JPS5817220Y2 - 米飯一食分二口同時配米装置 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 従来給食その他多数に供給する飯炊きの場合は、−食分
の水洗米を目分量で容器に入れたが、手作業のため手数
と時間を要するのみならず、飯炊き時間およびカロリー
も一定せず且つ炊き上げた米飯の品質も均等でない等の
欠点があった。

また水洗米を一食づつ計量すれば正確ではあるが、非常
に手数と時間を要し、低能率且つ不経済であった。

このため本考案においでは、水洗米を一定容量の２個の
部屋に入れ、各−食分づつの分量を決めると同時に２個
の落下口から下方の２個の容器内に落下充填し、これに
より給食その他多数に供給する飯炊きの場合、手数と時
間を省き且つ均等品質の米飯を大量且つ高能率に製造で
きるようにしたものである。

本考案の実施例を図について説明すれば次のとおりであ
る。

１．１は水洗米投入用のホッパー、４は中心に雌ネジを
穿設した本体フレーム１１の上面四隅に設けた４箇のチ
エン車で、各チェン車には底板８に固着された雄ネジ４
ａが嵌合されており、各チェン車と本体フレーム１１の
他のｌ箇所に設はチエン車を装着したハンドル５にチェ
ノ１４を装架し、ハンドル５による各チェン車４の左右
回転により雄ネジ４ａを介して底板８が上下動する。

２はホッパー１，１内の水洗米を遮断するダンパー、６
は米量目盛杆、１３は水洗米を落下し易くするためのエ
ヤー抜穴である。

３はロット１２により本体フレーム１１の下面を前後に
摺動自在としたスライド板で、このスライド板に充填弁
口金１０．１０を嵌合固定すると共に、各充填弁口金の
上端をホッパー１．１（７）下端に重合する。

９．９は充填弁口金１０．１０の内側に挿入すると共に
底板８上に載置した米量調整口金で、スライド板３によ
り底板上を前後に摺動する。

７．７は底板８に設けた水洗米落下孔１５．１５の真下
且つ底板の下面に取付けた水洗米の落下口金である。

本考案は以上のように戒るもので、これが実施は欠配の
ようにして行なわれる。

米量調整用のノ・ンドル５を廻動して底板８を上下動さ
せる。

これと同時に米量調整口金９，９も上下動し、米量目盛
杆６で量目の位置を調整する。

ホッパー１，１に水洗米を投入すれば、水洗米は落下し
て米量調整口金９，９内に充満する。

ロット１２を動かすことにより、スライド板３に嵌合固
定されている充填弁口金１０，１０の内側に挿入されて
いる米量調整口金９，９が底板８上ヲ摺動し、同時にス
ライド板３でホッパー１゜１の下部を閉鎖すると共に落
下口金７，７の上面に米量調整口金９，９の下面が合致
したとき、米量調整口金９，９内の各−食分づつの水洗
米が同時に落下して下方の２個の容器内に充填され、こ
の容器が飯炊装置の方へ移動される。

次の瞬間ロット１２に連結されているスライド板３、充
填弁口金ｉｏ、ｉｏおよび米量調整口金９．９は原位置
に復帰し、上記工程により再び前記同様の配米操作を行
なう。

本考案は以上のように、−食分の水洗米を２個の落下口
金から下方の２個の容器内に同時に落下充填するもので
、給食その他多数に供給する飯炊きの場合、手数と時間
を省くと共に均等品質の米飯を大量且つ高能率に製造で
きるようになった点に優れた効果を有するものである。

【図面の簡単な説明】

図は本考案の一部切断正面図である。 １．１・・・・・・ホッパ、）、３・・胃・スライド板
、４・・・・・・チェン車、４ａ・・・・・・雄ネジ、
５・・・・・・ハンドル、６・・・・・・米量目盛杆、
７，７・・・・・・落下口金、８・・・・・・底板、９
，９・・・・・・米量調整口金、１０，１０・・・・・
・充填弁口金、１１・・・・・・本体フレーム、１２・
・・・・・ロット、１４・・・・・・チェノ、１５，１
５・・・・・・水洗米落下孔。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 本体フレームの四隅に中心に雌ネジを穿設したチエン車
   をまた他の一箇所にチエン車を装着シタハンドルを設け
   、各チェン車には底板に固着された雄ネジが嵌合されて
   おり、ハンドルによる各チェン車の左右回転により雄ネ
   ジを介して底板が上下動し、本体フレームの下面に充填
   弁口金を嵌合したスライド板を前後に摺動自在に取付け
   、さらに充填弁口金に米量調整口金を底板上を摺動自在
   に挿入し、底板に設けた２箇の水洗米落下孔の真下且つ
   底板の下面に夫々落下口金を取付けた、米飯−食分二ロ
   同時配米装置。