が得られ、また、口金紡出面において安定し
た温度状態でポリマの紡出が可能であり、良好な品質の
糸を高収率で生産できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はエクストルーダ型溶融紡糸機を用いた合成繊維
の紡糸工程の概略を示した図、第2図はエクストルーダ
型溶融紡糸機を用いた紡糸工程においてペレット供給か
ら口金にて糸が形成されるまでのブロック図と、その間
におけるポリマの温度推移パターンを示した図、承3図
はエクストルーダ出口のポリマ温度の変動を説明する図
、第4図はスクリューの概略図である。 第5図〜第10図は実施例1〜6におけるポリマ温度と
吐出速度の関係を示すグラフである。 第11図及び第12図はエクストルーダ出ロポリマ温度
とQ/Sとの関係を示すグラフである。 第13図はポリマ滞留最小時間(1)とエクストルーダ
出ロポリマ温度変動(△θ)の関係に示すグラフである
。 1:ホッパー、2:ペレット、3:エクストルーダ本体
、4ニスクリユー、5:溶融ポリマ、6゜6′:分配管
、7:保温材、8:保温ボックス、9:計量ポンプ、1
0:バック、11:口金、12:紡出糸、13:加熱媒
体、14:ヒーター、20ニスクリユ一供給部、21ニ
スクリユ一圧縮部、22ニスクリユ一計量部、a:エク
ストルーダ出口にポリマが達した時点、b:口金紡出面
にポリマが達した時点、C:バレル設定温度、d:ポリ
マ目標温度、A−E:溶融ポリマ温度推移パターン、h
Mニスクリユー計計量溝溝深。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 高重合度ポリマペレットをエクストルーダ型溶融押
    出機を用いて押込み、溶融、計量押出しを施し、口金を
    経て糸を形成する合成繊維の多錘溶融紡糸方法において
    、エクストルーダ出口の溶融粘度が6500乃至110
    00ポイズとなすポリマを、あらかじめ、後記式(1)
    表わされるエクストルーダのスクリュー計量部によって
    計量し、該計量部を経たポリマをバレル末端を通過させ
    てから後記式(2)で表わされる時間t(分)で口金面
    に到達させ紡出することを特徴とする合成繊維の溶融紡
    糸方法。 ただし司1)において、 Dはスクリュー口径(it、) hMはスクリュー計量部における溝深さくmrn)1M
    はスクリューの計量部長さく朋) そしてLはスクリ
    ュー有効長さく酊)をそれぞれ示す。 ただし式(2)において、 Sはバレル内面積−πDI(mi) ■はバレルの長さく朋) Dはスクリュー口径(mm ) hMはスクリュー計量部における溝深さく mm )P
    はエクストルーダの先端圧(kg/CrA)Qは吐出速
    度(i/分)、そして、 ■nは自然対数をそれぞれ示す。
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